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呉島光実

くれしまみつざね

呉島光実とは、『仮面ライダー鎧武』のキャラクター。
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「大切な人が傷つくより、自分が傷ついた方がいい」

「仲間ってのはね、僕の思い通りになる人のことさ…」

「確かにあの人はヒーローだった。でも…もう紘汰さんはいない…だから僕達が、ヒーローにならなきゃいけないんだ!」

演:高杉真宙

人物像

仮面ライダー龍玄及び仮面ライダー斬月・偽の変身者である。ダンスチーム「鎧武」に所属する。チーム内では「ミッチ」と呼ばれている。
実は大企業「ユグドラシル・コーポレーション」の重役の息子で、呉島貴虎は実の兄にあたる。普段は豪邸に住みユグドラシル傘下の高校である天樹高等学校に通っている。下校するとチームの衣装に着替え、話し方も砕けたものになる。学校では冷徹な優等生のような素振りをしている。

元々は温厚で優しい性格であったが、したたかな面も持ち合わせており、冷静かつ慎重に作戦を立てる。チームメイトには自身の素性を伏せており、家族にもダンスに夢中になっていることは内緒にしている。葛葉紘汰を尊敬しており、高司舞には密かに思いを寄せているような描写が見受けられる。

しかし、その内心の根底では、自分以外の誰にも信頼を寄せようとしない節があり、肉親である兄の貴虎ですら、自信への甘さを利用しようとする等、彼を家族として本当に大切に思っているのか疑わせる部分がある。また、「大切な人が傷つくより、自分が傷ついた方がいい」と言いながらも、実際は自分にとって都合の悪いことやどうしようもない事からは逃避しようとする悪癖があり、計画を立てる時にも自らのリスク(特に責任)を避けようとする傾向がある上に計画の失敗は全て外的要因か他者の責任にする。その為、反省は全くせずに物事を自分の都合の良い方向にしか考えようとしないきらいがあり、思い通りにならないことで他人のせいにして神経質になって苛立ったり、後の裏切りや暴走を招く等、かえって取り返しのつかない事態に発展させてしまう要因となっている。
また自らの無力さを嫌という程自覚してきた経緯から、自分以外の他者の価値観を認めず、権力欲や支配欲が強いといった自己中心的内面も持っており、話が進むにつれそうした面が徐々に強まることになっていく。

紘汰との諍いで舞に叱責されたのを機に、本格的に紘汰を排除する為の計画を企て始め、そして遂には紘汰の暗殺を実行に移し(激怒した戒斗の妨害で失敗)、兄の貴虎が戦極凌馬達に殺されるのを見殺した上に彼に託されたゲネシスドライバーを悪用、一時協力関係にあったシドを殺されるのをわかっていながら捨て駒にしている。
その後はオーバーロードレデュエと手を組んだが、その配下であるデュデュオンシュを盾にして自分だけ逃げる等、より独善的な裏切り行為を繰り返しており、いずれはレデュエの寝首をかこうとも目論んでいるが、レデュエからはその本心を最初から見抜かれており、実際は地上世界の知識を得る為に利用されていただけで、信頼を得てはいなかった。その当人からは「意外と間抜け」、「危ない奴」とまで評されている。そして後に舞の命を奪う事になる戦極凌馬には完全に子供扱いされ、見下されていた。
自らの本性に気付いている者達からは、度々自らの置かれている状況や身の程を忠告に近い形で指摘されたが、それに対し光実は感情任せに逆上するだけであり、頑なに認めようとしなかった。

舞があくまでも紘汰を信じようとする姿勢を見てからは、「紘汰の存在そのものが不幸を撒き散らす」という歪んだ曲解をして、敵意を露わに紘汰に襲いかかる。更には自身を止めようとした貴虎を倒し最後の一線をも越えてしまってからは、度々幻影の貴虎を見るようになり、完全に気が触れてしまった。(一方、この幻影は彼自身の罪悪感や良心が生んだものであり、光実自身も自分は間違っていると自覚していた)
以降は他者を平然と「クズ」呼ばわりし、想いを寄せる舞の言葉すら全く聞き入れずかつての仲間をインベスに襲わせる等、ある意味で紘汰や戒斗以上に危険な「力」を身に着けるまでに至ってしまうのだった。
だが、自分の過ちを絶対に認めず、独善的な夢ばかりを見続けてきた光実に待っていたのは、「大切なもの」と思っていたはずの全てを、他ならぬ自分自身の手で全て壊してしまうという破滅的な末路だった。

活躍

紘汰がヘルヘイムの森での体験から変身をためらうようになったことで自身が代わりにアーマードライダーとなることを決意、シドとの交渉で戦極ドライバーを入手。その際自身の将来の地位を交渉材料に使う等したたかな一面を見せた。
自分の進む道をすべて家族に決められた人生を送っていたことから、自身の選択でライダーになったことを誇りに思っている(しかしそれもシドの手の上ではあるのだが…)。

兄は仮面ライダー斬月の変身者である呉島貴虎だが、兄にはライダーとなったことを気づかれていない。
光実本人も兄がライダーというのを知らないが、6話で兄が戦極ドライバーを所持しているのを目撃し、不審に思った。その時こっそりスイカロックシードを抜き取り、それを紘汰に渡してスイカアームズに変身させる。
インベスゲームは全国放映のため当然知られ、彼はシドに盗品だと難癖をつけられる。しかし兄が自分に甘いのを計算に入れた発言でシドを黙らせており、「末恐ろしいガキだ」と言われた。

9話で地下道に開いたヘルへイムの森の入り口付近の植物を焼却するために現れた斬月のベルトから兄がライダーであることに気付き、その行動に不審を抱き始め、10話で紘汰と共同しアーマードライダー達に新たな「ゲーム」を提案してヘルへイムの森や兄の真実を探ろうとするが11話で龍玄の姿で森にいるところを斬月に襲われたが斬月が連絡を受け戦いを中断したため正体は兄にはバレず、かかってきたユグドラシル社員からの電話に「呉島だ」と応答していたのを目撃して斬月が兄であることを確信する。主目的は共に達成されたものの、このゲームにおいてアーマードライダーの一人である黒影こと初瀬亮二が兄である斬月に襲われることとなり、知らず知らずとは言え、結果として彼の人生を兄弟で狂わせることとなってしまった。

さらに14話では秘密を探ろうと兄の車に潜り込みユグドラシルタワーに潜入。
兄が会議室に付けっぱなしにしていた端末を見て、ヘルへイムの森の果実の秘密を知り、さらに角居裕也が既にインベス化して、紘汰が彼と知らず殺してしまっていた事を知り衝撃を受ける。
そして続く15話で紘汰と戒斗が捕まったことを知り、助け出すため、ユグドラシルのさらに奥へと侵入した。
DJサガラの暗躍も手伝い、2人を救出することに成功するも、その途中、紘汰が裕也がインベス化して、彼がそうだとは知らず殺してしまっていた事実を知りそうになったため、慌ててその事実を映した映像を消した。
この際、センサーに引っ掛かり脱走がばれ、追われる身になってしまい、その途中で映った監視カメラ映像をみた兄貴虎に隠していた自身の秘密が遂にバレてしまった。
16話では兄のPCにあった映像データを盗み出していたことが判明。それを世間に公表しようと考えていたが、貴虎から、ヘルへイムの森が世界を侵蝕しようとしていることを明かされる。
兄同様パニックが起きることを危惧した光実は、「これは公表出来ない」と翻意し、以降ユグドラシルに協力・ヘルヘイムの森への対処に専念することになった。

17話では兄の指令に基づき、葛葉晶を人質に取り、紘汰からドライバーを奪取する作戦を敢行する。
凰蓮城乃内を使い自分は背後に隠れた作戦を取ったが、ブラーボが自身の指令に事実上背いたあげく敗北したことで湊耀子から「自らの手で友人を討つように」と諭され、マリカ鎧武との戦いでは迷った挙げ句マリカの方を撃つ。
しかしそれは耀子の動向から既に背後の凌馬の意図を見抜いた上での行動でもあり、凌馬と交渉し「紘汰を当面観察対象とする」意向の彼の計画に共同することになる。
いわば兄をも欺いた形になるが、その意図は「紘汰や舞と過ごす時間を守るためならどんな手も辞さない」という彼の決意故だった。
そしてこの頃から紘汰に対して、ユグドラシルに関わるべきではないという想いを、強く持ち始めるようになっている。

19話にて紘汰達がユグドラシルに行き裕也の行方も知ろうとした際、彼に真実を知られないために、貴虎に告げ口してその行動を妨害しようとした。
続く20話で貴虎は彼に裕也の末路を話しかけ、その上ヘルヘイムの真実を告げた為、不完全ではあるが結果的に真相を隠し通せておらず紘汰はインベス相手に戦意喪失をしかけることとなった。その事を21話にて余計な事を吹き込んだとして貴虎を咎めている。
23話では、遂に裕也の末路を知ってしまった紘汰に対して、「黙っていたのは、紘汰が思い悩む姿を見たくなかったから」「舞にもこのことは教えるべきではない」と発言した。この時の光実は、その荒い口調からも、久々に本心からの発言をしていたと思われる(ヘルヘイムの真実を知る前は紘汰が戦えなくなる理由も含まれていたと思われるが、現在では戦いから身をひかせる理由となった)。
しかし、この件で戦うことをやめるだろうと思った紘汰が、スカラーシステムを破壊した時には、「どうして貴方は素直に僕に従ってくれないんです」と、ナチュラルに発言しており、だいぶ「黒い」言動が染みついてしまっていることが伺える。
この時、正体不明のカチドキアームズを与え、紘汰を焚きつけた何者かの正体を探るよう、凌馬から指令を受けている。

そして26話において、裕也の末路を舞に話した紘汰と口論になるが、その末に彼の身を切る想いで真実を明かした気持ちを理解しようとしない事に激怒した舞からはビンタされてしまう。
これによって光実は、遂に完全に紘汰と反目。本格的に紘汰を排除しようとし、様々な人物達に対し裏切り行為を繰り返していく事になる。

戒斗と対峙し変身途中であった紘汰を暗殺すべく、その背後から撃って命を奪おうとするが、続く27話では、その場に居合わせた駆紋戒斗を怒らせ、追い払われる羽目になっている。裏切りや卑怯な戦法を激しく嫌う戒斗は、この銃撃事件には激しく憤慨したようで、後に「貴様はこの手で始末する」、「貴様は敵だ」、「貴様のような卑劣なだけな弱者を俺は決して認めない!!」と怒りと侮蔑に満ちた台詞を吐き捨てている。
28話では兄がシドらの裏切りで倒される瞬間に立ち会い、さすがに動揺して涙を浮かべたものの、結局は兄をも裏切る道を選んでしまう。貴虎の残した斬月・真のゲネシスドライバーを使い、兄のふりをして紘汰を襲撃したが、腹を括って反撃した彼には勝てず撤退。
直後の29話にて、ユグドラシルをも裏切ったシドの提案も、紘汰を倒すために敢えて乗ったが、これが原因で彼の暴走に更に拍車がかかる。

31話ではシドがレデュエの甘言に乗るのを罠と気づいていながら止めず、結果的に彼の死を後押しすることになった。
シドを失った光実は、そのままレデュエと行動を共にしていたが、33話において、「彼らが支配した人類を管理する役割を担う」という条件を、紘汰抹殺のためだけに協力関係を結ぶようになる。
その後は斬月の姿で紘汰に襲いかかるが、凰蓮に変身しているのが貴虎ではない事を看破され、デュデュオンシュを盾にして逃走した。

34話で紘汰達に合流した時点では、耀子に「協力するなら知恵の実をあげてもいい」と提案しており、まだレデュエの寝首をかくことも考えていたが、あくまでも「王」の出現を望んでいる彼女には、「知恵の実そのものに興味はないし、光実はそれを手に入れる器でもない」と拒絶された上に、現実の見えていない皮算用ぶりから「お坊ちゃん」呼ばわりされ「君の居場所なんてとっくになくなってる」と駄目押しの罵倒を食らい、逆上する。

その後、インベスごと沢芽市を焼き払おうと世界から放たれた戦略ミサイルを、ロシュオがまとめて消し去った光景を目の当たりにし、オーバーロードの圧倒的な実力を見せつけられた光実は、遂に彼らと戦うことを放棄してしまう。
続く35話にて、上記のレデュエが提案した条件を完全に呑み、自分にとって都合のいい「居場所」を作るために行動をするようになった。

人類の管理に本腰を入れるようになった光実は、まずインベスに囚われたチーム鎧武の仲間達を安全圏に保護。続いて舞の元へと出向き、彼女を迎え入れようとする。
(この時、紘汰の姉である葛葉晶のことを見捨て、他の人間達共々放置している)
しかし、オーバーロードとの取引を信じられず、逆に「紘汰達と共にインベスを倒して、元の世界を取り戻す」という希望を信じて戦うと宣言した舞は、彼の提案を拒絶。このとき光実は舞と自分とを隔てている壁の正体が『希望』であると認識。「なぁんだ、そんな脆いもの簡単に壊せるじゃん。」と静かに舞が言ったことを全否定した。
そして光実は、彼女に無謀な希望を抱かせた紘汰を、希望という名のたちの悪い病気の病原菌を振りまく厄介な存在として自らの手で抹殺すべく、遂に紘汰の目の前で本性を曝け出して斬月・偽に変身。これまで積もりに積もった怨み憎しみを込めて紘汰に襲い掛かる。紘汰に「本物の貴虎はどうしたのか?」と問い質された際は、「死んだよ!・・・アンタの病気が移ったせいでね!!」と発言し、容赦なく斬り掛かる。
突然の出来事に驚きを隠せない紘汰は「光実!!」と彼を本名で呼び掛けるが、そこに紘汰の知っている「ミッチ」としての彼は既に無かった。
戦うことになった両者だが、そこに生きていた貴虎が乱入。光実を制止しようとする。
しかし後に引けなくなった光実にとっては、彼の帰還はあまりに遅く、むしろ「まだ今でも戦ってる僕の邪魔をするなよ!」と怒りをぶつけることしかできなかった。

その後、光実を止めようとする貴虎は、光実との一騎討ちを申し出る。光実は苦戦するものの、貴虎の迷いの隙を突いて勝利。彼を海へと叩き落とした。
だが、決定的な一線を越えてしまった光実は、本当の意味で「後戻りのできない場所」へ転がり落ちてしまうのだった。

自分の手で兄を殺したことによって、ひどく精神をかき乱されていた光実は、兄の幻影に付き纏われる事になり(そもそも貴虎と戦う前に、レデュエに家族のことを聞いて、「家族を裏切って殺した」ことを打ち明けられた時には、動揺したような素振りを見せていた)、38話でそれを振り切るように、舞を無理やり拉致するという、形振り構わない行動に出た。
同行していたペコを「クズ」となじり、シンムグルンに彼を嬲らせた光実は、目論見通り舞をユグドラシルタワーへと連れ出す。(ちなみにこの一連の場面では「一緒に来てください」と連呼するばかりで舞自身の意思は完全に無視している。)
その知らせを聞いて追いかけて来た紘汰に対しても、半ば自棄糞気味に、しかも終始狂ったように笑いながら攻撃を仕掛ける姿は、レデュエから「壊れてしまった」と誤解される程に、常軌を逸したものだった。
しかし戦いの中で、貴虎の幻影を振り切った彼は、かえって「壁を越えた」ことにより覚醒
戻らない覚悟を固めた光実は、貴虎のそれに勝るとも劣らない、危険な力を身につけたのだった。

第40話では紘汰の後を追う戒斗と交戦。上記の第27話のやりとりに端を発する因縁の対決が実現する。バロンに対して互角以上に立ち回り「どう?これでも僕が弱者だと?」と自信満々に挑発するも、「貴様はもはや強い弱いの問題ではない・・・ただのバカだ!!」と痛烈な言葉を浴びせられる。「オーバーロードの手先になって足場を固めたつもりか!? 使い捨ての手駒にされてるんだぞ!」と図星を突かれるも「奴らを利用してるのは僕の方だ!!」と逆上する。
しかし、程なくしてオーバーロードことフェムシンムは全滅の一途を辿り、散々裏切り行為を重ねて最後に宛てにしていたオーバーロードをも失った光実は、かつて関わりのあった者達殆どから見放される状態に陥ってしまった。

42話では舞を凌馬の導きで無人の病院に連れて行き、そこでサガラから自身の正体を明かされ、さらに自身が舞のかつての笑顔も忘れるほど目的を見失っていたことをやっと自覚し始めるも、結局は今までの生き方を変えられず、凌馬の口車に乗る形で、ヨモツヘグリロックシードを手にして紘汰と対峙してしまう。
43話では、極アームズに変身した紘汰と激しい戦いを繰り広げ、紘汰に致命傷を負わせたものの、変身を解除され、ロックシードを破壊される。
血を吐き倒れる紘汰にこれまでやったことを許されるも、許されるわけがないと号泣するが、冷静に立ち返りこんな自分でも『許される価値』を見出そうとせめて舞だけでも救おうと立ち上がり、去り際に久しぶりに紘汰を『さん』付けで呼んだ後、凌馬のいる病院に戻るが、心臓と完全に融合していた禁断の果実を摘出されてしまった事で、舞は死亡してしまっていた。
逆上して凌馬に襲い掛かろうとするも、凌馬の切り札キルプロセスによってゲネシスドライバーを機能停止させられ、散々殴り飛ばされた挙句に、トドメと言わんばかりに「嘘吐き…卑怯者…そういう悪い子供こそ、本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ!」と、徹底的に扱き下ろされてしまっている。その直後、摘出された禁断の果実から出現した精神体の舞に別れを告げられ、完全に心が折れてしまった。
戦極ドライバーは手元に残ったものの、戦う理由であった舞を失った為、ライダーとしてもはや再起不能の状態となり、戦線離脱となった。
戒斗がオーバーロードと化し、世界の破滅へ向け動いていた間も廃病院の中で泣きながら、兄の幻影との問答を続ける。しかしその幻影に「いつまで私にしがみついているつもりだ」と突き放されると、何かを悟ったかのように泣くことを止めた。

その後ははっきりと描写されていないが、貴虎が生きていたとの情報を掴み彼の下を訪れ、看病を始めた。
46話では、紘汰と戒斗の最終決戦から3ヶ月後が経過し、ヘルヘイムの侵略を免れ、元通りとなった沢芽市のフリーステージで踊るチャッキー、リカ、ペコを遠くから見守っていた。その場から去ろうとした所でザックに呼び止められ「もう一度一緒に踊らないか?」と声をかけられるが「僕にはそんな資格はない・・・」とその場を立ち去る。
そして病院へ行き、貴虎の看病をしながら「僕はどうすれば」と呟き、生き方に迷っていた。しかし、一人涙に暮れていた中、あの世寸前で紘汰に呼び止められた貴虎が覚醒するのを目撃し涙する。

47話では、前話から7ヶ月が経過しているも、回復した兄と当たり障りのない話をする以外には人との関わりを絶っているかのような状態だった。
沢芽市に現れた仮面ライダー邪武の脅威を前にすると、もういない紘汰に代わって自分が街を守ることを決意、単身龍玄に変身し戦いを挑む。1対2の劣勢ながら一度は彼を追い詰めたものの、人質にとられた少女の体を前に止めをさせずピンチに陥った。
踏みにじられ、胸の内で紘汰に詫びる中、紘汰が加勢に現れ少女を解放したことでピンチを脱し、最後には紘汰との共闘で邪武に勝利。紘汰に別れを告げ、兄や城乃内、ザック達に再び仲間として受け入れられた。
最後に彼が見せた表情は、戦いが始まる前と同じ素直な笑顔だった。

「皆!」

その後、MOVIE大戦フルスロットルでは貴虎を支えるために大学へ進学。忙しいものの、たまにビートライダーズやドルーパーズに顔を出している模様。
メガヘクスの侵略の際に、メカ黒影とメカ戦極凌馬に遭遇・戦闘に突入。デュークドラゴンエナジーアームズにより負傷してしまうが、彼がメカ黒影を倒し持ち帰った戦極ドライバーが貴虎の「仮面ライダー斬月」としての復活の切っ掛けを作る。
そして、貴虎とともにメガヘクスとの戦いに挑む。貴虎が凌馬との決着をつけている間、かつて空回りばかりして舞を守れなかった過去を胸に、メガヘクスの要塞に乗り込み、彼女の救出に成功する。ようやく本編では成し得なかったことを彼は成し遂げたのである
その後、兄に自分が所持していたメロンエナジーロックシードを投げ渡して彼を「斬月・真」に変身させて窮地を救い、連携で極ロックシードを取り返したりと、兄弟の絆も強いものになっていた。

全てが終わった後、兄とザックたちと共に笑顔で紘汰と舞を見送る。

「紘汰さんと舞さんの考えなんてお見通しですよ、だって僕たちチームなんですから」

鎧武外伝

Vシネマ『鎧武外伝』にも登場。

仮面ライダー斬月/バロン

斬月パートに登場。時系列的には、まだ闇堕ちする前で登場しており、今後の展開を匂わせるような台詞を残していった。

仮面ライダーデューク/ナックル

ナックルパートに登場。ネオ・バロンの追手から逃げるザックと城乃内の前に登場し、追手の黒影トルーパーを一掃した後、ザックに新たなエナジーロックシード『マロンエナジーロックシード』と戦極ドライバーを渡した。

余談

時折見せる彼のしたたかさや冷徹さから視聴者の間でも黒化するのではないかと早くから囁かれていたが、東映公式によると17話の彼は撮影現場でも悪実(わるざね)」「黒ミッチと呼ばれているらしい。

どうしようもなく黒くなってきた事から「これはもうファブリーズでも無理」とまで言われてしまっている。(高杉氏がファブリーズのCMに出ていたため)

偶然か否か死亡キャラの死に光実が直接または間接的に関わっていることが多い。初瀬に関してはユグドラシルの実体と白いアーマードライダーの正体を探ると言う目的の為に決行した、他のアーマードライダーを巻き込んだ壮大な策略の中で知らず知らずのうちに兄である貴虎と共に兄弟揃って彼を後の悲惨な末路へと導いてしまった。シドにいたっては殆ど見殺しにしたと言っても良いだろう。オーバーロードについても紘汰抹殺の為の作戦に不運が重なったとはいえデェムシュが混戦することとなりそこから地球進行を許し、遠回しではあるが彼が倒される発端を作ることとなっている。デュデュオンシュについては上記の通り最早彼自身が殺めたと言っても過言ではない。

さらに35話での紘汰との会話から光実もまた自らが押し付けがましく感じていた兄と結局のところ何ら変わらない現実主義者であった事を如実に示している。しかも、彼自身がその事をまったく自覚していないという一面が、兄が犯した失敗と合致しているということが何とも皮肉である。

関連タグ

仮面ライダー鎧武 仮面ライダー龍玄 チーム鎧武 
呉島兄弟 呉島貴虎・・・実の兄 呉島天樹・・・実の父
黒ミッチ 全部紘汰さんのせいだ キッチ
学生ライダー
茅野カエデ→マッドサイエンティストの発明で命と引き換えに強大な力を手に入れた緑キャラつながり
ザボエラ→他人を踏み台に巣る策謀家であり、その性格ゆえに周囲と信頼を築けずに最後は孤立してしまった点で似ている

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