コクッパ
こくっぱ
「俺達、イタズラ大好きさ」(『スーパーマリオブラザーズ3』取扱説明書より)
コクッパとは、クッパファミリーに属する7人組のカメ族たちを指し、初期は「コクッパ7兄弟」または「コクッパ7人衆」と総称されていた。海外名は「Koopalings」。
メンバーはラリー・モートン・ウェンディ・イギー・ロイ・レミー・ルドウィッグの7人からなる。
ミニクッパや、クッパJr.とは別モノであり、コクッパには含まれない。
マリオの行く手を阻むクッパ軍団の幹部ポジションで、それぞれ攻撃の仕方も異なる。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』で再登場したのをきっかけに外見と設定がリニューアルされ、『マリオカート8』以降は新たに「クッパ7人衆」と総称されている。
しかしpixivにおいては現在でもコクッパのタグが主流である。
ゲームでのやり取りからクッパ軍団の中ではクッパ、クッパJr.に次ぐポジションだと思われる(クッパの側近のカメックとは同等)。
律儀に仕事をする者からサボって遊んでいる者まで様々だが、上司からの命令に対するチームワークはとても高く、お互いの仲も良好である。
近年の作品でお互いのことは呼び捨てで呼び合っていることが判明したが、手下という設定上兄弟設定まで無くなっているのかは不明だが、海外の映像作品の吹き替え版では登場人物が兄姉を呼び捨てで呼ぶことが多いのでそうした類である可能性もある。
また、初登場時と比べて最近の彼らの言動は成長しており、どこか大人びた印象を受ける(クッパJr.との区別化のためか)。
クッパや上司との関係
初登場作品の『スーパーマリオブラザーズ3』では、「クッパの子供達」と紹介されており、クッパは彼らを「息子達」と呼び、コクッパもクッパのことを「オヤジ」と呼んでいた。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』等でも「7人の子供がいる」と書かれており、この当時は明らかにクッパの子供として扱われていた。
しかし『スーパーマリオサンシャイン』で突如クッパの「一人息子」としてクッパJr.が登場して以降からは関係が曖昧になっており、クッパJr.と共演した『NewスーパーマリオブラザーズWii』や『Newスーパーマリオブラザーズ2』でも「クッパの手下」と紹介されるなど、近年では「部下」「子分」扱いされることが多くなってきている。
2012年に宮本茂氏がインタビューを受けた際、「現在の我々のストーリーの中では、7人のコクッパたちはクッパの子供ではないことになっています。クッパの唯一の子供はクッパJr.で、我々も誰が母親なのかは知りません。」と語っており、現在のシリーズでは子供設定は無かったことになっている模様(参照)。
ただし現在でも、旧作の移植では当時のまま「子供達」と書かれているものも存在する(例:バーチャルコンソール版『スーパーマリオブラザーズ3』説明書、マリオ公式ポータルサイトの『スーパーマリオブラザーズ3』紹介)。
現行設定では、主であるクッパのことを「クッパ様」と呼んでおり、マリオに敗北すると叱られる事も多いようだが、なんだかんだで信頼されている模様。
クッパJr.のことは「ぼっちゃん」(『マリオ&ソニックAT東京2020オリンピック』では「クッパJr.様」)と呼んでおり、彼のワガママに振り回されることもあるようだが、初共演時に息の合った連係プレーを魅せるなど関係は良好である。
ちなみに、カメックは彼ら7人のことは優秀だと言っている。
『スーパープリンセスピーチ』では開発段階で登場予定だった。
外見
マリオファミリーの中では珍しい見た目をしており、全体的にパンキッシュな格好をしている。全員が手首に金属のブレスレットをしておりウェンディのみ金色のリング状のもの、他の6人はトゲの付いた黒いものである。
初登場時はキノコ王国の同盟国の各地から奪った魔法の杖を装備していたがマリオに奪い返されている。
その後は土管やバブルや壁や床のギミックを除いては甲羅とクッパと同様のブレス、ウェンディのリングぐらいしか武器を使用しなかった。
しかし、初登場時に装備していた魔法の杖を何らかの手段で複製したらしく、『NewスーパーマリオブラザーズWii』では再び魔法の杖を装備している。
各々の名前は(当時)アメリカ任天堂のデイヴ・ブルックス氏により命名され、ラリーを除いて全員が音楽業界の実在人物から取られている。
7人の兄弟関係については、ルドウィッグが長兄でラリーが末弟とされているが、それ以外は不明。
作品によって登場順が前後する(後述)ため、ここでは初登場の『スーパーマリオブラザーズ3』の順番で解説する。
各コクッパの性格については、初登場の『スーパーマリオブラザーズ3』の説明書などで僅かにセリフは存在したものの、当時はキャラ付けを固定する程のものではなかったため、攻略本や漫画ではそれぞれ独自に個性付けられているものが多く、媒体によってブレがあった。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』のリニューアル後は公式で簡単な性格設定やボイスが付いたものの、それも決めポーズや掛け声程度であり、その後『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』のフィギュア説明文で口調等の細かいキャラ付けが追加され、2015年後期発売の『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』から実際にゲーム内でセリフを発するようになる。
以降の作品では同作での性格付けや口調がベースとなっているため、本項ではこちらをメインに解説する。
声優は『NewスーパーマリオブラザーズWii』/『マリオカート8』以降のもの。
ラリー
海外名:Larry Koopa
CV:ラニ・ミネラ / ミシェール・ヒッピー(『マリオカート8』)
水色のモヒカンが特徴なコクッパの末弟で、イメージカラー及び甲羅の色も水色。
一人称は「オイラ」で、笑い方は「アッハッハ」。
軽いテンションのお気楽なサボり屋で、部下であるヘイホーをこき使って楽しているシーンが見られるなど怠慢である。基本マイペースだが短気で喧嘩っ早い性格をしており、『マリオカート8』での二つ名は「クッパ軍団の特攻隊長」。
サボり屋である一方、疲れたルドウィッグに変わって説明役に回ったり、クッパJr.のワガママな態度に堪忍袋の緒が切れたロイに同情しつつも、彼をなだめようとするなど意外と面倒見がいい面もある。
テニス感覚で自身のプチブレスをラケットで打ったり、エレクトロドリームで流れているスクリーンの中ででDJをしていたり、味にうるさいと自称するグルメな一面がある等、中々に多趣味である。
バブル、間欠泉、動く足場等、トラップを仕掛けた上で戦うことが多いミドルアタッカー。主に序盤に登場することが多いが、『NewスーパーマリオブラザーズU』では3番手または4番手、『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では5番手になるなど最近は最初の登場が少なくなった(『スーパーマリオワールド』ではラストに回っている)。
イギーやレミーとは違い後ろに流れる髪型で、初期は牙がモートンやイギーのように大小合わせ4本あったが、『NewスーパーマリオブラザーズWii』でのデザイン変更以降は大きい2本のみになり、代わりに顔の左側に青い☆のマークが付いている。
『スーパーマリオブラザーズ3』当時の説明書での一人称は「オレ」だったが、漫画では末っ子なことから僕口調のものもあった。
名前の由来はアメリカの有名トーク番組ホスト、ラリー・キング ……と長らく信じられていたが、2012年に元任天堂社員のデイヴ・ブルックスにより、アイルランドのバンド「U2」のドラムスのラリー・マレン・ジュニアが由来であることが語られていた。
しかし、2015年にブルックス氏がインタビューを受けた際に上記を撤回し、「現実世界に相当する人物はいません、彼はただの『ラリー』にしか見えなかったんです」と、由来の人物が存在しないことを明かしている。
モートン
海外名:Morton Koopa Jr.
CV: ラニ・ミネラ/デイヴィッド・コーク(『マリオカート8』)
兄弟唯一の褐色肌が特徴な、太めで一番大柄な身体のコクッパ。イメージカラー及び甲羅の色はこげ茶よりの灰色。
一人称は「オラ」で、笑い方は「ワシャシャ」。純朴な性格だが力任せで頭はあまり良くないと説明されており、「オラ オマエ ゆるさない」などと語尾が終止形か命令形のカタコトで話す(欧米版では自分のことをIでは無く「MORTON」と名前で呼び、全て大文字を使って喋る)。
実際壁を破壊した拍子に目的を忘れたり、会話のテンポがずれる事が多いうっかり屋だが、一方でいかなる時もどっしりと落ち着いており『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』ではクッパ7人衆が集合した際に殿を務めている、オツムが弱い事を除けば基本的に冷静とも言える。
7人中唯一クリボーを見下している様子が無く、仲間が喧嘩した時には率先して仲裁を行い、彼らにダメージを与えたマリオ達へ敵意を剥き出しにするなど、けっこうな仲間思い。
7人の中でもクッパJr.の事を特に気遣っており、彼の為に(焦がしてしまったが)チキンを焼いてあげたり、彼のワガママで他のメンバーが離れていった時も、唯一最後まで自らの意志で離れる事はなく、ひいてはクッパJr.が仲間の大切さを知るきっかけを作った。
己の力で壁や足場を破壊するパワーの持ち主であり、地震を起こすパワーファイターとしての能力だけでなく、デコボコの地形を選んだり、溶岩や槍の罠を用意したりする等、自身の力を戦術と両立した戦い方が多い。最近は大振りのハンマーも使用するようになった。
主に序盤に出てくる事が多いが、近年は『NewスーパーマリオブラザーズWii』では終盤に登場し、『クッパJr.RPG』では離脱時、復帰時共にトリを飾っているなど後半に出る事が多くなった(しかし、『NewスーパーマリオブラザーズU』と『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では序盤での登場である)。
『マリオカート8』での二つ名は「無敵のタフガイ」でクッパと並ぶ最重量級。そのため、同作品ではクッパ7人衆の中で1番人気がある(性能的な意味で)。
頭には3本の髪の毛があり、左目の周りには星模様の入れ墨(?)がある。牙はイギー同様に4本。大きい牙が2本、その内側にもう2本ある。
また、イラストでは杖を左手に持っていることが多く、コクッパ唯一の左利きと思われる(しかし、ラリー、ロイ、レミー、ウェンディも杖や大砲、爆弾などを左手でもつ描写がある)。
『スーパーマリオブラザーズ3』当時の説明書でも、冷静な性格でありマリオのパワーアップを警戒してクッパに報告しようとしている。
なおこの頃は一人称を使っておらず、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の時点でも判明していなかったと思われがちだが、『スーパーマリオブラザーズ3』のカードダスでは「俺」になっていた。
ちなみにコクッパで唯一名前に「Jr.」がつくが、クッパJr.とは(おそらく)無関係。なお、モートンの声は中の人の声を低く加工した声である(『マリオカート8』では男性声優になったのでそのままの声)。
名前の由来はアメリカの歌手・作曲家、モートン・ダウニー・ジュニア。
ウェンディ
海外名:Wendy O. Koopa
CV:ラニ・ミネラ / アシュリー・フラナガン(『マリオカート8』)
クッパ7人衆の紅一点で、イメージカラー及び甲羅の色はピンク。
一人称は「アタシ」で、笑い方は「フフン」。おしゃまでお転婆で勝気といういかにもワガママな性格で、怒ると怖い。だが話し方は大人びて落ち着いており、上から目線のサバサバしたお嬢様という印象である。スマブラではずる賢いと記述があり、頭も良いようだ。
面倒見のいい一面もあり、敵であるマリオに励ましの言葉を掛けたり、クッパJr.のワガママな態度に堪忍袋の緒が切れたロイをなだめようとするシーンがある。
頭に水玉模様の大きなピンク色のリボンと数珠のように連なった赤い宝石のネックレス、ピンクのハイヒールを履いているなどおしゃれな女の子らしい外見をしている。
ピーチ姫やデイジー姫を内心ライバル視しており、『マリオカート8』での二つ名も「打倒プリンセス!」であるなど彼女たちを同じ女性キャラとして意識している様子。
壁や床にぶつかると跳ね返るリングを投げる攻撃を好んでおり、初登場が海の国だったことから水中関連の攻撃もよく使いこなす。水中ではマリオの動きが鈍くなるのに対し、普段と変わらないスピードで動くことができる。
主に中盤や後半に登場することが多いが、現時点ではクッパ7人衆の中で唯一トリを飾っていない。
『スーパーマリオブラザーズ3』当時の説明書での一人称は「アタイ」で、姉御っぽいしゃべり方をしていた。一方で漫画などでは女の子らしい口調をしていた事が多い。
名前の由来はアメリカのバンド「プラズマティックス」のボーカル、ウェンディ・オーリン・ウィリアムズ。
イギー
海外名:Iggy Koopa
CV:マイク・ヴォーン/ライアン・ヒギンズ(『マリオカート8』)
クッパ7人衆の頭脳的存在で、イメージカラー及び甲羅の色は黄緑。
一人称は「ボクチャン」で、笑い方は「アハハハハ☆」。台詞の語尾にたまに星マークがつく、少々チャラい間延びしたゆるい喋り方が特徴的。常にハイテンションなお調子者の愉快犯でつかみどころがなく、7人の中では良くも悪くもムードメーカー的存在。ゲーム内でも笑い声を上げて尻を叩くなど挑発的な態度をとる事がしばしば。
かなりの飽き性で、堂々とメタ発言をしたり、ロイの忠告に耳を貸さず正反対の行動をとったり、自分が行っていた業務を飽きたからと放棄したり、主であるクッパの発言にツッコミを入れて怒られたりと問題行動が多いマイペースな性格。その様な気ままさ故、クッパJr.の我が儘はあまり気にしていない。
そのキャラクター性通り、『マリオカート8』では「黒ぶちメガネのトリックスター」という二つ名が与えられている。
旧作ではレミーと同様の虹色のモヒカン、『NewスーパーマリオブラザーズWii』でのデザイン変更以降は緑のパイナップルのような頭で、牙が4本(大きい牙が2本、その内側にもう2本)生えている。背も高くなりスリムな体型となった。
ワンワンやウーガンを手なずける才能を持つという意外な一面があり、戦闘でもワンワンを始めとしたモンスターを援護に駆り出したり、土管や溶岩等のギミックを用いたりと様々な戦術で挑んでくる。
主に中堅ステージのボスを務める事が多い(ただし『スーパーマリオワールド』では一番手を担当し、『ドクターマリオワールド』ではクッパ7人衆で最後に参戦した)。
『スーパーマリオブラザーズ3』の説明書での一人称は「オイラ」で、「ウキャキャキャキャ」と笑っていた。大きな黒縁眼鏡を掛けているため、昔の一部の本や漫画では「勉強好き」「インテリ」という設定も付けられていたが、現在はむしろ天才いたずらっ子のイメージかもしれない。
名前の由来はアメリカのパンク・ロック歌手、イギー・ポップ。
ロイ
海外名:Roy Koopa
CV:ダン・ファルコーネ(『マリオカート8』でも続投)
ピンク色のスキンヘッドとサングラスが特徴のハードガイ。イメージカラー及び甲羅の色は赤紫。
一人称は「オレ」で、笑い方は「ヌフフフ」。ワルぶったフランクな口調で話す自信家で、普段は面倒くさがりのようだが戦う時は本気になるという。
キレるとマリオにアッパーカットを打ってくるなど悪役らしい粗暴な性格だが、7人の中では一番の常識人であり、彼が主となってメンバーをまとめており、『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』ではクッパ7人衆が集合した際に先陣を切っている。
職務に対しても意外と真面目であり、それ故に仲間の困窮を考えないクッパJr.の言動に堪忍袋の緒が切れて離反してしまったこともあるが。
『クッパ軍団RPG』ではクリボー(後のクリボー隊長)のことを特に見下してはいたものの、後に彼の実力を素直ではないがある程度は認め「どんな事があってもクッパ様とクッパ軍団を救え」と叱咤激励している。
その一方で何かとウェンディの怒りを買う事が多い。
体格もモートンに次ぐ大柄で、『マリオカート8』での二つ名は「重量級の暴走タートル」。
一部のファンからは「俺たちのロイさん」と呼ばれ親しまれている(海外でも「ROY'S OUR BOY」という愛称があるがこれはあっちのロイも含む)。
その体重で着地時に地震を起こしたり、大砲、岩投げ、タックルなどワイルドな戦法を主に使う。
体重はモートンに次いで重く、ドンキーコングとほぼ同じぐらい。
そのポテンシャル故に後半のステージのボスとして登場することが多いが、『NewスーパーマリオブラザーズWii』や『Newスーパーマリオブラザーズ2』では、他のクッパ7人衆との平均登場順の差を縮める為か前半のボスとして登場しており、それを皮切りに『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』ではウェンディと共に初手を務める、ドクターマリオワールドでは、比較的早く実装されるなど前半に出ることも多くなった(しかし、『NewスーパーマリオブラザーズU』や『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では終盤で登場している)。
名前の由来はアメリカの歌手・作曲家、ロイ・オービソン。
レミー
海外名:Lemmy Koopa
CV: ラニ・ミネラ/カーリー・マクマナス(『マリオカート8』)
一人称は「ボク」で、笑い方は「ケケケッ」。やんちゃかつハデ好きな性格で、バツグンの運動神経を持った、玉乗りが大の得意なピエロボーイ。
ゲームでも魔法で作り出した大玉に乗っている事が殆どであり、マリオとのバトルを「華麗なるショー」と称する根っからのエンターテイナー気質であり、「つまらない勝ち」よりも「華麗なる負け」の方がいいと思う程。
見た目の可愛らしさにそぐわない辛辣な台詞が多く、言葉選びから腹黒さを感じさせるものが多い。
公式の立ち絵では常に目の焦点が合っていない斜視状態だが、近年は普通に揃っている事が殆ど。
髪形は虹色のモヒカンで、兄弟の中では一番小柄なあどけなさが残る見た目(本人はその事をバカにされるのが嫌いな模様)。顔の両側(『NewスーパーマリオブラザーズWii』でのデザイン変更以降は左目側のみ)に2本のオレンジ色のラインのペイントがあり、うなじの辺りからスカーフのように伸びる後れ毛が長く飛び出している。
『マリオカート8』での二つ名は「すばしっこさナンバー1」。ベビィキャラと並び最軽量級。毎回前述の大玉を始めとした自身の身体能力で出来る独特の戦い方をするほか、シリーズを通してファイヤーボールに耐性を持っていることが多い。またハデ好きな性格のためか爆弾を使った攻撃をすることもある。
当初の説明書やカードe+などでの一人称は「ぼく」で、やや暢気な喋り方をしていた。その他の漫画等でも道化っぽい役回りのひょうきん者として描写されることが多かった。口調などは今もあまり変わっていないのだが、天然気味だった過去作とは違い、現在のイメージはむしろ腹黒ショタに近いかもしれない。
名前の由来はイギリスのバンド「モーターヘッド」のベーシスト、レミー・キルミスター。
ルドウィッグ
海外名:Ludwig von Koopa
CV:マイク・ヴォーン/デイヴィッド・J・ゴールドファーブ(『マリオカート8』)
クッパ7人衆の長男にして実質リーダー的な存在。イメージカラー及び甲羅の色は青。
一人称は「ワタシ」で、笑い方は「ワッハッハ」。偉そうな喋り方をする、大人びた生意気な性格の目立ちたがり屋で、『マリオカート8』での二つ名は「目立ちたがりの悪役ヒーロー」。
かなりの努力家であり実力は高いが、言葉遣いや立ち振る舞いがどこか厨二病じみており独特のセンスを持っている。何かとカッコつけたがるが、土管に詰まって出られなくなったりするなど、ドジでありどこか抜けている。その為7人の中ではロイに次ぐ常識人だが、そういった描写は多くない。
また、デビュー当初から長年信じられてきたリーダー設定はあくまで本人の自称であることが近年判明し、他のメンバーからは「え?リーダーだったの?」「そんなの聞いたことない」「誰も認めていないってば」と散々な言われようで全く特別視されていない。
自身を頭脳派と称しており、『クッパJr.RPG』では身代わりからの潜入工作で、敵の情報の大半を頂いてみせるという活躍を見せた。
左右に拡がるような青いロングヘアーを持ち、口の中央には出っ歯のような牙が1本生えている。作品によっては歯を食いしばるモーションがあり中央の牙以外にも歯があることを確認できる(ギザ歯)。髪の毛で分かりにくいが身長はラリー、ウェンディと大きな差は無い(しかしこの2人が軽量級なのに対し彼は中量級)。そのせいかぽっちゃり扱いされることがしばしば。
また、声がカッコいいとファンから評判でありイケメンボイスと称されることも。
青い炎を使った魔法攻撃を主力としており(しかも複数同時にうてる)、その他地震、甲羅アタック、回転攻撃、踏ん張りジャンプ、空中停止、分身とコクッパの中でも一際多彩な能力を持っている。
その為、クッパ7人衆の中では一番ラストを務めた回数が多い。
長らく初手に回った事がなかったが、『ドクターマリオワールド』ではウェンディと共に7人の中で最初に実装され、『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では久々の前半登場となった。
当初の説明書では一人称が「オイラ」で「イエーイ!のってるかいベイビー」等ノリノリだったためネタにされることがある。
なお、このテンションの高い口調は黒歴史なのかその後はほぼ反映されておらず、その後のカードe+では一人称が「オレ」にされて喋り方も多少変わっていた(その後さらに一人称や喋り方が変わったため、7人の中で最もキャラ変化が激しい)。
名前の由来はドイツの作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。アメリカで名付けられたためLudwigを英語読みしている。
※()内の日付は日本版の発売日。
※下記の他、『スーパースコープ6』にはレミー、日本未発売の『MARIO IS MISSING!』のSNES版にルドウィッグ・イギー・ロイ、PC版に前記3人+ラリー・ウェンディ、『Mario's Early Years! Fun with Letters』にイギー、『NewスーパーマリオブラザーズWii コインワールド』にラリー、『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』にラリー、ウェンディ、ロイ、ルドウィッグ、『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』にラリー、ウェンディ、ルドウィッグ、『アマダアニメシリーズスーパーマリオ』の「しらゆきひめ編」にラリー・モートン・ウェンディ・イギー・ロイ、同シリーズ「ももたろう編」に前記5人+ルドウィッグ、実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』にイギー、公式LINEスタンプ「スーパーマリオほのぼのライフ♪」にレミーが登場している。
ちなみに「アマダアニメシリーズ」の担当声優は当時クレジットがなかったため誰が誰を演じたのか不明だが、ラリーとイギーは佐藤正治、モートンとウェンディは遠藤みやこ、ロイとルドウィッグは龍田直樹が有力視されている。
スーパーマリオブラザーズ3(1988年10月23日)
順番 | 名前 | ステージ | 魔法の杖 | 王様の変えられた姿(FC版/リメイク版) |
---|---|---|---|---|
1 | ラリー | 草原の国 | 橙 | 犬 / ガラゲーロ |
2 | モートン | 砂漠の国 | 赤 | 毛虫 / ターペン |
3 | ウェンディ | 海の国 | 紫 | 河童 / 紫色のライタ |
4 | イギー | 巨大の国 | 黄 | 怪獣 / ドンキーコングJr. |
5 | ロイ | 空の国 | 黒 | 鳥 / トンドル |
6 | レミー | 氷の国 | 緑 | アシカ / チョロプー |
7 | ルドウィッグ | 土管の国 | 青 | ファイアパックン / ヨッシー |
今作品での総称は「コクッパ7兄弟」。
日本での発売当初はまだ名前がなく、当時の攻略本などでは「コクッパその1」「その2」…と表記されていた。
その後、1990年2月にアメリカ版が発売された時に現地のスタッフがミュージシャンにちなんだ名前を付けて、これがそのまま後に日本でも公式名称となった。
兄弟の順番は、この作品での登場順に拠るところが大きく、「ルドウィッグが長男でラリーが末っ子」というのは、ここから来ている(このままでいくとレミーはロイやモートンよりも年上という信じがたいことになるが)。
進め方によっては、全員倒さずにゲームクリアすることも可能である。
なお、昔のゲームにはよくあることだが、公式イラストでの配色と実際のゲーム上のドット絵の配色はかなり異なっている(例としてイギーが青、ルドウィッグが白髪に濃い肌など)。
この配色は『スーパーマリオコレクション』以降のリメイクでも原作を尊重してほぼ変更されていない。
1993年にはスーパーファミコンの『スーパーマリオコレクション』で、2003年にはゲームボーイアドバンスの『スーパーマリオアドバンス4』で、2007年にはファミリーコンピュータ版がWiiのバーチャルコンソールで、2010年には25周年記念の『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』で、2013年にはWiiUとNintendo 3DSのバーチャルコンソールで、本作品が移植・リメイクされた。
リメイクでは後の作品で付けられた個人名が反映され、マリコレ準拠のリメイク作品ではグラフィックもグレードアップしている。
『スーパーマリオアドバンス4』のカードe+コースでは、コースカード12『ひこうせんはとまらない!』ではレミーが、コロコロコミック付録カード『ひこうせんのぎゃくしゅう!』ではモートンが、コースカード28『コクッパにだまされるな!』ではルドウィッグがボスを務めている。また、『敵パワーアップ 得点2倍』のカードを使用した場合は通常の倍の6回踏まないと倒せない。
余談だが海の国の王様の正体はマリオそっくりで、日本に似た形の島の(任天堂本社のある)京都に当たる辺りにお城がある。
↓レミーとモートン
【ニコニコ動画】「スーパーマリオアドバンス4 カードe+コースその2」
レミー「ぼくのじまんの くるくるナットで マリオは地面に はいつくばるのさ!!」
↓ルドウィッグ
【ニコニコ動画】「スーパーマリオアドバンス4 カードe+コースその16」
ルドウィッグ「オレのほんとうの強さがしりたいなら ちゃんとさがせよな!」
2014年には『ファミコンリミックス2』で『スーパーマリオブラザーズ3』が題材となり、中にはコクッパ7兄弟と7連戦するボスラッシュのお題もある。
注意
上記の設定と登場する順番から、コクッパの兄弟順は今作の登場順の反対という解釈もあるが、明確に描写、設定されていないので注意してほしい。
スーパーマリオワールド(1990年11月21日)
今作品から、コクッパの総称は「コクッパ7人衆」となる。
今作でも前作『スーパーマリオブラザーズ3』同様、ゲーム上のドット絵では肌・髪の毛・甲羅などの配色が公式イラストと異なっていることが多い(例:ロイの頭や甲羅が今作ではピンクではなく青くなっている、モートンがクッパに近い緑色になっている、ルドウィッグの髪の毛が白で甲羅が黄色になっている、など。前作とも異なる配色になっているキャラも)。
特に今作のイギーは一番手で青色カラー、ラリーはラストを務めて緑色カラー、と現在のイメージとは真逆なため、余計に混乱を招きやすい(ついでに言うと前作のイギーの一人称は現在のラリー同じ「オイラ」)。
この独特のカラーリングは、!スイッチと同様にスーパーファミコンのボタンの4色を意識したものらしい(青:イギー・ロイ、緑:モートン・ラリー、黄:レミー・ルドウィッグ、赤:ウェンディ)。
なおルートによってはショートカット可能だが、イギーのみどのルートでも必ず倒すことになる。
1993年には海外で発売された『スーパーマリオコレクション』の特別版『Super Mario All-Stars + Super Mario World』にセット収録(残念ながら日本では未発売)。
2001年には『スーパーマリオアドバンス2』として、2007年にはスーパーファミコン版がWiiのバーチャルコンソールで、さらに2013年にはスーパーファミコン版、2014年には『スーパーマリオアドバンス2』がWii Uのバーチャルコンソールで、本作品が移植・リメイクされた。
ちなみに本作のタイアップ作品であるてれびっこ専用のOVA作品『スーパーマリオワールド マリオとヨッシーの冒険ランド』(一応普通に再生もできるがクイズに答えることはできない)ではテレビCMや日本未放送の海外アニメ版を除けば、映像作品の中でコクッパが唯一7人全員揃っている。イギーの手下達と分身したウェンディがクイズの対象になっている。ヨースター島でイギーが手下と共に足止めに出て、バニラドームでレミーがカメックと共にブロックを出現させるスイッチの偽物を出し、チョコレー島の城でウェンディが先陣を切りモートン、ロイ、ルドウィッグ、そして再登場したレミーが一斉にマリオに挑むが、ウェンディが倒された辺りからレミーがいなくなり代わりにラリーが加わってる。
本作での担当声優はイギーが鈴木勝美、ウェンディがならはしみき、ロイが菅原正志、それ以外は不明。ちなみにレミーの声はやや低めで、モートンとルドウィッグの声はやけに高い。
ヨッシーのロードハンティング(1993年7月14日)
順番 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | レミー | ルドウィッグ | ウェンディ | ラリー | モートン | イギー | ロイ |
スーパーファミコン周辺機器のスーパースコープ専用のシューティングゲーム。コクッパ達がそれぞれメカを操っている。
この作品以降はコクッパ達の配色がゲーム内でもイラストに準じたものになった。
コクッパのリーダーという設定の為後半に出ることの多いルドウィッグが、前半で出ている珍しいゲームでもある。
ただしコクッパ達は序盤7面のボスで、終盤のボスはカメックやアトミックテレサ等が担当している。
そもそもこの順番も目安(難易度順)であり、実際は自由な順番で挑戦する事が出来る。
ホテルマリオ(1994年4月5日 ※日本では未発売)
フィリップス社のマイナーハード「CD-i」で海外限定発売。
フィリップスが任天堂の許諾を得てアメリカで製作・発売した、マリオシリーズの外伝作品にあたるパズルゲーム。
キノコ王国がクッパ達によりホテルリゾートに作り変えられ、ホテルに攫われたピーチ姫をマリオたちが助けに行くというストーリー。
しかし舞台となるホテルは木の中や鉱山、雲の上などとんでもない所だらけである他、ゲーム内容自体もショボいためクソゲーとして挙げられることが多い。さらに挿入されるアニメムービーが作画崩壊と言われるまでに酷く、ネタにされる事が多い。
各ホテルはそれぞれコクッパが担当しており、7人全員がボスを務めている。ただしイギーのみ専用ホテルが無く、最終ステージのクッパのホテルにて、クッパの前座としてクッパの大きなお面を被って登場している。
一部のコクッパはエレベーター前でマリオと接触すると、マリオをエレベーターに連れ込んだ後、なんと、マリオを捕食してしまう(マリオの帽子を吐き出した後口を拭っている様子からそれがわかる)。
順番 | 名前 | ステージ |
---|---|---|
1 | モートン | Morton's WoodDoor-Hysteria Hotel |
2 | ロイ | Roy's HardBrick Hotel |
3 | ラリー | Larry's Chillton Hotel |
4 | レミー | Lemmy's High-ate Regency Hotel |
5 | ルドウィッグ | Ludwig's Thump Castle Hotel |
6 | ウェンディ | Wendy's Blitz Snarlton Hotel |
7 | イギー&クッパ | Bowser's Seizures Palace Hotel |
マリオ&ルイージRPG(2003年11月21日)
順番 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | イギー | モートン | レミー | ルドウィッグ | ロイ | ウェンディ | ラリー |
新作では実に10年ぶりとなる登場であり、ゲラクッパからは「コクッパ軍団」と呼ばれている。
ただし新作こそ久しぶりだが、直近に同じゲームボーイアドバンスで『スーパーマリオアドバンス4』が発売されていたため、彼ら自体は目立っていた時期でもある。
全員ラストダンジョンのクッパ城で立ちふさがり、登場順は『スーパーマリオワールド』と同じ。RPGだが個別台詞は無し。
2014年にはWii Uのバーチャルコンソールで本作が移植された。
リメイク版である『マリオ&ルイージRPG1 DX』については後述。
NewスーパーマリオブラザーズWii(2009年12月3日)
順番 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ラリー | ロイ | レミー | ウェンディ | イギー | モートン | ルドウィッグ |
新作では6年ぶりの復活で、今作品ではクッパJr.と初の共演。
説明書や公式サイトでの表記も「クッパの手下」に変わっており「コクッパ」とは呼ばれていない。
ロイが前半に登場するのは日本では初で、ルドウィッグが久しぶりにラストになり、コクッパ間の登場順平均の差が大きく埋まった。
また、今作以降は甲羅の色の変更などを中心にデザインが一部リニューアルされており、特にイギーはヘアスタイルが大幅イメチェンとなった。7人それぞれに特徴的なボイスも付いている。
その後の登場作品では(旧作の移植を除き)本作のデザインが基本となっている。
ただ、ステージの難易度が順番通りになっておらず、モートンに至っては初手でもおかしくないほど極端に簡単。
Newスーパーマリオブラザーズ2(2012年7月28日)
順番 | 1 | 2 | キノコ | 3 | 4 | フラワー | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ロイ | イギー | ラリー | ウェンディ | モートン | レミー | ルドウィッグ |
進み方によっては順番が変わり、ラリーとレミーは隠しワールドのボスのため戦わない場合もある(イギーorラリー、モートンorレミーの分岐となる)。
隠しステージは飛ばしてあとで挑戦できるため、順番がロイ、イギー、ウェンディ、モートン、ルドウィッグ、ラリー、レミーと最も大きく変わる。
ワールド6-城、ワールド☆-城では7人全員がクッパクラウンに乗って画面奥から石化攻撃を放ってくる。
攻撃を受けると5カウントほど石化するが、壁の陰に隠れてやり過ごすことができる。
余談だがクッパを巨大化させる役は『Newマリオブラザーズ Wii』ではカメックだったが、今作では7人全員で担っている。
NewスーパーマリオブラザーズU / NewスーパールイージU / NewスーパーマリオブラザーズUデラックス(『NewスーパーマリオブラザーズU』:2012年12月8日 / 『NewスーパールイージU』:2013年6月19日 / 『NewスーパーマリオブラザーズU デラックス』:2019年1月11日)
順番 | 名前 | ステージ |
---|---|---|
1 | レミー | ドングリ平原 |
2 | モートン | デザート砂漠 |
3 | ラリー | ミント諸島 |
4 | ウェンディ | フローズン台地 |
5 | イギー | ソーダジャングル |
6 | ロイ | ロック山脈 |
7 | ルドウィッグ | マシュマロ雲海 |
久しぶりにロイが後半戦に、しかしルドウィッグが三回連続でラストになり、またクッパ7人衆の平均登場順の差が大きくなった。
今作では、ワールド2から3か4を選択する形となり、ラリーとウェンディは順番が前後することがある。
なお、『NewスーパールイージU』はキャラ&ステージ差し替え版のため、出現順は『NewスーパーマリオブラザーズU』と全く同じ。
ショートカットは多数あるが、最低でもルドウィッグは倒す必要がある。
マリオカート8 / マリオカート8 デラックス(『マリオカート8』:2014年5月29日/『マリオカート8デラックス』:2017年4月28日)
7人揃って参戦。今作以降、総称は「クッパ7人衆」で統一されている。
バラエティ系のマリオシリーズの作品への出演はこれが初であり、コクッパ達をプレイヤーキャラクターとして操作できるのも今作が初。一部のキャラは声優が変更された。
『マリオカート8』では全員隠しキャラクターだったが、『マリオカート8デラックス』ではデフォルト出現になった。
ウェンディとラリー、イギーとルドウィッグは『マリオカート8』では同性能だったが、『マリオカート8デラックス』では重量差がより細分化されて性能が区別された。
重量 | キャラクター | 『8デラックス』の同性能キャラ |
---|---|---|
超軽量級 | レミー | ベビィロゼッタ |
軽量級 | ウェンディ | キノピコ・しずえ |
〃 | ラリー | キノピオ・ヘイホー |
中重量級 | イギー | ルイージ・カメック |
〃 | ルドウィッグ | マリオ・Mii |
重量級 | ロイ | ドンキーコング・ワルイージ |
超重量級 | モートン | クッパ |
ちなみに、クッパ7人衆のキャッチフレーズは日米のものと、欧州のものとで違っている。
以下は、スタッフゴーストとして登場するコースを記載する。
ラリー | エレクトロドリーム |
---|---|
モートン | ホネホネさばく |
ウェンディ | ドルフィンみさき |
イギー | DS チクタクロック |
ロイ | Wii グラグラかざん |
レミー | GC シャーベットランド |
ルドウィッグ | 3DS パックンスライダー |
選定基準を見るに限り、『スーパーマリオブラザーズ3』で支配していた国をイメージさせるコースが多い。特に例外的なのはラリーとロイか。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
クッパJr.のカラーバリエーションとして『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。これもかつてクッパの子供だった設定の名残か。
そのためカラーは1人1色ずつとなっている。見た目やボイスが違うだけで性能もJr.と共通。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U(『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』:2014年9月13日、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』:2014年12月6日)
目がメカっぽいデザインになった量産型の「クッパJr.クラウン」に乗って戦う。声はNew スーパーマリオブラザーズシリーズからの流用、要するに旧声優である。
全員クッパJr.の体格に合わせられているため、従来に比べてロイやモートンが妙に小さく、レミーが妙に大きく見えるかもしれない。
最後の切りふだで全員ニセマリオに変身するが気にしてはいけない。
キャラセレクトの並び順は、デフォルトのクッパJr.から順番に、ラリー→ロイ→ウェンディ→イギー→モートン→レミー→ルドウィッグで、ロイとモートンが逆になっている以外は『スーパーマリオブラザーズ3』での順番と同じである。
ちなみに、あっちのロイと名前被りネタで「ロイ参戦!」と弄られたりもしていた。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のエンジェランドでのスマッシュアピール(通称:天界漫才)ではクッパJr.とクッパ7人衆(7人共通)で台詞が異なっており、後者では
ピット「実子のクッパJr.とは扱いがちがうということなのでしょうか。」
ナチュレ「クッパとクッパ7人衆の関係はナゾじゃなあ。手下ということじゃろうか。」
等と曖昧な関係が言及されている。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(2018年12月7日)
こちらでも続投。空中攻撃や勝利ポーズでJr.のハンマーの代わりに魔法の杖を使う様になった。
パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズエディション(2015年4月29日)
順番 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ラリー | レミー | モートン | ウェンディ | イギー | ロイ | ルドウィッグ |
属性 | 木 | 闇 | 火 | 水 | 木 | 光 | 火 |
ガンホーの人気ソーシャルゲーム『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)とのコラボレーション作品。
今作品では、クッパ7人衆に属性が与えられている。
表ワールドをクリアした後に解放される裏ワールドでは、各ワールドをクリアするとクッパ7人衆が仲間になる。
順番はウェンディ以降は『NewスーパーマリオブラザーズU』と同じ。
スキルはラリー、レミー、モートン、ウェンディ、ロイは「他の属性のドロップを自分の属性のドロップに変え、さらにハートドロップを他の属性のドロップに変える」変換スキルを持っている。使い方によっては多色PTでも十分使えるだろう。
一方イギーとルドウィッグは「盤面にある全ドロップを自分の属性のドロップに変える」というパズドラ本家で言う「花火」のスキルを持っている。こちらは単色PTで使った方が活躍できるだろう。
なお覚醒スキルは7人とも「スキルブースト」3つで固定となっている。
2015年12月17日にVer.2へバージョンアップされ、クッパ7人衆も「へんしん」できるようになった(「へんしん」といっても、クリボーやノコノコ、ボムへいなどを引き連れている形だが)。
ちなみに、クッパJr.は光属性で、クッパとほねクッパは闇属性のため、属性が誰とも被らないのはウェンディのみである。
- スコアアタック(Ver.2)での順番
バージョンアップ後、固定チャレンジとフリーチャレンジの各コース5で分かれて登場している。
マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX(2015年12月3日)
マリオ&ルイージRPGシリーズとしては初代以来の登場。クッパ城の中ボスのみだった以前とは打って変わって出番が激増し、セリフまで用意された。コクッパがゲーム中台詞を発するのは今作で初。
今までは単体ずつか7人まとめてで挑んできたが、今作では2人or3人に分かれて徒党を組んでくる。
主なチームワーク編成は「ロイ&ウェンディ」「ルドウィッグ&ラリー」「レミー&イギー&モートン」
の3組に分けられ、イギー以外は2度戦うことになる。
- ロイ&ウェンディ
序盤のニテルデ諸島地下とネオクッパ城で戦う。
ラストダンジョンでのクッパ7人衆戦一番手。
ロイが大岩を投げ、それをハンマーで跳ね返すカウンター攻撃を成功させると砕けた岩がウェンディを直撃してウェンディがダメージを受けると、ウェンディがキレてロイをボコボコに殴り引っ掻き引き伸ばしたりするなどのコミカルな要素がある。
片方が倒されると強力な魔法攻撃をしてくる。
- ルドウィッグ&ラリー
中盤のニテルデ諸島地下とネオクッパで戦う。
ラストダンジョンでのクッパ7人衆戦二番手。
マリオ達のスターカードに対抗してスターカードを使ってくる。マリオ達にダメージを与えるとダークスターポイントがたまる。
こちらも片方が倒されると強力な魔法攻撃をしてくる。
またルドウィッグのリーダー設定が自称であったことがこの作品で判明する。
ステータスはルドウィッグがラリーより僅かに高い。
- イギー&モートン&レミー
ネオクッパ城でのみ戦う(一応モートンとレミーはクッパ城のドデカクラフト戦で戦う)。
ラストダンジョンでのクッパ7人衆戦三番手。
彼らとのバトルは特殊であり、モートンによってスターカードが全て敵味方問わずダメージを与えるなど効果がランダムのものとなってしまう。さらに彼らは最初から本気でありその攻撃は全てトリオ回避でよけなければならず、失敗すると即ゲームオーバーとなってしまう。ある意味最強である。
最初はレミーが大きな玉に乗ってマリオ達を追いかけ、次はイギーがワンワンをマリオ達にけしかけ、最後はモートンがイギーが使ったワンワンを投げてくる。
これらを全て回避すると三人は気絶するので一気に畳みかければ倒すことができる。
ペーパーマリオカラースプラッシュ(2016年10月13日)
順番 | 名前 | ステージ |
---|---|---|
1 | モートン | アキャットタワー |
2 | イギー | マッキーコロシアム |
3 | ルドウィッグ | コバルトドック |
4 | ウェンディ | バイオ列島 おたから島 |
5 | ラリー | サンセットエクスプレス |
6 | レミー | ミドゥーリサーカス |
7 | ロイ | クロクッパ城 |
各エリアのボスとして登場。クッパの命令で大ペンキスターをマリオに取られないように行動している。ロイのみ大ペンキスターを守っておらずクロクッパ城の警備を担っている。また、クッパ7人衆全員に一人ひとり個別のテーマ曲がついたのもこのゲームが初。
バトルでは魔法の杖を使った攻撃をしてくるほか、ダメージを与えていくと自身の持つ武器や乗り物を強化してくる。この状態になると正攻法での突破はまず不可能になるが、有効なモノを使うことで弱体化させることが可能。
尚、各メンバーの担当ペンキスターのカラーはそれぞれの魔法の杖の宝石の色に準じている(ロイはペンキスターではないが何らかの形で黒が登場する)。
ここで広がっていた平均登場順を埋めるためか、イギーやルドウィッグが前半にまわり、ラリーが久々に後半に、ロイがラストに回るが、モートンが初手になったため重量級同士の差は広がっている(ラリーが強すぎたのかラリーとレミー逆じゃないかという声もある)。
漫画では黒クッパ城についてから速攻クッパが登場したためロイだけ登場しない事態となった。
マリオ&ルイージRPG1 DX(2017年10月5日)
順番 | 加入場所 | 名前 |
---|---|---|
1 | マメーリア | ラリー |
2 | ゲラゴーニュの森 | イギー |
3 | ヘラヘラグーン | ウェンディ |
4 | デヘヘバレー | モートン |
5 | ジョークエンド | ロイ |
6(同時に加入) | クッパ城 | レミー&ルドウィッグ |
※『クッパ軍団RPG』での順番。本編での順番はリメイク前と同じ。
今作では本編に加え、追加モード『クッパ軍団RPG』にも登場。
ストーリー序盤ではモートンを除きクリボーを中心に雑魚キャラを快く思わず見下しており自分たちさえいれば十分といった発想をもつ。それゆえクッパを捜索する際他のクッパ軍団を差し置いて7人だけで固まって別行動していたが、その場でゲラコビッツに発見されまとめて洗脳されてしまう。
その後クリボー隊長達に各エリアのボスとして襲い掛かることになるが倒すと仲間にできる。
ロイとモートンはとつげきタイプ、それ以外はえんきょりタイプ。
クッパ7人衆全員をパーティに組むと『我らクッパ7人衆!』という強力なボーナススキルが発動する(しかし先述の通りひこうタイプが不在であるため戦法が偏るので注意されたし)。
彼らが部下に冷たいのはクッパへの忠誠心の高さゆえであり最終的に素直ではないものの隊長たちの実力をきちんと認めた。
本編での扱いは、セリフが追加されたこととゲラクッパから呼び出されなくなったこと(おそらくクッパ軍団RPGでゲラクッパの正体を知ってしまったため)を除けばリメイク前と扱いが変わらないが、リメイク前と同じ感覚で挑むと、苦戦を強いられる。特にルドウィッグは前作のイギー&モートン&レミーばりに最初から本気で挑んでくるようになった(リメイク前の戦闘スタイルは他のクッパ7人衆と基本的に変わらない)。ウェンディとラリーのターン制限は7と5に減っている。
マリオ&ルイージRPG3 DX(2018年12月27日)
離脱する順番 | 名前 | ステージ |
---|---|---|
1 | レミー(厳密には離脱ではなくそもそも加入していない) | クッパ城周辺・東 |
2 | ルドウィッグ | エクボンの森 |
3 | ロイ | 〃 |
4 | ウェンディ&ラリー | 〃 |
5 | イギー | ゲプー岬 |
6 | モートン | ヅツーダレイク |
復帰する順番 | 名前 | ステージ |
1 | イギー | ムッシーバビーチ |
2 | ルドウィッグ | エクボンの森 |
3 | ラリー&レミー | ヅツーダレイク |
4 | ウェンディ | クッパ城周辺・西 |
5 | ロイ | 〃 |
6 | モートン | クッパ城 |
リメイク前では未登場だったが、追加シナリオ『クッパJr.RPG』にて登場。
序盤では特にロイとルドウィッグはクッパJr.に煙たがられるなど彼の我が儘にほとほと困っている(イギーとモートンのみ困った様子は無い)。
チュートリアルでは留守番を担うレミーを除き全員仲間になるが、何らかの理由で一人ずつ(ラリー&ウェンディのみ同時に)離脱してしまう。その後一人ずつ(ラリー&レミーのみ同時)にクッパJr.の元に戻ってくる。
タイプは前作と同じだがイギーはクラウンに搭乗する形でひこうタイプに、レミーはとつげきタイプに変更されている。
ドクターマリオワールド(2019年7月10日~2021年11月1日)
実装日 | 名前 |
---|---|
2019年7月10日 | ルドウィッグ、ウェンディ |
2020年2月3日 | ロイ、ラリー |
2020年7月30日 | レミー |
2020年10月22日 | モートン |
2021年1月14日 | イギー |
いずれも「ドクター○○」として登場。
配信開始当初はこの2人しか実装されていなかったが『ドクターマリオワールド』の公式Twitterにて2020年1月30日にラリー、同年1月31日にロイとラリー、同年7月29日にレミー、同年10月21日にモートンが参戦することが発表され、そして2021年1月13日にイギーの参戦が発表された事により遂に7人衆全員が参戦を果たした。
- ステージモードのスキル
名前 | ステージスキル |
---|---|
ドクタールドウィッグ | 凍ったオブジェクトを10個、一段階溶かします |
ドクターウェンディ | レンガブロックを10個、一段階壊します |
ドクターロイ | 木箱を10個、完全に壊します |
ドクターラリー | カラー木箱を10個、完全に壊します |
ドクターレミー | タルを10個、完全に壊します |
ドクターモートン | バブルマシンや氷の扇風機を3個、壊せないブロックに変更します |
ドクターイギー | 浮き輪ウイルスを3匹消し去ります |
- VSモードの能力
名前 | 攻撃力 | スピード | 防1 | 防2 | 防3 | 防4 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドクタールドウィッグ | 2 | 69% | 35% | 70% | 45% | 35% |
ドクターウェンディ | 2 | 71% | 30% | 30% | 70% | 20% |
ドクターロイ | 3 | 60% | 50% | 50% | 15% | 15% |
ドクターラリー | 1 | 86% | 15% | 15% | 50% | 50% |
ドクターレミー | 3 | 69% | 0% | 0% | 50% | 60% |
ドクターモートン | 2 | 60% | 65% | 60% | 75% | 70% |
ドクターイギー | 3 | 74% | 0% | 5% | 5% | 0% |
- VSモードのスキル
- Lvアップで効果対象の匹数・個数が増加する
- Lv5は共通して「スキルゲージのたまる速度が中アップ!」が付加
名前 | VSスキルLv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 |
---|---|---|---|---|---|
ドクタールドウィッグ | 相手のウイルスを2匹凍らせます | 4 | 6 | 8 | 10 |
ドクターウェンディ | 相手のウイルスを2匹、レンガブロックに変えます | 4 | 6 | 8 | 10 |
ドクターロイ | 対戦相手に木箱を2個送ります | 4 | 6 | 8 | 〃 |
ドクターラリー | 対戦相手にカラー木箱を2個送ります | 4 | 6 | 8 | 〃 |
ドクターレミー | 相手のウイルスを1匹、タルに変えます | 2 | 3 | 4 | 5 |
ドクターモートン | 相手のウイルスを2匹、凍らせるか、バブルウイルスに変化させます | 4 | 6 | 8 | 10 |
ドクターイギー | 一回で消せる浮き輪ウイルスを3匹、対戦相手に送ります | 6 | 9 | 12 | 15 |
マリオカートツアー(2019年9月25日)
2019年10月9日より開催された「トーキョーツアー」にて参戦。レアリティは7人共ノーマル。7人それぞれに専用のスペシャルスキルがある。
キャラクター | スペシャルスキル |
---|---|
イギー | トリプルミドリこうら |
ラリー | ブーメランフラワー |
レミー | シャボン |
ルドウィッグ | ダッシュリング |
モートン | ジャンボバナナ |
ロイ | ダブルボムへい |
ウェンディ | ハート |
2022年12月14日より開催されるホリデーツアー2022にて7人衆初のURとしてラリー(ウィンター)が登場した。
スーパーマリオメーカー2(2019年6月28日)
2020年4月22日より配信されるアップデートVer.3.0.0より登場。スーパーマリオ3Dワールドスキンを除く全てのスキンに設置可能となっており、同じ画面内に7人衆全員を登場させたり巨大化させる事も可能。
クッパJr.とともに1回踏むと甲羅になって攻撃し、3回踏めば倒せる。
1エリアにつき7人衆全員合わせて7体まで配置可能。サブエリアも合わせれば最大14体出せる。もちろん7人バラバラだけでなく、同じキャラクターを同時に7体出すこともできる。
性能は全ゲームスキンで共通で、『スーパーマリオブラザーズ3』や『NewスーパーマリオブラザーズWii』のように魔法の杖を持っている。性能はこれまでの戦い方がベースだが、モートンは本作独自の攻撃方法を見せている。
未登場の『スーパーマリオブラザーズ』と、登場してはいるが戦い方が大きく異なる『スーパーマリオワールド』のスキンでは新たにグラフィックが描き下ろされている。どちらも『NewスーパーマリオブラザーズWii』以降ではなく『スーパーマリオブラザーズ3』の頃のカラーがベース(そのため今と逆でラリーが緑・イギーが青)だが、スーパーマリオワールドスキンのレミーが黄色いなど独自の部分もある。
パーツ設置時のメニューでは時計回りにラリー、イギー、ウェンディ、レミー、ロイ、モートン、ルドウィッグの順で並んでいる。
性能(全ゲームスキンで共通)
- ラリー:小さく飛び跳ねながら魔法を放つ。一番スタンダード。ダメージを受ける毎に連続発射回数が増える。羽を付けるとジャンプ力が上がる。瀕死状態になるとジャンプ力があがる。クラウン状態だと魔法攻撃のみ。
- イギー:小走りで前後に落ち着きなく動きながら弾速の速い魔法を放つ。ダメージを受ける毎に連続発射回数が増える。羽を付けると小さく幅跳びで前後に移動するようになる。クラウン状態だと魔法攻撃のみ。
- ウェンディ:壁や地面で跳ね返る魔法のリングを放つ。ダメージを受ける毎にリングの滞空時間が伸びる。羽をつけるとジャンプ力が上がる。クラウン状態でもリングを発射。
- レミー:玉乗りで移動し杖からマリオを弾く球を放つ。ダメージを受ける毎にボールの連続射出数が増える。羽を付けると小さく飛び跳ねながら移動する。クラウン状態でもボールを発射。ボールに攻撃判定はないが横から触ると大きく弾き飛ばされる他、上から踏むと弾んで足場として使えるためステージギミックとしても大活躍(ちなみにボールには踏みづらいギミックがついている)。
- ロイ:1発魔法を放った後に地面に潜って別の場所へワープして飛び出す。天井から現れることもあり、この場合は空から落下して地震を起こす。ダメージを受ける毎に潜る速度が早くなる。羽を付けると顔を出す時に最大3回のフェイントを掛けるようになり、地面から出てきた場合は浮かびながら魔法を放つ。クラウン状態だと魔法攻撃のみ。タワーの一番下にしたり足場をバネにすると動きがかわり、羽つきイギーのような動きになる。
- モートン:小さく飛び跳ねて移動しつつ魔法を放つ他、大ジャンプからのヒップドロップで地震を起こしてマリオを怯ませ、左右に炎の玉を放つ。炎は壁沿いに進んでいく。また、ロイと違ってヒップドロップでブロックを破壊したりスイッチを起動できる。羽をつけると落下時に最大2回のフェイントを掛けるようになる。クラウン状態だと通常の魔法攻撃のみ。
- ルドウィッグ:魔法を扇状に3発放った後バタ足ジャンプをする。瀕死状態だと5発に増える。羽をつけるとふんばりの代わりに飛行するようになって滞空時間が伸び、空中からも2回魔法を放つ。クラウン状態だと魔法攻撃のみ。大量に羽ルドウィッグを配置すると''弾幕がとんでもないことに。''
その他
- ダメージを受けて甲羅状態になると、NewスーパーマリオブラザーズUスキンのみ横移動でシェルアタック、その他のスキンでは甲羅のまま飛び跳ねて攻撃してくる。クッパクラウンに乗っている場合はクラウンの中で甲羅になったまま移動しない。
- シーソーでの体重差はラリー・イギー・ウェンディ・レミー(=クッパJr.)の4人が中量級、ロイ・モートン・ルドウィッグ(=クッパ)が重量級で共通。久々にルドウィッグが重量級扱いとなったが、地震攻撃は使えない。
- ちなみに魔法の早打ちはルドウィッグ>ロイ=レミー>ラリー=モートン=イギー>ウェンディとなっている。ルドウィッグとウェンディを比べてみるとその差は歴然。しかしルドウィッグは魔法弾を3発同時に発射できるかわりに魔法弾の大きさが他と比べて小さい。
マリオの悪役キャラクターとしての人気は非常に高く、熱狂的なファンが多く存在する。
ただし、海外アニメ版では各コクッパの名前など一部の設定が変更されていた。
海外アニメ版の7人衆
- ブリー:ロイにあたる。長男であり一番大柄。いじめっ子気質でありビッグマウスをよく虐めている。
- チーツィ:ラリーにあたる。目つきが悪い。狡猾な詐欺師であり趣味はコインの偽造。クーキーと共に行動することが多い。元々末っ子なラリーだが、このアニメでは何故か次男になっている。
- クーキー:ルドウィッグにあたる。狂った笑い方をするマッドサイエンティストであり甘い物と揚げ物以外は一切口にしない。
- クーティパイ:ウェンディにあたる。本人同様我が儘な性格だが比較的落ち着いているウェンディとは違いヒステリック。16歳の誕生日を祝うエピソードがあった。
- ビッグマウス:モートンにあたる。本人とは違い小柄。基本的に冷静なモートンと違い喋り出すと止まらなくなるらしく台詞も多い。
- ヒップ&ホップ:レミー&イギーにあたる。末弟の双子。2人で言葉を分けて話す。
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