概要
女体化タグはマイナス検索タグとしても有用である。
近年増加傾向にある女体化だが、決して万人受けするものではなく人を選ぶジャンルである。
苦手側から見れば女体化は見慣れた男性キャラの代わりに見知らぬ女性キャラがいるという恐ろしい作品に相当する。
このタグを予め付けておく事で苦手な人は見ずに済み、逆に見たい人は女体化ジャンルの作品を速やかに見付けられる。
尚、上の概要には「現在タグ付けの難しい男体のまま月経・妊娠・出産ネタの作品(両性化)にも付けられるかもしれない。」と書いてあるがこの2つは別の嗜好かもしれない。
苦手側からすると内臓が女体化しているのでこのタグでも充分可に見えるが、違うのならば可及的速やかにジャンル名が定まる事を望む。
苦手側の意見と要望
女体化タグを投稿時に付けてほしい
タイトル・キャプション、漫画機能表紙や小説1ページ目で女体化を明記、もしくはそれをにおわせる表記をしていてもマイナスタグとして機能せず、避けられない。
pixivの機能としてタイトル・キャプション検索とタグ検索は別だからだ。
よって「女体化」はタイトル、キャプション、タグ全てに付けられるのが望ましい。
タグは「女体化」に統一してほしい
女体化を表す表記は非常に多い。
女体化、にょた、ニョタ、性転換、TS、ロリ化、女性化、ブリス、○○子、にょ○○、ニョ○○、女○○、○○♀、♀○○等々・・・
ジャンルによってはそれぞれのキャラに別個の女体化名があったり、「○○ちゃん」が女体化を表していたりする。
(○○にはキャラ名、もしくはその一部が入る)
そして女体化を表すタグは大抵このいずれか1つしか付いていない。
これだけ多いと女体化をマイナス検索するだけで検索可能上限になり、本来検索したいワードや他にマイナス検索したい単語を入れられない。
また女体化タグの代わりによく見掛ける「にょた」だがこれは初見だと意味不明であり、ショタの表記揺れと勘違いする例が後を絶たない。
故に他の表現のみでなく字面でパッとわかる「女体化」をお願いしたい。
イラストの場合は漫画機能でのワンクッションを
一見、タイトル・キャプションに明記し女体化タグを付けていれば必要ない行為に見える。
だが女体化を書いている作者の非女体化作品を見、次に作品一覧を見た場合はマイナス検索は適用されない。サムネでそのまま見えてしまう。
女体化が苦手でない人はそのくらいと思うかもしれないが、苦手な人には概要の通りなのでその精神的ショックは大きい。
ログまとめに混じる女体化作品は1つであっても説明がほしい
ログまとめの中のたった1枚、1話であっても女体化タグは付けてほしい。
また苦手さの度合いにもよるが、女体化作品は見たくないがそれ以外の作品は見たいという人もいる。
何ページ目が女体化なのかをキャプションか表紙で明記し、できれば最後にまとめるか女体化は別でまとめてあれば喜んで閲覧・評価・ブクマするだろう。
女体化画像をプロフィール画像や背景画像に設定しないでほしい
この2つは作品を見に行けばどうしても視界に入るものである。
女体化をマイナス検索し非女体化作品を見に行ってもこれが女体化では避けようがない。
しつこいようだが苦手な人には概要の通りなのでやめてほしい。
女体化が苦手でない人は自分の一番苦手な属性が表示されるものと置き換えて想像して貰えばその破壊力がわかるのではなかろうか。
まとめ
女体化はあくまで女体化という独立したジャンルである。
腐向けでもNLでも女装の強化版でもない別物の新ジャンルであると定義するのが望ましい。
ただし、pixivというサイト上の条約に作品投稿の際の絶対的な規約として明記されていない限り、
上記の要望・意見を必ずしも全員に強制させるということは出来ないので、その点は留意しなければならない。
しかし、女体化作品を描く側も、「女体化というジャンルはどうしても苦手な人がいる」ということだけは認識した上で、慎重に作品投稿等を行うことが望ましい。
少なくとも女体化作品には「女体化」というタグ、もしくは女体化という単語が含まれるタグを付けることだけは最低限、行う必要はあるだろう。
趣味嗜好は人それぞれ、自由であり不可侵であるべきである。
そして他者への配慮もまた、個人の良心から自発的に行われるべきものであって
決して強制的に守らせるべき類のものではない。
しかし、誰だって、周囲への配慮や思いやりを欠いた人物を好意的に見るのは難しい。
自分の好きなものを許容してもらいたいのであれば、まず、
自分が好きなものが必ずしも万人に受け入れられるとは限らない
という事実を前提として受け入れた上で、周囲に対する思いやりを持つことが大前提であること忘れずに、創作活動を楽しんでいただきたい。
タグ使用上の注意点
本来、指摘や注意をタグを利用して行うことは、タグ本来の意図する利用法ではなく、不必要なタグとみなされる場合が多い。
また、相手に消されてしまえばそれまでであるため、対処として効果的とは言えない。
もし本当につけてほしいと願うのであれば、事を荒立てないよう細心の注意を払ったうえで、メッセージなどで相手にその旨を伝えることが望ましい。ま
た、たとえ良識の範疇内のことであっても、第三者に対してタグ付けを強要することも決して良いことではないため、お願いしても聞き入れてもらえなかった場合はあきらめるしかないだろう。