概要
マリオvs.ドンキーコングシリーズの一作目。
ミニマリオの初登場作品だが、ゲームシステムは以降の作品と大きく異なりマリオ本人によるアクション要素が強め。
カードe+に対応しており、追加コースなどを楽しむこともできる。
2014年にWiiUでバーチャルコンソール版がリリースされていた。(現在購入不可能)
そして2023年の9月14日、Nintendo Switchでのリメイク版が発表された。
詳細は後述。
ゲームシステム
パズルステージ
マリオを操作し謎を解くステージ。
カギを見つけて扉を目指す前半部と、ミニマリオを救出する後半部に分かれている。道中にある3つのプレゼントボックスをすべて集めるとボーナスミニゲームに挑戦することができる。
物を持って投げたり、逆立ちしたりと、操作感はゲームボーイ版『ドンキーコング』に似ている。
mm(ミニマリオ)ステージ
時間内にミニマリオ達をおもちゃ箱へ導くステージ。敵に触れるなどして全てのミニマリオが壊れてしまうとやり直しになる。
後の作品はこのmmステージのシステムに近いゲーム性になっている。
DK(ドンキーコング)ステージ
ミニマリオステージをクリアすると訪れるステージ。アイテムや敵キャラクターを使ってドンキーコングにダメージを与えればクリアとなる。
ストーリー
キノコ王国でおもちゃのマリオ、ミニマリオが大流行!その可愛さに魅入られたドンキーコングはミニマリオを買いにおもちゃ屋にやってくるものの、どこも売り切れ。
諦められないドンキーコングおもちゃ工場を襲撃してミニマリオを盗んでしまいます。これではキノピオ達にミニマリオが行き渡りません。
ミニマリオを取り戻すためにマリオの冒険が始まります。
登場キャラクター
主人公。ミニマリオを取り戻すべくドンキーの後を追う。本作ではドンキーコングが袋の中のミニマリオが全部無くなっていたことに大笑いをするなど腹黒い一面もあるが、Nintendo Switch版では流石に問題視されたようで修正されている。
尚、Nintendo Switch版は後任のケビン・アフガニではなく、前任のチャールズ・マーティネーのボイスのままである。
今回の騒動の原因となった悪役。スイッチや敵キャラクターやギミック等を使い様々な攻撃をしてくる。
キノコ王国で大流行したおもちゃのマリオ。単純な動きしかできず、少しの衝撃で壊れてしまう。また敵の上に乗ることも不可能。基本的にマリオを追いかけるような動きをする。また、マリオでは通れない狭い道を通ることができる(上手い事誘導しないと進んでくれないが)。
+ステージ以降はミニマリオがカギを持っているので、彼を見つけてから一緒に扉に向かわないとステージクリアできない。
ミニマリオこうじょうに勤めている。6-DKステージクリア後、袋の中身が空っぽのドンキーのことを笑ったせいで彼の怒りを買い、攫われてしまう。通常ステージでのドンキーとの最終決戦は彼らの救出が目標。その後は落ちそうになったドンキーを突き落とすが、流石に問題視されたのか、Nintendo Switch版では前者はたまたまドンキーの近くに現れたことでドンキーにさらわれるシーンに変更され、後者はマリオと共にドンキーを助けようとして失敗するシーンに変更された。
前述したNintendo Switch版では赤色の個体が2Pキャラとして使用可能。
リメイク版
Nintendo Switch用ソフトとして2024年2月16日発売。
以下の変更点がある。
- 現在の3Dグラフィック準拠にグラフィックが進化した。
- イベントシーンがボイス付き静画からムービーに変更。
- 2人プレイに対応・キノピオが2Pキャラとして使用できるようになった。
- ワールドが2つ追加されている。なお、カードe+の追加コースは収録されていない。
- イベントシーンの一部の演出が変更されている(マリオの腹黒い一面がカットされているなど)。