プレバン送り
ぷればんおくりというなのしょけいせんこく
プレバン送り(正式名称:プレミアムバンダイ送り)とは、主に玩具(食玩も含む)を愛好するユーザーを奈落の底に落とす言葉である。
何故なら「当該商品が一般販売されない」意味で使われるケースが多いからだ。それを利用して付加価値を付けた商品を通販で売るケースが多い。
プレバンそのものの詳細は此方へ
上記の通り付加価値が追加されるため、商品のクオリティーの1点だけで見れば喜ばしい事態である。
だが、別の見方をすると「付加価値を追加する=単品では売れない」とする死刑宣告にも等しく、更に該当商品の人気のなさをも露呈する公開処刑でもある。
もっとも、二次〜三次受注まで販売されたグリスブリザードナックルやアークドライバー、ヴィジョンドライバーの様に高い人気を示した商品も数多く、一概にプレバン送りされたとしても、全ての商品に人気がない訳では無い(なんなら一般商品でも、数年間お店の棚の端にポツンと置かれているグッズなど珍しくもない)。
特にコレクター人気の高い傾向にあるS.H.Figuartsシリーズやガンプラなどは、逆に一般発売の方が煙たがれるケースも多く、作中で人気の高い形態や機体が一般商品化されると、店を巡った争奪戦の勃発もあり、近年となってはプレバン化の方がファン層に喜ばれる場面も多い。
『装動ギーツ』以降から、デザインと色彩の複雑化が著しくなった上、この件による原材料費の高騰も重なり「一般販路ではコスト回収が不可能」と判断されれば、主役ライダーであってもプレバン送りになる事態ともなった他、逆に開き直って従来のクオリティの一般販路仕様と、プレバン前提のハイクオリティ仕様の同時販売もされるようになった。
何より通販専用のため、そもそも気軽に買えない上にパーツを破損・紛失した場合は簡単に買い直すのもできず、事前に複数購入するしかないのも、懐的にも極めて痛い。
島流し:ある意味、間違ってはいない。
装動/SO-DO_Chronicle:登場するライダーの人数が多い作品ほど、一般販路かプレバン送りかに分かれる(実例:仮面ライダー龍騎の仮面ライダーファム、仮面ライダーベルデ、仮面ライダーリュウガが該当)