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仮面ライダーブラーボ

かめんらいだーぶらーぼ

仮面ライダーブラーボとは『仮面ライダー鎧武』に登場する仮面ライダー(アーマードライダー)である。
目次 [非表示]

「さあ始めますわよ!!破壊と暴力のパジェントを!!」


CV:吉田メタル

スーツアクター:今井靖彦(メイン)、富永研司渡辺淳佐藤太輔(鎧武外伝グリドンVSブラーボ)


変身者

凰蓮・ピエール・アルフォンゾ


概要編集

仮面ライダー鎧武』に登場する仮面ライダー

「洋菓子店”シャルモン”」の店長である凰蓮・ピエール・アルフォンゾが変身するアーマードライダー。第6話で初登場。

本来シドから戦極ドライバーを渡されたのはチームレッドホット曽野村という男だったが、店で騒いだ迷惑料+ドルチェセットの代金替わりに腕ずくで強奪する形で手に入れた。


モチーフは古代ローマの兵士や剣闘士の鎧と思われ、頭部はスパルタをはじめとする古代ギリシャでも使用されていたコリント式兜に由来していると思われる。

実際にドリアンアームズの肩部装甲「ドリキングスパルダ」を始め、基本形態がドリアンアームズなためか各部名称は「ドリキング〇〇」と付く部位が多い(耳のツノは「ドリキングホーン」、頭部が「ドリキングカスク」、胸部装甲は「ドリキングキュイラス」など)。


素体のスーツは基本はバロンと同じだが、全身に棘があったり何故か左目にある亀裂のような傷、色は黄緑と紫と全体的にデザインはかなり派手なデザインを持つ。刺々しいデザインやモヒカンヘアーを思わせるトサカ「フラタニティクレット」(それそのものが鋭く攻撃に転用可能)は某世紀末の悪党共を思わせる。


他のアーマードライダーの倍近いパワーに加え、実戦で磨かれた凰蓮の技量も相まって圧倒的な戦闘力を誇る。変身者の洒落た振る舞いに反し、刺々しいデザインも合間って戦闘スタイルは荒々しい。

ただし、物語当初はプロを標榜しながらもロックシードの扱いを熟知していなかったため、召喚したインベスを持て余す詰めの甘さを見せたり仮面ライダー斬月デェムシュロード・バロンといった純粋に強すぎる相手には敗北する事もあり、実力で劣る鎧武に対しても当初は圧倒していたが、ロックシードを使いこなしジンバーアームズを手に入れていく急成長ぶりに押されていくようになった。

とはいえ、斬月に関しては作中最強レベルの呉島貴虎相手に惚れているので本気を出せないという側面もあり、劇場版『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』でアーマードライダー同士の抗争に発展した際には斬月・真を相手に健闘している。


第13話で紘汰からインベスに襲われた人々よりもビートライダーズ狩りを優先させたことに対して「正義の味方じゃない」と言われた彼だが、第27話ではヘルヘイムの森でインベスに襲われた人々を(動機が不純ではあるものの)自分から救出しに行き、第32話では他のアーマードライダー達と共にデェムシュに立ち向かうと言った嘘偽りのない正義の味方となっていく。


第44話では戒斗の異変をいち早く見抜いたが、ロード・バロンとの戦闘の末に戦極ドライバーが破壊され変身が不可能になった。


最終回から数年後を描いた小説版では、仮面ライダーセイヴァーとの戦いのために呉島貴虎が必要最低限の数だけ量産した戦極ドライバーとドリアンロックシードで復活を果たしている。


当初は厄介なお邪魔キャラとしての活躍が目立ったが、物語中盤以降は一人の大人としても頼れる味方キャラとして定着している。


ちなみにブラーボのみのものではないが、ロックシードカット時のエレキギターや変身完了時のゴングは凰蓮のキャラ付けを表すSE(コミカル要素)として、要所要所で鳴らされている。



変身ポーズ編集

右手に持ったロックシードを「変身」の掛け声と共に起動(ちなみに初変身の際はロックシードを見ながら開錠、いきなりカメラ目線になったことから視聴者からはこっちみんなと言われた)。

ドライバーに装着後、両腕を高く上げてから頭上でクロスし腕を左側に構えた後、右上に伸ばしながら左腕でカッティングブレードを叩くように降ろす。

動きがかなりゆっくりで、今のところアーマードライダーの中では一番長い変身ポーズである。

ただし物語が進むと両腕を上げてクロスする動作は省略されるようになっている。


形態編集

「ミスター! デーンジャラース!!」

基本形態。

ガンバライジングに登場。

S.I.C.に登場。

「ミスター! バイオレーンス!!」

鎧武外伝「仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ」に登場。


その他編集

以下はアームズチェンジシリーズの作例で登場した形態(参考)。


アームズ名出典
クルミアームズ『ACPB04 仮面ライダーナックル クルミアームズ』

ライダーマシン編集


ガンバライジング編集

ガンバライジングでは3弾から参戦した。SRとCPで登場。

登場した時やスロットフェイスの時にオネェのような仕草をする動作や必殺技にフランス語のピンクの吹き出しなどがでる演出なのがバッチリ再現されている。そして劇中の必殺技もちなのも戦闘のプロであるパティシエの底力と呼べる。そしてはやはり「白く麗しいメロンの君」に惚れたイメージ通り斬月と組んだときに発動するアビリティが多い。4弾では相手チームに斬月がいるときに発動するアビリティも登場。そして5弾では坊やと組んだときに発動するアビリティも登場した。


皆さ~ん!merci、merci!!


6弾の「伝説ロックオン!キャンペーン」では響鬼アームズを装備する。

ガンバライジングでブラーボがドリアンアームズ以外を使用するのはこれが初。


余談編集

量産型で無い物としては初のオネェライダーである。


その外見や行動目的から「ヒーローというより怪人」という意見もあったが、彼女が主役の『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』が製作されたり10th記念ビジュアルでは弟子と共に映っており、現在では鎧武の主要ライダーの1人として扱われるまでに至った。


外見上AC(アームズチェンジ)シリーズやSHフィギュアーツでの立体化は難しいと思われていたが、両方ともプレミアムバンダイ限定で発売が決定した。


名前の由来はイタリア語で賞賛に使われる感嘆詞『bravo』であるが、語源が『野蛮』である辺り皮肉が効いている。

公式も名前を間違われやすい事は承知しているのか、吉田メタル氏が出演した『DXロックシード 仮面ライダーブラーボ&グリドンセット』の販促PVでは凰蓮が視聴者に向けて「ブラボーじゃない ブラーボよ」と語っている。


なお、超スーパーヒーロー大戦では何故かチームウーマンの枠に入っている。一応前例はある。


関連タグ編集

仮面ライダー鎧武 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ

戦極ドライバー ロックシード ドリアンアームズ アーマードライダー

白く麗しいメロンの君

サブライダー おっさんライダー ドリアン

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