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レッドドラゴン(TRPG)

れっどどらごん

レッドドラゴン(RED DRAGON)およびケイオスドラゴンとは、星海社のメディアミックス作品である。
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概要編集

星海社が運営するウェブサイト「最前線」で連載された、クリエーターたちが集い、TRPGリプレイの形式で紡がれた物語。またこれから派生した作品群である。

TRPGであるが、ダンジョンズ&ドラゴンズフォーセリアのように、元々世界観やシステムとして展開されていたものではない。

システム自体がこの物語を生むために一から生み出された物である。

システム開発者は三田誠三輪清宗小太刀右京の三人。このうち三田はゲームマスターと、アニメ版のノベライズも担っている。

全7巻で書籍化されているが、3巻まで+最終巻は現在も閲覧可能。


キャラクターを操作したプレイヤーは、虚淵玄奈須きのこ紅玉いづきしまどりる成田良悟の五人。

プレイヤーたちは、ドナティアと黄爛という2つの大国に挟まれ自由を失くした小国「ニル・カムイ」を舞台に、その守護神であった赤き竜が狂った原因を探す混成調査隊の一員として冒険していく。

派生作品『ケイオスドラゴン混沌戦争』では他のクリエーター陣オリジナルのキャラクターも参戦している。


TRPGなのでプレイヤーのアドリブにより物語が進んでいるが、メンバーはほとんどが著名な小説家なため、アドリブとは思えないセリフやロールが行われる。

と言うか、前述した王道RPGっぽいあらすじとは裏腹に、メンバーがそれぞれの思惑でバラバラに動いていくため、パーティー内の結束感がまるで無い。特に虚淵氏の単独行動&暗躍っぷりは必見。なにこのひとこわい。


2015年に本作を元にしたメディアミックスプロジェクト『ケイオスドラゴン』が発表された。

その中の『ケイオスドラゴン赤竜戦役』は本作を原作としたアニメ作品で、2015年夏放送予定

ただし、改変部分も多々ある模様。(例:婁震戒が女性化し婁震華になっている。)


『レッドドラゴン』はリプレイと、小説化作品の名称。派生作品は現状『ケイオスドラゴン』の名を冠しており、『レッドドラゴン』とは一部のキャラクター設定に違いがある。


キャラクター編集

プレイヤーキャラクター編集


その他編集


ケイオスドラゴン編集

特に目立つ変更点として、虚淵玄原案のキャラクターと用いる意思持つ剣の性別が、『レッドドラゴン』の時と入れ替わっている。(婁震華

それぞれの作品における展開が、リアルタイムで関連作品にも波及していく、というコンセプトになっている。


用語編集

ニル・カムイ

物語の舞台となる島国。

世界に七柱しか存在しない竜の一柱、〈赤の竜〉によって守護されており、〈煌統種〉という一族が統治してきたが、未開の部分が多く、開拓地はドナティアと黄爛の植民地および、地元民たちが運営する独立都市に三分されている。

かつて島中を荒廃させたドナティアと黄爛の戦争「七年戦争」を経て、今は緩衝国のような扱いで領国から差別を受けている模様。

「皇統種」という種族を崇拝する、特殊な宗教形態を有している。

多数の「魔素流」が複雑に絡み合っているため、気候は異常なまでに極端他国に比べ異常なまでに極端で、気候や魔物の数の多さなど特異な点が目立ち、死者が蘇る<還り人>という奇怪な現象の伝説も残っている。魔物の数も極めて多く、都市とごく一部の街道を除いて人々は常時魔物の牙に怯えて生活している。 村落が魔物に壊滅させられることは珍しくなく、城壁を巡らせた都市でさえしばしば消滅する。

島が位置するのは、世界を二分するドナティアと黄爛の中間点でもある。

覇権を争って睨み合う大国の狭間で、ニル・カムイを縄張りとしている七竜の一柱「赤の竜」に異変が生じたことから、情勢は不安定になろうとしている。


ドナティア

ニル・カムイのはるか東方に位置する、アーデルバイド大陸の八割を支配下に収め、世界に七柱存在する竜のうち、〈黒の竜〉を含む三柱の竜と契約している世界最強の軍事国家。

最大戦力は、黒の竜の寵愛と祝福を得た勇猛な騎士団〈黒竜騎士団〉で、直接黒の竜と契約した黒竜騎士は30人に足るかどうかだが、その力は文字通り一騎当千で、二百数十年前、「黒の竜」を含む三柱の竜と契約して以来は破竹の快進撃を続け、ニル・カムイのみならず海を隔てた黄爛の一部をも植民地にした。

さらに黒竜騎士団の他に優れた魔法と科学技術により拡大路線を続けてきた。

唯一神を信じる「教会」と呼ばれる宗教の下、人民が強い団結力で結ばれていることも国力の大きな基盤となっており、正義のために人々を文明化し、正しく導かねばならないという信仰を有する。

しかし、この数十年は黄爛の反撃や軍部と教会の足の引っ張り合い、黄爛の軍備整備、広大すぎる領土と非効率な大貴族制度、教会と軍部の対立や皇帝の後継者問題などによりこの数十年間、領土は縮小されるなど、衰退が垣間見える。


黄爛(こうらん)

輪廻転生させ、永遠に生きるという「黄爛霊母」の統べる経済テクノロジーが発展した多民族国家。

平等を国のモットーとする一方、民は現世利益を何よりも重視する商業と哲学の国。


個人修養に特化した道(タオ)と呼ばれる魔術体系を持ち、西の大国として君臨。 集団戦に長けたドナティアに百年程度は苦渋を強いられたが「六傑」と呼ばれる万人長、および兵器による陸海軍が、失地回復を果たしつつある。 強大な千人長を中心としたニル・カムイへの軍事介入も、彼らにとってはその一環に過ぎないが、紅鶴のような野心家が存在するなど決して一枚岩ではない模様。

霊母による中央集権により貨幣統一を行ったことにより経済の発展が著しく、単純な経済力はドナティアの倍近くになっている。 国教はなく、霊母を崇拝する八爪会と、霊母を敬いつつも相互扶助を重視する天巫堂とが二大勢力となっている。

国を統べるのは、魂を輪廻転生させ永遠に生きるとされる〈黄爛霊母〉という女性を崇拝する宗教組織〈八爪会〉には武装僧侶と呼ばれる暗殺者を有しており、黄爛霊母の意に沿わぬ者を葬るなど、汚れ仕事を行っている。

黄爛が世界を二分するほどの国力を持ち得たのは、大砲マスケット銃などのテクノロジーを集中運用した陸海軍の存在が大きい。


混合調査隊

ニル・カムイの守護竜である〈赤の竜〉が突如狂乱したため、ニル・カムイ、黄爛、ドナティアの三国が〈赤の竜〉調査・討伐を目的に派遣した部隊。

王の血を引く〈煌統種〉の忌ブキ、黒竜騎士のスアロー、武装僧侶の婁と各国の精鋭で構成されている。

しかし、政治的背景が強い結成経緯に加えて、任務の裏では各メンバーとそのバックに付く各国及び革命軍がそれぞれの思惑で暗躍しているため、パーティー内の結束はあまり無い。


つながれもの

ニル・カムイに伝わる儀式により、特殊な蔦の鎖によって凶暴な魔物と命を共有する者の総称。

被差別階級の一つで、ニル・カムイの特殊な魔素流を利用して赤子と魔物から作られる人工種族だが、極稀に偶然つながってしまった者も存在する。

強大な魔物の力を制御できるため、人間兵器として利用されてきた。 蔓でつながれた魔物とは命を共有し、どちらかが死ぬと、もう一方も命を落とす。

魔物と命を共有する弊害か、15歳より長くは生きられない短命であり、16歳以上生存した例は報告がない。


まじりもの

〈つながれもの〉を交配させることにより生まれる魔物の特徴を持った人間、あるいは人間の特徴を持った魔物などの魔物の身体特徴を発現している者の総称。

つながれものと同じ被差別階級であり、奴隷として扱われることが多い。

また、まれに普通の人間からでも生まれることがあり、彼らは取り替え児と呼ばれて忌み嫌われている。


皇統種(こうとうしゅ)

島国ニル・カムイ固有の種族で、かつて島国ニル・カムイのオガニ火山に降臨した神の一族で、島民に信仰の対象として崇められ、昔から島の統治を司ってきた。

魔素という物質を見たり、操ることが出来る存在で、ニル・カムイの守護竜〈赤の竜〉と契約を交わすことで、強大な〈竜の力〉を与えられている。

幼少時は普通の人と外見が変わらないが、成長すると額に角が生える。

忌ブキはその末裔である


契り子

〈赤の竜〉と契約を交わし、〈竜の力〉を授けられた煌統種で、契約の証として、その額には角が現れる。

ニル・カムイの民にとっては〈契り子〉であることこそが王たる所以だが、他国にとっては次期王の候補者に過ぎない。

ニル・カムイに伝わる伝説では「絆持つ魂を刃に変えて国難を払う」とあり、忌ブキもまたその力を得るが、実際は「生贄の魂を対価に万物を燃やし尽くす竜の炎が顕現する」という力である。


竜牙刀

ニル・カムイの王族に代々伝えられてきた宝剣。儀式用であるため、刀身は途中までしかない。

王城が崩壊した際に忌ブキによって持ち出され、孤児院に併設されている道場の神棚に祀られていた。

忌ブキの〈竜の力〉を発揮する際、友達(生贄)の魂を代償に刃から万物を燃やし尽くす竜の炎が顕現させ、敵を葬る。


竜の瞳

ニル・カムイの重宝で、これによって煌統種は〈赤の竜〉と交信し契約を交わすことができる。七年戦争勃発時に黄爛の霊母へと捧げられたが、終戦後、狂った〈赤の竜〉を討伐するため黄爛仁雷府軍の紅鶴によってニル・カムイへと運び込まれた。

もとは対の宝だったが、もう片方の行方はわかっていないが所在は意外なところにある。


還り人

かつて、ニル・カムイで起きていたという「死者が蘇る現象」で、特殊な条件により蘇生した人物の総称。しかしたとえ肉体が復活しても、自我や意識を伴っていないという事例がほとんどであり、その多くは人を襲う魔物と成り果てる。

過去には、殺した人間を〈還り人〉にさせる〈竜の力〉を授けられたニル・カムイの王もいたという噂もある。


魔素

不可視の存在で、魔素流によりニル・カムイの気候は極端であるという描写から、物理現象にある程度干渉することが判明している。また、皇統種にのみ知覚可能である。


五行躰(ごぎょうたい)

黄爛で発達した魔術のひとつ「宝術」を用いて作られた機械と「宝術士」と呼ばれる人間の魂を捧げることで作られる特殊なパーツを肉体と置き換える秘技。主に禍グラバや紅鶴も使用している。

人間離れをした力や能力を誇る反面、最高水準のパーツであっても二十年に一度は交換が必要となる上、さらに最上位のパーツをひとつ作るだけでも、優れた術者数名の命を必要とする。

その際、死にゆく術者が喜びの笑顔を浮かべるのは、〈五行躰〉を作ることが自らの魂を永遠に残すという最大の自己表現と考えられている。


作中世界において七柱しか存在しない特異な生物で、その姿は竜そのもの。

ドラゴンから力を与える事が可能で、強大な力を使える反面、代償も大きい模様。


オガニ火山

ニル・カムイの中心に位置する火山で、ここ数十年は噴火しておらず、山の裾野にはいくつも村が点在している。

火山の頂は〈赤の竜〉の狩り場となっているため、人が足を踏み入れることはないが、〈赤の竜〉の狂乱でいくつかの村が破壊され、多数の死傷者を出した。

かつて〈赤の竜〉が友人の禍グラバに伝えたところによると、この地こそが最後まで理性を保てる場所であるというが、〈赤の竜〉の身に何が起きたかは未だ不明。


ナガラ

大規模な市が開催されるニル・カムイにある街。

市が開かれる日は早朝くから、売り物を運び込む商人や買い物に訪れた近隣の村人で街中は込み合い、通りには買い物客目当てに軽食を売る屋台が並ぶ。

ナガラ近郊の孤児院で暮らす忌ブキも、買い出しのためよく市を利用して大量に物を購入している。


黒竜騎士団

ドナティア最大戦力でもある騎士団。スアローやウルリーカ、シメオンなどが所属している。

黒竜騎士は30人に足るかどうかだが、黒の竜のと契約した事で、その力は文字通り一騎当千を誇り、破竹の快進撃を続け、ニル・カムイのみならず海を隔てた黄爛の一部をも植民地にした功績を持つ。


シャーベット商会

スアローの従者メリルが会長を務める組織で、ドナティアに本拠を置いている。

困窮するスアローを見かねたメリルによって設立され、没落したスアローの実家であるクラツヴァーリ家の財産管理と支援を行う。

商売規模は禍グラバには及ばないが、ニル・カムイに支店があり、そこで〈混成調査隊〉が調査に必要な物を入手する。


ロズワイセ要塞

ドナティアがニル・カムイに築いた城塞都市で、オガニ火山近くの崖の上にある。

膨大な機密情報を抱えた軍事拠点であるため、他国の人間は決して中に入ることができない。

この都市を作り上げたのは、黒竜騎士にして狂気の天才ロズワイセと言う人物で、ドナティア魔術と自らの魂を使い、たった一夜で完成させたという。


七年戦争

黄爛によるニル・カムイへの侵攻に端を発する戦争。

争いは七年間続いたが、当時ニル・カムイの王であった〈耶マト〉が何者かに殺されたことより終結を迎え、その結果、ニル・カムイの領土の3割が黄爛に略奪され、残った土地は、黄爛と戦時中に沈黙を貫いたドナティアの監視下に置かれることとなった。


革命軍

ニル・カムイからドナティアと黄爛の勢力を排除し、〈煌統種〉を王に島の独立を目指す集団。

リーダーは阿ギトで、彼が投獄された後、代行は浮ガクが行っている。

ニル・カムイの独立の為に命を捨てることも厭わない覚悟を持つ。

中には〈百鬼隊〉と呼ばれる精鋭だけで構成された部隊は士気や錬度が高い。

しかし、その考えに与しない者たちからは〈反乱軍〉と呼ばれ弾圧の対象となり、阿ギトはニル・カムイのシュカにある刑務所に投獄された。


百鬼隊

革命軍が誇る精鋭で構成された部隊。緋エンもその部隊の一員として所属している。

ニル・カムイ独立や王である忌ブキの為に命を捨てる事も厭わない覚悟と信念を持つ。


ニル・カムイ統治議会

ニル・カムイの主要都市であるシュカとその一帯を統治下に置き、島内の交易に強い影響力を持つ自治組織として発足。その後、〈七年戦争〉のさなかに王の〈耶マト〉が殺されたことを受け、臨時政府としての役割を担うようになった。

しかし、裕福な人々が暮らす地区以外は治安が悪く、犯罪の発生は日常茶飯事など、まだまだ治安が不安定である模様。

現在は議長の〈狗ラマ〉がニル・カムイの代表として他国との折衝を行っている。


シュカ

ニル・カムイの統治権を持つ〈ニル・カムイ評議会〉が設置され、さらにドナティアと黄爛の租界地があるため、三カ国が折衝を行う場所。

臨時政府としての役割を担うようになっているが、裕福な人々が暮らす地区以外は治安が悪く、犯罪の発生は日常茶飯事で、未だ統治しきれない部分が多い。

街には、革命軍のリーダー、阿ギトが収監されている刑務所が存在する。


霊母

3000年に渡って黄爛を支配しながら育んできた人物で、見た目は幼い少女の姿だと言われて、その時代にもっとも適した政策を敷く人物を夫にして王の座に据え、傀儡としてきた。

さらに夫との間に生まれてきた子供もまた霊母であり、まったく同じ意識を共有しているとされるが真偽は不明。

雪蓮はニル・カムイへは黄爛の支配者という立場で訪れて来た為、他国に黄爛の支配者として周知されている〈霊母〉と同一人物なのかは未だ謎である。


八爪会

黄爛の支配者〈霊母〉を現人神とし、諸天諸尊の意志を伝える者として崇める宗教組織。

元は秘密結社であったが、何百年もの時をかけて勢力を拡大し、霊母の切り札とされる地位にまで上り詰めた。

宗教伝道や慈善事業を行う一方、霊母に従わぬ人間を武装僧侶と呼ばれる暗殺者を使って秘密裏に抹殺するなど裏の顔を持つ。


武装僧侶

八爪会に所属する暗殺者で、主に霊母に従わぬ人間を抹殺する事が任務である。

婁震華はこの一員。


黄爛仁雷府

黄爛がニル・カムイから租借している地域。

500年前、黄爛を支配する〈霊母〉とニル・カムイの統治者であった〈皇統種〉との間で結ばれた条約によって定められた。海に面した場所にあり、島にやって来る黄爛軍の玄関口となっている。

統治を行う紅鶴率いる軍部はプライドが高く、黄爛本国の軍に対抗心を抱いており、〈赤の竜〉を討伐し、地位を確立しようと目論む。その為、ニル・カムイを蛮族と呼んで見下し、暴力を振るう者も多い。


陣術

黄爛の地で生み出された魔術で、あらかじめ設置した陣を起動させることで様々な現象を引き起こし、戦争において大きな威力を発揮する。

黄爛軍の楽紹のような優れた術師であれば、陣を用いずに地形を一瞬で作り替えることも可能だが、使いこなせる者が極めて少ないことが致命的な欠点となっている。


国家魔術圏

魔術の行使に不可欠な〈魔素〉を人工的にコントロールした地域。

魔術圏内では自国で発達させた魔術を最大限に発揮でき、戦闘面のみならず流通・漁業・農業にまで影響を及ぼす事から各国はその範囲を領土と捉えており、魔術圏が重なり合っている領域では国の威信をかけた争いが勃発することもある。


ガダナン

「魔像」の異名を持つ魔物。

数多くの魔物が生息するニル・カムイ内で人や物を輸送する際に必ず用いられ、馬などが踏破できない場所でも安全に行き来できる。

人を踏みつぶすことを好む凶暴な性格のため、常人が飼い慣らすことは不可能だが、唯一〈獣師の民〉と呼ばれる一族だけがその術を知る。

ミスカもその一人で、ガダナンを巧みに飼い慣らしている。


ハイガ

ニル・カムイにありながらどの国にも属していない中立都市。

〈不死商人〉と呼ばれる禍グラバの所有物であり、統治を行う彼の思いから、〈まじりもの〉や〈つながれもの〉という被差別階級でもここでは普通に暮らしており、住人達から平和と富をもたらしてくれる禍グラバを生き神のように崇め、慕っている。



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紅玉いづき 虚淵玄 奈須きのこ 成田良悟 しまどりる 三田誠

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