「カブトォ……ミスったらお前も殺すから……」
CV:畑耕平/猫島さゆり(幼少期)
概要
2021年8月21日の動画にて初登場。
シリーズ主人公・小峠華太が所属する極道組織「天羽組」の武闘派組員。
小峠が怖れる狂人兄貴の一人で、「アーミーナイフの小林」の異名を取るナイフの使い手。最近は作中のとある経緯から手にした業物の短刀「紫蘭」を用いることが多く、またステゴロは勿論、拳銃の早打ち、その他あらゆる武器(鉄火場に転がっているメタアイテム含む)の扱いにも長けたエキスパートであり、その戦闘能力は組織の中でも日本刀の和中と並び最強クラスと言われている。
その凄まじい戦闘センスと少年のような気まぐれな立振舞から、しばしば天羽組で一番の狂人とも言われており、多くの場数を踏み裏社会にだいぶ馴染んできた現在の小峠でも、未だに彼の前では緊張で強張ってしまう様子。公式からは和中蒼一郎、野田一と並び「御三家兄貴」、更に須永陽咲也も加えて「狂人兄貴BIG4」とも総称されている(ファンからは天羽組四天王と総称されることもある)。
普段こそ子供のような振る舞いをみせ、小峠ら舎弟たちにもヤキ入れ以外に理不尽な暴力を振るうことすらあるが、その内面は非常に仲間想いな性格で、姐さんこと組長夫人・天羽京子からは「優しい子」とも評されている。また、天羽組に入る以前はとある裏社会組織に所属しており、その経緯から暗殺を得意とし、「天京戦争」「羽王戦争」ではいずれも単独行動による情報集め、敵勢の重要人物の殺害、妨害となる危険因子の無力化などで、戦況の優位を作っている。
役職名は公表されていないが組織内では幹部の立場にある模様。
兄弟の序列は、2023年2月12日の動画内の年齢順での構成員紹介で南雲梗平と香月紫苑の間に紹介されたこと、その香月からも「兄貴」と呼ばれていることから、天羽組の主要人物の中では比較的若手であるらしい(香月以外の目下は彼の同期の青山琉己、残りは小峠とその舎弟たちとなる)。
プロフィール
誕生日 | 6月25日 |
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血液型 | B型 |
身長 | 186cm |
好きな食べ物 | 焼き芋、明宝ハム |
特技 | 外道を串刺し |
趣味 | オンラインゲーム、一人焼肉、一人支部破壊、ライトポール直撃ホームラン |
※2023年4月21日付の動画を参照。
容姿
24歳の時に天羽組に入ってから10年以上は経過しているので、年齢は30代と思われる。
長い睫毛に色白肌、太い眉毛が印象的なやや中性的な風貌だが、普段は瞼と口角を目一杯引きつらせたような狂気じみた笑顔を浮かべ、瞳孔が開いた三白眼の下にクマが出来ていたりと、不気味さとヤバさを醸し出している。髪型はツーブロックのオールバックで、髪・瞳共に淡い紫色をしている。
身長は186cmで、同じく身長が判明している天羽組のメンバーの中では最も高い均衡の取れた筋肉質な体格。少し胸をはだけさせたワイシャツにタイトな革ズボン、革靴と、色を全て黒で統一した服装で、両耳に黒いスティック状のチャームのついたピアス、首には銀色のチェーンネックレス、両手それぞれの親指・小指に銀の指輪と、様々なアクセサリーを着用している。
また、公式Twitterによると服の下にトライバルタトゥーを彫っているとのことだが、今のところ全貌は不明。
幼少期の頃は黒髪であった。現在は髪を染めているのか、あるいは過度なストレスによって髪の色が変わってしまったのかもしれない。古巣の組織に所属して以降色が変わっているので、洗脳教育によるストレスの結果だろう(しかし後の洗脳教育でわかるが、CODE-ELメンバーの髪の色は各々が異なっており、各々が髪を染めていることを示唆することも可能である)。
性格
表向き
野田や須永にも通ずるハイテンションな一部の言動、死が当然の環境下で長い年月を過ごした故のズレた倫理観、振れ幅の凄まじい気まぐれさも相まって、名実共に天羽組一番の狂人。
戦場では相手の腹部に刃物を突き刺し、そのまま内蔵を掻き回すように捻り上げるというエグイ戦術を好み、その際の擬音と当初の得物のアーミーナイフ、過去の傭兵経験も絡めてか、アメリカの楽曲『グリーン・グリーン(Green,Green)』の日本語意訳を楽しげに口ずさむ(時偶、別の歌になってる気もするが)その様は控えめに言っても殺人鬼。小峠も彼のカチコミに同行する度に目の当たりにしており、モノローグ内ではその一連の動作を「グリン」と略称している。
他にも「ラップしながらペンチでシマ荒らしの肉をむしり取る」、「敵対者を笑いながら全員刺し殺す」、「キレ易く、味方であろうと襲う」など、その狂人度合いは、組の中でもトップと言われている。具体的にどれくらいかと言うと、他の武闘派組員の「殺すぞ」発言を怯まずに「勘弁して下さい」などと流すだけの胆力を持つ小峠が、冷や汗かいて「マジで殺される」とビビり散らかす程。他の武闘派組員と違い、何をしでかすかわからない……もとい行動が全く読めないからであると思われる。小峠の舎弟である北岡も「兄貴達の中で一番関わりたくない」と断言していた程で、更には幼い頃同じ組織に所属していた元最強暗殺者の瓜生でさえ「凶暴を絵に描いたような男」と断言している。
また異様に海外マフィアを嫌っており、構成員は事件への関与の有無にかかわらず普通に殺そうとする。海外マフィアが糸を引いている事件の調査でも、まだ疑惑でしかなかった組織を拷問して情報を吐かせて殺害するという苛烈な情報収集も辞さない程。
内面
普段こそ子供とも猫とも表される気まぐれな立ち振舞を見せる小林だが、その一方で、時折見せる冷静な状況分析能力と判断力、そして他者への細かな気配りと優しさ、仁義を通す任侠精神を各所で垣間見せている。
後に古巣の同士と発覚する殺し屋ピンクの最初の襲撃時、「道路交通法違反」と呑気な返答をしながらも心の声では如何にしてプロである彼の近距離発砲を躱すかに頭を巡らせ、同趣の友人である佐竹とのゲームイベント参加時には暗殺者の気配を察知して、彼や他のカタギに害が及ばぬよう会場を離れたりしている。信頼を置く情報屋・伍代千隼から情報を買う場面では、彼の提供する情報を整理するためか、こうした冷静さがより顕著に表に現れている。
たとえ付き合いは短くとも世話になった人物には必ず恩を返すことを重視しており、外部の人間ではこれまで、ホームレスのシェルターで親身になってくれた老人、現在の愛刀「紫蘭」を譲ってくれた伊能、早撃ちの師である八隅、自身の変異に気付いて暗殺者から庇おうとした佐竹と、その立場に関係なく恩人への筋を通し行動を起こしている。
また幼少期の悲惨な経験からか、和中と並んで子供には人一倍優しい。
事務所を奇襲した不良中学生(外道に騙されていた)から理由を吐かせるためにボコした飯豊を、冗談っぽく振る舞いながらも一回転するほどの強烈なアッパーで制裁し、事情を話し終えた後はヤクザの怖さを植え付けつつも、子供たちには直接の制裁は下さず、諸々の事態が収束するまでの間は組で面倒を見させている。速水が力及ばず子供の誘拐犯を取り逃した際には、普段の冗談めいた制裁から一転し凄まじい怒りの形相で殺さんばかりに痛めつけ、組の看板が下がること以上に「ガキが拐われた」ことについて責め立てるような言葉を浴びせている。当然、そんな無力な子供や弱者を食い物にする外道を最も嫌っており、子供の未来など歯牙にもかけない言い分を並べる相手には、冷ややかな蔑視と共に静かな怒りの表情を顕にした。上述の海外マフィアの嫌悪についても、作中ではよく誘拐した子供や年若い女性を人身売買のターゲットにされる事例が多いことから、特に敵愾心が強いのかもしれない。
上下関係なく組員らへの愛情も深く、天京戦争では「お前らが死ぬとキモイから」という理由で単独でガラをかわした敵総大将・日下の捜索に乗り出し、いざ対面した際にはこれまでの抗争で犠牲となった北岡や冨樫への想いを震えた声で吐露しながら涙を流した。他の兄貴たち同様、普段辛く当たっている小峠・飯豊・速水の三人についても、一見すると理不尽な対応にもみえるが、鉄火場でヒヨラない精神トレーニングと「いつ如何なるときも油断や慢心をしてはならない」という心得を学ばせ、少しでも生存率を上げさせようという先達としての愛のムチともとれる部分もあり、ときには道場での稽古に付き合ったり(実力が開きすぎて参考になっているかは謎だが)、呑みに連れ出したり(アルハラは凄まじいようだが)と本人なりに可愛がっている。特に喧嘩の才能で劣る速水に関しては、上述の子供誘拐とは別の件で再びシマを守りきれなかったことで顔面が変形する程まで殴りつけ「今すぐ組を抜けろ」とまで言って遠ざけたが、心を入れ替え鉄火場でも恐怖を押し殺し踏ん張りをみせたことを認めた際は、その帰路にて珍しく直接的な言葉で極道の在り方を解くという場面もあった。
こうした彼の本質に気付いている者も組織関係者には多く、組長の天羽も力のコントロールを課題に上げつつも、その思慮深さと組織への愛を認めており、人の上に立つことを学べば空龍街の治安を守る大きな力になると、彼の持つ可能性に期待を寄せる言葉を送っている。後輩たちも(優しいという評価に疑問を抱きつつも)その実力の高さから恐れられると同時に憧れの対象にもなっているとのこと。中には組織外のカタギの中にも小林の内面に気付く者もおり、佐竹は初対面時こそ強烈な殺意を向けられトラウマになり、オンラインゲームを通して知り合った二度目の対面時の冒頭は如何にして逃げ出すかと強く警戒していたが、イベント会場を共に巡る数時間の内に打ち解け、以後は相手が極道でも偏見は持たないようになったという。
狂気
そもそも極道にとって「怖い」という言葉は褒め言葉であり、相手から「怖い」と思われなくなったら極道の面目は完全に失われると言っても過言ではない。そのためか彼自身は、自分が相手から怖がられているかどうかをいつも気にしている様子で、動画の冒頭などで小峠に「俺って怖い?」と尋ねることが多い。この質問に対する小峠の回答は「この世のものとは思えない」「怖すぎて正気を保つのがやっと」「怖すぎて直視したら意識が飛ぶ」「怖すぎて今が悪夢なのか現実なのか区別が付かない」「怖すぎて兄貴を見た前後の記憶が飛ぶ」「自分は意識を保てるまでになったが、新人達は兄貴を見た前後の記憶が飛んでいるよう」である。因みに「怖すぎて今が悪夢なのか現実なのか区別が付かない」という回答は、小林が小峠の反応に機嫌を良くして「俺ってそんなに怖いの?」と尋ね返した時に答えた模様。また「自分は意識を保てるまでになったが、新人達は兄貴を見た前後の記憶が飛んでいるよう」及び「怖すぎて兄貴を見た前後の記憶が飛ぶ」という回答に関しては「それUFO見た人と一緒の証言じゃねえか」と初めてツッコミを入れた。
普段は道化師じみた軽い口調だが、天羽組に仇成す案件を見逃した組員や、極道を舐めた半グレ、仁義に反した敵対者に対しては一変してドスの効いた口調になる(前述の「味方であろうと襲う」については、『組に不利益をもたらした組員は、死を以って償え』という意味であろうと思われる)。ちなみに戦闘直後は気が立っているのか、普段よりも更に狂人になる。
極道全体に共通して言えることだが、小林も自分より立場が下の相手から舐めた態度を取られることを極端に嫌っており、彼の逆鱗に触れた後輩は厳しい制裁を喰らった(但し、飯豊をタコ殴りした時には遊びの要素が強かったが)。また素人が「ヤクザが出てきたら殺してやる」という態度を見せた時には大激怒して「殺してみろよ! なあ! オラァ!」と何時にも増して声を荒らげながら相手を素手でタコ殴りにする場面も見せている。
一方で組長の天羽やカシラである阿久津には勿論、目上の人物や天羽と縁のある人物相手には律儀で丁寧な対応を崩さなかったりと常識はしっかりと持ち合わせている。また、プライベートではゲームをする趣旨を持ち、あのアンデッドマンの佐竹とゲーム友達であり、見舞い品ではゲーム機とソフトを贈ったことがある。ちなみに握力が強すぎて3日に1回はコントローラーを壊してしまうとか。
スマイルシャウト
敵対組織のアジトにカチコミをかける際、満面の笑みで狂気の叫びを発してドアを蹴り飛ばしており、スマイルシャウトと呼ばれている。叫ぶ内容も二択クイズという体の異常すぎる質問であったり、意味不明な啖呵だったりする。
ちなみに他の武闘派構成員も狂気の叫びを発してドアを蹴破る他、2022年2月9日付の動画では小峠も遂にドア蹴破りを習得した模様。また、敵対組織である京極組の武闘派組員だけでなく、元ヤンのフリーターや拷問ソムリエ、元殺し屋のメロンパン屋もドア蹴破りを行っている。
死生観
「人は死ぬ、当たり前だ」という釈迦の言葉に基づいた死生観を持つ。但し、真っ当な解釈かというとそうではない様で、「アホ供には当然の様に死んでもらう」と発言している事からも窺える。そもそも傭兵として世界各地に飛び回った過去を持っており、命の取り合いの日常とその最中に何度も(本人曰く1万回)死にかけた事からこのような死生観が出来上がった。因みに小峠はツッコミを入れようとしたが、やったらやったで真っ先に刺し殺される事が目に見えている為、スルーした。ただし小峠は須永や野田などにはツッコミを入れたことがあるあたり前述の通り小林に唯一ビビっているからと考えられる。
戦慄のダジャレ
言葉遊びが好きらしく、「許さないカンナ」などと発言しながらカンナで顔面を削ったり、「チャカ(拳銃)を教えて欲しい」と言われると「着火(チャッカ)」と叫び頭に簡易版火炎放射器をぶっぱなしたり、「面倒を見てほしい」と言われると木刀で「面」「胴」を打つなどしている。他にも地獄の韻踏と呼ばれるものも披露している(「山岡組か果汁グミか知らんが串刺しッ!」や「ケジメかはじめしゃちょーか知らんが指5本カット!」など)。ちなみに本人はギャグと考えており笑わないと襲いかかってくるので、組員(特に後輩)は引き攣った笑いをするしかない。
以上のような狂人っぷりゆえに北岡からは「悪魔と子供が融合したようなとてつもないお人」、速水などの後輩からは「悪魔と赤ちゃんのハーフ」と思われているということが総集編にて明かされ、組に入門した当初は、「悪魔と悪ガキのハーフ」として周辺組織から恐れられていた事も発覚した。
能力
戦闘面
ナイフによる近接戦闘、銃による射撃双方において圧倒的な強さを誇るワンマンアーミー。
近接戦闘においては上述の「グリン」を常々用い、傷を抉って確実に仕留める(小林に刺された部分がスムージーのようになった時もあるらしい)。後に伝説の武闘派ヤクザである伊能から得物である短刀「紫蘭」を譲り受け、ナイフと紫蘭の二刀流によるダブルグリングリンを披露する様になり、近接戦闘能力は格段にアップした。また、ナイフを腰だめに飛び込んできた相手の腕を無手の左手で制し、素早く右手の「紫蘭」で相手の眼球を斬り裂いた事からCQCに熟達している模様。射撃は半グレの卑劣な死亡フラグもお構い無しにデザートイーグルで半グレの脳天に銃弾を容易く叩き込む程正確であり(しかも、50口径のマグナム弾を用いる為自動拳銃の中でも特に反動が強いデザートイーグルの片手撃ち)、尚且つ先輩である八隅から手解きを受けた早撃ちの速度はまさに電光石火(この時は他の組員と同じくグロック17を使っていた)。
ナイフと拳銃の腕が飛び抜けているが、それら以外にも剣術や格闘術といった戦闘術全般の心得もあり、それらも全て達人の領域。速水曰く「あらゆる武器に精通している」との事。その上、戦闘センスも抜群で、相手の動きを先読みして的確且つ致命的な一撃を叩き込む。
さらには幾度も死線を潜り抜けてきた傭兵時代の心構えもあり、イカれたセリフの方が目立ってわかりにくいが、戦闘では冷徹且つ正確無比に敵を殲滅していく殺人マシンと化す。この心構えは傭兵というより、孤児を拉致して暗殺者に仕立て上げる非合法組織「CODE-EL」にて幼少期の徹底した洗脳教育によって叩き込まれたものと思われる。
カチコミする際ドアを蹴りで吹き飛ばせることから、筋力やタフネスもかなりあるようで、暴走族の総長であった飯豊に本気で殴られても痛がる様子すらなく(飯豊のパンチは一撃で半グレを吹き飛ばす威力がある)、満面の笑みを浮かべながら軽すぎる口調で数十発殴っていた。敏捷性も桁外れらしく、ジャガーめいた速度で相手を追いかけ即座に捕まえる事が出来る(飯豊曰くオリンピックレヴェル)。また、古巣の組織からの刺客に襲撃された際、常人ならば確実に死んでいる衝撃に耐え切り、普通なら逃げきれず蜂の巣になっているであろう銃撃を容易く回避して見せたことから、如何に彼の身体能力が馬鹿げたレヴェルで高いかわかる。
北岡の総評として、「キャッキャと笑いながらドアを蹴破り、次の瞬間死体の山を築いている。恐ろしくてたまらない」とのこと。
戦闘能力・身体能力ばかりに目が行きがちだが、情報収集力や隠密行動のクオリティも非常に高く、組の誰にも知らせずに雲隠れした相手をほぼ単独で見つけた事もある。
この点から、小規模の組や半グレ組織程度なら短期間でアジトを見つけ出して単身カチコミして短時間で殲滅する事ができるほどの、一部隊並みの戦闘力を有している。
それだけの実力を誇ってなお普段は全力を出しきっておらず、後述する日下を暗殺するべく単独行動を取って本気を出した時の能力はさらに上をいき、この時単独行動を取った理由の一つが「誰がいたって俺にとっては足手まとい」であった。このことから速水に「天羽組最強」と言われた和中と同等以上の戦闘力があるのでは無いかという可能性が浮上した。ただしヒューマンバグ大学公式によると力関係は常に変わっていくため一概に最強は決められない模様。
本気を出した時は3週間以上ほぼ不眠不休でかなり消耗した状態でありながら、「貴凛町のメロンパン屋や骨を折ることを好む殺し屋のように殺気を一切消し接近し頸椎を折って殺す」、「弾丸を容易くかわして懐に入り込み強化されているであろうグリングリンを行う」など、凄まじい戦闘能力を披露した。
また、後に公式のTwitterにおいてCODE-EL所属時代、瓜生、バース、ジェイクと共に最強候補の一角であったことが明言されている。
本人曰く、強いか弱いかで言うと「魔王」らしい。
但し2021年12月3日付の動画においては、北岡に「油断しまくるのが玉に瑕」とも評されている。実際初登場回では半グレに肝臓を刺されて生死を彷徨う重傷を負わされている為、数少ない弱点であると言える。
尤も、2022年5月時点では(過去を除き)小林が傷を負った場面は、先述の場面と飯豊とのタイマンでわざと彼のパンチを受けた場面、殺し屋に襲撃されてバイクから落ちた場面のみであった為、一度刺された経験からより油断と隙を減らした事が窺える(小林と張り合える敵が少なかったり、小峠シリーズ初期の作風の違いを考慮する必要はあるが)。
使用した武器・道具・技術
- ナイフ
「グリングリーン! 青空にーはー」
小林の代名詞となっている得物。形状はコンバットナイフ。
相手の腹部に突き刺し「グリン!」と捻って内臓を捻じ切る。
動画が進むにつれて「紫蘭」とのダブルグリンや舎弟への制裁に用いている様である。
小林の代名詞……なのだが、戦闘(?)ではシマ内の店で詐欺を働いた田丸をグリンして殺した時位しかなく、寧ろ舎弟への脅しに使われている機会が多い。
- 龍王刀・紫蘭
伝説の武闘派ヤクザである人喰い伊能の得物だった業物の短刀で、後に授かった事で小林の新たな武器となった。
名工光國によって打たれた事もあってか、伊能が何十年使っても全く刃こぼれしておらず、その切れ味は非常に鋭い。
当初はナイフと併用していたが、しばらくしてから脅しや戦闘では紫蘭のみを使う様になった。
日下暗殺に向けて動く中、天羽組と京極組とも因縁深い半グレ組織「羅威刃」の幹部の間宮を襲撃した際は武器として使用し、街灯の光を利用して隙を作る活躍を見せた。劇中のセリフから、彼も先代の持ち主である伊能と同じく、紫蘭の手入れは欠かしていない様である。
- 拳銃
天羽組構成員の標準装備。幼少期に叩き込まれた技術と度重なる実践経験によって特殊部隊相当の腕前を持ち、尚且つ先輩である八隅から教わった早撃ちの技術により、電光石火の速度で敵対者に鉛玉を叩き込んでいく。彼の私物と思われるIWIデザートイーグルと、構成員の標準装備であるグロック17の二種類が確認されている。
「お前ピンチ! だからペンチでリンチ!」
シマ荒らしである詐欺師田丸への制裁で使用。ラップを口ずさみながら肉を引きちぎった。
「許さないカンナ。削っちゃうカンナ。殺しちゃうカーンナ!」
天羽組ではそれなりに有名な拷問用の道具。劇中では上納金の額が少なかった小峠に対し、ペナルティとして某女優の如きギャグを言い放ちながらこれで彼の頬を削った(その後、小峠は氷室の下で手当てをして貰った)。
「ああダメだなこりゃ、鋼が悪い。密度が足りてねぇや。コレ、粗悪品だけど返して欲しい?」
シマ荒らしをしたチャイニーズマフィア首魔威のボス王清から強奪した物。小林はこれを「鋼の密度が悪い粗悪品」と断じて王清に投げ返して壁に深々と突き刺した。このことから小林は刃物の鑑識眼にも優れていることが発覚した。
「よし、全員ぶち殺すか」
初登場回の冒頭で手入れをしていたが、日本刀を使って戦闘した描写は観られない(後にCODE-ELの瓜生とバースが日本刀を使用していたため、恐らく日本刀でも戦闘可能と思われるが)。鞘が赤い。
「面倒? メーン! ドーウ!」
総集編で登場。弟子入りを志願してきた飯豊の脳天と脇腹に叩き込んだ。
「パターの可能性は無限だぁ」
人攫いの半グレ集団「紅蜘蛛」へのカチコミにおいて、その場にあったものを使用した。ヘッドとシャフトを折り分け、それぞれ投擲して槍使いの本田を牽制し、そのまま踵落としを叩き込んで制圧した。
- スマイルシャウト
満面の笑みで扉を蹴破って相手を一瞬で殲滅する小林の代表的狂人要素と言える。他の組員も扉を蹴破って突撃することがあるが、毎回満面の笑みで突撃するのは彼のみである(久我は一度のみである)。
- 頚椎破壊
首を滅茶苦茶な方向に折り曲げて即死させる。瓜生、CODE-ELの金鳳も習得。
- 発勁
速水が失態を犯したためそのヤキと発勁の避け方の特訓。CODE-ELの鷺忌、金鳳、京極組の守若も習得。
- 首絞め尋問
首を絞めて呼吸困難にさせた状態で相手の情報を吐かせる。瓜生も習得しているが、小林は息継ぎ即ち死という考えの元情報を吐かせている。
- そこらへんの物を拾って武器にする
その名の通りそこら辺に落ちている者を拾って武器にする。ちなみに小林は上述したパターが当てはまっている。
「中国産馬鹿の盾ー!!」
近くにいた敵を無理矢理引っ張って別の敵の攻撃を防ぐ。瓜生龍臣が「ゲスシールド」等の名前で行っている技と同じもの。
過去
幼少期
8歳の頃、ギャンブル狂いの父親は借金を抱えて失踪、浮気性の母親は男と蒸発し天涯孤独の身となる。間もなく孤児院に入れられたが、性格がネジ曲がった職員から「教育」と称した数々の虐待を受ける事に。この頃から、力で弱者を支配する人物に並々ならぬ憎悪を抱くようになり、身の危険を感じ一年も経たずに脱走。10代にも入らずしてホームレスを経験し、食う事すらままならない生活を送った。
ある日、通りかかった毛利公平から「ウチに来ればメシもあるし、強くもなれる」と声をかけられた小林は、その言葉に並々ならぬ魅力を感じ、正体も目的も定かではない彼の誘いを「誰よりも強くなりたい」という気持ちから承諾。案の定、連れて行かれたのは闇のアサシングループ「CODE-EL」の養成施設であったが、強さを求める小林にとってはさしたる問題ではなく、以後は暗殺者となるべく、同じ毛利班の同期である瓜生龍臣らと共に修業の日々を送る。
暗殺者~傭兵時代
成長後は凶暴を絵に描いたような男とも称される程の凄まじい戦闘能力を持つ一流の暗殺者へと成長。任務になると組織ごとターゲットを皆殺しにするほどの実力を発揮し、「UMA(ユーマ)」というコードネームで知られる存在となる。なお、他の毛利班との関係性については後のエピソードで語られ、当時1・2を争う実力者同士だった瓜生には唐突にしりとりを仕掛けるダル絡み(鬱陶しがられ全て「ン」で終わる言葉で返されたが負けじと「ン」で始まる単語で対抗)する姿や、金鳳の好物であるツナマヨネーズのおにぎりを奪って食べた過去話が明かされた。また、強い承認欲求と嫉妬心を内包するピンクからはこの頃から目の敵にされていた模様。
(その他、教官らからは暗殺者の精神性を植え付けるために洗脳教育もされた節があり、実際、当初は力に怖れる部分もあるが謙虚であった小林が、青年期には現在のような狂気が表立つようになり、別シリーズの主人公である瓜生も今では考えられない程ドライな性格であった。)
そんなある日、突然「死ぬか生きるかの経験をしたい」という理由で毛利に傭兵の仕事を要求。最初は止めようとした毛利だが、丁度、組織に激戦区である中東地域に兵力の派遣依頼があったこともあり結局承諾し、小林は現地に渡り各所で勃発する戦争に参戦し続ける。ここでも、彼が味方につけば自軍勝利は確実とまで認識されるほどの功績を上げ「戦場の死神」「捻りナイフの小林」などと通称された。
それから5年後、またしても突然に「義理は充分果たしたし、戦争に飽きた」という理由で日本に戻る。そのまま報告もなく勝手に暗殺組織も抜けたようだが、毛利のはからいで小林の組織抜けは「行方不明」として情報隠蔽された模様。
(傭兵は2年と持たないと言われているところを小林は5年もの間活躍し、相当な報奨金を組織に収めていたという。)
ホームレス~天羽組入りまで
しかし、無策のまま帰ってきた為に生活基盤が定まっておらず、就職活動をするも暗殺者・傭兵として培った獣のようなオーラのせいか平和な生活を送る一般人たちからは警戒され全く振るわず、あっという間に資金も尽きて再びホームレスに落ちぶれてしまう。幼少期に渇望した強さを手にした小林だったが、結果的にそれが災いして表社会からはじかれることになってしまった。
行き場を失った小林は、空龍街に設置されたホームレス専用のシェルターに転がり込むが、そこは外道半グレが運営する入居者を死ぬまで酷使する悪辣な施設であり、受付役のチンピラの応対で直感的にそうした空気を察知したものの「寝る場所があるだけマシ」として気にせず自らも入居した。人の生き死にが当たり前の環境で生活してきた小林にとって、病気になっても治療を受けさせずに放置されるホームレスたちを前にしても特に同情など抱かなかったが、自身に食事であるカップ麺を譲り、世話話をしてくれた一人の老齢の入居者には特別な愛着を覚えていた。
ある日、その老人が病気で起き上がれなくなり、管理人の半グレに彼を病院に連れて行ってほしいと申し出るも、相手は断るばかりか老人や自身も含むホームレスたちを口汚く罵倒する。これに怒った小林は、反抗したと理由付けして襲いかかる半グレを、転がっていたガラス片をナイフ代わりにして刺殺、そのまま他の半グレたちも一人残らず皆殺しにした。
間もなく、(おそらくシマ内でこの施設の悪質な商売を聞き乗り込んできた)天羽組の阿久津敏朗がその場に現れ、小林がたった一人で半グレ集団を粛清したことに驚きつつも、彼の望みを聞いて老人を救護。搬送された病院の待合席にて、小林の実力を買った阿久津から天羽組に誘われ、小林は(CODE-ELや先の半グレ共のような裏稼業にウンザリだったのか)最初は断るも、続けて「焼肉が腹いっぱい食える」という言葉にアッサリ飛びつき、極道入りすることになった。
(なお、舎弟の小峠が入った頃はまだ「田頭組」であったハズなので、このとき阿久津が「天羽組」を名乗っているのはおそらく脚本のミスと思われる。)
天羽組加入後
以後はシマである空龍街を守るために鉄火場をメインに活躍し、その都度阿久津から食事を奢られながら、箸の持ち方をはじめ人間的な生活を教わっていった模様。ただ、入りたての頃は組織に邪魔立てする者はその大小の見境い無く殺害していた事から「狂犬」扱いされており、それを見兼ねた古株の工藤清志から「殺していいのは仁義外れだけだ」と説教を受けるほど荒れていた。小林も彼の説く仁義の意味はわからないが、最後はその一生懸命さに折れて、徐々にだが分別を身に着けていった。
こうした軟化傾向に入ったためか、冨樫からはよく食事に誘われたり、八隈とは早撃ちの師弟 兼 ライバルといった関係性を築いたりと、他の先輩組員らとも打ち解けていった模様。また小林自らも、小峠や北岡、速水といった後輩たちを(物凄く手荒ではあるが)教育したりと、組への愛着を深めていくことになった。
また、若手時代の小峠が最も世話になったという兄貴分・江藤が殺害された際には、他の歴代兄貴キャラたちと共に犯人である半グレ集団の殲滅に加勢する姿もあった。
本編での活躍
半グレがシマの風俗業を荒らしているとの報を聞いた小峠と小林は、半グレグループを皆殺しにするべく2人でアジトを襲撃。グループを壊滅させたが、その際に油断した小林は半グレの生き残りに腹部を刺されてしまう。刺された直後、小林は激怒しながら自身を刺した半グレを一瞬で返り討ちにしたが、ものの数十秒で絶命した。
余談だが、画像がフェードアウトしている所で、黒塗りされていた部分が映り、そこに小林が前に倒れこんでいる。
「はーい! ハッピーデスデーー!! 今日は皆さんの命日です! サプライズでーす!」
「いいねぇ! 怖いもんなしだ! 空も飛べると思っているよねぇ!」
「続きは、地獄でイキがってちょーだいねッ」
「グリングリーン! 幸せでーすとぉ!」
「ヒャッハーッ! 全員刺し殺しまぁぁぁぁぁッす!」
(金ならやると命乞いされて)「そんなもんいらなーい。地獄の閻魔に払ってね。サヨーナラ!」
「イッテエなああ! グルグルグリーン!」
「油断したわぁ…… アイツ、グリンしたから致命傷だわ、これ……」
たった一話限りの登場だったにもかかわらず、意外にも視聴者の人気が高く、動画のコメント欄には彼の死を惜しむ意見が多く集まったため、制作者側もこれを無視することができず復活を決めたのかもしれない。事実、小林が再登場した上述の動画のコメント欄には、彼の復活を喜ぶ意見が多く集まっている。
というか、タイトルも「詐欺師を殺る狂人ヤクザ。ペンチでちぎって…アーミーナイフで捻り上げる。」、サムネも「シマ荒らしを粛清する小林」と、初見では紅林二郎シリーズだと気づきにくいものとなっている。
「お前ピンチ! だからペンチでリンチ!」
「グルグルグリーン! つらく悲しい時ー!」
組の稼ぎ頭であった米倉敏文を暗殺した、天羽組と敵対する組である「近田組」に対する報復に、小峠および和中と共に駆り出され、安定のスマイルシャウトとグリングリンを披露した。半グレに刺されたのに生存していた理由は「闇医者の卓越した縫合手術により九死に一生を得た」との事(2021年10月27日付の動画より)。とはいえ、肝臓の損傷は酷かったので、中国マフィアのツテで入手した肝臓を移植してもらったようだ(その肝臓をどうやって入手したかはお察しください)。
「二択クイズでーす! お前ら全員死ぬまで、1分でしょうかー? 2分でしょうかー!?」
「グリングリーン! 答えは1分DEATH!」
なんとメガネをかけたロングヘアのなかなか美人な彼女が居る事が判明。その彼女がチンピラに襲われそうになった時、小林は華麗に参上し、ブチギレながらチンピラを刺してグリングリンした。その様子を見ても彼女は少しも驚かず、悲鳴一つ上げなかったことから、彼女はその清楚な外見に似合わず相当に肝の据わった女性のようである。ただし、2021年12月24日の公式Twitterによると、固定の彼女は存在せず、何処にでもいる猫のような人とのこと。※彼女についての質問はこの他に2022年08月13日でもユーザの質問から出ており公式がいないと返答を返している。
「おいコラ。誰の女に手を出してんだ?」
「グリングリン! グリーンウェル! 神のお告げでお前は死にまーす!」
メインで登場。天羽の徳島組時代の同期・福留と小峠が持ち帰った「シマ内のホームレスが何故か激減している」という話で即座に半グレによる「囲い屋(ホームレスの生活保護を横領する詐欺)」だと看破した。おそらくは過去のホームレス経験もあり即座に気付いたのかも知れない。
その3日後には半グレのヤサを突止め、福留・小峠を連れて襲撃。特殊部隊並みの銃の腕前など圧倒的戦闘能力の一端が明らかになった他、改めて「組一番の狂人」と呼ばれるほどの狂気を披露し、半グレを1人で血祭りに上げた。その後、この半グレのケツ持ちが強豪である山岡組であることを知った天羽は、若手を犠牲にすることは出来ないとして福留にヒットマンを一任。この決定には小林も、特に意見などは出さなかったが驚いたような表情を見せていた。
「お前の目は節穴なの? じゃあ、お前は節なの? 樹木なの? ……削るぞコラ」
「ここは換気がなってませーん! なので皆さんの土手っ腹に風穴通しまぁぁぁす!」
「カンセンショー対策! 死ねば感染しませんグリングリーン!」
「脳内に鉛をどーぞ! ホムンクルゥゥゥスッ!」
「おいおい愚かな半グレくんよ……極道舐めてもらっちゃ困るんだわ。寝言は死んでから言えや」
「山岡組か果汁グミか知らんが串刺しッ!」
冒頭部分で少し登場。小峠と北岡が天羽組のシマに新規で開店した風俗に盛り代を払わせるも、金額が少なくそれにキレた小林がどこかで聞いたことのあるギャグを言いながらカンナで小峠の頬を軽く削り落とした(後の動画では小峠も似たようなギャグを言ってたりする。但しこちらは本格的な制裁での一幕だが)。ちなみに小峠は後に闇医者の氷室に治療して貰っている。
「ああん? 今月のアガリはこれだけ? お前、これで息できると思ってんの?」
「許さないカンナ。削っちゃうカンナ。殺しちゃうカーンナ!」
- 11月23日の動画(紅林二郎)
為替詐欺にあった若い組員に組織でケジメを取るよう持ちかけられるもそれを一蹴。天羽組の恥さらしである彼の左手指をナイフで全てケジメする制裁を与えた。
また、小峠が親っさんから空き巣の捜索を命じられた際、小峠に助力を求められたのだが、和中同様に遠回しに力は貸さないと言った。
「極道が詐欺師に嵌められた? ナニソレ? なんの相談?」
(恥晒しのバカ「いや、あの……ナメた奴なんで、組でケジメを取ってくれないかなと……」)
「ケジメかはじめしゃちょーか知らんが指五本カット!」
「カブトォ、お前がひたすら頑張る。失敗したら死ぬ。それしかねえ」
伝説のヤクザ伊能から名刀「紫蘭」を授かったことが分かった。北岡によると小林は元傭兵で釈迦の言葉に倣った(イカれた)死生観もその時の経験から来ている。
「マジで? 超ラッキー! 一騎当千やってて良かった~」
前述の動画の内容が詳しく描かれており、宝華組に所属する老ヤクザの伊能が天羽組に預けられていた時、伊能は小林を気に入って自分の正式な後継者と認め、その証として小林は伊能の愛刀である短刀「紫蘭」を譲り受けて、ことのほか喜んでいた。
その後、伊能は紆余曲折を経て宝華組を離脱したが、里崎会に所属するヤクザ2名によって丸腰且つ無抵抗の所を殺害されたことを知らされると、殺意と怒りに満ちた目で報復を決定(ただし伊能は天羽組の身内ではなく組として動く道理はなかったため、関係ないと嘯きながら「たまたま犯人を粛清する予定があった」という体裁で動いている)。
雨の日の暗い夜に小峠を連れて報復に赴き、外道の一人をアーミーナイフと紫蘭のダブルグリングリンで屠った(もう一人は小峠の手で銃殺された)。
余談だが、「紫蘭」の花言葉は『あなたを忘れない』。この言葉が何を意味するかは不明だが、少なくとも小林にとっては、ヤクザの命とも言える大切な愛刀を譲ってくれた恩義のある伊能をいつまでも忘れないという意味が込められているのかもしれない。
「でもカブトォ、そういやたまたま里崎会のカス共を、ブチ殺そうと思ってたんだわ」
「丸腰の人間を売名で殺したか…… お前らは明日生きなくていいわ」
「初めまして。永遠にサヨウナラ」
「お前は特別にダブルグリングリーン! この世に生きる〜悲しみ〜!」
「伊能さん、襲われるのわかってて、なんで俺にドスくれたんかねぇ」
天羽組のシマで老人を標的にした詐欺を行なっていた半グレを工藤清志と共にダブルグリングリンで粛清した。そして無自覚とはいえ無礼を働いた新人の速水に対し立場をわからせる為、額に直接「下」の字を骨まで物理的に刻み込んだ。また、半グレの死体を車に積み込む際、早くしないと殺すと脅した。さらに小峠の連行された時の想像図では相当暴れていたらしく、警察に2人がかりで取り押さえられていた。
「グリン、グリーンカード! 地獄の永住権をどーぞ!」
(無自覚とはいえ無礼を働いた新人の速水に対し)「何でお前上から目線なの? とりあえず頭蓋骨に『下』って書いとくわ」
「早くしろ。グリンするぞコラァ」
先輩格である八隅から早撃ちの技術を教わったり、傭兵時代の心構えを教えるなど、技術の交換をして交流していた。そんな中、八隅がコリアンマフィアの「罵覇無鵜斗」との交渉で不意打ちを受けて殺害される事件が発生。小峠、香月と共に報復に赴き、小峠と香月が他の面々を抹殺している一方、リーダーであるP・ドラゴと一騎討ちになり「トスしたコインが地面に落ちたら銃を抜いて撃つ」というルールの早撃ち勝負を申し出た。P・ドラゴはそれを申し受けるも、卑怯にもルールを破ってコインが地面に落ちる前に銃を抜いて小林を銃撃しようとした。だが、小林の早撃ちの速度は圧倒的で、P・ドラゴが銃を抜いた直後にその腕を吹き飛ばした。そのまま銃殺するかと思いきや、短刀「紫蘭」でお決まりのグリングリンを喰らわせ、P・ドラゴを苦しめて殺した。粛清を達成した後、小峠、香月、北岡の三人に、八隅の事で一晩語り合おうと提案したのだった。
「カブトォ、俺って怖いかぁ?」
「どーも、悪魔の化身でーす。絶望とは何かを教えにきましたー」
「お前遅すぎるわ…… 汚え事やるの見てからで間に合ったわ……」
「喫茶店で弾く卑怯者が…… 八隅の兄貴はな、俺の倍は速えんだボケ」
「やっぱりグリングリーン! 青空〜は〜二度と〜見れない〜!!」
本名が判明した。また、勇気を出してチャカ(拳銃)の技術を学びたいと話しかけた新米の速水に、チャカだけに髪に着火してしまった(しかも満面の笑みで)。ちなみに小峠が近くにいたのだが、苦笑いしていた。また、以前速水が生意気な態度を取った際に小林が速水の頭蓋骨に「下」と彫ったのを気に入ってしまい、速水などの下っ端がミスをしたら、漢字を頭蓋骨に彫るというシステムになってしまった。
(速水「小林の兄貴……俺にチャカを教えて下さい」)
「あああん? 着火!」
(速水「ぎゃああああ!!」)
前回の内容の詳細が語られた。小峠が小林から拳銃戦闘術を仕込まれたと聞くや否や、速水は小林に師事しようとしたのだが、小林は返答代わりに速水の髪をライターとヘアスプレーを用いた簡易火炎放射器で焼き払った(本人はギャグのつもりらしい)。しかも一度燃やされてアフロになっている速水の髪に、さらに炎を満面の笑みでブッパすると言う相も変わらずのマジキチぶりを見せつけた。もっとも、そのように速水を玩具扱いしながらも、拳銃の使い方はとりあえず教えてやった模様。
(速水「小林の兄貴……俺もチャカの達人になりたいです! 教えて下さい!」)
「あああん? 着火の達人? 人間バーベキュー!」
(速水「ぎゃああああ!!」)
半グレに喧嘩で負けた速水の頭蓋骨に「弱」の一字を彫った。おそらく、初登場時に不敬な態度をとった速水をまだ信用していない為と思われる(小峠のモノローグでは、組外の人間に喧嘩で負けた下っ端に対する制裁が小林による頭蓋骨への彫り込みであると語られている)。
「何、喧嘩で負けた? じゃあ頭蓋骨に『弱』って書いとくわ」
天羽と小峠が巻き込まれた銃撃事件の詳細を知る為、野田と共に情報収集していた。そして今回の事件の首謀者一味の残党の粛清に野田と共に乗り出し、伝説級の殺戮を繰り広げた。また、野田がブチギレながらぬいぐるみを滅多刺しにしているところに鉢合わせたが、流石は「組一番の狂人」か全く怖がっておらず、むしろ野田の狂ったようなセリフに内心ツッコんでいた。彼は前述のような死生観を持っているためか、生き返らせると叫んでいた野田に疑問を抱いている模様。
(野田「殺して生き返らせて、殺して生き返らせて、結局殺すゥゥゥゥゥッ!!」)
「(生き返らせる……?)」
「グリングリーン! 内臓をスムージーにしまぁぁすッ!!」
(残党「デトックス!」)
小峠の新舎弟として飯豊朔太郎が加入。
当初、暴走族時代に総長を務め、界隈で「天下無双の飯豊」と通称される程の喧嘩自慢だった飯豊だが、冨樫や小峠に連れ添われての初の「コロシ」有りの喧嘩では完全に震え上がり、活躍どころか足を引っ張る形で終わってしまう。それでも懲りない様子で己の実力を誇示する飯豊に対し、小林は飯豊を煽るように喧嘩を吹っ掛ける。その言葉を買った飯豊は暴走族時代に鳴らした全力のパンチを小林の顔面に放つが、小林は左頬で受けても平然としてみせた(小峠は彼のパンチ力自体は買っていたようだが、それにまるで動じない小林の姿に改めて彼が「化け物」級に強いことを実感していた)。その後、動揺する飯豊へのお返しとして「えいっ」と気の抜けるような掛け声の軽いパンチで飯豊を殴り倒し、その後も笑顔でマウントポジションのまま飯豊をボテくり回し、最終的に負け犬の証として額に「完売」と刻んだ(情けで完敗と書かなかったのか、それとも完敗の漢字が書けなかったのかは不明。尤も、彼の人間性を考えれば後者の可能性が大だが)。
「ふ~ん。お前の村ではこれが最強のパンチなの?」
「次は俺だね♪ えい!」
「それじゃあ、『完敗』って頭蓋骨に書いとくわ」
この一連の行いは、思い上がった舎弟に本職の凄まじさを思い知らせる真意があり、小峠も気が付いた飯豊にそうした小林の意志を代弁し、極道を続けるかを考えるようしばし休息を与えた。飯豊は意気消沈のままその場を去るが、数週間後には心を新たに天羽組に復帰。以後は小峠や小林、その他の兄貴分たちの命令にも実直に務めるようになり、カチコミでも以前のようなヒヨリを見せずにコロシを遂行できるまでになった。
まさかの佐竹博文と遭遇した旨が北岡から語られた。小林は佐竹のかつてない生命力を感じていた。一方で佐竹も小林の凄まじい殺戮オーラを感じていた。
余談ではあるがお互い初登場回では死亡してしまったという共通点がる(ただし小林は初登場回以降は復帰後の話、佐竹は初登場回が彼の末路といった違いはある)。
「おいおっさん、とんでもない事やっちまったな。死んで詫びるしかねぇかァ……」
天羽組管轄のキャバクラからキャストを引き抜いた半グレ集団「空龍ジェッターズ」が天羽組に対して「邪魔してくるなら殺してしまえ」とほざいた事を聞き、それを報告した速水の首を片手で締め上げる程ブチギレていた。その後、武闘派総出でジェッターズのスカウト達を殺戮。最終的に工藤と共にジェッターズに協力していたスカウト会社にカチコミをかけ、メチャクチャにリンチして制裁した。
(速水の首を絞めながら)「そいつら、マジで舐めてるねェェェェッ!!」
「なあ、お前……ジェッターズ?」
(ジェッターズ構成員「ああ、そうだぜ。泣く子も黙るな」)
「殺してくれよ! なあ! オラァ!」
「お前、派手に死ぬ? それとも派手にグリン?」
空龍街で外道のシノギをしていた半グレの殲滅に和中と共に駆り出され、半グレの一人を愛刀の紫蘭でグリングリンして屠った。
「どーもー! 通りすがりの悪魔でーす! 人類の方々は、諦めて死んでくださーい!」
「グリングリーン! 内臓を苺ジャムにしまーす!」
(半グレ「トスト!」)
天羽組に加入しようとした上から目線の新入りに早速制裁を喰らわせた。また、幼少期が部分的に描写された他、空龍街の宝飾店を荒らしていた半グレ集団「火三狐(ヒミコ)」を捕らえて尋問。彼らが和久井組の幹部である狐田の指示……実際には脅しで動いていた事を知り、その脅し方が余りにも下劣極まりない事から、同じく子供時代に散々汚い大人に利用された小林は本気でブチギレ、親っさんに和久井組の粛清を進言するとGOサインが出た。そして小峠と飯豊を連れてカチコミに赴き、和久井組の組員を殺戮。今回の事件の大元である狐田の両目を紫蘭で斬り裂いて潰し、グリングリンでトドメを刺した。
(天羽組の救世主と嘯いて加入した上から目線の新入りの戯言を聞き)「え? 救世主? お前、頭蓋骨に『養命酒』って書いとくわ」
(上から目線の新入り「何で滋養強壮ォォォ……!!」)
「つーかまえたー! ブンブンブーン!」
「飯豊、先謝るわ。間違えて刺すわ。ごめん」
(飯豊「え、間違えないで欲しいです……」)
「2択クイズでーす! 貴方達はビーフのエサでしょうか? フィッシュのエサでしょうかー?」
(狐田の下衆の戯言を聞き)「ロクでもねぇのはテメェの脳味噌だろ。テメェ、もう息すんな」
「グリングリーン! この世に生きる資格無し〜!」
佐竹博文と出会った顛末が書かれた。天羽組のシマである空龍街で薬物を売りさばいた山本を粛清しに来たが、そこで出くわした佐竹を山本と勘違いしてしまった。佐竹は小林の殺気に圧されたものの、間一髪の所で事情が分かり、佐竹から山本の居場所を知った小林は、今から起こることは全部忘れた方がいいと忠告し、いつものグリンで山本を屠った。しかし佐竹はグリンする小林を固まったまま「狂人」と評していた。その後山本の死体を担いで部下と思わしきヤクザと共に死体処理用の水産工場に向かった。結局佐竹は病院に搬送された後も小林から睨まれた感覚は忘れられず、今まで一番死を感じたと評している。
尚、後日談であるが…その後、小林は佐竹とゲーム友達になっている。
「おいオッサン、お前がうちのシマでお薬さばいてた山本かぁ? 答えねえってことはお前? なんか言ってぇ!?」
「間違えてすまなかったな。あと今から起きることは……全部忘れた方がいい……」
「グリングリーン! この世界はつらく悲しいィィィ!」
バイクで走っていた時、両目に刀疵のあるピンク頭の殺し屋に襲撃され、死にかけた事が語られた。やはりかつての同僚だった瓜生と同じく、古巣の組織から命を狙われている模様。
(ピンク「こばやしくん、長生きしすぎだよ」)
「おぅ、やばいこれぇ」
飯豊と共に麻薬密売組織の構成員を屠っていた。
「クソを撒き散らす奴はハラワタを抉りまーす! グリングリーン!」
速水の口から北岡が一条にやられたことを知り、天羽から京極組組長である日下の粛清を命じられた。
「はい、挽き肉にして海に撒きまーす」
天羽組が購入した武器のチェックと、それを見てはしゃぎまくる速水をスタンガンで痺れさせ、膝をハンマーで叩くというヤキを入れた(これは速水の「超カッケー! 痺れるゥ!」という言葉にあやかったもの。カッケー→脚気の検査法。痺れる→実際に感電させる)。小峠曰く武器への認識を見誤った速水に対する愛情とのこと。また、「爆瑠苦」の主力部隊を和中と共に殲滅していた。
(小峠から購入した武器を見せられ)「いいじゃん」
(先述の速水の台詞を聞き)「痺れる? カッケー? じゃあ痺れろー! カッケーカッケー!」
(速水「ギャアアアアアアアアアス!!」)
「夢と希望のグリングリーン!」
(爆瑠苦構成員「ピース!」)
空龍街を荒らしているチャイニーズマフィア「首領魔威(ドンマイ)」の横暴を報告しに事務所に戻った小峠に、例の如く速水にヤキ入れしているところを目撃される。その直後、小峠から首領魔威の横暴を聞かされたのだが、それ以前に首領魔威の元から逃げ出してきた中国人女性からの訴えを聞いて、首領魔威を潰す事を決意していた。その後、親っさんからGOサインが出ると、小峠と共に粛清に乗り出し、ほぼ一人で首領魔威を血祭りに上げた。そして小峠に後始末を任せて自身はバイクで帰宅しようとした。だがその道中でピンク髪の殺し屋に襲撃されてしまい、負傷して流血しながらもなんとか切り抜けて事務所に戻ると、殺し屋が放った銃弾を小峠に預け、今度こそ家に帰った。因みに今回の動画では紫蘭は一切使っていない。
かつてCODE-ELでは「任務遂行失敗は死」そして「裏切り者には死」という掟があったが、この時点では最有力指導者が毛利となっておりこの掟が全く守られていなかった(小林以外でも、毛利時代には複数の脱走者が出ているが組織の人間は彼らを暗殺できなかった)。
(速水にフィリピン系半グレとの喧嘩に負けたと言われ)「へぇ〜。頭蓋骨にマンゴーって書いとくわー」
(速水「ギャアアアアア! 漢字バージョンの菴羅(マンゴー)ー!」)
(親っさんから首領魔威の粛清を命じられ)「はい。杏仁豆腐の様に菱形に刻んで捨てまーす」
「ニーハオ! アモウグミ! ゲースー、ミナ、アンニンドーフー!」
「日本名物グリングリーンをどーぞ!」
「結局グリングリーン! 内臓を春雨にしまァァッす!」
「(チッ、殺気が一切消されてやがった。 コイツは動体視力が異常だ。 加速は死ぬ。 減速も死ぬ。 先に動いたら……死ぬ)」
(「とっとと死ね」とピンク髪の殺し屋に銃撃されるも)「天才的な回避ィィィ! テメェの弾なんて俺に当たるかボケがァ!」
実際には登場しないが、佐竹の回想にて登場。
「お前、殺すー」
ハンマーの冨樫を殺害した下手人の探索(という名の京極組の下っ端狩り)に小峠、香月と共に参加。黒焉街の路地裏で遭遇した鉄刀兄弟を尋問した。鉄刀兄弟は下っ端の中ではそこそこ腕が立つとはいえ、流石の小林には敵わない様で一瞬で尋問されていた。しかもその時、小林は「10秒やる」と言いながら、1の次に飛ばして9と言っており、怒りによって狂気マシマシだった。
「おい、京極組のクソガキ……ウチの冨樫を殺ったのは誰か言え…… 10秒以内に言え。じゃねえと殺す」
「数えるね。いーち……」
(磯ミリン「あ、ああ……」)
「飛ばしてきゅーう……」
(山ミソ「い、言います言います!」)
本人は未登場。京極組で起きた襲撃事件の犯人を捜すために久我が情報屋の風谷と接触した際、日下を狙う天羽組の中で「殺しなら抜群」として小林に気を付けるよう情報屋が名指しで忠告している。それを聞いた久我は、自分たちすら居場所を知らない親父は見つけられないと高を括っていたが……
天京戦争の火種である組長の暗殺計画と遂行
「日下のゲス野郎は絶対に許さねぇ…… この俺が息の根を止める。この地球上のどこにいようが必ず見つけ出して、グリンかますわぁ」
遂に日下殺害に向けて本腰を上げる。「大人数で動くと動きが重く見つかりやすい」と、極道ではなく、かつてCODE-ELに居た頃の暗殺者に戻り、誰にも所在を告げずに単独で行動。この間は暗殺者としていつもの狂人なノリが消え冷徹な雰囲気を出している。まず日下の麻薬販売への拘りを見抜き、伍代千隼から日下と海外の麻薬カルテル「マッド・カルテル」の関係と日下の居場所を知っている可能性がある羅威刃の間宮恭平の情報を貰い(伍代から確実な調査結果を聞くまでヘタに動かず、仲間達が傷付いても耐え忍んだと思われる)、早速間宮にカチコミを仕掛ける。間宮を街頭のドスの金属で光の反射による目潰しからの素手攻撃で圧倒し、日下は竜桜町にいると聞き出した。
竜桜町に張り込みを開始した小林は日下が居そうな高級マンション32カ所全てにカメラを仕掛け、ほとんど眠らずに約1カ月間も監視をし続け遂に日下を見つけ出す。見つけたところで直ぐに護衛数名を抹殺、日下の私利私欲を極めた醜い命乞いを聞くが全て論破、京極組に殺された仲間を思い、普段見せない涙を見せた後、紫蘭でのハードグリングリンで腰から胸までを斬り裂いて討伐した。その後、いつものテンションで事務所に戻ってきたが、長期間の間ほぼ不眠不休だったからか、眼には濃いクマができて髪がボサボサであった。そして親っさんに日下の死体が写った写真を見せた後、そのまま休息をとった。
京極組組長・日下暗殺に費やした時間は約一か月半、小林はほぼ単独で面倒な半グレ組織の構成員20名とその幹部1名をボコボコに叩きのめし、とうとう仇である日下を討伐して見せたのだった。
余談だが、護衛の殺しの際、元同僚の瓜生と同じく頸椎を骨折させて殺していた。
「どーもぉ、君らは今日が寿命でーす」
「日下ァ……テメェに生きる資格はねぇ。今すぐ地獄に行ってくれよ……」
「北岡はいい奴だった…… いっぱい虐めたけどガッツのある奴だった…… そして冨樫の兄貴には一生返せねぇくらい世話になった……」
「テメェに生きる資格はねぇ…… さあ、死んでくれ」
「ハードグリングリーン! お前死んで当然! 地獄行きィィィィ!」
「相良も一条も組織のためにやったんだろうが…… テメェだけが私利私欲だ。そのうえ下に全部押し付けて、大将が隠れてんじゃねぇよ……」
「皆さんお久しぶりでーす! ただいま戻りましたー!」
「じゃあ取り敢えずちょっと寝る、起こしたら殺すー」
(小峠「はい、ごゆっくりお休みください」(と感謝しながら毛布をかける))
日下殺害の報は京極組にも届き、日下の居場所を知らなかった久我や五十嵐をはじめとする組員一同は驚愕し、小林の暗殺があまりにも完璧なため誰が殺害したのか未だに判明していない。久我はこの件に関して「天羽組だとは思うが誰だ?」と疑問に思っていたらしい。
活躍(日下討伐以降)
天羽組管轄のキャバクラのキャストが住む寮の見回りを終えた速水の首根っこを後ろから引っ掴み、酒に誘った。また、小林と一緒に飲みたがっていた嬢も誘って3人で飲みに出かけた。尚、小林は速水と嬢、二人同時に運んでいたのだが速水は首を掴んで締め上げ、嬢は小脇に抱えていた。とんでもない扱いの差である。
(速水の首を後ろから引っ掴み)「速水ィ〜、お前は暇だぁ。飲みに行くぞぉ〜」
(誘われたがっている嬢を見つけて小脇に抱え)「何見てんだぁ。お前も暇だぁ。ついてこーい」
- 7月5日付の動画(小峠華太)
カチコミ終了後、小峠に何故そんなにも強いかという質問をされた時に小林は気を許し教えても良いと判断したのか、飲みに行く時に打ち明けたらしい。そして小峠は小林の強さと恐ろしさを知る事になった。
この回の小林は過去一素晴らしい笑顔であったほか、愛と希望のコバヤシキックという貴凛町の愛と勇気のメロンパンマンのような蹴りも見せた。
「カブトォ、俺って怖いかぁ?」
(小峠「はい。怖すぎて時々兄貴を見た前後の記憶が飛びます」)
「それUFO見た人と一緒の証言じゃねぇか」
「どうも、怖くない人でぇぇぇす! 全員刺し殺すけど、怖くないからねェェェェッ!」
「新開発! 怖くないグリングリーン!」
(紅蜘蛛構成員「怖ァァァァ!」)
「優しさ溢れるグリングリーン!」
(紅蜘蛛構成員「テンダネス!」※優しさの意味)
「パターの無限の可能性を、お前に見せてやる」
「怖くない踵落としだぁ。エーイ!」
半グレ集団「我流堕」の幹部に収まったCODE-EL出身の殺し屋鷺忌に発勁で重傷を負わされ、目の前で子供を誘拐されるという失態を犯した速水にヤキを入れていた。今回は失態の内容が内容なだけに、普段のふざけた感じは微塵もなく、額に文字を彫り込むような事もせず、本気でキレながら速水の顔に何度も蹴りを入れていた。その直後、「発勁の避け方特訓」と称して速水に発勁を叩き込むというヤキを入れた(速水によればその後、毎日叩き込まれているとのこと)。小林自身も違法な暗殺組織の中で悲惨な少年時代を送った過去があるため、子供を狙った犯罪に対しては特に激しい怒りを見せるようである。
「お前、何ガキ拐われてんの? 喧嘩弱いとかじゃねぇんだよ……オイ」
(速水「す……すびば、ぜん……」)
「死んででも止めろよ、コラ。何ノコノコ帰ってきてんだ。俺が殺すか? アァ!?」
(速水「すびば、せん……」)
「発勁の避け方、特訓だー」
(速水「何で打てるんすうううう」)
その後は速水のあまりの弱さに見兼ねたのか、直々にスパルタ式に格闘術を指導するなど、速水を見捨てず熱心(?)に指導する一面を見せた。
- 8月2日付の動画(小峠華太)
余談であるが、小峠の後ろに小林が登場するシーンのラフ絵がTwitter上で投稿されている。
「お前、坂槙死んで二日経ってる。もう犯人は見つかったな?」
(小峠「いえ……ダッカローズが怪しいと思ってるんですが、まだ確証がなくて……」)
「何ヌルい事言ってんだコラ。そのダッカ何とかだろそんなモン」
(小峠「うぐお……(怖ぇ……)」)
「其処の構成員捕まえて吐かせりゃいいんだよ。間違ったら『ゴメンね殺して』って言えばいいんだ」
(小峠「はい……」)
「そもそも誰に断って日本に居るんだクソ野郎」
「国際友好のグリングリーン! 日本と書いてぇ地獄と読みまぁぁぁッす!!」
活躍(羽王戦争参戦以降)
- 8月21日付の動画(小峠華太)
野田襲撃事件にブチギレており、犯人の情報が全く無い中、小峠に前回同様、周辺の敵を殺しながら情報収集するように凄むが、今回は敵がそもそも誰なのか分からない状況故に却下され、理不尽にも速水に八つ当たりしていた。その後、情報屋の伍代が提示したヒントから、犯人は天王寺組という関西の極道組織である可能性が高まり、和中が天王寺組の関東支部を壊滅させた後、小峠から報告を聞いた小林は、すぐさま天王寺組の本部にもカチコミを仕掛けるため、表向きは「ちょっと大阪にたこ焼き食いに行ってくるわ」と言いつつ、天京戦争の時と同じく単独で大阪へ向かった。羽王戦争でも天京戦争と同様、凄まじい情報収集能力を見せるものと予想される。
「おいカブトォ。犯人見つかったんか?」
(小峠「いえ。今のところ何一つ手掛かりがありません」)
「二人同時に斜めに裂かれてんだろ。完全にプロの仕業だ。周辺のヤクザと半グレ全部潰して殺せばいいじゃねえか……」
(小峠「さすがにそれは難しいのでは……と」)
「クソッタレがぁああ!!」
「カブトォ、俺ちょっと大阪にたこ焼き食いに行ってくるわぁ」
- 9月2日付の動画(小峠華太)
栗林組が窮地である事と天王寺組と接触するために手を組み、自ら一計を持ち掛けた。
それは天王寺組の派閥の一つである今田派と接触し証拠を掴むためであった。
結果は小林の思惑通り野田をやったのは天王寺組関連のヒットマン組織によるものと掴み、その事実を知るや否や正体を明かし、一騎当千の戦闘力と機転で今田含めたその場の構成員らを全滅させた。
速水が事前に車を手配したのもあって神成も連れて逃げる事に成功した。
因みに天王寺組の今田派と接触した際、髪の分け目を変えると言う超絶甘々変装で、小出水と言う偽名を名乗っていた。また、大阪で行動していた際、速水はずっと首を絞められたままだったそうな。
「速水ィ、お前、大阪行ったことある?」
(速水「はい! ユニバ行きまくってた時期があるんで! 突然どうしたんですか?」)
「お前は暇だぁ! 大阪に行くことになった!」
(速水「グオオオオオ!」)
「ごっついイカ焼き食べまくってくるまんねん」
(神成の合図で本性を現し)「俺は天羽組の小林だ。よくも野田の兄貴をやってくれたな…… テメェら全員グリンかまして、今すぐ地獄へ送ってやる」
「東西決裂のグリングリーン!」
「なにわ、アホの盾ダブルー!」
「なんでやねん! ツッコミ代わりのグリングリーン!」
「神成さん。ドス貸してください...理不尽に殺された4人の思いをのせます。お前黙れ。口からヘドロの匂いがするんだよ...公害だから今すぐ死んでくれ」
「グリングリーン! 栗林組の怒りを乗せてブッ刺し! 地獄行きィィ!」
- 9月9日付の動画(小峠華太)
終盤では野田の病室でバナナを口いっぱいに頬張っていた。ちなみに小林がほっぺを膨らませるほどバナナを頬張っている可愛いシーンで、実は野田の復活を誰よりも早く聞きつけて駆け付けたという優しい一面が見えている。
「グリングリーン! 人間串カツでんがな! 二度刺しOK!」
(今田「新世界ぃいいい!?」)
「親っさん間違いありません。野田の兄貴をやったのは天王寺組です」
「うまうま! フルーツが!」
- 9月23日付の動画(小峠華太)
「東西決裂のグリングリーン! 全面戦争ケッテー! 地獄行きィィィィ!」
「カブトォ……天王寺組の奴らは絶対東京に紛れこんでいるはずだ」
- 10月23日付の動画(佐竹博文)
「お前死んで当然! 地獄行きぃぃぃ!」
「内臓をスムージーにしまァァァすッ!」
(佐竹の顔を覗き込み)「見た事ある……気がするなぁ。俺ら会ったことある?」
「来た甲斐あるわぁ。モンスターぶち殺すわぁ」
「俺は誰にも殺られねぇ。内臓をスムージーにしまぁぁっす!」
「おいおい……雷直撃して跳弾当たるって……ツイてねぇどころじゃねぇな。それは俺でも防げねぇわ」
「記憶に全くないキャラ薄い奴にグリングリーン!」
- 11月22日付の動画(小峠華太)
この戦闘において速水は傷が開きながらも関係なく暴れる姿を見てついに覚悟を決め敵の1人に突っ込むも回避されたところ小林の超速ヤクザキックで速水と対峙した構成員を吹き飛ばし紫蘭でトドメを刺した。ここで速水が勝とうとしない喧嘩をすることを指摘し、喧嘩での心構えを教えた後喉を掴んで飲み会に連行した。明日酒席で詳しい身の上を話すとのこと。
「何でお前ウチに居んの? シンプルに天羽組の恥なんだけど」
(速水の自分では無理という言い訳を聞き)「テメェは天羽組の人間として何の価値も無い。ここで死んで店のママに詫びろ」
「喧嘩に負けてヘラヘラ逃げ帰りやがって……『兄貴、後はお願いします』じゃねえんだよ!!」
「お前、今日でウチを辞めろ。わかったかコラ」
(速水「え? い、嫌でしゅ……」)
「何が嫌だコノ野郎。お前がいるだけで天羽組は舐められるんだよ!!」
「久しぶりィ! 前世は君ら全員俺が殺してまぁす! 今世も殺しまぁぁぁッす!」
「グリングリーン! 内臓を刻み海苔にしまァァッす!」
(半グレ「ヤクミ!」)
「ジュンシひっさしぶりィィィィッ!」
(半グレ「違ァァァう、それバン!」)
「グリングリーン! 女子供を攫う奴は、地獄行きニキィィィィッ!」
「舎弟を守って好感度を上げるグリングリーン!」
- 11月23日付の動画(小峠華太)
「カブトォ、次はどこだぁ?」
(小峠「次はクラブのママのところです」)
「俺って怖い?」
(小峠「はい。怖すぎて意識が、途切れ途切れになってます」)
「速水飲め飲めー。アルハラしてみたいー! 速水のぉ〜、イッキに死っぬとこ見ってみたいっ! フォーゥ!」
(速水に絡み酒をされ)「俺が強いのはなぁ、ちょっと変わった組織に居たからだ。聞きたきゃアルハラだぁ〜!」
- 12月21日付の動画(飯豊朔太郎)
工藤の死から数日が経ったが、未だに他の組員と共に表情を暗くしている様子が描かれていた。作中では工藤との絡みは殆どなかったが、それでも小林にとって尊敬する兄貴分であった事は言うまでもないだろう。
工藤の葬式に参列、涙が止まらない速水に泣き止むように注意していた。そんな小林も工藤の遺体を前にして仁義をまた教えて欲しいと涙ながらに訴えた(速水には泣きながらツッコまれていたが)。
天羽組に入ったばかりの小林は今よりも殺人マシンしていたらしく、CODE-EL時代の思考が消えておらず邪魔者は誰彼構わず殺していた。そのため周囲は恐れて誰も近寄らなくなった状況の中で工藤は小林を制するために力を好き放題振るってはいけないと説き、邪魔者では無く仁義外れを殺せと教育。小林もこれで仁義を学び始めたらしい。今までは単に描写されなかっただけかもしれないが、今回初めて葬儀に参列して人目も憚らず涙を流す姿が描かれた。
またこの回では工藤が速水を逃がしたことを知らないとはいえ「速水が強かったら工藤は死ななかった」とキレた対応は視聴者からも賛否両論があり、「いくらなんでもやりすぎている」「速水が可哀想だ」という意見がコメント欄内外で少なからず集まっている。
「最後くらいいい顔しろぉ。泣くなぁ速水ぃ、目ぇ潰すぞぉ 」
「どうしちまったんすか…… 口うるさかったじゃないですか…… お願いです……何か言ってください……」
「邪魔するやつらは皆殺せばいいんだろ……簡単だ」
新年早々、和中と漫才をすることがツイートされた。ちなみにコンビ名は「ワナコバ」である。
どこかで聞いたことのあるような。
- 1月5日付の動画(小峠華太)
この情報をもとに和中、南雲、飯豊をはじめとした武闘派が村雨町で天王寺組及び傘下の半グレ狩りを決行する事になるが、城戸は情報屋が途絶えた事から手薄になった天羽組事務所にカチコミを仕掛けてくる事を許してしまう。しかし、城戸が来る事を読み切って待機していた須永が迎撃する展開となった。
- 1月21日の動画(小峠華太)
「ハードグリングリーン! テメェは絶対許さねぇ! 地獄行きィィィィッ!!」
- 2月12日の動画(整理回)
- 2023年2月13日付の動画(小峠華太)
- 3月1日の動画(小峠華太)
ちなみに明後日ピンクと遭遇するらしい。
「なあ、何で煽り運転なんかすんの? 教えてくれよ」
(煽り運転したバカ「ヒ……暇だったんで……ただ、憂さ晴らしで煽ってました……」)
「じゃあ頭蓋骨に、『煽』って書いとくわぁ」
(煽り運転したバカ「ギャアアアアアア!」 速水「(一生頭蓋骨から消えないからね、それ……)」)
- 3月3日の動画(小峠華太)
「毛利のおっさん、じゃあピンクは俺が殺るわ…… 降りかかる火の粉は払わなきゃならねえ……」
予告通り、ピンクと激突。
天羽組を訪れた瓜生と毛利から銀田が毛利派の人間を粛清するために殺し屋を差し向けていると云う情報を聞き出すとピンクの抹殺を宣言し、瓜生と毛利から了承を得た後早速行動を開始。シマの見回りをする際、単独で行動してピンクと繋がりがある制和会の事務所がある廃ビルがある路地を通り、ピンクをあからさまに挑発する。
僅か4日目にして挑発にのったピンクがビルの屋上から狙撃してくるが、場所を研究し尽くしていた小林は回避と共に手榴弾をピンクに投げつける。ピンクも手榴弾を掴むと投げ返すがそれも予測しており、そのまま螺旋階段を駆け上がりながら今度は爆発寸前の手榴弾をピンクに投げつける。間一髪で躱したピンクに更に銃を発砲。ピンクに拳銃かナイフかどっちがいいかと訊ね、拳銃による応酬の後、ナイフを用いた近接戦闘に発展。
俊敏な動きで接近してきたピンクによるナイフの一撃をもらってしまうも、素早く後退してビール瓶とケースを投げつける。しかしピンクはなんとビール瓶を素手で受け止めた上に叩き割り懐に潜り込んできた小林に浴びせる。それを防いだ小林は視界が一瞬塞がれ、ピンクに胸を斬られてしまう。その直後小林は頭突きをするがピンクはそれにも応戦。それでも互いに怯まずナイフで互いに斬り裂きあい、ナイフ術に優れる小林が優位に立つが、ピンクのパフォーマンスが落ちない事からドーピングをしていることを見抜く。
痛覚が死んでいるピンクに紫蘭を持っている腕を取られるが反対側の腕もキャッチする。するとピンクの腕が致死量のステロイドの影響で一気に盛り上がり、腕を振りほどいたピンクがナイフを向けるが、その腕を右足の蹴りで受け止めた。
そして再びピンクの懐に入るため落雷のような踏み込みをするがピンクも右のナイフで迎撃しながら左手で裏拳を飛ばす。更にピンクの拳が飛び、極限まで近寄らせるがピンクの凄まじいパワーに一撃で頭を激しく裂かれてしまう。
ピンクのナイフと拳を躱しながら肘が伸びきる瞬間を狙い、ピンクの肘を破壊するが痛覚が飛んでいるピンクに反対の手のナイフで右脇の下を深々と斬り裂かれて紫蘭を落としてしまうが、蹴りを放ってピンクのナイフを蹴り飛ばすと同時にバランスを崩したピンクの懐に持ち込み、相撲に持ち込む。
数分間膠着状態が続いたが、やがて天秤は小林の方に傾き始めた。ドーピングの副作用で、ピンクはスタミナ切れと過呼吸に陥っていたのだ。
この時を待っていた小林はそのままピンクを持ち上げると4階の屋上から叩き落としてしまう。まともに地面に激突したピンクは受け身を取ることも出来ず、内臓が痙攣して行動不能に陥ってしまっていた。
一方、小林は生きていた左手でそのまま紫蘭を持ちながら4階から一気に駆け降り、態勢を整うのもままならないピンクに遂にサウスポーハードグリングリーンをぶちかましたのだ。その一撃は明らかな致命傷で、一気に鳩尾から胸上まで抉りあげられた凄まじいものだった。
プライドと承認欲求が強すぎたピンクの無念に塗れた末期の台詞を「自己評価を他人に押し付けているだけ」と吐き捨てた上で「地獄で反省しろ」と言い残し、その場を離れた。その直後、ピンクは死んだ。小林自身は後をつけてきていた小峠の手で、闇医者に運ばれた。
そして動画最後のメンバーズシップの告知では和中と共に視聴者を脅した。
「ピンクゥ……コノヤロー。随分と人相が悪くなったじゃねぇか」
(ピンクの「お前はナイフで殺す」という台詞を聞き)「やかましい。お前こそグリンで大回転しながら死んでもらう」
「やかましい。自信過剰のゴミ野郎、サーモンになれぇ」
「ふぅん……まぁ、テメェが何しようが関係ねぇや。クソ野郎にエグいグリンをぶちかます……それだけの話」
「俺はなぁ……ガキの頃から相撲はずっと最強だったんだわぁ…… 来いよぉ!」
(ピンク「ならば離れろォォ!」)
「人肌恋しいんだよォォ!!」
「結局、ナチュラルボーンが最強なんだよォ! この相撲、俺の勝ちィィァァァ!!」
「右が駄目でも問題無ァし! 夢のサウスポーハードグリングリーン!! お前結局地獄行きィィィィッ!!」
「無駄に高ぇ自己評価を、ヒトに押し付けてんじゃねぇよ、クソ野郎。意味もなく高い承認欲求とプライドなんざ、ブタも食わねぇ。まぁお前はドーピングしても俺より弱ぇ。この揺るぎない事実を以て、地獄で反省しとけ」
「入らない奴はサウスポーグリングリーン!!」
(和中「入ったとしてもダルマァ!」 飯豊「何でいつもどっちでも粛清なんだぁ…… 全国民アウト……」)
- 5月8日の動画(小峠華太)
会合の数日前、小峠に戦闘で怪我をし過ぎている事を指摘し、「才能が無いから肉を切らせて骨を断つ」しかないと発言に対し、安易にその戦法を取るべきではないと言い切る。大怪我しなければ組織のためにそのまま働ける事、「泥臭いカードは持っといていいがそれを使わないで勝つ事にも向き合え」と厳しくも的確なアドバイスを送る。お陰で小峠は天王寺組に鞍替えした丸山組の最強戦力にして和中も「強い」と認める双葉相手に大怪我する事なく斃して見せた。
- 2023年6月9日付の動画(状況整理)
天羽組の若頭にして組に拾った恩人である阿久津の葬儀では、多くの組員が号泣する中、一際狂っていた事が明かされた。
- 6月10日付の動画(小峠華太)
人間関係
天羽組関係者
小林が所属する極道・天羽組の組長。当然ながら彼に絶対の忠誠を誓っているが、どんなに天羽が激怒しても軽い口調で指令されたことを遂行する。
小林の兄貴分で、お互いに速撃ちで実力を競っていた。また、小林は八隅を非常にリスペクトしており、八隅の前では勝てる気しかしないと自信満々だったが、八隅を殺ったドラゴの右腕を銃撃で吹き飛ばした際、「八隅の兄貴は俺の倍は速い」と八隅の実力は(拳銃の腕のみならば、)自身より凄い本音と八隅を殺した怒りを剥き出しにし、その後いつものグリングリンで粛清した後、小峠・香月・北岡に、八隅の話をしようと提示したのであった。
小林の兄貴分で、小林に任侠を教え込んだ人物。阿久津と同じく彼にとって大恩人であり、葬儀ではボロボロ涙を零していた。
小林と同じく八隅が兄貴分だった(香月は小林より下の立場)。また、香月も八隅との関係性は深く、香月の速撃ちは八隅の影響であったため、小林と同様に八隅が殺された際は怒りをあらわにしていた。どうやら八隅と小林にライバル関係はなかったようだが、お互いに八隅と腕前を上げていたことが共通している。
天羽組の主人公。初期の頃、小峠は特に小林に恐れを抱いていた。その後小峠はどんどん肝が据わっていき様々な兄貴分にビビらなくなったが、小林には今でも恐怖を抱いている。また小峠に銃の技術を叩き込んだのは小林である。
銃をスパルタで教えていた模様。ガッツのある彼を小林は気に入っていた…からこそ北岡殺害には本気で怒りを見せていた。
金欠時に焼肉を奢ってもらったりと彼もまた冨樫に世話になっていた。
天羽組の新米。小林に無礼な態度をとったため、頭蓋骨に「下」と刻まれた。これ以降、速水を始めとした舎弟がミスをした際に文字を頭蓋骨に刻むことが多くなった。因みに頭蓋骨に文字を書かれた回数が最も多いのは、判明しているだけでも速水である。一度は成長の余地を感じられない速水を見て、天羽組を辞めるように冷たく告げたものの、根性と努力していく姿勢を見せた様子を見て見直した。
天羽組の新米。飯豊が強いと聞きつけた小林が弱そうと馬鹿にしたことで、飯豊がキレてしまい、殴り合いになる。しかし小林に飯豊のパンチは一切通用しなかった。そして小林は「今度はこちらの番」と、とんでもない満面の笑みで楽しそうな声で殴り、その後も殴打を繰り返し最終的に飯豊の頭蓋骨に完敗と刻み込んだ(しかし刻まれたのは完売であった)。この時の小林は「下と遊ぶのも兄貴分」としっかりと兄貴として可愛がっている様子があった。
この一件の後、飯豊の方はすっかり小林を尊敬するようになり、彼と共に行動する機会も増えた。但し、敵との喧嘩でテンションの上がった小林の勘違いによって理不尽に殴られる事も有ったり、「間違えて刺すからゴメン」とおふざけで殺害予告を出されたりしたが。
CODE-EL
小林がかつて所属した闇の暗殺者組織。
元々は構成員の精神面の負担を考慮し、明確に悪事を行う人物をターゲットとして選別するなど一定の戒律があったようだが、新トップとなった銀田栄角により「依頼料の上下で善悪問わず標的を殺す」方針に転向。幹部である毛利公平がこれに真っ向から反発し、以後EL戦争という大々的な内部抗争に発展した(※ →詳しくは瓜生龍臣視点のシリーズを参照。)。
天羽組では過去に野田がジェイク、和中がロイと対戦。また小林自身もピンクに命を狙われたことがある。
彼をCODE-ELに誘った張本人であると共に、他のメンバー同様に様々な殺しの技術を伝授した教官でもある。小林の当初の目標である「誰よりも強くなりたい」という目標を叶える切っ掛けを作った人物であるものの、毛利とは飽く迄Win-Winの関係以上の繋がりはないのか、小峠らに過去の詳細を明かした際も天羽組の上役たち(特に阿久津や工藤清志)らのような恩情はみせたことはなく、毛利班での人間関係に未練を持っていない節がある。一方、毛利の方は小林が傭兵を辞めてそのまま組織を離脱したことについて恨む様子はなく、紛争での5年もの活躍や他の弟子たち同様の愛着からか裏工作をして「行方不明」として上層部に報告している。
後述の新トップ・銀田を相手取ってのEL戦争では瓜生と共に天羽組の事務所へ出向き、久々の再会を果たしている。当初は協力を考えていたようだが、小林も羽王戦争の真っ只中である事情も汲んでか、実際の会談時には飽く迄「警告」として、銀田派の脅威に警戒するように伝えるに収めている。
『元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣』の主人公。
小林と同じく毛利班に所属した元同期で、当初から瓜生の少年期の修行時代の回想カットで小林らしき少年の姿が映り込んでいた。暗殺者時代は組織で1・2を争う実力者だったが、現在は貴凛町にて移動式メロンパン屋『うりゅうのメロンパン』を営みながら、町で犯罪を行う外道を退治して暮らしている。2022年2月23日の公式Twitterにて、貴凛町にいたインドネシア系マフィアが全員変死し壊滅したことを小峠がカシラに知らせているところに小林が「カブトォ、多分それ死龍だわ。今貴凛町を荒らしたらまあ死ぬわ」と進言しており、瓜生の現在を認識していた様子。一方、瓜生は暗殺者時代の小林について「凶暴な奴」と評しており、当時はあまり関わろうとしなかったらしい(ただ、小林はよく瓜生にダル絡みしていたようだが)。
上述の毛利に連れ添ってでの来訪時も、動画冒頭では一触即発の構図をみせて三者の会談に同席した小峠を震え上がらせていたが、最終的に毛利たちの目的が協力要請ではなく警告であったことや、小林も既に自身を付け狙うピンクの始末のみ請け負うと譲歩したことで穏便に話は終わり、去り際には小林も自ら門まで見送り、互いに事が収まったら食事をしようと提案。瓜生も「皆にも伝える」と笑顔で応え別れている。
- 他の毛利班メンバー
内、投擲の香鈴(カリン)、芦澤恒彦、金鳳智、殺し屋ジェイク、日本刀のバースらは瓜生や小林と同期の関係(新人のコモケンは、瓜生が抜けた後に毛利に付いたメンバーなので、おそらく小林との面識はない)。本編中では今のところ、上述の毛利や瓜生、ピンク以外で直接小林と接触したメンバーはおらず、天羽組ではジェイクが野田と交戦した程度。なお、EL戦争では上述のジェイクや芦澤がそれぞれ銀田派の手で命を落としてしまった。
カリンはチャンネルで恒例の解説シリーズで天羽組サイドのMCである速水や飯豊と接触しており、当時まだ小林とCODE-ELおよび毛利班との関連性が曖昧だった頃から、小林についての解説時に「幸真だじょ~」と下の名前で呼んで組織との関わりを匂わせていたが、「小林は組織に所属していたのか?」という明確な質問には「言ったら殺されるから言えない」と答えており、瓜生が言い表すような当時の危険さから畏怖の感情もありつつ、毛利と同じくそれぞれの現状に気をかけている様子だった。その他、2023年の小林のより詳細な情報を解説した動画内では、ビデオレターに登場した金鳳が、修行時代に好物のツナマヨおにぎりを盗られたことへの恨み節(?)を漏らしていた。
なお、ジェイク、芦澤、バースは今のところ小林との関わりについての言及はない(代わりにバースは後日に同じ「日本刀」の異名を取る和中の解説動画で彼の実力について回答していた)。
CODE-ELの新トップ。
正義への強い疑念と失望から「報酬の上下でターゲットを選別する」「組織を抜けた裏切り者は抹殺する」という新たな組織方針を立てたことで、穏健派だった毛利と対立しEL戦争の発端となる。その経緯から、作中では銀田の登場以前より瓜生の元に組織から組織の刺客が差し向けられていた。小林についても、毛利が消息を隠蔽したハズだったが(極道界隈で異名付きの有名武闘派となっていたためか)既に居所が割れており、後述のピンクが路上で射殺しようと現れている。隠蔽の経緯もあってか、銀田は小林について「毛利に対して特に恩義がある」と見ており、右腕である鵺(智也)にたとえ一般人を巻き込んででも小林を仕留めるよう厳令している(結局、鵺は銀田の暴走についていけず、瓜生との対戦で敗北後に毛利の誘いを受けて彼らの味方(表向きは死亡者)となったため、小林との対戦はなかった)。
小林たちと同じ毛利グループの同期だが、EL戦争にて銀田派に寝返った裏切り者。
小峠シリーズでは当初より、天羽組と冷戦状態の制和会会長の護衛任務に就く形で登場していた。瓜生や小林、ジェイクにも引けを取らない戦闘センスを持ちながらも、昔から承認欲求と嫉妬心が強く、当時組織の暗殺者としてトップを走っていた瓜生と小林を逆恨みしていた。現在は、自身の実力を買ってくれる上、新方針である「裏切り者の始末」で体よく憎き二人を殺せる事から銀田に加担した。
作中では最初、バイクに乗っていた所を車から狙撃(小林曰く「道路交通法違反だよそれ」)、その場で作戦を組みたてた小林は、横転で血まみれになりながらも何とか逃げ切った。その後、羽王戦争時期の毛利との交渉によりピンクの始末に動き、制和会のシマ近隣を無防備に練り歩くことで彼を炙り出し、直接対決に及ぶ。ピンクが打ったステロイドによるバフ効果で右腕を破壊される程の重傷を負うも、長期戦に持ち込み効果切れを狙ったことで形勢を返し、最後はサウスポーハードグリングリンで勝利を収めた。
死の間際のピンクの「周囲に認められたかった」という心情の吐露に対し、小林はくだらないプライドや承認欲求を捨てられなかった彼の暴走を蔑む言葉を吐き捨てた。ただ、重傷だったこともあるが、小林も過去「力」を得ることにとらわれ盲目的な生き方をしていたことや、自身を受け入れた天羽組に出会えた境遇の差を重ねてか、それ以上の追い打ちはかけずにその場を後にした。
その他関係者
『佐竹博文の数奇な人生』の主人公で、久遠町で暮らす(一応)ごく普通の一般男性。
上述通り、放火事件での最悪の出会いは有りつつも、現在ではオンラインゲームを通して仲良くなり、それぞれ「ヒロ(佐竹)」「コバさん(小林)」と呼び合う間柄。2023年3月には姉妹チャンネルの『バグアカデミア』に佐竹は移ってしまうも、その後の小林解説動画で改めて二人の関わりが触れられているので関係は継続している模様。
なお、何気に二人は「初登場動画で死亡扱いされる(小林は奇跡の生還、佐竹は不思議な力でそれぞれ復活)」「髪がオールバック」「人情家で他者から優しいと評される本質」などの共通点があったりする。
余談
人気
現在では飽和状態だが、当初の小峠シリーズで登場する兄貴キャラ(モブ含む)は所謂「ヤクザ」のイメージを強調した強面の中年男性が大半を締めており、髪の色も基本は現実の自然色に収まる程度であったが、若々しい美形かつ少年誌寄りの色彩を放つ小林の登場は当時チャンネル全体でもかなり異例であった。小林を皮切りに和中や香月と言ったビジュアル系の武闘派狂人極道が登場し天羽組はイケメン率が高い集団と言われている。
そのビジュアルや高い戦闘力からくる作中での活躍に加え、コミカルさすら感じる狂気、その裏にある理知的側面と人情味なども相まって、チャンネル全体としても特に人気の高いキャラクターでもある。それこそ、佐竹シリーズを主な題材とするアニメ作品『ヒューマンバグ大学~不死学部不幸学科~』の宣伝時にコラボした鷹の爪団がチャンネル乗っ取りを宣告した際、鬼頭丈二が「リスナーを舐めるな! みんな小林の兄貴が好きなんだ!」とメタ発言するなど公式も認識している様子。なお、同アニメには小林どころか天羽組その他の原作主要の裏社会組織は一切登場せず、紅林すら直接的には登場しない。ちなみに鬼頭は小林と共通の友人である佐竹と違い小林と共演したことはない。
ファンの間では、本編でも小峠や舎弟たちが使用する「小林の兄貴」、友人の佐竹が使用するオンラインでのHN「コバさん」の他、「こばニキ」「幸ちゃん」といった様々な呼称が用いられている。
ナイフの種類
小林の異名にもなっているアーミーナイフだが、実際は戦闘用のナイフではなくマルチツールである十徳ナイフのことである。因みに小林が戦闘で用いているナイフだが、正しくは「コンバットナイフ」と言うべきである。とはいえ、実際アーミーナイフは所持しており、小峠を脅す際に使っている。……と思われていたが、どうやらヒューマンバグ大学の世界ではアーミーナイフ=コンバットナイフらしい(しかし後に、スコップの稲村がカランビットナイフを抜いた場面でもアーミーナイフを抜いたと誤記されていたことがあり一貫していない)。
因みにとあるチャンネルにて彼にそっくりなモブキャラや粛清時のセリフを喋るインコ(しかも名前がコバヤシ)が登場している。
LINEスタンプ
佐竹博文、伊集院茂夫に引き続き、天羽組初である小林のラインスタンプが発売予定…………であったが、あまりの過激さ(ハードグリングリンや小林パンチなど)により審査に落ちてしまったため、その後まるまるまーるに丸めて再審査し、一部画像の変更(速水が首根っこ掴まれて持ち上げられているシーンの顔が苦痛の表情ではなく満面の笑みになっているなど)を経て通った。
呼び間違い
速水が「ゆうま」と読んでしまったのには、「幼い頃に所属していた組織が関係している」とあるが、「速水スパイ説が関係している」、小林がかつて所属していたCODE-ELの「コードネームがゆうまだった」などの様々な諸説がある。しかし、速水スパイ説が否定された後は、より謎が深まることになった。
真相は上記の経歴の通りであり、実際は「(小林が)幼い頃に所属していた組織が関係している」という意味であった。ちなみに当時小林は「UMA」というコードネームを持ち、トランス状態の小林が自らを「UMA」と言ったことから速水が勘違いして、「ゆうま」と思い込んで速水がそう呼んだ。
舎弟攻撃
狂人故に舎弟に攻撃紛いのコミュニケーションやパワハラをかなりの数行う。以下ネームドキャラに行った攻撃の数々
- 速水泰輝:10回以上(喧嘩に負けた時はナイフで額に落書きする、飲み会の席ではアルハラ、看過できない失態の時は顔面をボコボコにしたりクビ宣告するetc.....)
- 飯豊朔太郎3回(初戦闘、聞き間違いでの乱入、アルハラ)
- 小峠華太:1回(売上が少なかった時橋本環奈氏のようなギャグで天羽組伝統の鉋削り)
- 工藤亘清:1回(仁義を教えようとすると同時に首根っこを掴んだ。尤もいつもこの被害に遭う速水は喜びを感じていたが)
謎ポスター
姉妹チャンネル『エモル図書館』で2023年3月22日に投稿された動画において、ゲーム友達コンビである佐竹と小林が咆哮するように向き合っている謎のポスターが登場している。中央にはデカデカと「交通安全」とも書かれているので啓発ポスターの一種とおもわれるが、起用モデル(佐竹は兎も角、小林はバッチリ反社の人間である)もシチュエーションも、ましてや貼られているのが交番内の掲示板であったりと、何から何かで謎だらけであり(「目を引く」という意味ではある意味大成功だが……)、テーマである警察官同士の業務中の淫行(片や主人公については不倫でもある)が霞んでしまった視聴者も多かったかもしれない。
……とはいえ、この回は大分ギャグ路線の強い内容だったので、特に深い理由のない制作陣のファンサービスであると思われる(件の主人公の名前も何気にアノ派出所に務めるお巡りさん二人からとられている)。
関連タグ
ヒューマンバグ大学 華の天羽組
天羽組 極道/ヤクザ 戦闘狂/狂人兄貴/武闘派狂人極道
CODE-EL 毛利グループ 暗殺者 傭兵
ナイフ 短刀 殺人鬼 マジキチ 残念なイケメン
御三家/BIG4
作中の似ている人物
守若冬史郎 - 天京戦争にて対立した京極組の武闘派組員。ただし、当時は組長の日下孝次郎の命令で謹慎しており、彼の死の直後に復帰するも戦争には不参戦だった。担当声優が畑耕平氏で組内屈指の戦闘者、主人公が行動を読めず戸惑う程の狂人であることなど共通点が多い。しかし、心理描写での冷静に思案したり組員や友人への心配りを何度か見せる小林に対し、守若は内外それぞれから「感情がない」と言い表されるほど人間味が希薄で、敵を嬲り倒す様な悪質な戦い方をする。因みに作中何度か両者共にアルハラをしているが、小林は酒豪であるのに対し、守若は下戸であるのと、後は大型バイクに乗っている小林に対し、コチラの愛用する移動手段は原付バイク(スクーター)である。また、上述のカリンが解説シリーズで守若の紹介時に「冬史郎だじょ~」と小林同様の名前呼びしていたことから、彼もまた過去にCODE-EL構成員だったのではないか?とも推察されている。後に公式Twitterにて実際構成員だった事が判明。ただし毛利派ではなかったとの事。
マシュー・ライアン - 同じく兵士だった(ただしマシューは元アメリカ軍人である)過去を持つ同じ声優の人物。標的を的確に調べ上げる捜索力が異常に強い点も類似している。
その他似ている人物
トリックスター(Dead by Daylight) - 作中に登場するキラー(殺人鬼PC)。髪型や端正な顔立ちのアジア人(コチラは韓国出身)という点で共通。ただし、コチラは人間の断末魔の叫びや命乞いの声に音楽性を見出し魅了されたサイコパスで、人気ミュージシャンとしての表立った活動の裏で連続殺人に手を染めており、本作で言う「外道」の部類に該当する人格破綻者。また彼の使用武器は改造した野球バットと投げナイフであり、武器や戦法ではゴーストフェイスやリージョンのほうが近いかもしれない。