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スーパーマリオワールド

すーぱーまりおわーるど

『スーパーマリオワールド』は任天堂が1990年11月21日に発売したスーパーファミコン用アクションゲームである。
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概要編集

スーパーファミコンと同時発売のタイトル(ローンチタイトル)であり、ハードの性能が遺憾なく発揮されている。日本国内だけで355万本、世界全体では2000万本以上もの売り上げを達成した超大ヒット作。

隠しルートを探しだすアドベンチャーゲーム的な要素がかなり強く、新キャラ「ヨッシー」の登場や新変身マントマリオの登場などによって、プレイヤーの立ち回りの幅が大きく広がった。


なお、公式のタイトル名は『スーパーマリオワールド』のみだが、テレビCMやパッケージのタイトルロゴには『スーパーマリオブラザーズ4』とも表記されている。故にファンからは「マリワー」のみならず「マリオ4」「マリフォー」の通称でも呼ばれる。


2001年ゲームボーイアドバンス用ゲームソフトスーパーマリオアドバンス2としてリメイクされ、完全な一人用ゲームとなった他、ルイージの性能がマリオと異なるようになった。ジャンプの高さ、投げたファイアボールの軌道等が異なっている。


また、日本では収録されなかったが、海外ではSNES本体に同梱された『スーパーマリオコレクション』の限定版(『Super Mario All-Stars + Super Mario World』)にも収録されており、ルイージのドット絵が新しくなっている。



ヨッシー編集

本作が初登場となったキャラクター(もとい乗り物)。敵を食ったり、二段ジャンプの足場にしたり、ダメージの身代わりにしたり大活躍。ノコノコの甲羅を食べると色に応じて特殊な能力が得られる場合がある。

また、どこかのワールドには伝説の3色ヨッシーなる存在もいるようで…。


主なアイテム編集

パワーアップアイテム編集

なお、本作ではちびマリオの状態からでもファイアフラワーやマント羽根を取れば、スーパーマリオの状態をパスして一発でファイアマリオやマントマリオになれる。


お馴染みのアイテム。スーパーマリオになる。本作から赤地に白斑点のお馴染みのカラーリングになった。


こちらもお馴染みのアイテム。ファイアマリオになれる。ファイアマリオのカラーリングが赤オーバーオールの白服に戻ったほか、フラワーのデザインがチューリップ型になっている。


初登場のアイテム。マントマリオになれる。


その他のアイテム編集

100枚で残り数が1増える。下記のシルバーコインやニコニココインなど派生コインも登場している。


  • ドラゴンコイン

ヨッシーの顔が描かれた大きいコイン。基本的に1コースに5枚隠されており、5枚取ると1UP。無いコースや6枚以上あるコースも少数あり、5枚目以降は取ると必ず1UPする。


プレイヤーの残り人数を1つ増やす。


残り人数を3人増やす。滅多に出てこないレアアイテム。


踏むと一定時間プンプンブロックとコインが逆転したり、隠された扉が出現するなど、さまざまな仕掛けが作動する。


  • Pスイッチ(銀)

踏むと一定時間特定の敵がシルバーコインに変化し、集めれば集めるほど大量に残り人数を増やすことが出来る。時間切れになっても、シルバーコインは画面内にある限り元の敵キャラには戻らない。


  • カギ

持ったまま「カギ穴」まで運ぶことで、通常とは異なるルートに進むことができる。このゲームをクリアをするには最低でも1回以上を行う必要がある。


  • 木の実

ヨッシーでのみ食べることが出来る。3種類あり、赤色は10個食べるとスーパーキノコが出現。ピンク色は2個食べるとニコニココインを落とす雲が出現し、そのコインを全て取れば最後に1UPキノコが出現。緑色は1個食べる毎に残りタイムが20増える。


各ワールド編集

ワールド名前ボス備考
ワールド1ヨースター島イギー
ワールド2ドーナツ平野モートンここから隠しゴールや秘密のコースが登場。
ワールド3バニラドームレミー地底面中心のエリア。地上にはバニラ台地もある。
ワールド4せんべい山ルドウィッグ途中にチーズブリッジ・バターブリッジ・ソーダの湖などがある。
ワールド5迷いの森ロイ隠しゴールを見つけないと先に進めない。
ワールド6チョコレー島ウェンディ
ワールド7魔王クッパの谷ラリー前座にラムネ海溝の沈没船と後にクッパ城が控える。
ワープゾーンネイティブスターなしコース全てにゴールが2つある。
スペシャルスペシャルコースなし8つの高難易度コース。

圧倒的ボリューム編集

前作『スーパーマリオブラザーズ3』でかなりの容量を誇ったところから、さらに輪を掛けてボリュームアップが図られている。

前述した隠しルートの存在はもちろんだが、通常クリアではお目にかかれない隠しコース(通称「裏ワールド」)が存在し、しかも表ワールド同様のコース数を擁するという、SFC本体と同時発売された作品とは思えないほどの特大ボリュームを誇る。

裏ワールドは基本的に、表ワールドのキャラクターを一部差し替えたり、背景の色を変化させたものだが、ノコノコの甲羅の色は総入れ替えされており、基本的には厄介な色が頻繁に登場するようになっている。


ゲーム情報編集

オリジナル版バーチャルコンソール
機種スーパーファミコンWii
ジャンルアクション同左
発売日1990年11月21日(水)2006年12月2日(土)
価格8,000円+税800Wiiポイント
販売元任天堂同左
CERO-A(全年齢対象)

他、Newニンテンドー3DSWiiUでもバーチャルコンソールとして配信され、NintendoSwitchではNintendo Switch Online加入者限定のソフト内に収録されている。


余談編集

  • タイムアタック(RTATAS)が盛んなソフトで知られており、Speedrun.comによればメインカテゴリでも13のレギュレーションが存在しており、誇張でも何でもなく100分の1秒単位を争う正真正銘の「競技」となっている。このRTAから、「ザ・エンドってね」というミームがはやった。
  • SFCのローンチタイトルという事もあってか、ロゴマークやコントローラーのボタンと同じ4色(赤・青・黄・緑)の組み合わせを採用したものが多く登場している(ヨッシー、ノコノコの甲羅、ビックリブロック&ビックリスイッチなど)。

資料動画編集

コマーシャル編集


プレイ動画(オリジナル)編集


プレイ動画(海外限定版)編集


BGM動画編集


関連タグ編集

任天堂 スーパーファミコン スーパーマリオ

ヨッシー マリオ(スーパーマリオ)


関連作品編集

  • バーコードバトラー…本作が専用カードゲーム化された事がある。プレイヤーはマリオとルイージのどちらかを主人公として選択し、ヨッシーとペアを組ませた上でクッパ一味に挑む。
  • スーパーマリオ3Dワールド…ちょっとタイトルの違う全く別の作品。だが、本作初登場のブルが久々の再登場を果たしているなど若干の繋がりがある。
  • スーパーマリオくん…記念すべき第1巻はこのゲームソフトのコミカライズからスタートした。

外部リンク編集

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