概要
1939年2月24日東京府東京市板橋区(現・東京都練馬区)桜台で裕福な家庭の長女として誕生。
幼少期は戦争の最中で、小学生の時に群馬県磯部に集団疎開後、家族と共に福島県桑折に疎開した。戦後1、2年後に家族で故郷に戻る。
1956年、川村高等学校在学中に学校の先輩で東映の女優・小宮光江に誘われて東映撮影所を見学したのがきっかけで東映の幹部からスカウトされ、女優への道を歩む。
1958年、映画『美しき姉妹の物語・悶える早春』の端役で女優デビュー。
1960年、鶴田浩二の東映入社第一作『砂漠を渡る太陽』で鶴田の相手役を務めて以来複数の映画で共演。
多いときは1年に16本もの映画に出演したこともあり、東映の看板女優となっていった。
しかし1960年代後半以降はヤクザ映画とポルノ路線を推し進めた東映と距離を置き始め、テレビドラマに活動の場を移した。
1968年テレビドラマ『皇女和の宮』で共演したことがきっかけで平幹二朗と交際し、1970年に結婚。1974年に長男平岳大と長女の双子を授かる。
1981年NHK大河ドラマ『おんな太閤記』で主人公のねねを演じ、大河ドラマ史上初の主演女優となった。
1984年、平幹二朗と離婚。