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概要編集

首都マニラ
人口1億999万1095人(2021年12月)
面積29万9834平方キロメートル
通貨ペソ
公用語英語・タガログ語
国家元首(職)大統領
政体大統領制 共和国

フィリピン共和国(フィリピンきょうわこく、英語:Republic of the Philippines、タガログ語:Republika ng Pilipinas)は、東南アジアに位置する共和国。1967年8月に発足したASEANの原加盟国で、国名は最初の旧宗主国のスペイン国王フェリペ2世が由来である。7000以上の島々から構成され、首都のマニラはルソン島にある。


歴史編集

ルソン島には古くから中国・琉球インドなどとの貿易拠点が置かれ、マレー商人経由でイスラム教も伝わっていた。中国の記録には南宋の皇族がモンゴル帝国から逃れてこの地に「呂宋國(るそんこく)」を興したという記述があり、現在の島名になったともいわれる。


1565年4月に征服者ミゲル・ロペス・デ・レガスピがセブ島を領有したのを皮切りとし、スペイン帝国の侵略による植民地支配が始まりスペイン領東インドが設立され、1898年12月に米西戦争の後に締結されたパリ条約でアメリカに割譲されるまでスペインの統治に服し、これに反発したホセ・リサールを始めとした現地フィリピン人の独立運動家たちによる反乱が度々に起こることとなる。


米西戦争においてアメリカ側に協力したフィリピン革命軍により1899年1月に第一共和国が成立したが、アメリカは独立を承認しなかったことにより同年2月に米比戦争が開始され、1902年7月に終結しこれ以降はアメリカの統治とされ、第一共和国の大統領エミリオ・アギナルドは投獄され、アルテミオ・リカルテを始めとした革命軍将校たちは国外追放とされた。


1916年8月に自治領、1935年11月にコモンウェルスに移行し、1943年10月に日本軍がアメリカ軍を駆逐して植民地支配は瓦解した(この際に日本へ亡命していたリカルテが約40年ぶりに帰郷)。

その後は日本の統治の下、独立の支援を受けてコモンウェルスの内務長官だったホセ・ラウレルが大統領に就任し、1943年10月14日に第二共和国として2度目の独立が成立。更に日本国フィリピン国間同盟条約(通称︰日比同盟条約)が結ばれ同盟国となるも、1945年8月に終戦によって再び瓦解に追い込まれてしまう。


1946年7月にアメリカのハリー・トルーマン大統領はフィリピンの独立を正式に承認する布告を発令し、同日にマニラ条約が締結されてようやく完全に独立した。その後は親米政権と共産党ゲリラとの内戦に悩まされつつも強権的な統治で戒厳令が発令され、民主主義が崩壊していた。1986年2月のエドゥサ革命を経てようやく民主化を果たしたものの、冷戦終結後はイスラム過激派との内戦・自然災害など艱難の種は尽きない。


2019年2月にドゥテルテ大統領は植民地時代の名残だとして、国名を変更したいとの意向を表明した。マニラ・ブリティン紙は、フィリピンの新たな国名は「マハルリカ共和国」になる可能性があると報じた。


地理・気候編集

フィリピンは環太平洋造山帯に属する為、日本と同様に地震火山噴火などが多い。1990年7月にルソン島で発生した大地震・1991年6月に発生したピナトゥボ火山の大噴火などは、甚大な被害をもたらした。


ほぼ1年中気温湿度が高く、年平均気温は26~27℃くらいである。フィリピンは台風常襲国でもあり、毎年必ずと言って良いほど台風の被害を受けている。日本も毎年のように台風に襲われているとはいえ、フィリピンにおける台風被害は、先進国である日本におけるそれよりもはるかに甚大である。たとえば、2013年11月には台風30号(ハイエン)によって6000人以上の犠牲者が出た。


社会編集

公用語はフィリピノ語(タガログ語)であるが、アメリカの影響で英語の話者が多い。多民族の国であるもののキリスト教徒が9割を占めている。東アジア諸国に出稼ぎに出る若者もおり、ハウスメイドとして雇用されたり、風俗嬢として働く女性が多く含まれている。不法滞在者もいて、ビザの厳格化に伴って祖国に送還されている者も少なくない。


フィリピンに移住する日本人も存在し、日本で仕事を辞めて余生を南国で過ごそうとする高齢者も一定数いるが、中には日本で逮捕されないようにフィリピンで人身売買武器の流通に携わったり、詐欺の拠点を置く国際犯罪者が存在する。


政治編集

政体は大統領制の共和国で、現在の大統領は2022年6月よりボンボン・マルコスが在任している。独立以降内戦が発生したりと政治的に混乱する事が多く、汚職の激しい国としても知られている。外交面ではアメリカとの同盟関係を重視し、中国とは領海を巡って対立が激化している。


経済編集

発展途上国であり、国民1人当たりのGDPは3646ドルである(2021年4月)。かつて東南アジアで最も豊かな国として知られていたが、独立以降は政治的混乱によって外資に避けられて工業化が進行しなかった。貧富の格差が激しい上に都市部にスラムが形成されており、農業漁業などの第1次産業のウェイトが高い。貧しい国なので海外の高賃金の国へ出稼ぎに出る若者が多く、彼らの母国への仕送りがフィリピンの経済にとって欠かせないものである。


人口編集

2020年5月に実施された国勢調査では1億903万5343人だったが、2021年12月の推計では1億999万1095人であった。


国際関係編集

日本編集

1943年7月に外交関係を樹立し、日本はフィリピンの独立を支援した。1956年5月に賠償協定が締結され、両国の戦争状態が正式に終結した。この協定で日本は1976年7月までフィリピンに対し、1902億300万円の賠償金を支払った。2008年12月に経済連携協定が締結され、日本はフィリピンが2国間の包括的経済連携協定を締結している唯一の国となった。


スペイン編集

1947年9月に外交関係を樹立し、それ以来両国関係は文化的・歴史的類似性を通じて強化されてきた。1995年2月にスペインのフアン・カルロス1世は初めてフィリピンを公式訪問し、両国の指導者の間でいくつかのハイレベルな訪問があった。


関連キャラクター編集


関連タグ編集

バナナ ナタデココ

小野田寛郎

秋元才加 池田エライザ 石井マーク ざわちん 高安晃 御嶽海

中島愛 小川龍也

メスティーソ

フィリピンパブ

フィリピンの妖怪 アスワング マナナンガル バクナワ マンババラン

ダルナ


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