「さあ始めますわよ!!破壊と暴力のパジェントを!!」
CV:吉田メタル
スーツアクター:今井靖彦、富永研司(第17話他)渡辺淳(18話他)佐藤太輔(鎧武外伝グリドンVSブラーボ)
概要
『仮面ライダー鎧武』に登場する仮面ライダー。
「洋菓子店”シャルモン”」の店長である凰蓮・ピエール・アルフォンゾが変身するアーマードライダー。
第6話で初登場。本来シドから戦極ドライバーを渡されたのはチームレッドホットの曽野村という男だったが、店で騒いだ迷惑料+ドルチェセットの代金替わりに腕ずくで巻き上げる形で得ている。
モチーフは古代ローマの兵士や剣闘士の鎧と思われ、頭部はスパルタをはじめとする古代ギリシャでも使用されていたコリント式兜に由来していると思われる。
素体のスーツは基本はバロンと同じだが、全身に棘があったり、何故か左目にある傷、色は黄緑と紫という、かなり派手な印象を持つ。刺々しいデザインやモヒカンヘアーを思わせるトサカ(それそのものが鋭い為攻撃に転用可能)は某世紀末の悪党共を思わせる。
他のアーマードライダーの倍近いパワーに加え、実戦で磨かれた凰蓮の技量も相まって圧倒的な戦闘力を誇る。
第13話で紘汰からインベスに襲われた人々よりもビートライダーズ狩りを優先させたことに対して「正義の味方じゃない」と言われた彼だが、第27話ではヘルヘイムの森でインベスに襲われた人々を(動機が不純ではあるものの)自分から救出しに行き、第32話では他のアーマードライダー達と共にデェムシュに立ち向かうと言った嘘偽りのない文字通りの正義の味方となった彼に心奪われた人も多いだろう。
第44話では戒斗の異変をいち早く見抜いたが、ロード・バロンとの戦闘の末に戦極ドライバーが破壊され変身が不可能になった。
最終回から数年後を描いた小説版では、仮面ライダーセイヴァーとの戦いのために呉島貴虎が必要最低限の数だけ量産した戦極ドライバーとドリアンロックシードで見事復活を果たした。
変身ポーズ
右手に持ったロックシードを「変身」の掛け声と共に起動。
ドライバーに装着後、両腕を高く上げてから頭上でクロス。
右腕を左側に構えた後、右上に伸ばしながら左腕でカッティングブレードを叩くように降ろす。
動きがかなりゆっくりで、今のところアーマードライダーの中では一番長い変身ポーズである。
ただし物語が進むと、両腕を上げてクロスする動作は省略されるようになっている。
形態
「ミスター! デーンジャラース!!」
基本形態。
S.I.C.に登場。
「ミスター! バイオレーンス!!」
鎧武外伝「仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ」に登場。
ガンバライジング
ガンバライジングでは3弾から参戦した。SRとCPで登場。
登場した時やスロットフェイスの時にオネェのような仕草をする動作や必殺技にフランス語のピンクの吹き出しなどがでる演出なのがバッチリ再現されている。そして劇中の必殺技もちなのも戦闘のプロであるパティシエの底力と呼べる。そしてはやはり「白く麗しいメロンの君」に惚れたイメージ通り斬月と組んだときに発動するアビリティが多い。4弾では相手チームに斬月がいるときに発動するアビリティも登場。そして5弾では坊やと組んだときに発動するアビリティも登場した。
皆さ~ん!merci、merci!!
6弾の「伝説ロックオン!キャンペーン」では響鬼アームズを装備する。
ガンバライジングでブラーボがドリアンアームズ以外を使用するのはこれが初。
余談
量産型で無い物としては初のオネェライダーである。
その外見や行動目的から一部では変身ヒーローつうか怪人やんという意見もある。
外見上AC(アームズチェンジ)シリーズやSHフィギュアーツでの立体化は難しいのではと思われていたが
両方ともプレミアムバンダイ限定で発売が決定した。
名前の由来はイタリア語で賞賛に使われる感嘆詞『bravo』であるが、語源が『野蛮』である辺り皮肉が効いている。
なお、超スーパーヒーロー大戦では何故かチームウーマンの枠に入っている。確かに心は乙女ではあるが。まあ前例もあるしおかしくはないか。
関連タグ
仮面ライダー鎧武 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ
戦極ドライバー ロックシード ドリアンアームズ アーマードライダー
白く麗しいメロンの君
サブライダー おっさんライダー ドリアン
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