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CV:藤原啓治(アニメ一期) / 関智一(アニメ一期以降)


「ーー星が悪かったのさ」


プロフィール編集

年齢推定40前後
身長173cm
体重70kg前後
趣味酒・昼寝・賭け事(弱い)
特技日曜大工・似顔絵・手品・折り紙等

人物編集

プリシラの騎士(当人はそうとは認めていない)。通称アル。

傷を隠すために顔をヴォラキア製の黒い鉄兜で覆っている怪しすぎる風体。首から下は普通の町人風の格好に草履と、そのスタイルは意味不明。

左腕のない隻腕であり、青龍刀と最下級の地属性魔法「ドーナ(土の壁を作る魔法)」を駆使して戦闘を行う。


軽薄な言動におちゃらけた態度、スバルとすぐに打ち解けたある意味同類。

スバルと同じ世界から召喚された同郷者であり、スバルたちや根幹の謎にも深く関わっていることが示唆されている(アニメ版では一連の描写はカットされている)。


プリシラに拾われる前は剣奴として殺し合いの日々を送っていた。加護なし、無能力者。ひたすらに神がかり的な生き残りの才能だけで、凡庸な実力でありながら生き延びてきた。まるで少し先のことが見えているかのような彼の戦いぶりは、闘技場ではそれなりに盛況だった模様。

現在は王候補であるプリシラに仕える騎士の立場だが、彼にもプリシラにもそういった認識は薄く、アルはプリシラに対してはお目付け役、プリシラはアルを雑用兼道化のように扱っている節がある。


アニメ版一期までの担当声優は藤原啓治氏であったが、病気で休業となったため、ゲーム『DEATH OR KISS』では関智一氏が代役を務めた。その後、藤原氏が死去した後も関氏が続投している。


ネタバレ注意編集















短編集や外伝を中心に、彼の神がかり的な生存能力の秘密が断片的に語られており、本編5章や7章での彼の暗躍にも密接に関係していると思われる。


「――領域展開、思考実験開始」


「領域」という能力を使い、アル自身の意思で「死に戻り」を繰り返す。スバルのものとは異なり、領域を展開した時点にセーブポイントが設定されて短い時間を何度も繰り返す。スバルのものより使い勝手がいいようにも思えるが、発動のため何らかの条件を満たす必要があり、また死に戻りを認識してその記憶を持つ者がアルになるか領域内のアル以外の相手になるかを指定できない、といった制約がある。なお、発動のための条件や能力が何の権能かはまだ明らかになっていない。

死に慣れているアルは死を何度も繰り返すことができ、強者相手に生き延びる文字通りの万に一つの可能性を手繰り寄せる。


また、彼の名「アルデバラン」は星の名であり、アラビア語で「◼︎◼︎◼︎の後に続く者」。書籍で発売された短編集でも「後追い星をやめた日」という彼メインの話がある。作中において星の名がつく人物はスバルや大罪司教、魔女、精霊など重要人物が多いので彼の今後の活躍に期待が高まる。


身長、体重、趣味にとある人物との類似性が見られ、その他にも数々の類似点が指摘されている。しかし、暴食に喰われたユリウスが皆に忘れられた際、スバルと違い普通に忘れている。暴食曰くスバルがレムやユリウスを忘れないのは異世界出身であることが関係しているようだが……?

また、アニメ版ではカットされたがレムを見てラムと間違えたことがあり、更にラムが生きていると知って激昂した。理由は現在の所不明。

さらに、アニメ版3期の57話にて彼のカットが入ったのだが、その兜から覗く瞳はまるで………◼︎◼︎◼︎を思わせるものであった。


ともかく謎の多い男である。



第七章にて己の主人であるプリシラ・バーリエルと共にナツキ・スバル一行と合流。

その後第八章にかけて、帝国での大災の解決の一翼を担う。

その過程でエキドナの姿をしたスピンクスを見た途端激高し切りかかる、エキドナのことを先生と呼ぶなど、強欲の魔女との関係が示唆された。


第八章終幕にてプリシラとスバルと共に祝杯を挙げ、スバルの歌の元、片腕ながらプリシラとの踊りを披露している。 なお酒は未成年であるスバルよりも弱い模様


その後、朝日と共に消えていく屍人となっていたプリシラに対し、誰が何と言おうと覆せない愛の告白を行う。


「ああ、なってくれ、姫さん。オレの、姫さん......」





決め台詞について(ネタバレ注意)編集


38巻プロローグにて◼︎◼︎◼︎◼︎からアルデバランの決め台詞のルビが公開された。


「ーー星が悪かったのさ」














「ーー菜月・昴が悪かったのさ」


関連項目編集

Re:ゼロから始める異世界生活

プリシラ・バーリエル シュルト


隻腕


























原作第9章でのネタバレ注意!!編集















ヴォラキア帝国での大災との戦いで命を落としてしまった彼女の足跡を辿る為にスバル達と共にプレアデス監視塔に訪れる。そこで一行は傷心状態のアルデバランの心身の負担を考え、三日間の期限を設け『タイゲタ』の書庫にて目的の死者の書を探し始めたのだが…
















「――三日。三日あると、三日目に何かあるかもって警戒するよな」

「結果、初日の夜、いい話をしたあとが一番緩むんだ」




もうどこにもいない

「――オル・シャマク」



ーーアルデバランの策略により、その目的をプリシラの死者の書を読み足跡を辿る事だと誤認させられていたナツキ・スバル一行。彼らはアルデバランへの警戒を緩めてしまっており、彼の不意打ちの魔法に反応する事が出来なかった。



ーーそして彼はナツキ・スバルとベアトリスの両者を今も尚封印され続けている災厄の魔女に施された物と同じ方法で封印する事に成功する



『太陽姫の騎士』としての人生を捨て『後追い星』としての本懐を遂げる為に彼は行動を開始した。

――ナツキ・スバルを、この世界から取り除くための、戦いを。



「始めるよ、先生。――オレがオレであるために」

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