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概要編集

週刊少年マガジン(講談社)にて2017年13号から2022年51号まで連載された。マガジンポケットでも配信中。


場地圭介松野千冬の出会いと別れを夏川口幸範が描き出す公式スピンオフ「東京卍リベンジャーズ ~場地圭介からの手紙~」が、2022年7月27日発売の週刊少年マガジン35号およびマガジンポケットにて連載中。


略称は「東リベ」あるいは「東卍」。ただし後者の方は作中の組織「東京卍會」の略称でもある。


全31巻、累計発行部数6500万部、海外でも700万部を突破。アニメ化、実写映画化、舞台化といったメディアミックスを果たしている。

これらの詳細は

東京リベンジャーズ(アニメ)

東京リベンジャーズ(実写映画)

東京リベンジャーズ(舞台)

を参照。


従来の二次元コンテンツと違い、TwitterよりもTikTokを中心にバズった経緯があり、令和時代のヒット漫画の象徴とも言える存在。


ジャンルは「ヤンキー」×「タイムリープ」という珍しいもの。ヤンキーの人間ドラマにSFサスペンス要素が加わった作品となっている。令和時代に暴走族を題材とした漫画が少年誌で連載されたことも異色。


作者の前作は『新宿スワン』や『デザートイーグル』。同じ作者なのかと驚く読者も多い。東リベでは少年向けに絵柄や物語の雰囲気を変化させているようだ。


2022年7月30日に映画の続編製作決定が発表された。

その後同年10月19日、11月16日発売の週刊少年マガジン2022年51号において完結することが発表され、予定通り完結した。


AnimeJapanの「ファミリーアニメフェスタ」の関連はこちらで参照。



」について編集

タイトル名の「卍」は読まない。公式質問箱によればつのだ☆ひろや『聖☆おにいさん』の「☆」と同じ扱いである。


また、アニメ版などメディアミックス作品では「卍」がない「東京リベンジャーズ」表記。


【フリー素材】ハーケンクロイツ卍

これはナチスドイツの※鉤十字という、非常にデリケートな意匠との混合を避けるためだろう(ハーケンクロイツは左卍、漢字の卍は右卍)。


あらすじ編集

花垣タケミチは、中学時代の彼女・橘ヒナタが、悪党連合”東京卍會”に殺されたことをニュースで知る。ボロアパートで一人暮らし、バイト先では年下店長からバカにされる日々。そんなどん底人生真っ只中のある日、12年前の中学時代にタイムリープする!! ヒナタを救う為、逃げ続けた人生を変える為、ダメフリーター・タケミチが、関東最凶不良軍団の頂点を目指す!!


主要な登場人物編集

一覧は→東京卍リベンジャーズの登場人物を参照。

グループ一覧は→グループ(東京卍リベンジャーズ)を参照。


キーワード編集

主人公タケミチと深く関わる事になる組織。2017年の現代では反社会的勢力として悪名高い存在だが、タイムリープした2005年の過去においては単なる暴走族の一派でしかなかった。


タケミチが会得した時間跳躍能力。『タイムリープによる強い目的意識』『自分と目的が一致するキーマンとの握手(作中ではトリガーと呼称される)』によって、目的にまつわる特定の時代へ飛ぶことができる。


実写映画編集

日本のワーナーブラザース映画の手により制作された。

2021年7月9日公開。


東京リベンジャーズ(実写映画)


テレビアニメ編集

ライデンフィルムによってテレビアニメが制作されている。

放送局はMBSテレビ東京AT-XBS朝日など。

第1期は2021年4月に放送し、第2期の「聖夜決戦編」は2023年1月から放送が決定した。


東京リベンジャーズ(アニメ)


舞台編集

2021年8月に大阪、東京、横浜の3都市にて上演後、翌2022年3月から4月にかけて大阪と東京で「血のハロウィン編」が上演された。

東京リベンジャーズ(舞台)


その他編集

最終回の性急な展開から「打ち切りでは?」と囁かれていたが、作者によると「血のハロウィン編」から決まっていた構想であるという。


2018年11月に発売された単行本9巻の帯に、競合誌でもある週刊少年チャンピオン編集長の武川新吾が「俺はお前を無視できねぇ。がんばれタケミチ!」と激賞の応援コメントを寄稿している。

競合誌の編集長がコメントを寄稿すること自体異例ではあるが(実際に寄稿した単行本の帯にも「前代未聞」と記されてある)、これは武川があるラジオ番組にゲスト出演した際に、他誌で読んでいる漫画を聞かれて本作の名前を出したことを和久井と担当編集が聞いていたことで、後日和久井の担当編集からチャンピオン編集部に「(帯の)コメントをお願いできませんか」と電話が入ったということから実現した。

当初この提案を聞いた週刊少年マガジン編集長の栗田宏俊は、その担当編集に「おまえはバカなのか」と言った上で「バカの振りして頼んでみろ」と言い、そうしたら受けてくれたという。

このエピソードは、2019年の『週刊少年チャンピオン50周年特集』として、武川が各週刊少年漫画誌編集長と対談した企画での「週刊少年マガジン編集長、栗田宏俊との対談」の中で明らかにされており、更に対談では本作の話題も取り上げ、その中で武川は「とてもカッコいいマンガ」であることを話したうえで「ヤンキーとか抗争というものにリアリティがなくなっている時代に、男としての生き方、男気を磨いていくようなヤンキーマンガ」と本作を評している。


2020年には第44回講談社漫画賞の少年部門を受賞。この年はコロナウイルスの影響で贈呈式は開かれなかったが、翌年の2021年7月に第44・45回合同の贈呈式が開かれ、作者の和久井はドクロマークのスーツ姿で壇上に登場した。


余談編集

  • この作品はもちろんフィクションだが、作中の人物や出来事には実は元ネタが存在すると囁かれている。
    • 東京卍會のモデルは実在した暴走族の関東連合で、結成の経緯やメンバーの生い立ちや行動から、登場人物にもその関連人物と思しき描写がある。
    • ただし、作中で武道が学生だったのは2005年という設定で、その関東連合やモデルの人物が活躍または暗躍したのはそれよりも30年前のことである。
  • 2024年には『青鬼オンライン』とのコラボが行われた。

関連タグ編集


二次創作タグ編集


外部リンク編集

公式編集

公式Twitter

週刊少年マガジン公式PV

映画『東京リベンジャーズ』公式サイト

TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイト

舞台「東京リベンジャーズ」公式サイト

舞台「東京リベンジャーズ-血のハロウィン編-」公式サイト

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