マイナス検索機能
観覧の際に、検索にヒットしてほしくないものに対しての回避に使われる。
もしも、マイナス機能を使用したのにヒットしてほしくないものを見てしまったときは、切ない気持ちをぐっと抑えて、そっとタグを追加すると親切。
>AAA の検索結果から CCC を除外したい場合、
>入力内容:AAA -CCC
>「 - 」を除外したいキーワードの前に入力し、検索ボタンを押します。
>※マイナスは半角で入力してください
(ヘルプ「pixivで作品を検索する方法を知りたい」より)
マイナス記号「 - 」の代わりに"NOT"(論理演算の否定)でも同じ検索結果になる。
(入力内容:AAA NOT CCC ※こちらは他のサイトでは効果がない場合もある)
もしもオプション機能が備わり「キーワードを含まない」の欄があれば、除外したいキーワードをそこに入力しても同じ検索結果になる。(pixivでは検索オプション→詳細設定を選択)
pixivの機能の範囲についての注意点
検索したい物の前に「-」(半角マイナス記号)を入力する事で実行できる。
もちろん使用時には、「」は外して使う。
アンド検索は単語の間にスペースを入れることで検索できる。
(注)pixivのアプリ版のマイナス検索は、「みつける」からでないと使用できません。
部分一致・完全一致の違い
【部分一致】
例)「AAA -青」と入力すると「青」だけでなく「青空 青年 刺青」なども除外される。
例)「青年 -青」と入力すると「青年」も除外される。完全一致ではないため、「青年」を残したまま「青」だけを引くことはできない。
【完全一致】
例)「AAA -青」と入力すると「青」だけが除外される。
例)「青年 -青」と入力しても「青年」のタグは除外されない。
この違いをわかっていないと、例えば「BLタグをマイナス検索したのに除外されない」と悩む者と、「BLタグ(創作BLなど)が付いているのに?」と首をひねる者のすれ違いが起こりうる。
これに関して言えば、同じ作品内に登場する似た名前の登場人物に関しても混ざる展開も発生する。植物の名前が元ネタの登場人物が多数登場するフラワーナイトガールを一例に挙げると……。
チューリップ:レッドチューリップ(花騎士)、イエローチューリップ(花騎士)、パープルチューリップ(花騎士)、ホワイトチューリップ(花騎士)
バラ:バラ(花騎士)、ノイバラ(花騎士)、ミニバラ(花騎士)
サボテン:サボテン(花騎士)、サンカクサボテン(花騎士)、シャコバサボテン(花騎士)
こういった事態が起こっている。チューリップはギリギリ色でタグの区別も可能だが、他のメンバーは完全一致検索で該当する花騎士を探さなければいけないので、正確なタグ付けが求められるだろう。花の種類を踏まえると、派生する花騎士だけでも更に検索するのに苦労することになる。
タグ検索では「検索オプション」で部分一致か完全一致かを選ぶ。プレミアム会員が使えるミュート機能は完全一致で働く。
イラスト・マンガのタブと、小説のタブ(→小説投稿機能)の差異もある。タグの絞り込み検索はずっとモードが限られていて、イラストは部分一致のみ、小説は完全一致のみだった。2019年9月に改良されて、小説ではどちらでも行えるようになった。
しかしイラストでは、完全一致で行えるようになったのはアンド検索だけで、マイナス検索はできないようだ。
キャプションとタグの違い
イラスト等では「タイトルやキャプション」と「タグ」の検索は別々で、タグ検索のときにはタグのみに反応する。
タイトルで注意をしてもタグを入れていないとタグのマイナス検索にはヒットしてしまう。
カップリングやネタバレなどの注意は、なるべくキャプション・タイトルとタグの両方に入れておくことが望ましい。
小説なら、キーワード検索がタイトル・キャプションとタグを共に検出する。
補足
ピクシブには色々な趣味の人がいるため、
マイナス機能は概ね棲み分けのために利用されることも多い。
マイナス機能を上手く利用し、
適切なタグをつけることでイラストを探しやすくするためには
ピクシブ百科事典などで追加する予定のタグについて知っておき、
観覧側が判断しにくい恋愛要素を含むタグなどは投稿者が追加しておくといい。
ちょっとした小技
マイナス検索したページをブラウザにお気に入り登録することで、入力の手間が軽減される。
検索をかける度に除外したいタグをマイナスで打ち込むのは面倒くさいもの。
マイナス検索による検索結果を表示させたのち、ページをそのままブックマークしてしまえばいちいち打ち込み直す手間が省け、効率が良くなる。お気に入りのジャンル、作品ごとにマイナス検索をかけて検索結果をブクマし、まとめておくとよい。
マイナス検索「だけ」ではうまくいかないことも
ジャンルの絞り込み
「R-18」と「R-18G」、「東方(主に東方projectの意味で使われる)」と「東方神起」のように
本来の意図とは違ったジャンルが検索候補に挙がってしまうことがある。
そういった紛らわしいタグを避ける際にもマイナス検索は有効である。
(R18やR-18検索避けのような事例もあるが……)
戦国武将や偉人、武器、神話等の場合は版権作品でも多く見かける為、本来の物を検索したい場合、作品名をマイナス検索にすれば一定の絞り込みは可能だろう。
ただ、あまりにも作品名が多い場合は歴史創作や武器・武器画などのタグをアンド検索に入れたほうが早い。
ごく一般的な通り名(一般人、ボス、無名など)だけで本名が本編開始段階で不明という扱いの人物も検索がしにくい。本編開始段階で途中から判明するのであればネタバレが怖いというレベルのみで済むのだが、最初から通り名で本名の設定なしというキャラは、作品名を含めた検索をかけても難しい事情がある。
(アクダマドライブが特に顕著と言えるが、それだけに限らない)
武器の場合は日本刀であれば刀剣乱舞と天華百剣をマイナス検索すれば、目当てのものが見つかる可能性もあるが、他にもファンキルなどもあるので、武器の種類と武器画を検索に加えるのが適切だろうか。
その中でも艦艇に関しては艦これ、戦艦少女、アズールレーン等と作品の数が多い為、本来の艦艇を探す場合にはマイナス検索する範囲が広がってしまうのもネックになっている。登場作品数が少ない艦艇であれば絞り込みは容易だが、ほぼ全ての作品に出ているネームド艦艇になると、マイナス検索する作品名が増えてしまう。
近年はRPSやナマモノタグで一般的なワードを使用しているようなケースもあり、一部に関しては検索妨害のレベルでナマモノ関連の作品ばかりが出てくる結果、独自でタグを作る羽目になってしまった項目(雪男(UMA)など)もある。
一般ワードという意味では「ライスシャワー」のような特殊ケースも存在する。こちらは同名の競走馬もいるのだが、該当タグの半数以上を占めるのはウマ娘プリティーダービーに登場するライスシャワー(ウマ娘)という状態であり、競走馬の方はライスシャワー(競走馬)というタグが存在する……かなり特殊な事例と言えるかもしれない。
(同じようなケースではツインターボも存在する。こちらもツインターボ(競走馬)タグがあり、なおかつ競走馬の識別子なしだとツインターボ(ウマ娘)が多い)
同音異義語の問題
新たな問題としてタイトル被りも存在する。「君の名は」と「君の名は。」のタグ付け間違いではマイナス検索にも影響が出るほどのタグ付け間違い等が続出した。
(詳細は君の名はを参照の事)
類似事例ではポケモンに登場する「グランブル」がイラストで検索しづらいという事案が発生している。これは海外ユーザーが「グランブルーファンタジー」のイラストなどを投稿する際に「グランブル」で略称タグとして使用していることが原因であるのだが……。
(公式略称としては『グラブル』があるため、マイナス検索の意味でも略称は公式の物を使うのが望ましい。詳細はグラブルを参考の事)
公式略称の事例では『ミストトレインガールズ』の略称である『ミストレ』がある。こちらはpixiv上では『イナズマイレブン』の同名人物の略称で使われていた関係もあって、イラストなどに使われているタグとしてはこちらの方が若干多い。リリース時期的に『ミストトレインガールズ』の方が『イナズマイレブン』よりは新しい作品という事情もあるのだが。
(詳細はミストレを参照の事。類似ケースになりつつある可能性があるエイトリのようなケースも)
それ以外では「七つの大罪(漫画)」における鈴木央版とホビージャパン版でタイトルが被ると言う展開が起きてしまった。
(こちらに関しては、ホビージャパン版がsin七つの大罪と一部メディア展開でのタイトルを変更している為に、何とかマイナス検索も機能している)
更に言えば上述の「君の名は。」以上に検索困難となる事例として東京24区がある。先にリリースされたのはBLゲームなのだが、後にアニメ化も発表された。しかし、このアニメ版はタイトルこそは同じだが原作のないオリジナルアニメだったのである。その為、もう一つの方の作品には東京24区(アニメ)とタグが作られているが、マイナス検索は非常に難しいだろう。将来的にBLゲーム版がアニメ化した場合、タグがどうなるのかは定かではない。
(こちらに関してはマイナス検索するにしても、プラスするワードの関係で支障が出てしまっている事例。「東京24区 アニメ」でマイナス検索は機能するが、BLゲーム版の方がアニメ化した場合は更に複雑化する)
もっと複雑化してしまった事例では、FLAGLIAがある。pixiv上ではヘタリア関係の二次創作で使われていたのだが、同名タイトルのヘタリアとは一切無関係のアニメ及びミュージカルが展開される事になり、googleではこちらの方が圧倒的に対し、pixiv上では該当作品のイラストなどが一切投稿されていない。将来的に、こちらの作品が投稿された場合にどうなるか……という課題が存在する。
文字数の少ないタグはマイナス検索に向かない
部分一致の検索では、「腐向け 腐向 微腐向け」などの表記揺れや派生語が多くても、まとめて除外をしたければ「-腐」と入力するだけで良い。
反面、除外される側のタグは文字数が多いほど絞りやすい。
例)「種」のタグには花の種とガンダムSEEDの絵が多いが、これを花の種に絞るなら「種 -ガンダムSEED」のマイナス検索だけでは無理だ。返って範囲が広がり「種 -亜種 -異種 -喰種 …」などと際限がなくなる。
アンド検索とも組み合わせて、引かれる側の文字数を増やすことを奨める。
同じ作品内で同名人物がいる場合
Aと言う作品に登場する○○A子(名字+名前)とA子(名前だけ)という検索方法も、作品によっては利用される。しかし、A子と言う人物以外にも同じ名前を持つ別のA子がいる場合、タグ検索を含めてややこしい事になるだろう。この場合は、作品名を含めたり検索方法に工夫をする事が求められる。
・事例
虹ノ咲だいあとバーチャルアイドルのだいあ(関連性は作品ネタバレを含むので割愛するが、だいあのみでは2人同時に引っかかる)
スターシステム
いわゆるコラボで参戦しているキャラクターであれば、該当記事及びイベントの記事で対応しているケースが多いのだが、そうはいかないのがスターシステムである。
Aと言う作品に登場するA子とBという作品に出るA子では、キャラクターが違えば全くの別人になるのだが、統合した場合には記事が複雑化して閲覧しにくい弊害も発生するだろう。
人物名が、それこそありふれた人名であればA子(作品A)とA子(作品B)で記事を作れば解決する話であるのだが、登場人物名がほぼ作品Aでしか使われていないような人物が作品Bで出てきた場合は……。
その為、作品Aの人物としてつけたタグでも、作品Bの同名人物がタグを占めることも……あり得ない話ではないのだ。
解決方法としては、作品Aの方で作品Bの同名人物も解説するか、作品Bのネタバレも含まれるようであれば作品Bの同名人物タグを新設するしかない。
(もしくは作品A<作品Bの知名度が高い場合、A子(作品B)で作ったのちに作品Aをフォローするようなケースも稀にある。事例詳細は割愛するが、特にCygames関係に多い)
・完全な別人の事例
ユエル(神撃のバハムート)(神撃のバハムート)とユエル(グラブル)(グランブルーファンタジー)(共通点が名前と担当声優位)
婁震戒(レッドドラゴン(TRPG))と婁震戒(東離劍遊紀)(東離劍遊紀)(共通点が名前と一部設定のみ)
ティコ(神撃のバハムートとグランブルーファンタジーに存在し、前者のイラストは投稿がない為に後者のみが存在するが、名前が同じだけで全くの別人である)
関連項目・関連タグ
感想タグ(マイナス検索泣かせ)