概要
「預言」とは意味が違う(差異は預言の記事を参照)。
pixivにおいて
投稿後の出来事を予言した内容の作品、あるいは特定のシチュエーションが本編で本当に描かれた作品等に「予言」もしくは「予言者」のタグが付けられる扱いが多い。
物語の演出において
基本的に吉事の予言は主人公補正の正当性に使われ、割りとユーザーにも受け入れられている。
一方で凶事の予言になると、敵味方を問わずユーザーからはそれなりの議論の対象になり易く、特に「この者は将来(物語の舞台となるコミュニティ)を滅ぼすだろう」の予言は槍玉に上げられ易い。
現在のユーザーにとって、この手の予言は
- 「その対策を強硬した為に対象が歪んでしまい、予言通りの存在と化してしまった」
- 「(結果的にだが)予言で民衆の恐怖心を煽ったため、却って被害を拡大させている」
- 「重要な場面だけの切り取りだけで〈現在の対象=未来の対象〉になるには幾分か無理筋」
- 「そもそも、そんな不穏な予言を口にするな」
……等々、総じて「予言者こそが元凶」と冷めた目で見られがちになっている。
しかも、近年になってこの手の予言者の中には、予言による危機回避の成功などでコミュニティのトップから信頼され、側近になるor中枢部に就く者も散見されるようになっている。
そして、上記の状態の予言者は「自分はトップの代行者である」と自認(誤認)するようになった挙げ句、「私は予言でコミュニティやそのトップを守らなければならない」の大義名分から強硬策に走るようになる。
あるいは主人公やメンバーに対する、負のご都合主義の免罪符としても使い易く、こちらもユーザーの不満になりがち。
関連タグ
ベイリン:凶事の予言通りの末路を辿ってしまった騎士。
黒の貴公子/アークデーモン(聖剣伝説3):凶事の予言で運命を狂わされた者とその末路。