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概要

いわずと知れた「ミスター・ニンテンドー」「ミスター・ビデオゲーム」

初登場は1981年に発売されたゲーム『ドンキーコング』。この頃は「マリオ」という名前は設定されておらず、ユーザーには「ジャンプマン」「救助マン」「ミスター・ビデオゲーム」という風に呼ばれていた。名前が付いたのは続編『ドンキーコングJR.』から。しかもこの作品ではマリオが敵として登場する。生みの親は宮本茂氏。

Yes! Alright! Let's go!

年齢は26歳前後。

家族構成では、双子の弟・ルイージがおり、兄弟仲は非常に良く、抜群のコンビネーションを発揮したり、勝負関係の作品では、互いに負けじと競い合う良きライバルとなってもいる。


キノコワールド」と呼ばれる世界に存在する「キノコ王国」という国を出身地としている。

幼少期はルイージと共に長い付き合いとなるピーチ姫と関わっていたが、後にルイージと共に何らかの理由からキノコ王国を出てビッグシティ(ブルックリン)に居住し働いていた。

後に、最大の宿敵となるクッパが騒動を起こしたのを機にキノコ王国へと帰国し、以降は再びキノコ王国に居を構えてルイージと二人で暮らしている。

なおこの設定はゲームボーイ版『ドンキーコング』及び『ヨッシーアイランド』以降に形成されていったものであり、最初期の設定ではイタリアで産まれ、その後アメリカ合衆国ニューヨークに移り住んだ移民とされていた(その設定上ではキノコワールドは異世界とされている)。


アクション技の中でも最も得意なのはジャンプ。主に敵を踏みつける・ブロックを下からパンチするときにその威力を発揮する。また、このジャンプは身分証明にもなるとか(『スーパーマリオRPG』『マリオストーリー』『マリオ&ルイージRPG』などRPG作品で多く披露している)。また、作品が増えていくにつれて、スピンジャンプやダッシュジャンプ、回転ジャンプ、宙返りジャンプ、壁蹴りジャンプなど、バリエーションも増えている。

ジャンプの他には、ハンマーファイアボール等も使いこなしている。


作品によっては別の衣装に着替えたり、変身してパワーアップすることがある。

変身!ファイアマリオ!!スーツ男子マントなおっさん

マリオ生誕30th☆,。・:*:メタルマリオおつかれさまりお


プロフィール

宿敵クッパ
職業配管工
好きな食べ物スパゲッティ
好きな人秘密
嫌いな物毒キノコ
体重秘密
身長155cm
染色体の数(!)不明(人間の染色体は46本)
お父さんの名前知らない(※)
お母さんの名前知らない(※)
年齢26歳前後

スーパーマリオサンシャインにおいて、ポンプがユーザー登録を行う際に平仮名年齢以外の上記プロフィールが設定されていた。このプロフィールは原文を適切な語句に置き換え要約している。身長の項は当初は『不明』であったが、現在は等身大フィギュアの設定から判明している。


年齢は記事内では「26歳前後」という『スマブラDX』のマリオのフィギュアの説明文に書いてあった記述を掲載しているが、宮本氏が発言した「大体24~25歳をイメージしている」との言葉から「24~25歳」という設定であるともとれる。現在はどちらが正しいかは不明であるが、「20代」ということはほぼ確定と言っても良いだろう。


(※)キノコワールドにおけるマリオの両親についての詳細は一切不明。ただ『ヨッシーNewアイランド』では、コウノトリさんによって空の上に存在する「赤ちゃんの国」なる所から親の所へ届けられてるという設定が語られている。


容姿

ドットマリオ描いてみた!PIXEL MARIOマリオ兄さん

赤い帽子に青いオーバーオールを着た男。小柄な体型で、立派なヒゲがトレードマークである。

ただし初期はオーバーオールと下に着ている服の色が逆であった。

実はこのデザインにはしっかりとした意味がある。

彼が生まれた当時のゲーム画面では、キャラクターは16×16ドットの範囲内でしか描き表せなかった。たった256マスというかなり狭く少ない中で、「人であることがはっきり分かる」ようにする必要があった。そこで、


  • つば付きの帽子を被せることで、髪の毛を描かなくてよくなる。
  • 鼻を大きくする
  • 上記2つだけでキャラクターの向きがはっきりする。
  • 「ヒゲ」をたくわえている設定にすれば、口は描かなくて良いので消費ドットが浮く。
  • こうすれば縦1ドットで顎は描ける。
  • 動きをわかりやすくするため、胴体と腕の違いを色で表せるのがオーバーオールである。(マリオが「配管工」や「大工」であるという設定も活かせる。)
  • 白い手袋をはめることで更に動きがよく見える。

以上のことから、シンプルで印象的ながら、いかによく考えて設計されているかがお分かりいただけただろう。大学で工業デザインを学んでいた宮本氏であるからこそ成せた技である。


性格

陽気で明るい性格。度々クッパに捕まったピーチ姫を助けるべく奮闘したり、困っている人に協力しようとする点から見ても、勇敢さと正義感の強さ、優しさを併せ持った好人物であると言える。また、作品によっては、敵対関係にあるクッパに対しても気遣う様子も見せる事も。

ただし『スーパーマリオRPG』では、クッパらに比べると性格がはっきりとしていないせいなのか、クッパより強いのに「マリオはクッパに弱い」という旨の言葉を発した人に向かってこぶしを振り上げようとする描写もあった

性格が明確になったのはNINTENDO64ゲームあたりで、声が付いたことから「陽気でかつ勇敢な性格」がはっきりと表れた。

人に反感を抱かせてしまう様な嫌味さは無く、むしろ見ている側には愛嬌さを感じさせる物と言えるが、その一方でややナルシストな一面も(『マリオゴルフGB』の公式サイト自分自身の事を強調したり、『いただきストリートWii』での「ここにはロト伝説があるの?ボクもマリオ伝説を作ろうかな!」)。もっとも、これは弟のルイージをはじめとした周囲の人々も持ち合わせているのだが。


マリオの活躍は、主な舞台となるキノコ王国ではもちろんのこと、マメーリア王国でも人気がある。ちなみに、ドルピック島では認知度が無いせいか、濡れ衣の罪で逮捕されて裁判にかけられ、反論の機会も与えられないまま牢屋にぶち込まれたこともあった。その後は認知度が無くとも活躍した国ではヒーローとして称えられるようになるのがお決まりである。


その一方、過去に一度だけ悪役を演じたことがあるドンキーコングJR.)。

ただし、こうなった経緯は、元を正せばその前の作品である『ドンキーコング』でコング本人が悪さをしたのが原因となる為、単純に「マリオ=加害者、ドンキーコング=被害者」と見てしまうのは、プレイヤーであるジュニアを視点とした判官贔屓となってしまうかもしれない。

その為なのか、後のGB版『ドンキーコング』では、コングだけでなくジュニア本人も悪事に加担する悪役として描かれている。


言葉遣い

ゲーム作品で初めてセリフを喋ったのは『スーパーマリオブラザーズ3』の説明書。

「~だね」「~なくちゃ」など柔らかい口調で喋る。一人称は「ボク」で、カタカナ表記が多い(『マリオ3』では漢字)。これは他の男性キャラ(ルイージやクッパなど)にもそういった傾向がある。

90年代まではテレビCMで普通に日本語を話していたが、2000年代以降は見られなくなった。CMでマリオが日本語を話したのは『マリオストーリー』が最後だと思われる。


  • 「ヤッホー!! みんな元気だったかい。久しぶりに会えてとてもうれしいよ。」(『マリオ3』説明書)
  • 「さあ、出発だ! 6つの金貨、これがマリオ城の扉をあける金貨だ!」(『スーパーマリオランド2』)
  • 「Wow、ピーチからの招待状だ。今すぐ行くよ、待ってておくれ!」(『スーパーマリオ64』説明書)
  • 「ボクは マリオだから タダにはならないのかい?」(『いたストDS』『いたストWii』)

しかし『スーパーマリオRPG』で典型的な無口系主人公として設定されたこともあってか、ゲーム中で本格的に喋るのは『ゲームボーイギャラリー4』、『マリオvs.ドンキーコング』、前述の『いただきストリート』ぐらいしか無い。マロの「なにかんがえてるの」で、にせマリオを使ってマリオの気持ちを読み取ろうとしても無言であり、『ペーパーマリオRPG』ではクラウダから「無口な人」と評され、仲間からもそう認識されていたシーンもあった。

マリオ&ソニック』シリーズや『スーパーマリオパーティ』など、各プレイヤーキャラに台詞がある作品でもルイージ共々無口で、キノピオなどに代わりに喋らせているほど。


というのも、アクションゲームの主人公の特性上、彼がまともな台詞が発せられる機会が少ないためだからと思われる。

ちなみにゲーム内で初めて台詞を発したのは『マリオのスーパーピクロス』だが、そこでは敬語を使用していた。


ゲーム作品での台詞の少なさの影響からか、pixivなどにおいて一人称が「俺」になっているなど言葉遣いが変わっているのも散見されているので、創作などにおいて注意したい。


職業

冒険家としてはもちろんのこと、レーサースポーツ選手、更には医者解体屋パティシエなどありとあらゆる職業を経験しているほか、『スーパーマリオランド2』では自分の島や城を所有していたり、『マリオvs.ドンキーコング』シリーズでは「マリオ・トイ・カンパニー」というおもちゃ会社を経営し、テーマパークを幾つも作るほど大儲けしている実業家でもある。

しかし、彼の本職は『マリオブラザーズ』当時から変わらず配管工である(一時期は「元配管工」とされたこともあったが、後に修正された)。『マリオ&ルイージRPG』など一部の作品では、実際に配管工の仕事を頼まれるシーンがある他、『スーパーマリオ3Dワールド』ではOPにて埋まっている透明土管をルイージと共に修理する等、その本領を発揮している。

ちなみに『ドンキーコング』の時点では大工だったらしい。


赤ん坊時代

スターもぐもぐ

キノコワールドで生まれたマリオは、双子の弟として生まれたルイージと共にヒーローとしての素質を持つ「スターチャイルド」としての運命を背負っており、また後の宿敵となるクッパピーチ姫ドンキーコング(2代目)ワリオとも早くから因縁を持っている。


赤ん坊時代の経験だからなのか、後の大人になったマリオは、ヨッシー達と共に冒険した日々の事を既に忘れている模様(『いただきストリートDS』より)。


なお、この赤ん坊時代はスポーツゲームなどでマリオとは別のキャラとして登場することが多いが、関係性は不明。

マリオ&ルイージRPG2』で過去の世界の同一人物として描かれているくらいか。


イタリア系のマリオの幼少時代は「映画アニメ版」にて少しだけ触れられているが、詳細は明らかにされていない。


声優

スーパーマリオ64』以降、ほぼすべてのメディアでチャールズ・マーティネーが担当。

甲高い声で、「Mamma-mia!」や「It's-a me, Mario!」など、イタリア語やイタリア訛りの英語で喋るのが特徴。

ちなみに、海外では1992年のピンボールゲームから演じている。

2023年8月21日をもってチャールズ氏はマリオなどの役を惜しまれながらも降板することになり、以後はスーパーマリオ親善大使となる。突然の声優交代に多くの人々は驚きを隠せなかったことであろう。

今後の新作では後任としてケビン・アフガニ(X(旧Twitter)にてケビン氏がワンダーの発売に先駆け自身のアカウントにて公表する形で発表した)が演じることとなるが、今後アップデートの予定があるゲームで既にボイス付きで登場しているマリオなどのボイスが総入れ替えになるかは現状明かされていない。

(『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』のトレーラーから交代しているが、見抜かれていなければ交代しているのが分からないほど違和感がない。)


また、他にも以下の方々が声を担当している。


人間関係

初代ドンキーコングが現役だったころは対立していたが、2代目となってからは基本的には友好関係となっている様子。ただし、『マリオvs.ドンキーコング』シリーズでは誤解や嫉妬などから何度か対決している。

ちなみに、初代ドンキーは既に老人になっているが、一方でマリオは全くといっていいほど年をとってない。『スーパーマリオくん』ではこのことがネタにされている。

それに加えて『ヨッシーアイランドDS』ではベビィマリオと2代目風のベビィDKが同時に登場したため時系列がさらにややこしくなっている(架空の世界なのでそこまで気にしなくて良いのかもしれないが…)。


ドンキーコングに拐われた所をマリオによって助けてもらう。レディと呼ばれていた頃はマリオの恋人という設定だったが、現在はマリオの友達となっている。

オデッセイ』では敬語で接している。


双子の弟。兄弟仲が良く、作中でも仲の良さが窺える。

前述の通り、大まかな性格は違えど、さすが双子だからか様々な共通点があり、『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは、抜群のコンビネーションを発揮して、共に危機を乗り越えている。


初代スーパーマリオでピーチ姫をさらってマリオと対決、それ以降もマリオと宿敵・ライバルの関係を続けており、幾度となく対立している。

クッパとキノコワールドで生まれたマリオの敵対関係は幼少期の頃からずっと続いている事が『マリオ&ルイージRPG2』で判明しており、この頃から既にピーチ姫を浚ってマリオと直接対決している。

20年近くもの間、良く飽きもせず対決しているものである…。

しかし、そうした対立を繰り返すうちに2人の間には一種の信頼関係のようなものが築き上げられているようで、一部作品では共闘もしている(『スーパーペーパーマリオ』など)。


キノコ王国の住民。基本的にマリオに対しては「マリオさん」とさん付けで呼ぶ。

一部作品ではアイテムを渡すなどマリオを手助けしてくれることもある。


ヒーローとヒロインの関係。基本的にクッパにさらわれたピーチ姫をマリオが救出している。ちなみに『スーパープリンセスピーチ』では立場が逆転し、ピーチ姫がマリオを助けに行った。

相思相愛の関係であるものの、結婚には至ってない。また、作品によってはピーチはマリオのことを恋人ではなく友人だと認識していることもある。『スーパーペーパーマリオ』でもラブエルに「ピーチ姫ってマリオの彼女?」と言われた時、マリオ本人は否定していた。


スーパーマリオランド』で初登場したサラサ・ランドのお姫様。ピーチ姫に変わるヒロインとしてマリオに救出された。

本作品以外は主な接点はないが、『マリオパーティ』シリーズでマリオとタッグを組むと「ナイスカップルズ」になる。


イタリア系のマリオは『スーパーマリオワールド』にて、キノコワールド生のマリオは『ヨッシーアイランド』にて赤ん坊時代に初めてヨッシーと出会う。

ヨッシーは種族でもあるため複数存在するが、『ヨッシーアイランドDS』での冒険が終わった後に、7人目のスターチャイルドの加護を受けてタマゴから生まれたヨッシーが、現在のマリオの相棒として知られるヨッシーではないかと考察されている。

『いただきストリートDS』に登場するヨッシーは『ヨッシーアイランド』の個体のようだが、マリオは赤ちゃんの頃に起きた事については既に覚えていないようだ。


自称・ライバル。また、幼馴染であるらしい。

初期の作品では「ボクの姿をマネした悪いやつ」と、とても嫌っている描写が見られた。自分の城や土地を乗っ取られれば、そりゃ嫌いになるのも当然だが…。

その後も『マリオとワリオ』等で何度か対決する事になるが、『マリオパーティ』以降は味方のような立場で登場する事が多くなり、『スーパーマリオ64DS』や『ヨッシーアイランドDS』では共に冒険している。

現在の設定では、マリオはワリオの事をそんなに嫌ってはいないようで、ワリオが一方的にマリオに対して根に持っている模様(『いただきストリートDS』より)。


クッパからほうき星の天文台のパワースターを取り返して欲しいと頼んだ、謎の美女。『スーパーマリオギャラクシー』ではマリオという名前を聞いて懐かしんでいた他、絵本の一文では「パパの立派なおヒゲ」と記載されていたため、マリオの家系に関係がある可能性がある。


マリオストーリー』から始まるペーパーマリオシリーズにおけるマリオ。

名前通り、全身が紙状のペラペラ体質で、それを生かす形で、狭い隙間を通ったり、折紙の様に変形する固有のアクションも持っている。

マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』にて「絵本の世界」の住人として、『マリオ&ルイージRPG』シリーズのマリオ達と共演。自身がやってきた「絵本の世界」から抜けて来たペーパークッパ達の野望を止めるべく、もう一人のマリオ、ルイージと共闘する。


外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

言うまでもなく初代64版からの皆勤賞。


ワンツーパンチからのキック、スライディングなど、『スーパーマリオ64』を意識したワザやモーションが多い。

プレイヤーの腕次第でいかなる戦局にも対応可能なオールラウンダーだが、反射ワザや押し出しワザが加わる、コンボ性能が高くなるなど、シリーズが進むごとに個性や癖が強くなっている。


詳しい解説はマリオ(ファイター)を参照。


他媒体

映像作品

ピーチ姫救出大作戦!

CV:古谷徹


設定ではキノコワールドと関わりを持つ前であるが、職業は原作の配管工ではなく「GROCERY(英語で『食料品』)」という雑貨店を弟のルイージと共に営んでいる。

基本的には真面目な性格の持ち主であるが、まだヒーローでも何でもないごく普通の一般市民である為か、何処か頼りなく目先の欲に捕らわれてドジを踏んでしまう等、困った部分も目立つ。しかし、同時に一途な面も持ち合わせており、やる時はやる人物でもある。一人称は「私」であるが、たまに「俺」にもなる。


ある日の夜、テレビゲームをしていた時に、テレビを通じてピーチ姫がクッパから逃れて来て、彼女に一目惚れ。同じくテレビから現れたクッパから守ろうとするも、その凶悪な雰囲気に臆してしまう形で敗北。ピーチ姫は連れ去られてしまう。

翌日、きのこ仙人の送った使者としてやって来たキビダンゴを追う形で異世界であるキノコワールドへと召喚され、そこで出会ったきのこ仙人からピーチ姫がクッパと無理矢理結婚させられてしまう事を聞かされた結果、ピーチ姫を救い出すべく、ルイージと共にクッパを倒す為に必要となる3つの「パワール」を探す冒険の旅に出る。


冒険の中で紆余曲折を経ながらも「真実のキノコ」、「愛の花」、「無敵の綺羅星」の三つのパワールを無事に入手。空飛ぶ船に乗ってクッパ場へと向かい、クッパとの最終決戦に突入する。

危機的状況に陥る中、三つのパワールを体内に取り込んでパワーアップする形でクッパを撃破。キノコ王国を救う事になるのだが、キビダンゴの正体がキノコ王国の隣のフラワー国の王子・ハル(本作オリジナル)であり、彼がピーチ姫と婚約関係にあった事実から、ピーチ姫への恋は失恋で終わってしまう。

しかし、ピーチ姫が幸せでいられるならとマリオは潔く身を引く道を選び、最後はルイージと共に元の世界へと帰って行った。


なお、本作でマリオの声を担当した古谷氏は、映画の上映後もしばらくの間、マリオ関連のCMでマリオの声を担当していた。てれびっこ『スーパーマリオワールド マリオとヨッシーの冒険ランド』でも同役を務めた。


ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

「怖くない。弟のためならなんだってする」


CV:宮野真守クリス・プラット


本作ではブルックリンで弟のルイージと共にしがない配管業を営んでいる。ゲームとは設定が異なるため、映画での詳細は下記リンク参照。

マリオ(映画2023)


漫画作品

スーパーマリオくん(沢田ユキオ)

世間では「あほでまぬけでドジでぶさいくで大ボケでオナラが臭いことで有名なマリオ」として知られている。敵味方問わず頼まれごとをすることが多いが、面倒くさがって断ることが殆ど。ただし直後に「お礼」を示されると全力で掌を返す。そして一度引き受けたら何だかんだで最後までやり遂げるお人好しである。

しかしながら本来なら自分がやるべきことに関しては「手伝う」という立場に徹することもある(カメキのコウラを取り戻す回など)。

クッパ軍団とは敵対しているが、利害の一致によっては協力したり、時には一緒にゲームやゴルフで遊ぶこともある。


更なる詳細は下記リンク参照。

マリオ(スーパーマリオくん)


スーパーマリオブラザーズ2(沢田ユキオ)

マリオくんの前身にあたる作品で、『マリオくん』に比べると正義感の強い熱血漢として描かれている。物語終盤でジュゲムに倒されてしまうが、ルイージと合体し「ミラクルマリオ」に変身した。


スーパーマリオくん(高瀬ひろし)

帽子と髭が『マリオブラザーズ』のパッケージイラストに準じた風貌となっている。基本的にややマイペースで楽天的な性格で、バトル中にいきなりよそ見をしたりして相手の攻撃をかわす(自爆させる)など幸運を味方につけている。クッパなどの敵には毅然とした態度で立ち向かう根本は勇気ある正義漢である。ただしタタンガとの戦いを描いた長編では、不意打ち等、勝つためには手段は選ばずどんな卑怯な手でも使う。またドジなため不幸な目に遭うことも。

またこの話ではクッパとの対決時にジャイアントスイングを披露している。


スーパーマリオ(本山一城)

美女に弱くおっちょこちょいに加え、一度落ち込んだら立ち直れない精神面の脆い面が多いが、金銭よりも仲間の命を優先する心優しき正義漢。作品によって一人称が「僕」「オレ」と変わっている。

ストーリーはオリジナル色が強く、それによってマリオの立場もかなり変化している。ルイージが弟ではない設定のものもある。

ちなみに本山が手掛けた『SDガンダム外伝ラクロアンヒーローズ』の漫画版ではラクロアの酒場のマスターとして登場している(ただし、なぜかマッチョ体型の姿で登場している)。


GOGO!マリオワールド(兼本あつこ)

粗暴かつ狡猾で悪事を平気で行う極悪人

仲間であるルイージやヨッシーだけでなく、敵にも酷い目に遭わせたり、協力を装って金品を掻っ払うなど、同作では花好きで家庭的な性格に描かれているクッパとは正反対であり、ルイージやワリオに自身の悪行を咎められることもしばしば。

最終話ではクッパの大事な花を盾にして勝利するが、実はクッパが悪の大魔王になる動機を作った張本人だった


更なる詳細は下記リンク参照。

マリオ(兼本あつこ)


その他・トリビア

  • 「ゲーム史上、世界で最も知られているゲームキャラクター」として、2011年版のギネス世界記録に登録されている。

  • 1983年、家庭用ゲーム機で初出となる『ドンキーコング』の時点では名前がついておらず、インストカードには単に「プレイヤー」としか表記されていなかった。マリオという名前が設定されたのは『ドンキーコングJR.』からで、当時は「ジャンプマン」や「救助マン」などと呼ばれていた。

  • マリオブラザーズ』ではシャツとツナギの色こそ現在と同じだが、帽子の色は青だった。イメージカラーも青となっており、筐体の配色などに反映されていた。ただし、ファミコン版のゲーム中グラフィックでは何故か赤い帽子になっている(ルイージはさらに大きく変更され、あちらは『スーパーマリオブラザーズ』に色の交換がありながらも引き継がれた)。

  • 1993年に放映された実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』では「マリオブラザーズ」であることから、「マリオ・マリオ」というフルネームが設定されていた。この映画では弟のルイージは「ルイージ・マリオ」である。
    • また、2015年に宮本茂本人がこの映画設定を受けて「本名はマリオ・マリオ」と発言していたこともあったが、これは『スーパーマリオ30周年祭』における冗談のような発言がニュースサイト等で大きく拡散されてしまったものであり、後に任天堂公式から「『マリオ』が正式名称」と完全否定されている。

  • 前述の通りマリオがキノコ王国出身となったのは後からであり、宮本茂氏は元々マリオは「イタリア系の移民でブルックリンに住むブルーカラー」として作った事を先述の「映画アニメ版」の日本公開前に実施されたインタビューにて明言している。また宮本氏はその中で『マリオブラザーズ』の舞台は土管が多くあるニューヨークのおそらくブルックリンであり、その土管の一つがキノコ王国に繋がり『スーパーマリオブラザーズ』に続くということをもともと裏設定として決めていた事も明かしている。
    • そのため基本的に架空のファンタジー的世界であるマリオの舞台に地球の地名が出る事は当初は無かったが、後にマリオと同期であるワリオマリナーズモーニング娘。(の石川梨華)を認知していたり、DKアイランド出身のファンキーコングハワイに行ったことがあるという設定が作られている。現在のマリオの世界は現実とファンタジーが入り混じった世界観なのかもしれない。

  • 「Mamma-mia!」など時折イタリア語を発するマリオだが、2004年に発売された『マリオテニスGC』で、ルイージの表彰式で「ナイスジャーン!オメデトー!」と日本語を喋ったかのように聞こえる場面がある。
    • 実際は「Nice job! way to go!」と言っている模様。イタリア訛りであることと、昔のゲームなだけあって、音質がそこまでよくないこともあってそう聞こえやすいようだ。


関連イラスト

MARIOマリオさん祝・生誕30周年


ネタ絵

スーパーキノコ大食い選手権優勝!!!マリオ


pixiv最古のマリオ絵

DS真理夫


関連動画

→元々ユーチューブの公式チャンネルで存在していたもので、マリオキャラの中でおそらく最もしゃべっていたもの。英語注意。


関連タグ

スーパーマリオ マリオファミリー

ルイージ クッパ ピーチ姫 ヨッシー キノピオ

ワリオ ドンキーコング デイジー姫 ロゼッタ

配管工 レッドヒーロー 土管 ヒゲ

マンマ・ミーア:口癖


他作品の類似キャラクター

和田どん:『太鼓の達人』シリーズに登場する、(プレイヤー視点で)1Pを担当している双子の兄のキャラクター。明るい性格で有る点も共通している。また、マリオシリーズも『太鼓の達人』と度々コラボしている他、『マリオカートアーケードグランプリ』にてマリオと共演している。


ダイノーズ:赤い帽子(の様な磁石パーツ)や青い目、立派な髭(実際は砂鉄の塊)、カラーリング等がそっくりで、色違いの場合カラーリングまでそっくりになる。

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