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夜神月

やがみらいと

夜神月とは、漫画『DEATH NOTE』の主人公の一人。
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「僕は新世界の神となる」

プロフィール

別名キラ
誕生日1986年2月28日(アニメ版は1989年)
星座魚座
血液型A型
身長179cm
体重54kg
好きなもの正義
嫌いなもの


声:宮野真守
演:藤原竜也(映画)、浦井健治柿澤勇人(ミュージカル)、窪田正孝(ドラマ)

概要

本作の主人公の一人。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、優れたコミュニケーション能力、抜群の演技力と社交性、手先が器用、超モテモテなどハイスペックすぎる人物。
その上、父親は警察幹部の官僚エリートで、家庭も円満かつ裕福で全てにおいて恵まれた青年。
幸福な環境、正義感の強い完璧な少年だったのにも関わらず、デスノートを拾ってしまったことがきっかけで段々歪んでいき、自ら幸せを手放していく…。

ストーリー

退屈しているものの何不自由ない生活を送っていたが、ある日人名を書いただけで人を殺害できるデスノートを拾ってしまう。これが全ての悲劇の始まりである。
その天才的な頭脳に絶対的自信を持っていた彼は、デスノートを用いて悪人犯罪者を死を持って裁くことで犯罪の撲滅及び善人の救済を実現し、純粋に善なる者のみが存在しうる「新世界」を創造、引いては自身が新世界の神となることを至上命題として、本格的に行動を起こすようになる。以後、方向性は逆だが同じ天才であるLと壮絶なバトルが始まる。

人物像

頭脳

学年トップはもちろん、全国模試常に一位の秀才児で、日本一賢い大学と発言されている東応大学(現実世界では東京大学を指す)を首席で合格するほどの頭脳の持ち主。頭の回転が非常に速く、敵を欺き、先の先まで計画することに長ける。リュークにキャッチセールスの世界でも神になれると言われるほど話術で相手を騙すのが上手い。
また、推理力にも優れ、ヨツバ編でも大活躍した。映画版では、東大法学部で、司法試験をわずか大学3年目にして一発で合格している。

運動神経

中学2・3 年でテニスの全国大会で優勝する程運動神経に優れている。本人曰く「テニスは遊び」。
Lとプロ顔負けのテニスの試合をしたこともある。

容姿

髪の色はブロンド〜ブラウンであり、目の色はブラウンである。アニメではよく髪と目が赤い色に変化し、激しい二面性を強調している。
原作者や作画担当者曰く「特に整った顔」。公式のアニメファンブックでも「端正な顔立ち」と説明されている。また、雑誌での原作者のインタビューによると、当時の山ピーこと山下智久をモデルにして作画をしてもらったらしい。作中では東大生のモブにイケメンだと評価されたり、女子にやたらモテたり、一目惚れされたりなどデスノートでも数少ない公式美形であり、かなりの美形である。顔だけでなく、公式公認でスタイルにも優れている。
また、顔芸に定評があるキャラクターでもある。ちなみに月の他の公式美形キャラは高田清美弥海砂であり、キラ側に多い。

性格

あらゆる面でずば抜けた才能を持つがゆえに、絶対的な自信を持ち、プライドが非常に高い。常に冷静沈着で論理的であるが、自分の計画が失敗したり、他者から低い評価を受けたりすると逆上する。つまり、自信がある故の完璧主義者で非常に負けず嫌いであり、自分は優れていると自覚しているため、自分より格下の連中に馬鹿にされるのが許せないのである。このように高慢で周りを見下しているが、表面上は好青年を演じており激しい二面性がある。

元々は理不尽で腐敗した世の中を憎む正義感の強い性格であったが、デスノートを手にしてからは徐々にその正義感をゆがめていき、自らの正義に逆らう者や邪魔になる者たちは容赦無く殺す独善的で身勝手な人格へと変貌していく。序盤こそ罪悪感に打ちひしがれることもあったものの、保身のために日本に極秘捜査していたFBI捜査官全員を抹殺したのをきっかけに人間らしい良心が欠如してしまったらしく、以降はL一派や警察すら殺すことにもほとんど躊躇いを見せていない。
自分が信じる正義を叶えるためなら最悪の場合、大切な妹や父親をも殺す覚悟を持っている。
また、猫かぶりの達人で慢性的に平然と嘘をつき、口が異様に上手い、と、ここだけきくと生来のサイコパスとしか思えないような性質を持ち得ている。
美形、口の上手さ、その他のハイスペックさなどのカリスマ性故に女性に非常にモテモテで、大学では六股をしていた。特に高田清美や弥海砂は命をかけてまで月のために尽くすも、いずれも報われることはなかった。

本編を読むと、月への評価は「意にそぐわないものは容赦なく始末する極悪人」「妥協しない純粋すぎた男」と真っ二つに分かれる。
アニメ版で原作ではLに対してわざと見せつけた邪悪な笑顔を「生まれて初めて他人に見せた素の自分」と言う友情の形として解釈して描写されているが、漫画本編の描写を見る限りデスノートを手に入れて以降の彼がそのような人物であったかは疑わしい。
しかし、先述したように元来は純粋な(ある意味、青臭いとも言える)正義感を持った人間であり、作者二人(大場氏・小畑氏)共に「デスノ-トさえ拾ってなければ…」と語っている。
その抜きんでた優秀さゆえに元から歪みかねない危うさを持ち得ていたのは否定できないが、もしデスノートに関わっていなければ、Lと共に世界中の凶悪な犯罪に立ち向かっていたかもしれない。
実際デスノートの記憶を失っていた時の彼は、目つきが澄んでおりその能力はそのままに父譲りの強い正義感と道徳観に溢れていた。
恐ろしきは、魔性の力「デスノート」とそれに屈してしまう自分自身の弱さであろう。

最期

原作・アニメ版で最期が非常に異なるキャラの一人。
原作ではキラの正体が月であることを知り絶望に閉ざされた松田銃撃を受け、追い詰められて後が無くなった末にリュークに助けを求めるが、無様な姿に愛想をつかされて見捨てられ、リューク自身の手でデスノートへ名前を描かれ処刑されてしまう。最後まで生への執着にあがいて無様な姿を晒した末に心臓麻痺で死亡する。最期の言葉は『ちくしょう……』

アニメ版では追い詰められるところまでは同じだが、魅上が自殺した隙に重傷のまま逃げ回るも、遠くからその様子を見ていたリュークに名前を描かれ、廃墟の中でLのを目にしながら、力尽きて眠るように死亡する。逃げ回る際、デスノートに出会う以前の自分の幻とすれ違う描写があったり、リュークが月を殺す理由も『人間と死神との間にできる掟』というのが主になっていたりする。原作に比べると同情を誘う最期となっている。

ミュージカル版ではリュークに飽きられ名前を書かれ、リュークに向けて発砲する悪足掻きをしながら死亡した。

実写作品

映画版

最初から大学生。(歪んだ)正義感による暴走の側面が強調され、そのためか冷酷さもより強くなっている。
(映画の尺という都合もあるが)早い段階で無関係の恋人をデスノートに名前を書いて利用したり、父親たちの殺害にも踏み切っているが、最後はLの策略にはまり追い詰められ、原作同様リュークに助けを求めて見放される。リュークに名前を書かれた際は、原作と違いキラとしての役割を果たせなかったことを悔しがっているかのような発言が多かったが、父には最後までその思想を理解されることはなかった。結果としてはデスノートの利用という点を含めLに上をいかれたことになる。

藤原竜也氏の演技力、再現力からキラと言えばこの人という人も多いだろう。

デスノート Light up the NEW world では彼の子供がいることが明かされている。どういった経緯で子供ができたのかも相手の女性も明かされていない。

ドラマ版

イケメン、モテモテ、秀才・天才と称されていた今までとは違い、「どこにでもいる平凡な大学生、アイドルオタク」となり、夜神月とは正反対な設定に多くのファンに衝撃を与えた。ちなみに取り乱すことはあるが、全体的にクールで本気出せば凄いらしい。
制作サイドからは「キラとなったことで天才性に目覚めていく隠れた天才」として紹介されている。いわばやればできる子といった感じである。
凡人ゆえか、第二、第三のキラを同志として扱い、彼らから自分の窮地を救われ、Lとは互いに友情を感じていたので対人関係は裏表が控えめで原作よりよくなっている(それが悲劇を生んだともいえるが)。

そのため、作中での扱いを見るに単なる一般人というよりは、かつて母の死に目に現れなかった父の姿から「普通」であろう、あるいは平凡なままでいいとしているだけで、才能や正義感、強い意志は根底に備えていたようである。ただ、あくまで徐々に才能が開花したことと、元々は凡人(当初は下手するとそれ未満と解釈できるシーンもあった)なため、詰みかけて運によって助かったことも多い(レイ・ペンバーに裏をかかれたり、有名なポテチも普通にバレた)。あと、こっちのLは原作より推理力が向上しているので結構パワーバランスがひどい。

第一話でペンライトを振っていたことから、視聴者から「夜神ペンライト」と呼ばれたりしてる。

親友を脅していた相手に対して自分が敵わなかったこともあって効果を信じていないながらもデスノートを使ってしまい、更に父を人質にした事件が発生。今度は正真正銘人が死ぬということを理解したうえで父を助けるために再びノートを使用する。
人を殺した罪の重さから自殺まで考えるが、リュークに使わないのなら凶悪犯に渡すという脅し、殺害した相手の死を喜ぶ声を聞いたことで、半ば自暴自棄となってキラとなる。
このように、自身の才能を信じて世界を裁いた原作等に比べると、周囲の状況から仕方なくキラとなってしまった側面があり、なおかつ自分の行いが犯罪かつ悪であり、正義ではないと強く理解している。
一方で他人を犠牲にしてきたこと、更には友となりかけていたLや自分を説得しようとした父が自分の理想を拒み死んでしまったことで、正義が勝つ世の中ではないからキラが生まれた、自分の行いが正義となるまで裁き続けるしかないという使命感を抱いてしまう。

最後は、銃撃を受けまともに歩けないほど負傷、彼を助けるために魅上が放った火によって結果的に取り残されてしまう。
「ここで死んだら何のために…」とLや父を思い返しながらデスノートを求め、燃えるデスノートを自分に火が移るのも構わず必死でつかみ取り、そして最後の最後にリュークに目の取引を持ち掛ける。
だが、彼の寿命はそこまでであり、リュークには「おせぇよ」と拒否され、そのまま全身に火が回り焼死した。
そのため、リュークに名前を書かれていない唯一の夜神月となった。
自分の身体が燃える中でもアニメ同様リュークに助けを求めていないため(目の取引は求めたが)かリュークも満足した様子であった。

途中で死んだものの、用意していたビデオレターによってキラを追い詰めため、こちらでも映画同様、Lの勝利と言えるだろう。Lは0.1%の確率で月がキラでない場合に備えた自分の願望も含めたビデオレターも用意していたので気持ちいい勝利とは言えないが…

今作でのリュークは上記の脅迫を始め月にデスノートを使わせたがっていた節があり、一般人がデスノートに人生を狂わされたという原作等よりも悲劇的な側面があったとも考えられる。

ドラマ版そのものは原作と異なる設定を多く取り入れていたため賛否両論であった。
髪型や輪郭などの特徴は映画版よりはまだドラマ版の方が原作に近いという意見やLがただのイケメン?デスノの配役は逆がいいんじゃ…と各地ザワついてた。のように原作のイケメン度合い的にはLと月は逆の配役の方が良かったなど様々な意見ある。特に、ドラマ版『デスノート』のキャストが判明!!でわかるようにキャスト発表時、配役が逆だろと批判の嵐であった。しかし、窪田くんの演技力の高さ、回を重ねるたびにルックスがイケメンになる様子にだんだんと原作ファンからも認められるようになったことも事実である。
特に上記の月の最後は必見。

余談

「月」と書いて「ライト」と読むという独特過ぎる名前の由来は「大量殺人鬼の名前になる都合上、同名の人に迷惑がかからないように」と、現実の人名としては絶対に有り得ない名前にしておこうという作者の配慮によるものだそうである。いわばジャイ子と同じ。
……昨今の風潮を見ていると「絶対に有り得ない名前」と本当に言い切れるのか不安になってきたが
なお、実際に名付けられた、あるいは名付ける親が増えたという話がネットで流れているが、こちらは特にソースはない

外部リンク

悪役名簿
キラという存在〜火口、魅上と比較したときの夜神月〜
名言集
迷言集
冥言集

関連イラスト

一方その頃
月


神いー
夜神月



『DEATH NOTE』の主人公が二人であることについて

下記のサイトにて、「『DEATH NOTE デスノート』シリーズで“キラ”こと夜神月を追いつめた、もう1人の主人公“L”」と表記されている。
L change the WorLd (2008) - シネマトゥデイ

関連タグ

DEATHNOTE デスノート 宮野真守 中二病 美形悪役 完璧超人
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