概要
わっはっは!
クッパさまのぶんしんミニクッパだ!
おまえらのジャマをしてやるぞ!
さーて、どうしてやろうかなー。
クッパの創り出した分身。初登場は1998年に発売された『マリオパーティ』。
同じ姿の者が何人かおり、中にはクッパの手伝いをする者や、マリオ達の邪魔をする者などがいる。
通常は子供のような姿をしているが、あくまでもクッパの分身であり子供ではない(この「分身」についての詳細は不明だが、クッパの魔力の塊そのものと解釈されることがある)。
分身とは言えどそれぞれ個々の意思を持っているようで、時にはクッパ様を気遣う姿を見せることも。
クッパの子分や親衛隊的な立場であり、クッパの姿へと変身・変装することもある。
当初はただのオジャマキャラだったが、『マリオパーティ4』では一部のゲームのみで使用可能になり、『5』と『6』では正式にプレイヤーキャラとなる(しかし、『アドバンス』と『7』ではNPCに戻った)。
また、『5』からミニクッパがさらに分裂した3色の「ミニクッパR・G・B」(後述)が登場し、こちらも『7』まで継続的に登場した。
マリオパーティシリーズでしか登場しないものの、初代~『7』まで皆勤賞で登場していたが、『8』からは影も形も無くなった。そして『DS』や『9』以降は従来のミニクッパに代わる立ち位置としてクッパJr.が役目を引き継いでいる。
ミニクッパが登場した理由として、当初は初代『マリオパーティ』にコクッパ7人衆(現:クッパ7人衆)を登場する予定だったが、7人分もの新規3Dモデルを用意するのが大変で作る手間に見合わず、代わりにクッパのモデルを小型に改変したミニクッパが登場することになった……のではという噂がある(明確なソースが無いため真偽は不明)。
奇しくも初代『マリオパーティ』の「えいえんのスター」で初登場した彼らは丁度コクッパと同じ「7匹」配置されており、そこから推測された噂の可能性もある。
ミニクッパ はいちかんりょう!
この7ひきの ミニクッパが
スターをもっているぞ。
現在はクッパJr.が活躍しているため、ミニクッパもその役目を終えている可能性が高い。
実際『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』『マリオパーティ スーパースターズ』でミニクッパが登場するミニゲームでは、彼がクッパJr.に差し替えられている。
その為、後のシリーズでミニクッパが再登場する可能性は絶望的となっている。
ポリーンなど長い時間を経てシリーズ作品に再登場した例はあるものの、仮にミニクッパが再登場してもクッパJr.と見た目の区別が付きづらいという問題が起こりうるため、共演は難しいだろう。
一応、Nintendo Switch Online加入特典で遊べる64ソフトのラインナップにマリオパーティシリーズが追加されたため、現在もミニクッパの活躍を見れる機会ができた。
ミニクッパとよく間違われるもの
- クッパJr.:クッパの息子。初登場は『スーパーマリオサンシャイン』。スカーフをしていたり、角の形が違ったり髪を束ねていたりと細かい違いがある。
- コクッパ(クッパ7人衆):クッパの子供達(初期設定)もしくは部下達(後期設定)。初登場は『スーパーマリオブラザーズ3』。
- メカクッパ:クッパを模したおもちゃのようなメカ。初登場は『スーパーマリオワールド』。
派生
クッパへの変装は、おそらく、『スーパーマリオブラザーズ』の偽クッパたちと同様の方法による変装。
ミニクッパR・G・B
『マリオパーティ5』~『7』で登場。
分裂して登場した3色のミニクッパ。こいつら自体も複数存在する。『5』ではストーリーモード、『6』ではシングルモードで登場していたが、『アドバンス』『7』ではミニゲームで登場している。
- ミニクッパR(レッド)
分裂したミニクッパのうちの一匹。赤色。『アドバンス』では、変則的な動きが多い。
- ミニクッパG(グリーン)
分裂したミニクッパのうちの一匹。緑色。『アドバンス』では、素早い。
- ミニクッパB(ブルー)
分裂したミニクッパのうちの一匹。青色。『アドバンス』では、体力が高い。
キャプテンクッパ
『マリオパーティ2』の「パイレーツランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
ならずものクッパ
『マリオパーティ2』の「ウエスタンランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
クッパこうてい
『マリオパーティ2』の「スペースランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
スフィンクスクッパ
『マリオパーティ2』の「ミステリーランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
まほうつかいクッパ
『マリオパーティ2』の「ホラーランド」に登場するクッパ。スーパースターとなったキャラクターに倒される。ミニクッパが変装した姿。
スーパーマリオくん
「マリオパーティ編」の終盤に登場。ラストバトルの前哨戦としてチームを組んでマリオたちと激突する。
当初はミニな上にドジだったことからナメられていたが、合体することで様々な兵器に変身する能力を活かして反撃を開始する。だが仲間の一人が弾丸役として使われたことで発射するたびにボロボロにされたことで嫌気が差し離脱されてしまう(嫌がっているのに無理やり弾として使われており、離脱する際も「ほっとけほっとけ」と無視されるなどまったく思いやりがない態度を取られていた)。結局、マリオたちにトドメを刺すという段階になって弾が撃てないという致命的な欠点に気づき、そこをマリオに反撃されてボロ負けした。その様子を隠れてみていた弾役から「ほら見ろ、オレがいないから負けたやないか」とコメントされてしまった。
もう一つのエピローグ、レインボーキャッスル編ではサイコロ名人としてマリオとサイコロ勝負を持ちかける。6というMAXの数字を出したものの、マリオの投げたサイコロをズターが内側から開くことで4126というとんでもない出目を出し「んなアホなー!」と叫びながら爆発し船に変わった。
登場作品
上記の他、マリパの素材を流用したメダルゲーム『スーパーマリオ 不思議のころころパーティ』2作にも登場している。
余談
「ミニマリオ&フレンズ amiiboチャレンジ」などにはミニマリオと同じ人形のミニクッパが登場する。同名キャラではあるが、全くの別物である点に注意。