CV:藤田茜
概要
聖暦1838年グラムの月24日(現実でいうと12月24日)生まれ。
銀髪と猫耳を思わせるリボンが特徴。それゆえ、グレン=レーダスから白猫と呼ばれている。
性格は真面目だが、意地っ張りで素直になれなかったり、真面目が過ぎてだらしない人には説教をするため、周囲からは「面倒臭い女」とも思われている。
貴族令嬢とはいえメイドや執事が付いているわけではなく、両親は仕事でほとんど家にいないため家事を日常的にこなしており、中でも料理は得意。
祖父が叶えられなかった「メルガリウスの天空城」の謎を解くという夢を継ぐため、魔導考古学者を目指し、日夜勉学に励んでいる。
適当かつ、大雑把な授業を行うグレンに当初は怒りを見せていたが、彼が真面目に授業を行うようになってからは見直し、信頼を寄せている。
学院が「天の智慧研究会」に襲撃され、出血多量になってなお戦い続けるグレンに心を動かされ、彼に好意を抱いているが、あまり伝わっていない。
アルコールに非常に弱い体質で、酒が含まれた菓子を食しただけで酔っ払う。
ルミア=ティンジェルとは互いに仲が良く、共に行動することも多いが、彼女の胸の豊かさにややヤキモチを焼いている。
能力
魔術師としての位階はまだ学院在学ともあって第二階梯だが、魔力容量は潜在的なものを含め桁外れで、まだまだ伸び代を残している。
魔術特性「流転の加速・支配」も日々進歩していく近代魔術と相性が抜群に良く、黒魔術系、中でも風の魔術を得意としている。
グレンに師事するようになってからは格闘術を含めた戦闘技能も個人的に教わっており、実戦を何度も経験したこともあって才能が急激に開花しつつある。
魔術指導を講師として赴任してきたイヴ=イグナイトに交代してからは実力が飛躍的に向上し、決戦間際においてはかつて苦戦した敵を単独で攻略する、(相手が手加減していたとはいえ)魔将星を倒すなど勝ち星を上げている。
- ストーム・ウォール
黒魔改。風の力で対象を吹き飛ばす「ゲイル・ブロウ」を即興改変して生み出したもので、広範囲にわたって威力を抑えた風を起こし、向かってくる対象の動きを鈍らせる。
- ストーム・グラスパー
黒魔改弐。「ストーム・ウォール」をさらに発展させ、自らの周囲の風の完全支配・知覚を可能にする。
- 疾風脚(シュトロム)
指向性の突風を身に纏い、気流操作による機動力補助の魔術「ラピッド・ストリーム」を連続起動することで、高速移動を行う技術。プロの魔術師でも困難な技。
- スウィフト・ストリーム
黒魔改。「ラピッド・ストリーム」を他者にかけ、擬似的に「疾風脚」を使えるようにする。ただし、対象に合わせて的確に風を制御する必要があり、術者と被術者との間に高い信頼関係がないと使いこなせない。
- ブレード・ダンサー
黒魔改。風の刃を放つ「エア・ブレード」の改変強化版で、対象を全方位から風の刃で切り刻む。
人間関係
担任講師。彼のだらし無さを日々注意しているが、信頼と好意を抱いている。
自宅に居候している友人。苦楽を共にしてきた親友であると同時に、恋のライバルでもある。
高度な魔術を教わっている。向こうにはその気はないがグレンを取られないか心配している。
グレンの家族にして、彼への恋路の最大の障害。
- レオス=クライトス
幼馴染で婚約者だったが、魔術に対する価値観の相違で不仲になり、分かり合えないまま死別する。
- エレン=クライトス
レオスの妹で同じく幼馴染。故あって仲違いしていたが、問題が片付いた結果少々ヤバイことに。
- レドルフ=フィーベル
今は亡き祖父で、夢の原点。
- レナード=フィーベル、フィリアナ=フィーベル
帝国官僚として働く両親。父レナードは娘を溺愛し、母フィリアナはそれを力づくで抑えるストッパー役。奇しくも結婚前の2人の関係が今のグレンとシスティーナのそれと似通っている。
関連イラスト
関連タグ
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セリア=クレール:同じくラノベ原作作品である『精霊幻想記』のヒロイン。中の人が同じで、魔法に長けた銀髪少女。誕生日も同じな上、貴族の令嬢で王女とも接点があり、結婚にまつわる騒動から主人公に助けられたのも共通。ただし主人公との関係はシスティーナと真逆。