「貴方に覚悟はある…?」
「変身!」
ピーチエナジー!
ロックオン!
ソーダ!
ピーチエナジーアームズ!
CV:佃井皆美
スーツアクター:佃井皆美、藤田慧
変身者
・湊耀子
概要
新世代アーマードライダーの一人。
名前の「マリカ」はアラビア語で「女王」を意味する。
一方で、デザイン的には中華風を意識した意匠が目立ち、スーツもチャイナドレスに防具を組み合わせたようなスタイルとなっている。
『仮面戦隊ゴライダー』客演まで、耀子が自ら変身するアーマードライダーを「仮面ライダーマリカ」と名乗ったことはない。
TVシリーズにレギュラー出演する、量産型でない女性ライダーは史上初。
戦隊の女性戦士が桃色の印象が強いためあまり話題とならないが、ようやく登場した初のメインカラーがピンクの女性ライダーである。
スーツは主に耀子を演じる佃井皆美氏が着ているが、都合がある場合は藤田慧氏が担当している。
当初は主人公達の完全な敵対者として登場しながらも紆余曲折を経て共闘、そして2号ライダーのヒロインとなって敵対という奇妙な運命を辿ったライダーである。そのため、ダークライダーに分類されるかどうか曖昧となっている(一応、『ガンバライジング』ではダークライダー扱い)。
とはいえ、劇場版『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』や『仮面戦隊ゴライダー』での決戦では主人公チームについて戦っており、協力者に回れば頼もしい戦力である事には違いない。
変身ポーズ
右腕に持ったロックシードを横向きで起動し、一度後ろに手をまわして装着する。
形態
ピーチエナジーアームズ
身長 | 198cm |
---|---|
体重 | 93kg |
パンチ力 | 12.1t |
キック力 | 16.0t |
ジャンプ力 | ひと跳び27m |
走力 | 100mを5.5秒 |
他の新世代ライダー同様ソニックアローを武器に戦う。
スペック的には新世代ライダーの中でも下位に位置するが、耀子は力を温存した状態で戦いながらも、葛葉紘汰をして「シドと同等かそれ以上」と言わしめており、彼女の底知れない実力を匂わせている。
その他
以下はアームズチェンジシリーズの作例で登場した形態(参考)。
アームズ名 | 出典 |
---|---|
メロンエナジーアームズ | 『ACPB03 仮面ライダーシグルド&仮面ライダーマリカセット』 |
ドラゴンエナジーアームズ | 『ACPB07 仮面ライダーデュークドラゴンエナジーアームズ』 |
必殺技
ソニックボレー
ソニックアローにピーチエナジーロックシードを装着し発動。
強力な矢を放つ。また桃型のエネルギーに相手を閉じ込めることも可能。
ピーチエナジースカッシュ
ソニックアローから斬撃を放つ。
百花繚乱
ガンバライジング限定技。ソニックアローを連射しながら敵の懐に潜り込む、舞うようにソニックアローの連斬でトドメを刺す。
ライダーキック
正式名称不明。『仮面戦隊ゴライダー』で使用された足に桃色のエネルギーを集めて放つキック技。
pixivでの扱い
イラストは少ないが、従来の女性ライダー同様体のラインを強調して描かれることが多い。
桃モチーフの戦士つながりネタはもはやお約束。
まさかのNHKからの派遣社員まで登場する始末。(名前系バラエティ)
『ガンバライジング』
『ガンバライジング』では3弾から参戦。
『ガンバライド』稼動から5年以上経ったが、ついにカード収録でシリーズ史上初の女性ライダー参戦を果たした。
ファンとしてはこの勢いで他の女性ライダーも参戦して欲しいものだ。技は劇中のものではないものの、劇中でのゲネシスライダー高スペックを生かした華麗なる連続攻撃は再現度は高い。アビリティは予想通りプロフェッサー凌馬と組んだときに発動するものがあり、SRはチームに入れるだけでバーストゲージの増加量とオイウチ発生率があがる。
6弾の「伝説ロックオン! キャンペーン」ではフォーゼアームズで登場。
女性ライダーであるなでしこを意識したのだろうか。
余談
変身に使用するピーチエナジーロックシードは、女性ライダー専用の変身アイテムとしては初めて単独で一般発売される玩具となる。
スーツアクターを演じた藤田氏は『鎧武』本編で仮面ライダー邪武を、劇場版で仮面ライダー冠を、『鎧武外伝』で仮面ライダーイドゥンを演じている。
因みにイドゥンとは高い戦闘能力を持つ人間の女性が変身する点も同じ。
関連タグ
仮面ライダー斬月・真、仮面ライダーシグルド、仮面ライダーデューク:ユグドラシル・コーポレーションのメンバーがゲネシスドライバーで変身するアーマードライダー。