「ロックオン!」
「テケテンテンテンテンテンテンテ~ン! テ~ンテケテンテンテ~ンテケテケテ~ン! テ~ンテケテンテンテ~ンテケテケテ~ン!」
「バッカモ~ン! 恥を知りなさ~い!」
「ネバ~ギ~ブア~ップ!」
概要
『仮面ライダー鎧武』第17話にて、呉島貴虎は実の弟である呉島光実がユグドラシル・コーポレーションの一員に相応しいかを見極めるべく、彼に葛葉紘汰の戦極ドライバーを奪う指令を下す。
紘汰を傷つけず、かつ自分の手を汚さずに作戦を実行するべく、光実は正体を隠して凰蓮・ピエール・アルフォンゾと城乃内秀保を呼び出し、2人に指示を送る。
光実は紘汰の姉の葛葉晶をシャルモンのゲスト扱いで人質にし、その側に店員兼監視役として城乃内を配置し、正体を隠したまま紘汰にベルトを引き渡すよう迫った。
そして紘汰がベルトの引渡しに応じなかったため、城乃内にグリドンに変身して晶に危害を加えるよう指示を出す。
しかし城乃内がドングリロックシードをセットすると、突如戦極ドライバーから変身待機時のファンファーレ風のBGMを凰蓮自らが歌ったものが流れ始める。
困惑した城乃内がドライバーを振るとひとりでに開いたロックシードの断面にはドンカチではなく「バカモン」の文字と凰蓮の顔があり、更に城乃内の頭上には何故かタライが降ってきて城乃内の頭にクリーンヒットし、城乃内は何が起こったのかもわからず気絶した。
実は城乃内のロックシードは、店の客に危害を加えることを許さない凰蓮によってニセモノのロックシードにすり替えられていたのである。
ちなみに、気絶した城乃内を見た晶は首を傾げながらもすぐにまたケーキに夢中になり、城乃内は完全に放置される。
相棒の初瀬亮二が亡くなった後でも、城乃内は未だにギャグ要員の扱いを脱却できなかったのだ。
結局この一連の流れで光実の作戦は失敗に終わる。その後、紘汰を守る為の別の手段を見つけた光実は最終的にベルトの奪還を断念するのだった。
第2弾
そして、本編のVシネマ作品である『鎧武外伝』の「バロン」編でも同じ様な事が起きた(時系列は第20話以降)。
南アジア某国からやって来た自由奔放な御曹司、シャプールは自由に沢芽市を観光する為、自身に瓜二つな青年である駆紋戒斗と入れ替わって沢芽市各地を巡り、そしてシャルモンにも来店した。
そして、なんと彼は勝手にシャルモンの厨房を使ってケーキを自作してしまった(戒斗とシャプールを演じる小林豊氏の特技はお菓子作り)。当然シャルモンのスタッフである城乃内は彼を注意するも、終始シャプールのペースに呑まれた挙句に彼の作ったケーキを食べさせられてその美味しさの虜になってしまった為、結局シャプールを止める事は出来なかった。
そして店に戻ってきた凰蓮は激怒。第17話の様に店のスタッフとして不適切な行動を取った城乃内を「バッカモ~ン!」と一喝。そしてその怒声と共に城乃内の頭には再びタライが襲来したのだった。
第3弾
仮面ライダー鎧武 ファイナルステージでは幻影の世界に入った2人はなぜか仮面ライダーに変身した。そしてついに新番組仮面ライダーグリドンが始まった……がブラーボにキックされ「バッカモ~ン!恥を知りなさ~い!」と一喝した。……もちろん放送されないのでご安心を。こちらはタライは落ちてない。
第4弾
さらに『小説仮面ライダー鎧武』でも再び同じ様な事が起きた。
黒の菩提樹のセイヴァーシステムによって沢芽市に出現した巨大な菩提樹の力で正気を失っていた城乃内の頭に再びタライが落ちてきたことによって城乃内は正気に戻った。
余談
この度凰蓮役の吉田メタル氏ご本人の収録の元「ドングリロックシード(凰蓮ボイスver.)」の名称で仮面ライダー鎧武・闇のロックシードと共に「サウンドロックシードシリーズ カプセルロックシード 凰蓮&鎧武・闇セット」としてプレミアムバンダイ限定で発売(本来はカプセルロックシードシリーズとしての発売が予定されていたが、問い合わせが殺到し、急遽中止して受注生産となった)され、あまりの人気に一次受注、二次受注ともに完売したのだった。
そして2020年10月25日、「THE 鎧武祭り」の一環として発表されたCSM化プロジェクト、「CSMプロジェクト・アーク」第3弾「CSMロックシード シャルモンセット」に、ドングリ、ドリアン、ライチ、キングドリアンロックシードと共に収録されることが発表された(名称は凰蓮ロックシードに変更)。作中のように、カッティングブレードを操作せず、直接キャストパッドを展開してもボイスが流れる仕様になるとのこと。
外部リンク
http://p-bandai.jp/item/item-1000091251/?spec=pc41&cref=4946004&click_recom=1
(現在は受注終了)