ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

お坊さんを憎いと思うと、坊さんの着ている袈裟まで憎いと思えるようになることから。江戸時代の寺請制度により、僧侶の汚職が蔓延したことで生まれたとされる。

袈裟とは僧侶が左肩から右脇下にかけてまとう布状の衣装のこと。

なお英語にも似たようなことわざがあり「彼の踏む地面まで憎い」を意味するTo hate the ground he treads on.がそれにあたる。


詳細編集

この諺の意味を分かりやすく言うならば、「憎しみによって、対象だけでなくそれに関連する全てを憎む様になった結果、周りが見えない有様となっている」の一言に尽きる。


また、これには怨みへの戒めが込められており、怨みの念をずっと継いで怨みを引きずると、ますます大きなものに膨れ上がってしまい、怨みの対象が何をしていても憎いと感じたり、対象に関わりあるもの全てにも憎いと感じる病のような状態となるとして、そうした不健全な心の状態を指した諺でもある。


怨みを引きずらないようにするには、念を継がないようにすることが大切で、手放せなければ放っておくようにし、時間の経過と共に薄らいでいくのを待つようにすることが有効であるとされている。

逆にいつまでも引きずっているのはその怨みに縛られているということであり、その状態ではいつまで経っても自由は訪れないとされる。

そして、その憎しみが更にエスカレートすれば、周囲の人間達からもついていけないものとなり、最終的には「孤立」してしまう事になると言えよう。


また、現代においては特定の作品・コンテンツに対してアンチ行為を繰り返す者への皮肉やネットスラングとして使われる傾向にある。


関連タグ編集

ことわざ() 文化

くそみそ


アンチ 信者() アンチのアンチ

認定厨(ネットスラング)


対義語:あばたもえくぼ 罪を憎んで人を憎まず

関連記事

親記事

ことわざ ことわざ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 52600

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました