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🌵概要

サボテン科に属する植物の総称。漢字表記は「仙人掌」もしくは「覇王樹」。園芸品種を抜いてもおよそ2000~3000種程度があるとされる。

形態は柱状または球状のものが有名だが、うちわ状や葉状のもの、灌木状のものなど多岐に渡る。葉は針状もしくは退化している場合が多いが、原始的なグループでは葉を持つものもある。

南北アメリカ大陸と周辺の島嶼部が原産地であり、一種のみアフリカ大陸から知られるがこちらは鳥による拡散分布と考えられる。

砂漠地帯の植物と思われがちだが、実際には雨季に水没する事もある熱帯雨林や、雪の積もる高山地帯など幅広く分布しており多様な環境に適応している。

全ての種が一種の短枝である刺座(しざ)と呼ばれる器官を持つ。基本的に腋芽には刺座が形成され、多くの場合そこにスポット状に葉の変化したが密生する。

基本的には乾燥に強く、蒸散を抑え茎部に吸収した水や養分を貯蓄する事で長期間の乾燥に耐える。

飼育下にあるサボテンも同じで、水をやり過ぎると根本から腐ってしまう。しかし、腐った部分を切除して適度に乾燥させれば復活も可能で、生命力は非常に強い。

記録によると200年近く生きるサボテンも存在するという。

鮮やかなを咲かせる種類が多数あり、特にエキノプシス属(ロビビア属)交配品種の花サボテンは昭和初期に一大ブームとなった。クジャクサボテン類やシャコバサボテン類も花サボテンとして園芸品種の作出が盛んで、前者は1000種を超える品種が知られている。

また、実を食用にする種類もあり、古来においても砂漠における貴重な食糧であった。サボテン科の大半は液果であり、特に代表されるのはドラゴンフルーツなど。

観葉植物としても人気が高く、ガーデニング専門店やホームセンターなどで小型の種類が数多く取り扱われているが、前述の生態もあって水や土の管理が難しく、飼育には相応の知識を要する。

多肉植物の中では、サボテンは最も種類が多い最大派閥である。

独特の形状から、ファンシー小物として部屋に飾られることが多い。

また、トゲに覆われ乾燥地域に生えている様子は生命力の強さを感じさせられる。キャラクター化されることが多い。

棘の代わりに柔らかい毛が生えている種や棘が生えていない種もあるが、その中にはペヨーテ烏羽玉)のように茎に幻覚作用のある毒を含むものがあり、古代アステカや一部の民族では宗教儀式に用いられている。

なお、アメリカ合衆国のアリゾナ州法では、自生のサボテンを折ると最大25年の懲役が科せられる。

上のサボテンを表現するポーズ

またの名を空中モランコ

二人一組で行い、中腰になった一方の膝の上にもう一人を直立させる。この時土台になった方が上に乗った方のスネから膝の辺りを持って支える。

この時両者がバランスを取ることで、土台の人間は脛と身体を垂直に、腿を水平にする。

サボテンをモチーフにしたキャラクター

その他

なぜかハニワ顔が多い気がする。

また現実のサボテンの名前はなぜか斬魄刀染みたぶっ飛んだネーミングのものが多い。

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