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鎧武外伝

がいむがいでん

特撮テレビドラマ『仮面ライダー鎧武』Vシネマ作品(およびその派生作品)の総称及び略称。
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概要編集


鎧武外伝シリーズとは、TVドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』派生作品のうち外伝と名の付く作品の総称である。その名の通り外伝的な位置づけのストーリー、サブライダーを主役としたスピンオフである。

第1弾は『仮面ライダーW_RETURNS』以来となる平成仮面ライダーのVシネマ復活であり、第2弾はオリコン総合で1位を獲得。『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』以降史上2度目の快挙となった。


また、平成ライダー史上初の試みとして舞台作品が製作され、こちらは後年の『風都探偵 The STAGE』『ライドカメンズ The STAGE』の先駆けとなった。※この3作品はいずれも毛利亘宏氏が演出を担当。


歴代の平成ライダーでも類を見ない数のストーリー、令和になっても尚新作が発表される…など、Vシネマの中でもひときわ異彩を放つ存在である。尚、開発者ブログには「いまでこそスピンオフVシネマが当たり前のようになっていますが、その一番最初が鎧武でした。こうして続いていくことが嬉しくてたまりません。」と綴られている。


形態はVシネマ・舞台・小説・配信と多岐にわたる。2025年時点で、以下の作品が存在する。


  • ⓪『REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝』
    • 2014.3.21公開
      • 区分:番外
    • 主人公:駆紋戒斗
      • 著:江波光則/監修:虚淵玄(ニトロプラス)

  • ①『鎧武外伝 仮面ライダー斬月
    • 2015.4.22公開
      • 区分:第1弾
    • 主演:久保田悠来(呉島貴虎)
      • 助演:高杉真宙(呉島光実)
      • 続役キャラクター:紘汰・凌馬・耀子・シド
      • ゲストキャラクター:呉島天樹・朱月藤果
    • 脚本:鋼屋ジン(ニトロプラス)
      • 監督:金田治
    • 主題歌:「Lights of my wish」高司舞

  • ②『鎧武外伝 仮面ライダーバロン
    • 2015.4.22公開
      • 区分:第1弾
    • 主演:小林豊(駆紋戒斗)
      • 助演:松田岳(ザック)
      • 続役キャラクター:紘汰・舞・城乃内・凰蓮・凌馬・耀子・ペコ
      • ゲストキャラクター:シャプール・アルフレッド
    • 脚本:毛利亘宏(少年社中)
      • 監督:金田治
    • 主題歌:「Unperfected world」駆紋戒斗

  • ③『鎧武外伝 仮面ライダーデューク
    • 2015.11.11公開
      • 区分:第2弾
    • 主演:青木玄徳(戦極凌馬)
      • 助演:久保田悠来(呉島貴虎)
      • 続役キャラクター:シド・耀子
      • ゲストキャラクター:狗道供界
    • 脚本:鋼屋ジン(ニトロプラス)
      • 監督:金田治

  • ④『鎧武外伝 仮面ライダーナックル
    • 2015.11.11公開
      • 区分:第2弾
    • 時系列:2016年 秋頃
    • 主演:松田岳(ザック)
      • 助演:百瀬朔(ペコ)
      • 続役キャラクター:戒斗・光実・舞・初瀬・城乃内・凰蓮
      • ゲストキャラクター:アザミ・シュラ
    • 脚本:毛利亘宏(少年社中)
      • 監督:金田治
    • 主題歌:「Dance with me」TEAM BARON

  • ⑤『舞台 仮面ライダー斬月-鎧武外伝-』
    • 2019.3.9初演
      • 区分:第3弾
    • 主演:久保田悠来(呉島貴虎)
      • 助演:丘山晴己(鎮宮雅仁)・???
      • ゲストキャラクター:アイム(プロト鎧武)・鎮宮影正(プロト龍玄)ほか
    • 脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)/脚本協力:鋼屋ジン(ニトロプラス)
      • 監修:虚淵玄(ニトロプラス)
      • 主催:東映/ニトロプラス/ネルケプランニング
    • 『小説 舞台仮面ライダー斬月-鎧武外伝-』
      • 2020.6.3公開
    • 主人公:鎮宮影正・アイム
      • 著:毛利亘宏(少年社中)

  • ⑥『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンvs仮面ライダーブラーボ
    • 2020.10.25公開
      • 区分:第4弾
    • 主演:松田凌(城乃内秀保)・吉田メタル(凰蓮)
      • 助演:久保田悠来(呉島貴虎)・???
      • ゲストキャラクター:鈴鹿まさこ
    • 脚本:毛利亘宏(少年社中)
      • 監督:諸田敏
    • 主題歌:「You are the HERO」SHOCK EYE from 鎧武乃風


【各作品の正式名称】

  • 第1弾
    • 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』
  • 第2弾
    • 『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』
  • 第3弾
    • 『舞台「仮面ライダー斬月‐鎧武外伝‐」』
  • 第4弾
    • 『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』


本編では断片的にしか触れられなかった(または触れることできなかった)ディープな話も含まれ、およそニチアサ枠では放送できないシーンも数多く存在する。このため、単なる「本編の補完作業」というよりかはむしろ『Vシネマという形態を、ここぞとばかりに最大限に生かした』という色が強い。舞台版である第3弾では非常にシリアス・血生臭い展開が容赦なく描かれており、鎧武本編の構想段階(虚淵玄の原案)により近いものとなっている。



時系列編集

2009年頃REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝
2013年 10月本編第1話『変身!空からオレンジ!?』
2013年 12月本編第11話『クリスマスゲームの真実』
2014年冬鎧武外伝 デューク
本編第20話『世界のおわり はじまる侵略』
鎧武外伝 斬月
鎧武外伝 バロン
2014年 5月頃?本編45-6話 最終決戦
2014年 8月頃?本編46話『運命の勝者』
2014年 11月頃?本編最終回
2014年 12月頃?MOVIE大戦フルスロットル
2015-6年 秋頃?鎧武外伝ナックル
2016年 冬頃?平成ジェネレーションズDr.パックマン※推定
2017年 夏頃?小説 仮面ライダー鎧武
2017年 冬頃ゴライダー、平成ジェネレーションズFINAL※推定
2018年 冬頃紘汰、ソウゴに干渉※推定
2019年 春頃?舞台斬月(小説斬月)
2020年 夏頃?外伝グリドンvsブラーボ
2022年 冬頃?リバイスthe mystery

ストーリー編集

◆REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝編集

それ、が「友情」ではない事に駆紋戒斗が気付いたのは、ごく最近の事だった。

世界を壊したその先に、

高校生の駆紋戒斗を主人公とした小説。

ユグドラシルが沢芽市開発を進め、どんどんと街が変貌した時期の物語。

常人より遥かに秀でた頭脳を持ち合わせ、扱いにくい生徒であった駆紋戒斗。彼は、とあるきっかけにより坂本龍馬の本を読み漁る。


◆仮面ライダー斬月編集

「ノブレス・オブリージュ。高貴なる者には背負うべき責任がある。我々、呉島は俗物とは違うのだ」

「……はい、おとうさま」

メロン兄さん

「ノブレス・オブリージュ。私は、自らが正しいと思う信念の為に――この命を捧げる!」

ユグドラシル・コーポレーションでは関係者を狙った謎の襲撃事件が発生していた。シドもその被害に遭う。呉島貴虎も調査に乗り出すが一向に犯人の正体は掴めない。そんなある日、元使用人の女性・朱月藤果が呉島家を訪ねてくる。

☆初出キャラクター

朱月藤果▶貴虎が幼い頃、呉島家に仕えていた女性。昔から笑顔が少なく家族愛の乏しい環境にあった貴虎にとって、彼女の作る不味いアップルパイは思い出の味。※なお、脚本家曰く「ボンドガール」のイメージとのこと。

呉島天樹呉島兄弟の実の父。「ノブレスオブリージュ」「腐った果実は取り除くべき」と唱える、厳格な男。沢芽児童保育院(孤児院)を管理していた。



◆仮面ライダーバロン編集

「こんなに早く会えるなんて!」

「俺と……同じ…顔……!?」

仮面ライダーバロン

「俺は力を手に入れる。世界を壊すために」

東アジアの某国から沢芽市にやって来た御曹司・シャプールは退屈していた。なんとかして執事たちの目を盗み、遊びに行けないものか。そこで思い付いたのは、自分と瓜二つの青年・駆紋戒斗を身代わりに使うことだった。

☆初出キャラクター

シャプール▶某国財団の御曹司。顔は戒斗とそっくりだが性格は真逆で、明るく奔放、にぎやかで社交的。ケーキ作りが得意。シャルモンのケーキを食べたいがために抜け出し、戒斗を身代わりに遊びに出かける。沢芽市観光中はあくまでも〈駆紋戒斗〉として振舞ったため、ザックからは発熱せん妄を疑われた。※なお、脚本家曰く『王子と乞食』のイメージとのこと。

アルフレッド▶シャプールの執事。シャプールのわがままさに手を焼いている。



◆仮面ライダーデューク編集

「あの頃の私は、君を心から尊敬していた。いい関係だったと、今でも思うよ」

「何を言っている。これからもそれは変わらない」

仮面ライダーデューク

「…………もったいない」

本編の前日譚。自身の野心を持たず人類救済のみに執心する貴虎に失望し始めていた凌馬。そんな中、ユグドラシル内部で『ザクロロックシード』を使用した自爆テロが発生。その背後に『黒の菩提樹』を名乗るカルト集団、そして凌馬の前任者であり既に故人となっているはずの狗道供界の名前が浮かび上がり……。

☆初出キャラクター

狗道供界▶凌馬の前任者で、ユグドラシルの研究所の責任者を務めていた男。カルト集団『黒の菩提樹』で暗躍しているらしいが、過去のロックシードの暴走事件で既に死亡しているはずの人物で、凌馬は疑問を抱いている。



◆仮面ライダーナックル編集

「奴らを放っておける訳ねぇだろ」

「その身体じゃ無理だよ!」

仮面ライダーナックル

「どちらが駆紋戒斗の遺志を継ぐに相応しいか…決めようじゃないか」

舞台は戒斗がいなくなってから2年後。生きる目標を失ったザックは、ダンスの実力を試すため渡米。しかし、完治したはずの脚が動かず苦戦する。そんなある日、ペコの行方不明、不良集団『ネオ・バロン』の台頭を耳にする。ザックは急遽、帰国を決意するのだが……。※尚、プロデューサー武部氏の一番のお気に入り作である。

☆初出キャラクター

アザミ▶ペコの姉。かつて自暴自棄になっていたザックに、夢を与えてくれた恩人。

シュラ▶不良集団『ネオ・バロン』のリーダー。かつてチームバロンに所属していたが、戒斗によって追放された過去を持つ。



◆舞台 仮面ライダー斬月編集

「ゲームと呼ぶには、随分と血生臭い事をやっているんだな」

「ゲームさ。知ってるか?貴族の連中は、俺たちが血みどろで殺し合うのを楽しんでるのさ。俺たちが殺し合うのを、笑いながら観てるんだろうよ」

メロニキ

「誰かを信じて共に歩む。それが……それが私のノブレス・オブリージュ。それが私の変身だ!!」

かつて、箱舟計画の実験都市であったトルキア共和国。貴虎は8年ぶりにその場へ訪れるが、何者かの銃撃により地下都市へ落下。その衝撃で記憶喪失となった貴虎を助けたのは鎧武――アイムという少年だった。毎日のように殺し合いが行われる地下都市の惨状、謎の斬月の出現、貴虎に復讐を誓う青年…事態は混沌を極めていく。

☆初出キャラクター

※詳しくはこちら

アイム▶プロト鎧武の変身者。葛葉紘汰を彷彿とさせる青年。記憶喪失の貴虎を保護する。

鎮宮雅仁▶故人。呉島貴虎と共にプロジェクトアークを進めていた男性。影正(プロト龍玄)の兄。純白のスーツ、赤いチーフを身に着けていた(貴虎は黒いスーツ・緑のチーフ)。



◆仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ編集

「ヘルヘイムの実の変種が確認された」

「穏やかじゃないわね」

グリドン&ブラーボ 外伝記念ファンアート(リメイク)

「……変身!」

鎧武10周年企画にて製作された作品。告知として、城乃内・凰蓮のそっくりさんがセイバーにサプライズ出演した。謎のアーマードライダーの策略により、師弟関係の城乃内と凰蓮が争うことになるが……。

☆初出キャラクター

鈴鹿まさこ▶世界的パティシエとなった城乃内の秘書を務め、彼の芸能活動をサポートしている。



本編キャラクターの活躍編集


葛葉紘汰

「斬月」「バロン」に登場。今作ではゲスト扱いの為、どちらの話でもストーリーの本筋には関わらず鎧武には変身しない。「斬月」では プロジェクトアークの実行に覚悟を決めた呉島貴虎の考えに対して反論。「バロン」では、笑顔満面の戒斗(シャプール)に振り回され、舞と顔を見合わせる。


駆紋戒斗

「バロン」「ナックル」に登場。「ナックル」では、チームバロン結成秘話にて登場。そして…


呉島光実

「斬月」「ナックル」に登場。「斬月」では見慣れない兄の一面に驚きながらも、父の死に無関心・チェスをしながら不穏な台詞を吐く。「ナックル」では、ザックの窮地に颯爽と現れ、彼の恩義(本編第46話で声を掛けてくれたこと)に報いるべく新たな錠前を贈る。


呉島貴虎

「斬月」「デューク」「舞台斬月」「グリドンvsブラーボ」に登場。「デューク」では、自爆テロに巻き込まれた凌馬を庇って負傷する。「グリドンvsブラーボ」では、凰蓮に城乃内の始末を命じる。


高司舞

「バロン」「ナックル」に登場。「バロン」では笑顔満面の戒斗(シャプール)に「舞ちゃん」と呼ばれ、困惑する。「ナックル」では、チームバロン結成秘話・回想シーンに登場。


戦極凌馬

「斬月」「バロン」「デューク」に登場。大体こいつのせい


シド湊耀子

「斬月」「デューク」に登場。耀子はいずれの作品でも素面アクションシーンが存在。また、耀子は「バロン」にも登場し、戒斗に錠前を渡している。「デューク」では、凌馬とシドの出会いが明かされる。


城乃内秀保凰蓮

「バロン」「ナックル」「グリドンvsブラーボ」に登場。「バロン」ではシャプールに厨房へ乱入される。「ナックル」では、疲労困憊のザックに助太刀する。


初瀬亮二

「ナックル」チームバロン結成秘話・回想シーンに登場。


ザックペコ

「バロン」「ナックル」に登場。「バロン」では、ザックは拉致された挙句〈人質〉として扱われる。「ナックル」でのペコもある種の〈人質〉にされている。とんだ貧乏くじである



登場するアーマードライダー編集

※初登場のライダーと形態のみ紹介


斬月編集

ウォーターメロンアームズ

「斬月」に登場。メロンELSを(また)奪われたため、凌馬から渡されていたウォーターメロンLSを使って変身。※尚、プロトタイプの錠前のため、素人には到底扱えない代物である。また、スーツの模様がネコ(トラ)模様に見える。


カチドキアームズ

「舞台斬月」「グリドンvsブラーボ」に登場。とある経緯で入手したシン・カチドキLS、初回は影正の戦極ドライバー使って変身。※尚、初期案はジンバーメロンアームズであったが、脚本の毛利氏が粘り勝ちでカチドキ実装となった。



バロン編集

リンゴアームズ

「バロン」に登場。タイラントとの戦いの最中、耀子から投げ渡されたリンゴLSを使って変身。※尚、このLSの使用は、身体をヘルヘイムの毒に侵すこととなる。



デューク編集

レモンアームズ

「デューク」に登場。 戦極ドライバーを使用。アームズウェポンはレモンレイピア。尚、変身音はインクレディブル リョーマ!



ナックル編集

ジンバーマロンアームズ

「ナックル」に登場。光実から贈られたLS、戒斗の遺品であるゲネシスコアを使用する。 を模した両手のグローブ太陽を模した兜の前立てが特徴。奇しくも、ザックが殺害した湊耀子・マリカのピーチELSのリペイントである。また、葛葉紘汰に次ぐ、2番目の正規のジンバ―使用となる。



クリドン編集

ライチアームズ

「グリドンvsブラーボ」に登場。また、後年の「リバイス the mystery」にも登場。暴走するブラーボを止める為、城乃内がとったとある行動とは…



ブラーボ編集

キングドリアンアームズ

「グリドンvsブラーボ」に登場。また、後年の「リバイス the mystery」にも登場。見た目はドリアンアームズと似ているが、カラーリングが禍々しくなっている。



初出ライダー編集

仮面ライダーイドゥンリンゴアームズ

「斬月」に登場。ユグドラシルの関係者を襲う赤いアーマードライダー。クラックを操り、自在にヘルヘイムの森と現実世界を行き来できる。


仮面ライダータイラント ドラゴンエナジーアームズ

「バロン」に登場。シャプールの命を狙う黒いアーマードライダー。バロンと交戦する。


仮面ライダーセイヴァー ブラッドザクロアームズ

「デューク」に登場。ジンバーアームズの様に、ゲネシスコアをセットした戦極ドライバーに『ザクロロックシード』と『ブラッドオレンジロックシード』を装填している。


仮面ライダーブラックバロン バナナアームズ

「ナックル」に登場。その名の通りスーツの一部が黒くなっている部分以外は、外見・変身アイテム・アームズウェポンなどが仮面ライダーバロン バナナアームズに酷似している。


仮面ライダーシルフィー

「グリドンVSブラーボ」に登場。正体は不明。



個別記事が存在する劇中用語編集

黒の菩提樹

鎧武外伝2に登場するカルト集団。



イベント編集

2015年5月5日にグランドプリンスホテル新高輪にて、第1弾が発売された事を記念してスペシャルステージが開催された(第2弾の制作発表もこのイベントにて行われた)。


そして、同年9月9日(水)にはそのイベントの様子を記録したDVDが発売されている。

※出典⇒youtubeの公式動画


その他にも、先行上映会等の多種多様なイベントが各地で開催・関連書籍が多く出版された。

また、超英雄祭2016では外伝主題歌が披露された。



終わらない物語編集

・2016年3月23日(水)より講談社キャラクター文庫で発売中の小説仮面ライダー鎧武。この小説は主に呉島光実の視点で展開する。ある意味【鎧武外伝 仮面ライダー龍玄】と銘打っても差し支えないような内容である。


・2016年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』及び、2017年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』に鎧武・葛葉紘汰が本人出演。前者ではベルトさんを復活させ、仮面ライダードライブを変身可能にした。FINALでは、基本的には地球に干渉しないとしている紘汰が「これ以上は見過ごすわけにはいかない」と帰郷した。


・また同じく、2016年の『仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!第3章「鎧武編」』及び『仮面戦隊ゴライダー』にロードバロン・駆紋戒斗が本人出演。前者は某ヒーローショーでも(タケルと知り合った)設定が引き継がれているほか、ゴライダーでは湊耀子と共に永夢を救った。


・2018年放送の『仮面ライダージオウ』においては始まりの男(※尚、この紘汰は鎧武本編正史の紘汰であると公式が明言済)が時間軸を超えソウゴに干渉、結果として逢魔降臨暦を書き換えるに至る。

「全部一人で解決するのが、君の考える王様なのかい?」

「自分だけじゃない、仲間も信じる。それでこそ…王だ」


・2020年6月1日に仮面ライダー斬月の小説版が発売。講談社キャラクター文庫としては初の同じシリーズからの二度目の出典となる。


・2022年配信の『仮面ライダーリバイス The Mystery』では、城乃内秀保および凰蓮が登場。照井竜との交流関係が発生。


・2023年の『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』では、神殺しの候補に始まりの男が挙がっている。


・2024年『仮面ライダーガッチャード』では、カグヤによりカチドキ旗がポイ捨てされるというコメディシーンが放送されたほか、第41話では鎧武と縁の深い鷲見友美ジェナが〈ダンサーを目指すマイ〉という役で登場。鎧武本史とは無関係の小ネタシーンではあるが、ファンにとっては嬉しいサービスとなり話題となった。



尚、2025年現在での外伝最新作(10th記念作品)のラストは


「これで終わりだと思うな。貴様の戦いは、終わることはない」

「……言われるまでもない。初めからそのつもりだ」


という斬月の台詞、そして再び立ち上がる城乃内の後ろ姿で締め括られている。



「(グリドンvsブラーボについて)元号も令和になったし、もう夢は叶わないのかも……と覚悟していたんです。でも、まさに城乃内秀保じゃないですけど、どこかに「諦めないぞ」という思いがあって。本当だと分かったときは、すごく嬉しかったです。」(『TTFB』城乃内秀保役/松田凌)


「貴虎の戦いはこれからも続くらしいので、いつかまた貴虎として戻って来たときは、どうぞよろしくお願いします。」(『TTFB』呉島貴虎役/久保田悠来)


「よく考えますね。次は誰編かなって。僕は原点に戻って、もう一回佐野岳くん主演でみんなが集まってやってみたいです。」(『スマボNews』ザック役/松田岳)




まだまだ続く物語に期待されたし。



快挙編集

・史上初の舞台化作品、長らく休止していたVシネマを復活させた「斬月/バロン」、そして「デューク/ナックル」のロックシード版が11/23付オリコン週間DVDランキング総合1位という快挙に。

※特撮作品のDVD総合1位獲得は、2010年6/28付『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕 超全集版』以来、5年5ヶ月振り史上2作目の快挙である。この快挙を受け、出演者も喜びの声を挙げている。これについては、鎧武外伝公式twitterを参照。※尚、外伝第1弾(ロックシード版)は第8位。



余談・裏話編集

  • 斬月
    • 幼い頃の貴虎を演じた子役・竜跳は『仮面ライダーウィザード第52・53話で少年(ハルト)を演じていた。
      • また、彼は「バロン」でアルフレッドを演じた河相我聞とは親子であり、唯一苦手な食べ物がアップルパイであった。つまり、あれは演技の「不味い」ではなく、本心からの「不味い」である。
    • 「斬月」のラブシーンの詳細については台本に無く、撮影中に「キスしちゃう!?」「しちゃおう!!」と盛り上がったから、というまさかの流れで決定した。

  • バロン
    • シャプールのケーキは、実際に演者の小林氏が製作した。
    • 『王子と乞食』に似た展開となった「バロン」だが、初期案では〈悪い戒斗が出てくる〉という王道ものや〈とある女子高生と精神が入れ替わる〉という突飛なものも存在した。
    • 「バロン」序盤シーンにてシャプールが眺めている沢芽市マップには、〈雑貨屋 おーず〉なる店が存在する。

  • デューク
    • 貴虎が凌馬を庇うシーンの撮影時、貴虎の時計が割れて破損した。
    • 撮影時に青木氏が散髪してしまっており、過去の凌馬の髪型設定はそこから発生したものである。
    • 耀子が階段を駆け上がるシーンは、当初はもっと短い予定であったそう。

  • ナックル」
    • シュラの用心棒はK-1の著名な選手である。この格闘シーンやラストの雨中アクション含め、松田氏は「殺されるかと」「このまま死ぬかも」「過酷すぎて、正直記憶がない」と撮影を振り返っている。
    • 登場するシャルモンケーキの中に、バナナマンゴーという名のケーキがある。
    • ラストシーンにて戒斗・ザックの両者が涙目になっているが、これは「戒斗の涙」を見た松田氏が、つられ泣きをしたためである。

  • 舞台斬月
    • プロト鎧武・アイムを演じた萩谷氏はのちに『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』に出演。プロトバロン・グラシャを演じた増子氏は『機界戦隊ゼンカイジャー』にてツーカイザーを務めた。また、アイムの仲間であるパイモンの演者・後藤氏はのちに『仮面ライダージオウ』のアナザー電王および、『仮面ライダーギーツ』の五十鈴大智役として出演している。
    • 千秋楽公演にて、ついに貴虎が斬月に変身する――という非常に重要なシーン…において、久保田氏が取り出したロックシードが実は「既に開錠」していたそう。久保田氏は内心慌てたものの、何事もなかったかのようにそっっ…と施錠し演技を続けた。結果的にその箇所は、変身前の「溜め」のように映っている。
    • 生身で崖に落とされ、弟に海に落とされ、地下都市に撃ち落とされた貴虎の強靭さは最早ネタレベルである。が、この舞台版に登場する鎮宮影正のタフさがそれを上回る勢いであったため、カーテンコールなどで「人類最強の男」とネタにされていた。

  • グリドンvsブラーボ
    • 主題歌である『You are the HERO』は、グリドンライチアームズの変身音声。
    • グリドンの武器の「シャインドンカチ」はピンクにリペイントされ、『仮面ライダーギーツ』のハンマーとして活躍している。
    • 黒幕は、カチドキ斬月というチートが戦闘相手だったおかげで悲しき末路を辿った。



外部リンク編集

公式サイト

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