ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

サランラップ

さらんらっぷ

サランラップ (Saran Wrap) は、食品用ラップフィルムの商品名。 サランとサランラップは多くの国ではダウ・ケミカル(アメリカ合衆国)の登録商標で、日本では同社と旭化成が共有する登録商標(第706999号ほか全5件)となっている。 日本では旭化成が製造し、旭化成ホームプロダクツが販売している。
目次 [非表示]

概要編集

旭化成が販売する食品用ラップフィルムの商品名。主に食材の乗った皿などの上にラップフィルムをかぶせるように密閉するのが基本的な用途である。


またこの素材は酸素を通さないため、ニオイ移りを防ぐのが特長。また、熱に強いので電子レンジでの加熱や冷凍保存にも向いている。


歴史編集

旭化成のサイトではサランラップの開発経緯について次のように説明されている。


このラップはもともと食品用に開発されたものではなく、戦場などで銃弾や火薬などを湿気から守るために開発された。戦後、ダウ・ケミカルのラドウィックとアイアンズという二人の技術者がピクニックに行った際に、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)フィルムにレタスを包んでいったことがきっかけとなり食品の保湿と保管としての用途が注目されてその後に正式に食品用ラップとして一般に販売されることになった。この時に、商品名は食品用に使えることに気付いた二人の技術者の妻、サラ (Sarah) とアン (Ann) の名前にちなんでサランラップと名付けられた。


日本では、旭化成工業(当時)とダウ・ケミカルの合弁企業だった旭ダウ(1952年設立、1982年に合弁解消のうえ、旭化成工業に吸収合併)によって日本初でありライバルのクレラップ(呉羽化学、現・クレハ)にやや遅れることの1960年に発売開始された。冷蔵庫や電子レンジの普及により、売り上げを伸ばした。


材料編集

PVDCフィルム(サランフィルム)を用いている。アメリカ合衆国では環境への配慮から、2004年低密度ポリエチレン (LDPE) を材料とするサランプレミアムラップ (Saran Premium Wrap) が発売され、主力となっている。 旭化成では、主原料は宮崎県延岡市の「旭化成・延岡工場」(ちなみにかつては「旭化成ケミカルズ・サラン工場」←「旭ダウ・延岡工場」(同工場内))で生産し、航送で三重県鈴鹿市の工場(やはり、かつては旭化成ケミカルズ←旭ダウ)へ送られ、そこで「サランラップ」本体を生産している。


たぶん、クマ編集

サランラップのCMかわいい

2014年6月頃放送のサランラップのCMに初出演し、その後もCMに出続けているカラフルのキャラクター。下記の出演者と共演する事も多い。CMに留まらず公式HPに登場したりグッズを出したりと活躍を広げている。

赤、緑、青をまとったRGBカラーで、これはサランラップ三種類の色から来ている。

公式によると「名前は、いまだに、ない。」との事で、本来は名無しのようだが、通称としては「たぶん、クマ」とされている、LINEスタンプぬいぐるみなどのグッズ名は「たぶん、クマ」で統一されている。また、時々喋るが声優も不明。

その見た目や、体操したり踊ったり転んだりする仕草の可愛さから人気がある。


CM出演者編集


外部リンク編集

サランラップ

サランラップに書けるペン

サランラップに書けるペン(twitter)

サランラップに書けるペン(instagram)

関連記事

親記事

旭化成 あさひかせい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 162604

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました