概要
何となく字面で意味が判るものから、知らないと到底想像の付かないものまで様々。主にインターネット上で生まれたものを指すが、そのルーツがパソコン通信の時代まで遡るような古いものもある。
さらに、ネット文化に詳しくない層にまで普及してネット外で使われるようになることもある。
「ネットスラング」と呼ばれるものは、その発祥や起源によっていくつかの種類に分類される。
- 特定のサイトやサービスの、特定のユーザークラスタ、例えば若者、女子中高生、サブカルチャーを好むオタクといった層の中で、自分達の間だけで通じる「合言葉」や「内輪ノリ」に近い形で使われていた言葉
- アニメや漫画、ゲームなど、フィクション作品に登場した名言や用語、オタク系の用語
- テレビやラジオ等のメディアに登場した芸能人や政治家といった著名人、あるいは(ニュース番組などで取材を受けた)一般人の発言や言動が広まったもの
- 書籍や新聞など紙媒体の文章、もしくはネット上のテキストがそのまま広まったもの
- マスコミ用語や政治用語、特定の業界における隠語や、インターネット外のコミュニティにおける内輪用語など
- 誤植や入力ミスなどをネタにしたもの
「みんなが知っているが説明が長くなる」現象や、「常用単語だけでは細かいニュアンスが伝わらない」項目に新たな名称を付けて、情報伝達・意志疎通を楽にする手段という事例や、画像や映像などと組み合わせた形でのmeme化(元の用語と特に関係のないものも多い)、古いネタの再利用・再発掘などの事例も存在する。
かつてはネットスラングといってもテレビなど外部のメディアに由来したネタが非常に多かったが、2010年代ぐらいになるとテレビ離れの影響もあってか、テレビから直接ネットスラングが発生する割合は減少している。
創作においては、キャラクターのオタクっぷりや変人ぶり、現実と仮想の世界の区別がついていない狂気性などを表現する目的で、口癖として設定されることがある。
(CHAOS;HEADの西條拓巳、ガッチャマンクラウズのベルクカッツェなど)
流行語ゆえに移り変わりが非常に早く、時代の流れによって死語と化したネットスラングも多々あり、ジェネレーションギャップがあったりして若い世代には通用しないスラングや、原意から意味や用法が全く変わってしまったネットスラングもあったりする(誤用の項目も参照)。ただし全滅するわけではなく、ごくわずかな用語は長年に渡り生き残り普遍化する。
文章において当時流行のスラングを詰め込んだ結果、後の時代になって見返すと痛々しいこともしばしば。
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