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主人公補正

しゅじんこうほせい

メタ的な要素の一種で、要するに『物語の主人公だから』という理由で発生する様々な補正。
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主人公補正とは、創作に関連する俗語(スラング)の一種である。

概説

主人公又は主人公側に付くキャラにのみ適用される設定・物理法則その他諸々を一切無視した謎の補正。
言ってみれば「プロットの都合」であり、物語の進行上で必要な事件に遭遇したりすることを指す。

  • 敵がどんなに攻撃をしても当たらないor倒れない
  • 逆に主人公が一発でも攻撃を当てると敵が倒れる
  • 主人公の攻撃は絶対に当たる

雑魚敵が相手の時のみ有効で、強敵が相手だとそうはいかない。
ロボットアニメでは比較的昔からあった主人公補正のようで、かのシャア・アズナブルが「当たらなければどうということはない」と発言したことは「主人公の攻撃は絶対に当たる」という主人公の常識を覆したことでもあるため、実は当時の視聴者にとって、少なからず衝撃を与えたという。

  • 成功率の低い技や作戦を成功させる
後述の「死なない」という例も影響している。失敗したら死ぬという状況なら失敗することはない。雑な作戦を気合いや根性だけで成功させたり、逆に緻密すぎてありえない作戦がたびたび成功する。

  • リアルで使おうものなら失礼・非常識極まりない事を平気で言うが、その後まるで先を読んでいたかのようにそれが正当化される展開が起きる(例:大量殺戮をし、地球をも乗っ取りかねないベジータ孫悟空がリベンジしたいという理由でとどめをささずに逃がす→フリーザ編を経てベジータが仲間になる)。

  • 当人にその気が皆無でも無駄にモテる
  • 主人公が探偵の場合、行く先々で事件が起きて人が死ぬ
  • 主人公が医者の場合、行く先々で病人や怪我人が多発する。
  • 特殊な能力や才能の持ち主である
これがきっかけとなって物語が進んでゆく。
エロゲ等の場合はモテなければ、推理ものなら事件が起きなければストーリーが進行しないという理由もある。
特殊な才能などの持ち主である場合は前述の「敵の攻撃が当たらない」等の主人公補正に対するエクスキューズにもなる。

主人公が死んでしまうと物語が終わってしまうため、どんなピンチに陥っても逆転するなどして生き延びる。
ただし、物語からの退場にはならなかったり、主人公が交代するなどの理由で主人公の生存理由がなくなってしまった場合は死ぬことがある。
浦飯幽助は前者の、ジョナサン・ジョースターは後者の例。

また、主人公の死をもって物語の幕引きとする場合もある。
著名な例としてはネロ・ダース夜神月三日月オーガスなど。

例外として作品の途中で主人公が死ぬ場合があるが、
その場合はほかのキャラクターが新たな主人公となる。

一方天空寺タケルカズマ(このすば)などのように第一話でいきなり死んでしまうケースもある。この場合は生き返る方法を巡ってストーリーが進行するパターン、走馬燈の形でストーリーを進行する(つまり全編通して回想)パターン、本来いた世界とは違う異世界への転生するパターンなどが考えられる。また、ラスボス候補の身勝手な願望と特異性の高い能力故に、殺害された直後に無理矢理蘇生されたり、死んだ時刻から逆行したりするパターンもある(東方仗助人吉善吉ナツキ・スバルなど)。

  • 負けない
負ける=死ぬという状況なら上記と同じ理由で負けることはないが、ラストで敵と相討ちになったり、敵を道連れに自爆するといったこともある。
途中で一度負けて捕まってから脱出したり、負けても「殺すには惜しい」と見逃されたりするケースもある。
スティーブン・セガールアーノルド・シュワルツェネッガー等のアクション映画の主人公はまず敵にやられて死ぬことはない。
だが、リゼロのナツキ・スバルは何度でも負けて死ぬ。

  • 一度負けても、次にはパワーアップ(新能力、新技の習得など)して勝つ
ただし、主人公側も修行するなどの相応の努力が必要とされる。

  • 上記とは別に、主人公の努力なしでもピンチに新たな力が手に入り逆転する
その代わり、主人公以外の登場人物が犠牲になったりするなどで主人公も何かを失うことが多い。

  • 美形として生まれついている
特に理由がなければ、ブサイクブスが主人公のヴィジュアルに採用されることはない。
あえて採用されるときは「醜い小男だが心は誰よりも優しい」「ブスが自分磨きをする」「ブサイクさで演出するギャグ漫画」など根幹に絡むことが多い。※

※派生としてフツメンに描かれるというケースがあり、リアルでお察しくださいな読者の自己投影を考慮した結果、下手なモブ三枚目悪役以上にブサイク、ブスぶりを発揮してしまうケースがある(顔形はブサイクではないが、内面が服装、行動、雰囲気などににじみ出て、キモオタクズに見えてしまうパターン)。

  • 歴史作品において、史実より活躍している
取り上げる人物を目立たせたいあまり、史実より美化されたり、挙句には他者のエピソードを横取りしてしまうこともある。

その他、主人公補正は幸運を指すと考え、殺人事件に遭うなどの不幸を「逆主人公補正」と区別する人も存在するが、厳密な定義はない。

負の主人公補正

逆主人公補正とも呼ばれる。主人公と言っても良いことばかりではなく、むしろ一般的なキャラと比較すると受難も非常に多い。俗に言う主人公補正というのはこれらを乗り越えるために必要なものでもあり、そういった意味では正負の主人公補正は表裏一体とも言える。

  • 事件、事故、災難、トラブルに巻き起こされたり引き起こしてしまうことが極めて多い
俗に言う不幸体質。主人公が平穏無事なままでは物語は始まらず退屈なものとなる。そのために物語は主人公にありとあらゆるトラブルを容赦なくぶつけ、その結果命に関わる危険な目や重傷を負わされることも珍しくない。故に主人公は平和や平穏とは無縁の生活を強制されるのである。もちろんそれが原因で主人公本人が死んでしまうことは基本的にないが、裏を返せば死なない程度に酷い目に遭い続けるということでもある。強運が幸運であるとは限らない好例。

  • 死ねない
前述の「死なない」を裏返すとこうとも言うことができる。どれだけ苦難に晒され尊厳を傷つけられようが、どれだけ親しく大切な人を喪おうが、どれだけ取り返しのつかない深刻な過ちを犯そうが、それこそ死んだ方がマシであっても物語が主人公に死ぬことを許すことはない。仮に死んだとしても前述の通り蘇生が前提か、死んだ状態でまた生きていた時と変わらずかそれ以上の苦難や試練が待ち受けていることがほとんどで、いずれにせよ主人公が主人公である以上は「死」の安寧が与えられることはまずない。

  • 異性運が悪い
特に主人公が男性の場合に顕著。モテると言ってもそれが1人であるということは少なく、大抵は複数人の異性による奪い合いとなり、主人公はその板挟みに置かれることとなる。その中には実害を伴うものも多く、当人に自覚があろうがあるまいが主人公も当然のごとく巻き込まれる。また本人の意思に関係なく痴漢の烙印を押されてしまうことも。第三者から見れば羨ましいことこの上ないとしても、当人にとってはたまったものではない。さらに性質の悪いものになるとその異性キャラの親族(主人公と同性の場合が多い)、友人や取り巻き(これらは逆に異性の傾向がある)に目をつけられたり、主人公に好意を寄せる異性キャラ自体が災難の化身のような人物だったりもする。

  • 両親などの肉親の死亡率が高い
死亡フラグも参照。物語開始前、後に関わらず親やきょうだい(特に年上)等を亡くす、亡くした主人公は多い。穿った見方をすれば主人公に降りかかる死を肩代わりしているようにすら見える。

  • その立場、地位とは不相応な責任の極めて重い役割を課せられる
ただの学生でありながら世界の命運を託される、民間人や新米兵士でありながら最新鋭機の使用者やパイロットに任命される、強大な敵と最前線で対峙させられる、世界を滅ぼしかねない存在と交流する羽目になる等が具体的な例。スケールが大きくなると世界と大切な誰か(ヒロインであることが多い)の二者択一の究極の選択を迫られることも。

補足

とは言っても、完全に主人公補正に頼りきった主人公はほとんどおらず、モテるのに十分な人間的魅力の持ち主であったり、苦労や努力の末に主人公補正が発生する場合がほとんどである。
本人の努力の上にこの補正が発生している以上は、完全に不公平とも言い切れないだろう。

また、連続シリーズの場合、最終回にて次の番組のヒーローが登場して颯爽と活躍し、番宣をして去っていくという行為も多い。これを最初にやったのは、1974年にマジンガーZの危機に駆け付けたグレートマジンガーだろうか? 違う。パーマンである。1967年にアニメ『オバケのQ太郎』(白黒のヤツね)の最終回で、Q太郎正太は悪者に捕まってしまうのだが、Q太郎が発信したSOSを聞きつけ、何の説明もなくパーマンが空の彼方から飛んでくるのが最初なのだ。6600倍のパワーでたちまち悪人をやっつけて二人を救い出したパーマンだったが、直後にQ太郎から「君が出てくるのは一週間後じゃないか」と突っ込まれている。

一部のゲームでは主人公補正に相当する能力をキャラクターが保有している事もある。
例えばTRPGの場合、プレイヤーの作成したPCは主人公であるため、上記のような補正を保有しているという前提で能力として持っているシステムもある。一発逆転を狙える能力やダイス値へ足すなど、システムにより異なる。

関連タグ

主人公 死亡フラグ フラグクラッシャー 根性論
異能生存体 ご都合主義
その時不思議な事が起こった

関連キャラ・作品など

  • 平沢唯…音楽の初心者でありながら「ふわふわ時間」など主題歌を披露して仲間から高評価を得た。最後の最後で風邪を引くアクシデントに見舞われながらも風邪が治って結果的にイベントに間に合った。みんなの歌詞投票で一番に選ばれたりと才能も持っている。劇場版ではロンドンでの寿司屋のマネージャーにせがまれても「カレーのちライス」で歓迎させたり、梓に他国のマナーの説明をしたり、帰国時間が迫っている状況でドライヤーの件からチューニングを恐れながらもさわ子先生に助けられ、「ごはんはおかず」でロンドン人を歓迎させた上に予定時間に間に合った。&曰く「結局、日本語じゃん。」からは「悪夢」と恐れられ、クラスメイトからは「卒業する前に演奏をもう一度聴きたい」と絶賛され、その後の「U&I」や「天使にふれたよ!」で多くのクラスメイトや梓から歓声を受けた。
  • 闇遊戯武藤遊戯)※メイン画像… 遊戯王シリーズの先駆者。ブラマジ系統や三幻神などを積みこんだ非常に重いデッキを持ちながら、持ち前のドロー力で使いこなしてみせる。また、その神がかったドローで仲間たちを魅了することも忘れない。
  • 遊城十代…闇遊戯のドロー力をさらに誇張したようなデュエルスタイルで、「バブルマン」「強欲な壺」「悪夢の蜃気楼」などを絶妙なタイミングで引き当て、ほとんど手札がないような状態からも一気に巻き返すことができる。3期以降は本来のE-HEROデッキにネオスペーシアン(4期はユベルも)を加えたやはり重すぎるデッキを使っており、これまた闇遊戯同様に見事に使いこなしている。これらに加えて、いろいろなトラブルを起こすが結果として成功、不問扱いになるという意味での主人公補正も備えている。
  • 不動遊星…遊戯王主人公では唯一、闇堕ちしたり人外キャラと融合したり別人格がいるわけでもないとスペックで劣るかのような描写がある一方、ドロー力は先輩たちに負けず劣らずであり、特にシューティング・スター・ドラゴン絡みのドローでは5枚ドローした中の5枚がチューナーという、現実でやったら積み込みを疑われかねない奇跡を何度も起こしている。また敗北することも滅多にない他、メカニックとしても一流、対人関係も良好で相思相愛の相手もいるなど、デュエル以外でも主人公補正を存分に発揮している。
  • 九十九遊馬…初心者デュエリストという触れ込みだったが、敗北は極めて少なく、特にナンバーズを賭けたデュエルではほぼ負けなしである。後に、相棒のアストラルとの合体という条件付きであるが「新しいカードを創造しデッキトップとして引く」という主人公補正が具現化したかのような能力を獲得し、先輩たちとの差別化に成功。ちなみに、トラブルを起こすが結果としていい方向に進むという十代に似た性質も持っている。
  • 榊遊矢…歴代主人公と比べるとパフォーマンス能力に特化しており、アクションデュエルにおけるパフォーマンスで敵味方を問わず心を奪う。そのパフォーマンス力は絶望し牢獄の主と化したデュエルの達人や、遊矢のデュエルスタイルを真っ向から否定する絶対王者の心さえ動かすことができる。また最終的にはパフォーマンスで繋いだ絆を元に、敵対していた四つの次元を和解させることに成功した。
  • 藤木遊作…序盤の時点で既に、何人もの人間をアカウント消去に追いこんだ危険集団であるハノイの騎士の脅威に晒されながらも屈しないという強者ぶりを発揮。さらにスピードデュエル時に使えるスキル「Storm Access(ストーム・アクセス)」は「データストーム」内部から新しいカードを獲得するという(歴代主人公にとっては)おなじみの主人公補正感満載の能力である。
  • カケルサルゲッチュシリーズの先駆者。溺死や危険物に当たってもビスケットが減らされるだけで住み、サルバトーレやミリオンモンキーズ等の外伝作品に出演した。さらにアニメ版ではスペクターに剣で貫かれても洋服が貫かれただけで命拾いしたり唯一サル化されずに危機を救ったりと正義感と生命力を持つ。
  • サヤカ…サルゲッチュシリーズで唯一の女主人公ジュニアアイドルでありながらドジなところが目立つが、カケル同様正義感と生命力を持ち多くのピポサルを魅了し、さらに7種類の変身能力を持つ。携帯アプリにも単独で主役を勤めた。
  • 上条当麻…一ヵ月に5~7件程の事件に巻き込まれるなど事件への遭遇率が非常に高い。正負双方の主人公補正を色濃く体現した存在。
  • ネプテューヌ…ゲームの性質もあってそのまま「主人公補正」というスキルを持っている。ちなみに大抵は「味方一人の物理防御・魔法防御・回避率・命中率アップ」の効果を持つが、ノワール主役のスピンオフ作品では「勝手に主人公補正!」となっており、こちらは「物理防御・魔法防御・回避率・行動範囲・魔法攻撃力アップ」となっている。
  • 人吉善吉…主人公補正を無効化するスキル「愚行権(デビルスタイル)」を持つ。
  • キリコ・キュービィー…歩く生存フラグとも言える、主人公補正の究極形の一つ。作中では異能生存体としている。
  • ガン=カタ…映画「リベリオン -反逆者-」に登場する戦闘術で、敵の銃弾に被弾しないというアクション映画における主人公補正やマンガ物理学に対するエクスキューズの役割を果たしている。
  • 福田己津央…彼が監督をしたアニメの主人公は露骨なまでに主人公補正がかかることでも有名。この人のように現在まで物議をかもし続けているケースも。
  • 小松江里子…上記の福田己津央同様、彼女が脚本を担当したドラマの主人公補正が掛かり、特に天地人では歴史ファンから「史実に忠実ではない」と物議を醸した。
  • イチローWBC決勝戦の10回表にてツーアウト2塁3塁の状況で不調の状態からタイムリーヒットを決めるという現実世界において主人公補正が適用された極めて稀有な例。
  • アメリカ合衆国…いろんな意味で。奇跡が起こらないなら有り余る財力と軍事力で強引に主人公補正を作ってしまうチート。
  • ランス(アリスソフト)…一部作品でそのものズバリ『主人公補正』と言うスキルを持つ。エロくて強くてモテモテで強運でどんな事件も強引に解決してしまう。しかし彼とてどうにもならない事はどうにもならないのである。
  • 本山一城氏のマリオピーチ姫の為にハチャメチャながらも正義感を燃やすが、浮気者かつ独善的な一面がある。しかも、ギャラリーやゲストが彼の味方になることが多く、ヨッシークッパデイジー姫、そしてワリオが一方的にいじめられたり、容赦ないお仕置きを受ける。
  • ルイージルイージマンションにおいて初の主役デビュー。さらに彼の努力に人気の反響が出たのか続編である「ルイージマンション2」や外伝の「ニュースーパールイージU」が登場し、漫画版でも兄のマリオそっちのけで物語を引っ張った。マリオ&ルイージRPGシリーズでも周囲からいじられながらも彼独自の見せ場が多く、ギャラリーから多くのプレゼントをもらったりと幸運も持っていたり、マリオがが無敵キノコを食べてマメねつに掛かったりする。
  • ワリオマリオシリーズのライバルキャラクター。彼が初めて主役を勤めた作品では不死身と敵の攻撃を食らうだけで変身できる能力を持つ。GC作品のマリオゴルフ&テニスではマリオ兄弟そっちのけで相棒のワルイージと共に視点を提供した。またメイドインワリオシリーズでは毎回お金儲けを企てるのがセオリーで仲間達に成敗されるも新たなアイデアと驚異の生命力で復活を果たしたりと悪運の強さも持つ。
  • カービィ…敵キャラを何でも吸い込み、かつ24種のコピー能力を使いこなす通称「ピンクの悪魔」。アニメ版や漫画版ではモブキャラが彼の味方になる事も多く、カワサキの料理を手伝って失敗した激辛料理がカルトな人気になったり、デデデが主役となった回でも彼のお便りコーナーが流れたり、スイカ型の爆弾を食べても平気で生きている。さらにWii版や3DS版ではスーパーコピー能力を得たりロボを操縦したりと強力な個性を手に入れた。任天堂のお祭り作品スマブラXの「亜空の使者」でもOFF波動を喰らったファイターで唯一復活したり多くのファィターを救ったり亜空砲を食い止めたりと大活躍する。
  • メイポケモンBW2女主人公ポケウッドの女優、ジョインアベニューの経営、PWTでの初代からBWまでの全チャンピオン打倒。さらに伝説・幻のポケモンのフォルムチェンジ方法を一発で解決するなど歴代主人公の中でもずば抜けたスペックを誇る。さらに5年後に衝撃のフィギュア化が決定した。
  • キョウヘイポケモンBW2男主人公。上記のメイ同様、ポケウッドの男優、ジョインアベニューの経営、PWTでの初代からBWまでの全チャンピオン打倒。さらにあの人とのデートやら伝説・幻のポケモンのフォルムチェンジ方法を一発で解決するなど歴代主人公の中でもずば抜けたスペックを誇る。
  • サトシアニメ版ポケモンの主人公。バトルの実力はさることながら、新シリーズ開始後に伝説のポケモンと遭遇、普通なら持てない重さのポケモンを持ち上げたり腕や頭に乗せたりし、ポケモンの技を食らっても平然としており、劇場版では死に掛けたりしても平気だったり一部のポケモンにゲーム本編に先駆けて特別な個体となっていたりと、作中でもとてつもないスペックを誇っており、一部ではこう呼ばれる
  • ピカチュウアニメポケットモンスターシリーズにおけるもう一人の主人公。アニメでは、バトルでは相性で効果が無いはずのじめんタイプにダメージを与えたり、進化系であるライチュウをスピードの差で倒したり、ゲーム上ではピカチュウより能力が上のはずのポケモンをサトシが手に入れてもエースの座を維持できたり、ライチュウを差し置いて専用技を手に入れたりなどの優遇を受けている。また、アニメがヒットしたことでゲームの看板ポケモンとなり、それに伴って専用アイテム専用技専用Zワザを獲得するなどアニメ以外でも恩恵を受けるようになった。
  • カムイ…登場キャラ全員と会話可能(しかも同性結婚あり)。さらにある場所に飛び降りても怪我を負わず、黒幕のことを誰にも話すことができない状況下にも関わらず、持ち前の人徳と高いカリスマ性で乗りきっていたり死に際に仲間達に必死に救われたりと悪運と生命力が強く、第3の道では後々両国を和解させたり真相を貫いたりとリーダーシップを発揮する。さらに上記のメイ同様フィギュア化が決定した。
  • アイク…専用武器「ラグネル」で遠距離攻撃が出来る上にスキル「天空」で大ダメージ+回復もこなせる。次回作でも二人の主人公を差し置いて大暴れする。覚醒の占い師曰く「最強の英雄」でしかも子孫まで存在されている。しまいには任天堂のお祭り作品「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズにも参戦を果たした。さらに歴代キャラが集うファイアーエムブレムヒーローズでは英雄総選挙で1位を獲得し、特別衣装まで用意された。
  • ダークドレアム…厳密には主人公ではないが、ドラゴンクエストⅥで主人公サイドに加わった時、その補正能力は凄まじいものを発揮する。
  • 両津勘吉…こち亀が生んだ主人公補正の最もたる存在。毎回お金儲けや下品な行為を目論んでは大原部長秋本・カトリーヌ・麗子に成敗されるが全く懲りず、不撓不屈の生命力と悪運で復活を果たす。さらには40年一度も休載無しという偉業により、週刊少年ジャンプ歴代キャラとのコラボにおいてもその力は猛威を振るう。悪魔附きの子連れ番長を悪ガキ扱い、フリーザ様の攻撃ですらかすり傷、「両津菌」によりグルメ界の猛毒無効、奴良組初代の畏れ無効、魔界の化物からも「化物」と賞賛される。
  • 兼本あつこ氏のマリオ…ピーチ姫救出の大志を持つヒーローだが、横暴で自己中、下品なため焼け石に水。悪運と生命力が異常に強く、悪知恵も働くため報復を挑んだ殆どの相手が頓挫する点、上記の両津と似た部分もある。
  • 青田赤道…超人揃いのどおくまん作品の中でも有名人。物欲性欲に凝り固まった青年だが、ここぞと言う時の踏ん張りやスケベ根性で多くのピンチを乗り切る。彼を懲らしめ得る存在も少なく、作中ではほぼ最強。
  • 進藤ヒカル…『ヒカルの碁』の主人公の一人。囲碁はカードゲームと異なり運要素はない(半目勝負の揺れ程度)。そのため物語においても棋力の高い者が勝つパターンが多く、下手が勝つときは何かしらのハプニング(反則負け、ぽか、不戦・棄権)が多い。ただし、例外もあり、韓国の研究生・洪秀英との対局では、置石2つくらいの棋力差があったにも関わらず院生のヒカルは彼に読み勝った。この打ち方から伊角や越智は互角に戦う自信はなく、ライバルのアキラたちにも心を打たせた。しかし、プロ試験本戦ではいつも以上の力が出ただけが分かり、伊角や越智には序盤劣勢にて苦しめられる。
  • ヴァン(レヴァナイト・ウィング)…前作でのネタっぶりに加えて物語の主人公を自称する空族兄に復讐を誓う将軍未知なる力を持った剣に選ばれた王女に喰われていた存在感が嘘のように敵対していたバンガ族の親玉やレヴァナント族が味方になったり仲間と指導を取ったりパンネロに恋愛フラグを建てたりモンスターを使役したり等見せ場が増量。しかも本編でも続編でもスピードとパワーを兼ね備えておりあの敵こんな敵イヴァリーズ地上最強のモブと互角に戦えたりと戦闘面でも活躍し、帝国兵に牢獄へ連合されようが悪運で復活を果す。また、彼のやるべきことには全て主人公補正がかかっており、一つ2万ギルもするリーフ集めも実質低価格で成功扱いとなっている。FFTA2では空族としての成長ぶりがエスカレートし、しまいにはディシディア系等FFシリーズのお祭り作品にも(中の人を替えて)登場し、元カオス側の女性を救ったり、様々な武器を使いこなす剣豪とのやりとりも設けられていたり、裸の女性に服を着させようと助言、魔女やブリッシュに年齢の質問、同キャラ対戦で自分が主人公であることを露骨にアピール、クジャガブラスに敵意をむき出したりとかなりフリーダム。某道化師からは「空気の読めない子!?」と絶賛される。
  • バルフレア…ヴァンが続編の主人公ならこっちは本編での主人公。多くの物語を引っ張ってゆき、危険物すらも勇敢に立ち向かうなど物語の中での主人公補正が掛かっていると言える。
  • 新導クロノ…『カードファイト!!ヴァンガードG』シリーズの主人公。初心者ファイターだが、3期にあたるストライドゲート編に至るまでほぼ無敗であり、何かしら負けが多かった前主人公達より主人公補正は強め。シリーズ最終作「GZ」では、自分の未来の可能性と対応するデッキのカードを賭けたファイトに自ら志願した上で敗北、Gゾーンのカードが全て消滅するという他のキャラなら死亡フラグものの状況に置かれるが、チームメイトと共にある特別な儀式を行い、本来なら取り戻せないはずの未来の可能性とカードを奪還するという主人公補正という名の奇跡を起こした。
  • ラージュ…行動回数増加に加え段差の高低差を無視する「シュペル・スレイグ」を持つ。
  • 未門牙王…『フューチャーカードバディファイト』シリーズの王道的な熱血主人公。完全初心者でありながら、有名な実力のあるファイター達を倒していき、ほぼ負け無しであるが、努力は怠らない。ピンチに陥っても持ち前の運や精神面で切り抜けたりと上記の不動遊星や新導クロノと似た部分もある。
  • じーさん…世の中の生き抜く方法を教えてくれるがどれも危険な物ばかりで焼け石に水。しかも老人とは思えないスピードとパワーを兼ね備えており、孫や校長が一方的にいじめられたり、容赦ないお仕置きを受け、自身も最強さんに容赦ない攻撃を喰らってもその内2回は生きていたり、全国大会で置き去りにされても理不尽な出来事もなく優勝する等悪運と生命力も持っている。さらに約100ページものの大長編が何年も渡って連載されたり(コロコロ以外の雑誌も含む)とコラボしたりと彼の優遇さが伺える。
  • 曽山一寿…上記のじーさんの作者だが外へ出かけた時に様々な珍百景を見かけたり、新年会のくじ引きで目玉の豪華商品を当てたりと作者なのに主人公補正が掛かっている。
  • 苗木誠…推理ゲーム『ダンガンロンパ』の主人公。スペックは全体的にごく平凡な高校生だが、その中からくじ引きで超高校級の天才達が集まる学園に入学した「超高校級の幸運」。早い話が主人公補正・ご都合主義を、"幸運"に言い換えたもの。本人は不運な目に遭うとは言うものの、その不運の中であっても命ギリギリのところで助かったりする、平凡ながらも運に恵まれている。また、本人は窮地に立たされる程、それに飲まれず立ち向かうという強い精神も併せ持っている。
  • 日向創…推理ゲーム『スーパーダンガンロンパ2』の主人公。自分の才能が思い出せない「超高校級の???」で前作の誠より個性が弱いものの、作中では負けず劣らずの推理力と行動力、観察力を持つ。さらにやりとりをすすめると男女全員からパンツがもらえ一部ではこう呼ばれる。
  • 苗木こまる…『絶対絶望少女 ダンガンロンパ』の主人公。兄の苗木誠と同じく平凡でタイトルの通りゲーム開始から監禁されている上にモノクマに何度も教われるがその度にに救われたりと苗木誠に負けず劣らずの幸運と生命力を持つ。また正義感もあり、弱気な女子高生と互いにフォローし合っていく内に成長してこの主人公補正ぶりを発揮する。
  • ラッキー(キュウレンジャー)…特撮番組『宇宙戦隊キュウレンジャー』でシシレッドに変身する主人公。この番組のヒーローは悪に支配された宇宙を救う9人の救世主という設定だが、その中でもラッキーはどんな逆境も名の通り幸運(ラッキー)で乗り越える宇宙一幸運な男。その幸運に加えて抜群の身体能力、逆境もラッキーと捉える前向きさなどによって、やがて周りも巻き込み気付けばリーダーとなっていくスーパースター。1話目で宇宙に生身で放り出されても隕石に乗って帰ってくるなど初っ端からぶっ飛んだ面も。ただ、これまで40のスーパー戦隊シリーズでもご都合主義がお約束されており、その41作目で登場人物がとびきり幸運(ラッキー)と明言するのは、意外にも初のことである。
  • 成歩堂龍一…推理裁判ゲームとして有名な『逆転裁判』シリーズの主人公。どんなに不利な裁判になろうとも、依頼人を信じる心と逆転の発想で見事に逆転無罪を勝ち取る弁護士。…とは言うがこのキャラの一番焦点に合わせるポイントは、運が良いのか悪いのかよく分からないところである(とあるライバル検事曰く)。この男は裁判だけでは飽き足らず日常でもピンチに追い込まれてばかりだが、消火器で後頭部を殴られても記憶を失うが外傷がほとんど無い燃え盛る吊り橋を渡ろうとして落下し真冬の急流の川に流されても高熱にうなされるのみ猛スピードの車にぶつかり電柱まで飛ばされても足の捻挫だけで済むなどとんでもないくじ運の悪さと異様な頑丈さが伺える。もう一度言うが彼は弁護士であって決してアスリートでも格闘家でもない。この死ぬ寸前もおかしくない状況でもケロッとしているのは、主人公補正あってのもの…?
  • おそ松さん六つ子前作ではイヤミの存在感が重すぎたが、「おそ松さん」では6人それぞれに個性が付く形でアレンジされ、イケメン化したり女体化したりと一転して優遇。しかもそれらのバージョンのグッズまで販売され、第1話からパロディを連発したりイヤミやチビ太が仕打ちや報復を受けたり様々なソーシャルゲームやメディア作品とのコラボ、そして一番くじの景品としても登場している。
  • フロンティアクオリティポケモンのバトル施設でお馴染みの現象。主人公ではなくNPC側に主人公補正がかかるという当時としては斬新なものだった。
  • ギャラルホルン…「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の主人公の敵組織であるが二期では鉄華団の名有りキャラが続々死んでいった一方、ガンダムから致命傷を受けてもなかなか死なない、ガンダム搭乗者で唯一生存したり、鉄華団側のダインスレイヴによる攻撃は外れた一方ギャラルホルン側の攻撃はガンダムに必中するなど「敵側なのに主人公補正がかかっている」という意見すらあったほどだった。最終回でも結局その構図は覆る事なく鉄華団マクギリス・ファリドなどの反逆者の戦死をうけてラスタル・エリオンの勝ち逃げという結末に終わった。
  • のぞみプラレールの互換性のある鉄道玩具『超特急ヒカリアン』の主人公。ボディのデザインがシンプルとは裏腹に剣系の武器や盾が多くブラッチャーが現れたらスカイサンデー等の必殺技ですぐに撃破するチート的存在。更に彼の大型商品や通常商品のリニューアル仕様により玩具でも優遇な場面を発揮してる。電光では唯一深い思い出を忘れ去れない記憶力があったり最終回でウエストとAHRレスキュー以外のヒカリアンの中で牛若丸と合体する最後の見せ場を持ってる。
  • コンカー…敵の銃弾が(ムービーシーンで)当たらない、主人公の都合の良いタイミングで超展開が発生するなど、典型的な主人公補正の持ち主。しかしその結末が、Conker's Bad Fur Dayにおいては一番大切なものを失うものであるため、バッドエンドのお膳立てに主人公補正がフル活用されるという、えげつない例である。
  • 吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない)…敵役ながら何かと強運に恵まれている事が強調されたり、(歪んではいるものの)主人公勢顔負けの強固な不屈心を持っていたり、終盤で主人公にすらない能力がパワーアップする描写があったりするなど作品のファンの中には殺人に手を染めていなければ主人公になれた男という考察まで出ているほど主人公補正がかった描写が多い。過去二度にわたり1VS複数という圧倒的不利な状況で交戦していながら、シアーハートアタック猫草などでカバーする事でいずれも相手を両者とも死亡寸前まで追い詰めている。特に後者は単純に「自分を探し回っている複数の無傷のスタンド使いに発見された」事と、最後の最後で「救急車の軌道に吹っ飛ばされる」という運に見放された事が敗因となっており、タイマンの状況が続けば主人公にもあと一歩のところで勝利していた事から本来の主人公以上に主人公補正がかかっているとも考えられる。4部はまさに「高い主人公補正を持つ敵に数で応戦する」という主人公補正同士のぶつかり合いを極めた斬新な作品といっても過言ではない。また、キャラ人気が高いせいか主人公を差し置き死後の世界を描いた後日談まで作られている。
  • かばんちゃんけものフレンズ(アニメ)ダブル主人公の一人。記憶喪失であり自分が何の動物か知るためにサーバルととしょかんを目指す。身体能力は低いものの、閃きの良さや数々の独特な動物的特徴を持ちフレンズの力を借りることで各ちほーの問題を次々と解決、終盤セルリアンに食べられたものの他のフレンズと違い記憶を失わず生還。パークを救ってキョウシュウエリアを旅立った。これだけでもすごいのだが、元動物はそれ以上の主人公補正がかかっている節があり弱体化している面もある。恐ろしい。
  • 人間…人、人類、ホモ・サピエンス。主人公かどうかは定かではないが、ものすごい主人公補正がかかっている動物。群れで行動し、極めて頭が良く言語を操る、手先が器用で道具を多用し、殺傷力の高い遠距離攻撃(投擲や飛び道具)を行える、発汗による優れた排熱能力を持つ、体もでかいetc.とアドバンテージになる特性まみれ。哺乳類でもトップクラスの個体数(人口)を誇り、地上の殆どどころか宇宙にまで縄張りを広げちゃった恐ろしい連中。さらにこの中から上記のイチローみたいなさらなる主人公補正を持った個体が生まれることも…。しかし、これらは数々の逆境と奇跡を経て少しずつ適応してきたいわば努力の賜物であり最初から与えられていたものではない。前例のない大繁栄をしているとはいえどんな説を取ろうが精々最長数十万年程度であり、他には億年単位の繁栄を経験している(した)種も存在する。
  • 藤原拓海頭文字Dの主人公で、13歳の時に父・文太からの英才教育として無免許にも関わらずクルマで豆腐の配達を行っていたため、ほぼ同年代の走り屋よりテクニックが高く、旧式で非力な愛車のAE86で90年代の高性能なクルマを倒してしまうほどであり、高橋涼介からは「公道最速理論の完成系」と称されている。他にも。本人は「ハチロク以外は運転できない」と語っているのだが他人のクルマをスペック以上の性能で走らせたただけでなく雪道に弱いFRのAE86で雪道に強い4WDセリカを雪道で倒したり(それを見た実在のレーシングドライバーからは「ありえない」と言われているほど)、さらにはイタチが横切ったことでプロのレーシングドライバーに勝利したり、長時間にわたるバトルの末にサスペンションに深いダメージを負いつつも相手がゲロ吐いたことで勝利したり、元プロのレーシングドライバーとの戦いでは相手がウイングを折ったことで勝利したり運の良さにも恵まれている

主人公補正ガン無視

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