概要
『Newスーパーマリオブラザーズ』で初登場。
クッパ本人が溶岩に落ちて骨になった姿であり、その瞬間と来たらあまりにも生々しいことこの上なし。
ただし、その後の作品ではクッパとは別キャラクターとして扱われていることが多い。
(『マリオパーティアイランドツアー』ではクッパタワーの25階でほねクッパを倒した後、クッパが別室から「まさかほねクッパを倒すとは!」と言及する場面もある。)
また、初登場後の作品でもクッパが溶岩に落ちてもほねクッパにはならずに火傷する(『マリオ&ルイージRPG3!!!』や『スーパーマリオ3Dワールド』など)かそのまま沈んでいくだけの作品もある。
ちなみにほねクッパが様々な作品に進出する前の頃、『マリオストライカーズチャージド』ではクッパが感電した時に骨格が露わになるのだが、その時のクッパの骨格は現在のほねクッパのものとはだいぶ違っていた。
作品別における主な活躍
初登場の『Newスーパーマリオブラザーズ』ではワールド1でその伏線をたてた後、ワールド8の城で本格的に戦うことになる。
放物線を描くかのように骨を投げてくる上にファイアボールが効かない。しかしワールド1のクッパと戦った時と同様に後ろのスイッチを押せばクリアできるほか、コウラマリオのコウラアタックや巨大マリオの踏みつけ等でも倒せるため攻略自体はさほど困難ではない。
その後、ワールド8のクッパ城でクッパJr.により壺に投げ入れられて元のクッパに戻り、巨大なクッパとクッパJr.を相手に最後の戦いを繰り広げることになる。
『Newマリオ』ではいやに生々しい設定で登場していたが、前述通り『マリオカートWii』や『マリオテニスオープン』など以降の作品ではクッパ本人とは別キャラクターという扱いになり、クッパと同時に登場している。細かいキャラクター性能は元のクッパとは異なる場合が多い。
『マリオカートWii』では150ccのキノコ、フラワー、スター、スペシャルカップをそれぞれランク☆1以上でクリアすることで使えるようになる隠しキャラクターとして参戦。骨だけの体でありながら重量級に分類されている。性能はダート走行やミニターボの伸び、ハンドル操作による減速回避がかなり高く、サバイバルバギー、ファイアホットロッド、スーパーバウザーなどといったマシンと相性が良い。隠しバイクのファントムに乗れば重量級としては最強のダート性能になる。
また、2009年3月15日~3月25日に期間限定で開催された大会では、炎を吐きながらプレイヤーを攻撃してくる妨害キャラとしても登場。サバイバルバギーに乗って走ってくるほねクッパの炎攻撃をかわしながら64 クッパキャッスルの走行タイムを競うイベントであった。
『マリオ&ソニックシリーズ』では部下として同じ骨キャラであるカロンを引き連れている。ソチオリンピックではエッグマンネガに唆され、ルージュと共にマリオ達(クッパ親子も含む)に勝負を挑んだり、リオオリンピックでは何故かやたら自身を天才と称し、自分の骨を自慢する自信家に描かれている。
『スーパーマリオ3Dランド』では本編のストーリーをクリアした後に挑戦できるスペシャルワールド1、5、8のボスとして計3回戦うことになる。この作品からほねクッパは青い炎を吐くようになった。
『Newスーパーマリオブラザーズ2』では真の最終ワールドであるスターワールドの城で待ち構える、真のラスボスとして登場する。
『マリオカートアーケードグランプリDX』では2014年7月30日のアップデートでクッパのきせかえバリエーションとして登場。マリオカートには『Wii』以来6年ぶりの前線復帰となる。
専用アイテム「ほねハンマー」を携えており、レース前にセットしたアイテムとは別途で出現して使う事ができる。自分の周囲をハンマーで攻撃するという使い方故に初期は扱いづらい部類だったが、2016年4月21日のアップデートによりほねハンマーを使っている間はカートが少し速くなるように強化されて使い勝手がかなり良くなった。さらに2017年6月6日のアップデートではほねハンマーを振り回している間でも次のアイテムが取れるように強化されている。
『マリオパーティ10』ではボスバトルミニゲームの「クッパのファイナルタンクバトル」の後半戦に登場。前半戦で戦車を破壊され、溶岩に沈んだクッパがこの姿になって巨大化するという、初登場以来となるクッパと同一人物としての登場となった。撃破するとクッパが目の前で完全に消滅するという描写がされており、初登場時以上に異色の扱いとなっている。
『マリオカート8』では有料追加コンテンツ第2弾のキャラクターとして2015年4月23日よりむらびと、しずえと共に登場。キャラクター性能はクッパと同じで、スピードや重さの伸びが最も高い。
キノコやダッシュボードで加速すると甲羅の亀裂が光るなどよりカッコいいビジュアルに進化している。ジャンプアクションでは珍しく赤い炎も吐く。また、この時のDLCでほねクッパを象ったマシン、バウザートライクも新たに登場した。
『マリオカート8デラックス』では『8』に引き続き参戦しており、キャラクター性能はクッパと若干差別化された。クッパより少しコーナリング性能が高く滑りにくいのが強みで、逆に重さと無敵時間はクッパより若干劣る。
『マリオ&ルイージRPGシリーズ』では、『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』と『マリオ&ルイージRPG3DX』に登場。前者は隠しボスとして登場し、後者は追加シナリオ『クッパJr.RPG』のエピローグにて登場。クッパJr.がメタコロ病にかかったクリボーを元に戻す為に作ったサプリ『ガリナールZ』を色んな物を吸い込んだり食べたりしたため太り気味になったクッパに勧めたが、クッパがそれをいっぺんに全部飲んでしまった為、痩せすぎでこの姿になってしまった。
その後ほねクッパがJr.のイタズラだと勘違いし、前作のクリボー隊長の時(そちらはクリボー隊長のドジで記憶喪失、ひいては数々の災難に遭ったため)の様に怒り心頭で追いかけた。エピローグのオチが天丼な為、前作以上にキレのあるオチにする為に出したのだろうか。
『マリオテニスエース』では2019年7月に最後の追加キャラクターとして参戦。『オープン』から登場したキャラクターの中では『マリオテニスウルトラスマッシュ』に引き続き3作連続での参戦となった。性能はクッパとは大きく異なるディフェンスタイプ。スライスが得意で、とくにバックハンドで打つと力強いショットが打てる。
また、相手からねらいうちを受けてブロックに失敗してもラケットにダメージが入らないという独自の強みがある。ただしスペシャルショットのブロックに失敗すると、他のキャラクターと同様にラケットが一発で壊れるので注意が必要。
『マリオカートツアー』ではリリース初期からウルトラレアのキャラクターとして参戦している他、2020年6月3日から開催されるクッキングツアーにて全身黄金のウルトラレア、ほねクッパ(ゴールド)が登場した。
ほねクッパ(ゴールド)は、クッパツアー2023(2024)の後半週のリーグ戦を勝ち抜くとゲットできる上位報酬としても君臨している。
Minecraftにて、『スーパーマリオ マッシュアップ』ではウォーデンのテクスチャに適用されている。
スーパーマリオくんでは
『スーパーマリオ3Dランド編』でクッパが溶岩に落とされた後、復活した姿として登場。ラスボスとなる。骨になってしまったがクッパ本人は「パワーアップした!」と喜んでおり、実際に骨とは思えない圧倒的な力でマリオたちを痛めつけた。しかし見た目が変わり過ぎていたため手下にクッパだと信じてもらえず、マリオたちが変装して「あいつはクッパの仇だ」と騙したことで形勢逆転。手下から容赦のない総攻撃を受け粉々に砕かれてしまった(正体を知るカメックは説得しようとしたが聞く耳持たず巻き添えになった)。その後、カメックが手下を説得したことで信じてもらい、修復作業が行われた。