ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

🥭概要編集

熱帯の果物の一種で、樹高が40m以上にもなるウルシ科の常緑高木。原産はインドインドシナ半島とされる。

原産地であるインドの他に、メキシコフィリピンで栽培されている。日本国内では宮崎県産が有名。


果実は最初は緑色、熟すと黄色or桃紅色に変色。果肉は黄色で果汁を多く含みとても甘い(逆に熟す前は酸味が非常に強い)。皮は熟す前は固くてやや厚いが、熟すと簡単に剥けるようになる上に、松脂を思わせる芳醇な香りを放つ。含まれている栄養はビタミンAやβ-カロテンなど。


逆に花は腐乱臭に近い香りを発しており、ハエが受粉している。実は熱帯地域ではミツバチにとって気温が高すぎる為、ハエがマンゴーの受粉昆虫としてその役割を担っているそうな。


日本などでは熟した果実をデザートにして食べているが、アジア諸国では未熟な果実を用いることが多い。例えばタイやベトナムではおやつや野菜として食べており、台湾では未熟果実を丸ごとシロップ漬けにしたり、インドでは「アムチュール」と呼ばれる粉末スパイスにしている。


ちなみにマンゴーはウルシの仲間でもあるため、かぶれの原因にもなるので注意。


主なマンゴーの品種は、赤色のアップルマンゴー、緑色のキーツマンゴー、黄色のペリカンマンゴーなど。


なお、果実はタンパク質を分解する酵素を含んでいる為、マンゴープリンを作る際は、加熱によりタンパク質分解酵素を分解するか、寒天などのタンパク質が主成分でないゲル化剤を使用する必要が有る。


かつてインドのベンガルでは、マンゴーの葉だけを食べさせた雌牛の尿を煮詰めた「インディアンイエロー」を顔料として用いており、ヨーロッパにも輸出されていたが現在は禁止されている。


関連タグ編集

果物 フルーツ 植物 食べ物

トロピカル 熱帯 南国 宮崎県

マンゴーアームズ カシューナッツ

関連記事

親記事

果物 くだもの

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1861086

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました