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曖昧さ回避編集

  1. 音楽のスタイルの一つ。rap。本項で説明。
  2. 食品や商品を包む(ラッピング)ための薄いフィルムのこと。wrap。サランラップクレラップなど。
  3. ゲームグランディア』に登場するキャラクター。⇒ラップ(グランディア)
  4. ラップじいさん(ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン)。日本ファルコムのRPGシリーズ『ガガーブトリロジー』(英雄伝説 白き魔女朱紅い雫海の檻歌)に登場するキャラクター。

概要編集

1970年代にニューヨーク黒人から生まれた音楽文化

"rap"とは英語で「おしゃべり」という意味の俗語。

社会に対する批判や風刺を取り入れた歌詞が特徴。

ラップをする人のことをラッパーMCと呼ぶ。


他のラッパーや歌手などを否定することを"disrespect"といい、ここから由来して、日本語でも相手を否定するような発言を「ディスる」と呼ぶことがある。


HIPHOPの要素のひとつだが、ハウスなどのダンスミュージックにもしばしば取り入れられている。後年にはロックジャズとのクロスオーバーも普通になり、さらにはアイドルソングなどの歌謡曲にもラップの要素が取り入れられた楽曲も少なからずある。

例えば、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」はある意味日本初のラップと言われている。


一方で日本ではサビやメロディがしっかりして音節をしっかり発音する曲が好まれ、ラップがメインの曲は滅多にヒットしない法則がある。これがヒップホップ化が進んだ海外音楽とJ-POP・アニソンとの大きな差異となっている。


ラップの関連用語編集

  • フリースタイル:無構成の音に自由な型(FreeStyle)でラップをのせる事。最近は即興でリリック(歌詞)を考え、ラップすることもフリースタイルと呼ばれる。またDJが紡ぐビートに合わせて、二人のMCが即興のラップバトルで競い合う形もこう呼ばれる。
  • マイクリレー:一つの楽曲の中で複数のMCが決められた小節を担当し、楽曲をつないでいくこと。一種のコラボ企画。
  • ライム:語尾の母音をそろえたり、子音も含めて似たような言葉を繰り返し使う、ラップにおいて最も重要視される部分。
  • ラップバトル:ラップの競技の一つ。DJが流すビートに乗せて即興の歌詞で対戦相手をディスりながら、ラップのスキルを競い合う。勝敗の基準はその時々によって異なるが、多くはどれだけ上手く韻を踏めているか、相手のディスりに如何に上手く答えた歌詞(アンサー)を出したか、そしてリズムや歌い方がどれだけ上手かったかが勝敗を分ける。

ラップを題材にした作品編集


関連タグ編集

音楽 HIPHOP ヒップホップ DJ

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