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ネタバレ

ねたばれ

作品の重要な部分をバラしてしまうこと。ここでは主にpixivやピクシブ百科事典のネタバレの扱いについて解説する。
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ネタバレとは

作品などの重要な内容(=ネタ)をまだ見ていない人間に知らしめてしまうこと。また、その内容。「映画やドラマ、スポーツの試合等のの結末を大っぴらに明かす」、「人がプレイしている途中のゲームの攻略法を頼まれもしないのに教える」、「手品をやっている途中で客が種明かしをしてしまう」など。


典型的な例は「推理小説をまだ読んでいない人にその犯人を教える(ばらす、バレる)」行為である。ネタバレを気にしない人もいるが、一年以上の寿命を奪われるくらいきついと感じる人もいるため、ネタバレはしない、ネタバレを隠すなどの配慮をしたほうが良心的と思われる。人によっては起承転結の起の段階に当たるストーリーの「発端」さえ事前に知らされるのを嫌がるが、これはあまりネタバレとされる事は無い。通常ネタバレとされる段階は転・結あたりの「転機」「結末」にあたる内容である。


テレビアニメの放送日が遅い地方民が、ネットで同期のアニメ感想を読むと否応なくネタバレになるといった、ネット時代ならではの構図も生まれている。ゲームの『CATHERINE』『ダンガンロンパ』のように制作側がネタバレのコントロールを図る例もある。


英語では「Spoilers」という。「ブチ壊し」「台無し」といった意味合い。


ちなみに、フジテレビで放送している番組は『ネタパレ』(ではなく)。


基本的にネタバレは著作権侵害にはならない(著作権法は他人の主張や資料を引用して利用することを認めており、また著作権の基本的な考え方として「アイデア自由の原則」というものがあるため、作品の核心となるアイデアを明かしても著作権を侵害したとは認められない)のだが、映画の映像を10分程度に再編集して映画自体を観なくても映画全体のストーリーが分かるように再構成した「ファスト映画」については、著作権・著作者人格権の侵害が認められている。


公式がやらかす例

販促などの事情でアニメの先々の展開や新キャラクターを公式から発表することがあるが、発表の内容によってはネタバレとみなされる事がある。また、これらに付随するゲームや玩具のCMはネタバレCMと呼ばれる。


これらはレベルファイブニチアサをはじめとするバンダイのお家芸とも呼ばれ、古くから視聴者の批判が絶えない。一方で、「単なる情報解禁」と冷静に見る向きもあり、公式発表やCMをネタバレとみなす事自体を非難する声もある。


稀にアニメの次回予告でネタバレしてしまう例も。


pixivにおけるネタバレ

以下は、ネタバレに関する問題とある程度の回避方法を記載しています。

当記事によってネタバレに関する投稿者及び閲覧者の責任問題などを討議する場所ではありません。また、この問題はpixivに留まらない事案であり、結論を見出すには非常に難しいことを先に記しておきます。


pixivは様々なジャンルのイラスト等が投稿されるイラストコミュニケーションサービスのサイトであるため、原作のあるイラスト(版権)も珍しくない。

それによりネタバレを見た閲覧者と、イラストの投稿者との間で争いの種になる場合がある。

また、サムネイルを見ただけでネタバレ要素を見てしまう、通称「サムネバレ」もありうる。


ネタバレ要素を含むイラストを投稿する際は、これから作品を楽しもうとしている人のために注意する必要がある。

特に、まだ原作が一般大衆の多くの目に入らない、公開日や発売日の前後の時期はネタバレに敏感な人が多い。


なお、放送当時はネタバレでも放送終了から時期が経過した事で、本来ならばネタバレな物が普通に出ていたりするケースもあったりする。

リアルタイム以外でも未視聴者にとっては致命的と言えるようなネタバレもあるので、ネタバレの存在は表と裏の関係と言えるのだろうか。


中には「コウノトリやキャベツ畑を信じている無垢な子供に、無修正のポルノ写真を突きつける時の様な下卑た快感」(by)を得る目的で、意図的にネタばらしをしようとする輩もいるかもしれない(⇒作者は命知らず)。


ネタバレに関して言える事は、pixivの運営者がどこまで対応できるかにかかっている。

実際、google画像検索をするとpixivからネタバレが漏れだしている例もあるので、pixivがネタバレの温床に成り下がってしまわないように願いたい。


ネタバレの閲覧を回避させる方法

ネタバレ要素を含むイラストを投稿する際に、これらの手法を実行するかは個人の判断に任されていますが、無用な混乱や争いを避けられるかもしれません。pixivはイラストコミュニケーションというサイト上、多くの人達が共有して利用する場所であることを忘れないようにしましょう。

  • 複数枚投稿機能を使ってネタバレを含む絵を2ページ目以降に配置し、1ページ目はネタバレ・サムネバレにならない関連絵や、注意喚起などのイラストにする。
  • タイトルに【ネタバレ注意】などの言葉を注意喚起する。原作が続き物なら【第○話】などと話数を記すのもよい。
    • ただし、思いっ切りサムネバレしている絵のタイトルに【ネタバレ注意】を付ける等、中途半端にやってしまうとかえってネタバレ絵だと気付いて逆効果になることがあるので注意したい。
  • タグに「ネタバレ」を登録して『-』を使ったマイナス検索を可能にさせる。(除外したい単語の前に入力し「-ネタバレ」で検索すれば、「ネタバレ」を含むイラストが検索結果に表示されない。)

ぼかし機能

2018年6月13日までに行われた作品画面のリニューアルに伴い、いずれかの条件でイラスト等の作品にモザイクがかかるようになった。

  1. タグに「ネタバレ」「ネタバレ注意」「閲覧注意」などが登録されている
  2. タイトルキャプションの文中に「ネタバレ注意」や「閲覧注意」の語句がある(タグと違って「ネタバレ」の単語だけでは変わらない)

ただし、ぼかし処理がかかるのは本体の作品ページだけで、検索画面ではそのまま表示されてしまう。つまりサムネバレは今もあるので注意が必要である。


ピクシブ百科事典におけるネタバレ

ピクシブ百科事典は長らくネタバレについての方針を示していなかったため、一部の編集者がネタバレの是非やその配慮の方法を巡って編集合戦を起こすなどの問題が発生していた。


2023年春に公式が公開した編集ガイド「リーク・フライング・ネタバレの扱いについて」でようやく「ネタバレは禁止ではありません」としつつも配慮を推奨する方針を示した。


それによると、「強制ではありません」としつつも、下記のような「配慮」が奨められている。


  • 記事概要・メインイラストにネタバレを含めない

メインイラストがネタバレになる場合は、下記の画像を使用することも考慮しよう。

ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン


  • 見出しにネタバレを含めない

「デスクトップ版において記事冒頭の目次に表示されるため、不意に目に入りやすい情報です。ネタバレ部分の見出しはぼかした表現や注意喚起文言などに留めてください。」としている。


  • 記事の途中でネタバレがある場合、事前に注意喚起をする

ネタバレの記述をする場合は、記事本文中に行数を多く開けて間にここからネタバレ注意などの記載をするのが慣例となっている。


  • ネタバレ部分を別記事にする

「ネタバレの分量が多い場合」などの配慮。しかし、記事名自体がネタバレになっている場合は配慮自体が無意味になりかねない。


  • ネタバレになってしまう記事タイトルの投稿時期を遅らせる

究極の解決策。ピクシブ百科事典の仕様上、ネタバレ記事も画面右下の「更新された記事」「新しく作成された記事」のコーナーに表示されるため、見るタイミングが悪いと検索などしていなくても不意打ちでネタバレを目にしてしまう事になる。編集ガイドでは「情報の公開直後は既存記事の一部分にネタバレを記載するに留め、情報が十分に浸透するまでは個別記事にしないといった配慮をお願いします。」としている。


リーク・フライング記事について

リーク・フライング記事とは、公式からの正式発表を待たずに関係者などから漏れた情報(リーク情報)などで作成された記事のこと。まだ情報が出揃っていない内に記事を作るため、制作した段階では内容の乏しい立て逃げ同然の記事になっていたり、あるいは正式発表時には前情報とは内容が異なり、結果的に誤報になっていたりといった問題が多くある。また法的にも業務妨害に問われかねない行為である。


pixivでは、「広く公表される前の情報を当事者の意に反し流布すること」、「真否についての事実確認が困難な内容を公知の事実のように扱うこと」は規約違反とされているが、公式はこういったフライング記事について、ガイドライン及び上記の編集ガイドで改めて禁止を呼び掛けている。


ネタバレ・フライング記事がよく立項される作品

  • ニチアサ作品など玩具展開のある特撮・アニメ作品

 商標登録情報や、公式の販売サイトでの予約告知に掲載されたアイテム名はもとより、「解禁前につき無断転載禁止」系ソースなどをもとにしたニチアサ民によるフライング記事があまりにも乱立したことから、公式も改めてフライング記事の禁止を呼び掛ける事態となった。

新シナリオが配信される度に、当日か三日もしないうちにその物語の最終盤に登場するサーヴァント等の項目が作成されるのが常態化している。


ネタバレ対策についての加減

当然ネタバレに対して対策を施すのは良い事であり、それに該当する情報はすぐ目につく場所に置かないよう配慮する事が望まれる。


一方、最近は「ネタバレ注意!」の声が大きすぎて、逆にその部分ばかりが目立ってしまう本末転倒のトラブルも増えている。

ネタバレに対して過度に騒ぐと、その部分がネタバレであることを周りにバラしてしまうのだ。


また、自身がネタバレだと思っている内容が、作品内では常識である(もしくは件のネタバレ情報が作中で明かされてから数年以上も経過している)ケースもあるため、何でもネタバレだと決めつけない方が良い。

正義中毒の記事にあるように、元は正しい行動だったものが月日と共に過激化してゆき、最終的に荒らし同然となってしまう危険性も考慮しておくべきだろう。


Wikipediaにおけるネタバレ

ネタバレに関する方針は全てのインターネット百科事典で共通しているわけではない。Wikipediaは、ストーリーのネタバレを気にせず詳細な解説を書くように推奨されている(参考リンク→「Wikipedia:ネタバレ - Wikpedia」2016年9月4日版)。この考えに基づき、過去にはあったネタバレ注意のテンプレートも現在では廃止されている。


別名・表記ゆれ

ネタバレ(本タグ) ネタバレ注意 ネタばれ ねたばれ


関連タグ

フラゲ 早バレ


おしゃべり 口が軽い 口が滑る 種明かし ネタばらし


嘘バレ オチ 感想 感想絵


Twitter2ちゃんねるピクシブ百科事典アニヲタwikiWikipedia:作品等のネタバレの情報源となってしまうサイトやSNS等。


ブラウザバック:↑のサイトやSNSにてネタバレ情報を回避するための手段(ただし常に有効とは限らない)。


(ネタバレが)嫌なら見るな:ネタバレを確実に回避したいのなら、上記のようなサイトやSNSの利用を極力控えるのも確実な手段の一つではある。


公式がやらかす例

ネタバレCM 誤報


版権

Ωの豪快ネタバレ 事件簿の怪人 超高校級のネタバレ ネタバレリーナ 羽入


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以下ネタバレ注意!(空白20行)




















犯人はヤス

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