ゲームシステムとしての死に戻り
多くのジャンルのゲームに存在する、プレイヤーキャラが死んだら(=HPが無くなったら)最後にセーブした時点のデータからやり直すというシステム。死に戻りに伴い所持していたアイテムがロストしたりするなどのペナルティがあるケースも多い。
初見殺し要素の多いゲームやオワタ式の死にゲーでこのシステムが無いというのはまず考えられない。
リスポーンを意図的に行ってセーブポイント(チェックポイント)に戻ることを「死に戻る」と表現することもある。
RTAでは意図的に利用してタイム短縮を図るテクニックも存在する。
能力としての死に戻り
創作作品において、死に戻り能力を有する登場人物が命を落とした場合に、その世界の時間が巻き戻るという能力。能力者の死を条件にタイムリープが引き起こされるというもの。
ライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』の主人公、ナツキ・スバルの持つ上記のような能力が「死に戻り」と称されたことから名称が定着した。
リゼロ以前にも、『ひぐらしのなく頃に』のような「死に戻り」的な能力を使うキャラが登場する作品は存在する。→ループもの
関連タグ
古手梨花:ある意味死に戻りの元祖。ただしスバル以上に幾星霜もの時空を戻っている。
仮面ライダー4号:作中で泊進ノ介/仮面ライダードライブが死に戻りを経験している。ただし、こちらは自分以外の人物が死亡した場合にもタイムスリップが発生している。
シャムナ:コードギアス復活のルルーシュの登場人物で、「死に戻り」で得た情報を「予言」という形で利用し、黒の騎士団&ブリタニア帝国連合軍を翻弄したジルクスタン王国国王の姉。
網代慎平:サマータイムレンダの主人公で、右目に宿る能力で死に戻りができる。ただし制限つきの模様。
時任灯里:処刑少女の生きる道のもう一人の主人公。時間逆行、時間停止という時間操作に加え、意図的な記憶消去を使うことができ、とある理由により特別な感情を抱いている主人公に殺されることを強く望んでおり、それ以外の相手に殺されたり事故等の不測の事態で死亡する度に逆行能力を使って死亡する前の時間に蘇り、直後に自らの記憶を消して再び主人公の下に現れるというリセット行為を人知れず何度も行っている。
ミーア・ルーナ・ティアムーン:ティアムーン帝国物語の主人公で、第一皇女ながら17歳の時に反政府組織の謀略とそれを信じた革命軍によって国を混乱させた悪女に仕立て上げられ、3年間幽閉され20歳の時にギロチンで公開処刑されるが、その直後に精神が12歳の自分に乗り移り、以後処刑直前までの記憶および何故か一緒に転送されていた日記帳を頼りに8年後のギロチンを回避するための歴史改変に挑み続けることになる。
エルシャダイ:死に戻りシステムが最終的にストーリー上のギミックとして機能する。
セーブ&ロード:自分の意思でセーブポイントを決めておけば生死問わずそのセーブポイントまで戻る事が出来る為、死に戻りの上位変換ともいえる。