概要
初登場作品は『スーパーマリオワールド』。
アメフト選手のような格好をした敵キャラで、現れる場所によってさまざまな攻撃タイプが存在する。彼もまたクッパ軍団で、背中には黒い甲羅を背負っている。基本的にタフで、3回踏むか(のけぞってる間は踏んでもブルにダメージを与えられない)、ファイアボールを5回当てないと倒せない。
また、アッパレ等と同様にヨッシーで食べることはできない。一方で甲羅やブルブルブロックなどによる投擲攻撃やマントアタックは一撃で倒すことが可能。
イメージマークは身に付けているアメフトヘルメットのイラスト(『スーパーマリオパーティ』などで確認できる)。
他作品での活躍
初登場後は『ヨッシーのロードハンティング』のボスキャラとして登場し、『スーパーマリオアドバンス4』ではワールドe限定の敵キャラとしてまばらながらも少しずつ登場していた。
しかし、その後10数年ほどしばらく音沙汰がなかったが、『スーパーマリオ3Dワールド』に久しぶりの登場&初の3D化。再登場した作品のタイトルに「ワールド」が含まれているのはなんとも感慨深い。
ただし、攻撃パターンは突進のみになり、踏み付け2回(ヒップドロップなら1回)で倒せるなど弱体化している。
尚、一度踏まれるとヘルメットが壊れて素顔が露になるが、ゲーム中で素顔をさらすのは本作が最初である。
3Dワールドでの再登場を皮切りに『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』でニテルデ諸島のボスとして12体の集団で現れたり、『スーパーマリオオデッセイ』ではマリオがキャプチャーできる敵の一体として登場するなど登場作品を再び増やしている。
そして『マリオゴルフスーパーラッシュ』にてシリーズ初のプレイアブルキャラとして参戦を果たした。その後も『マリオカートツアー』にて2022年ロサンゼルスツアーより参戦するなどプレイアブルとしても活躍の場を広げつつある。また、2022年8月24日より開催されるクッパツアーにてゴールドバージョンが登場した。
種類
初登場の『スーパーマリオワールド』では様々な行動パターンのブルが登場していた。
- 突進タイプ
ブルの基本タイプで、マリオのいる方向に走ってショルダータックルを仕掛けてくる。目の前にクルクルブロックがある時はそれを破壊して進んでくる。
3D作品では1マスほどの小さな隙間があってもダッシュで駆けてくる。
- 野球ボールタイプ
一定間隔で野球ボールを投げてくる。たまにジャンプして投げることもある。野球ボールはマントで打ち消せる。
- ラグビーボールタイプ
バウンドする高さがランダムのラグビーボールを蹴飛ばしてくる。このボールは踏んで消すことができ、ヨッシーに食べさせることも可能。
- 大ジャンプタイプ
いったん構えた後、マリオ側に向かって大きく弧を描きながらジャンプする。着地後にスキができる。
- 岩堀タイプ
地面から岩を掘り起こして転がしてくる。通称「穴掘りブル」。この岩は踏むとダメージを受けるが、スピンジャンプで乗ることはでき、ヨッシーに食べさせることもできる。
- 分身タイプ
しばらくうずくまった後、分身して3体になるタイプ。このタイプは分身したあと、3体とも突進タイプに変化する。
- パックンタイプ
土管の上で、その場で飛び上がってピーパックンの真似をしているだけ。
- 口笛タイプ
水中にいるときは眠っているグースカ達を起こしてくる。陸上にいるときはマントガメ達を呼び出してくる。踏んでダメージを与えても、行動タイプが変わらない。