「この世界は理由のない悪意がいくらでも転がっている……」
概要
『仮面ライダー鎧武/ガイム』に登場する、呉島貴虎が変身するアーマードライダー。
スーツ本体の色は白。
鎧武同様、鎧武者がモチーフとなっている。
変身待機時の音は鎧武や黒影と同じ法螺貝の音+「ソイヤッ!!」。
本編初登場は第2話だが変身シーンはしばらく無く、第10話で初公開された。
第1話の合戦シーンでは、北軍の武将として緑の初級インベスやスイカアームズヨロイモードを率いて東軍と西軍の戦いを静観する姿が描かれている。
他のアーマードライダーとは一線を越える実力を持ち、紘汰によれば「能力を知り尽くした上で鍛えている感じ」らしい。作中でかなりのアーマードライダーを撃破しており、自身の性能が劣っていても格上相手に善戦または勝利などしている等、正しい意味での強キャラ。
呉島貴虎はどのようにして戦極ドライバーを入手したのか当初は不明だった。シド曰く、ユグドラシルに関わると商売がやりづらいと言っていたが、実際は彼とシドは仕事仲間で戦極ドライバー自体ユグドラシルが開発した物である事が判明している。
その存在を公に知られていない為、単に「白いアーマードライダー」と呼ばれている(放送当時、作中で名前を呼んだのはナレーターだけであったが、舞台化された際に初めて作中世界で「斬月」の呼称が登場している)。
上位互換の斬月・真登場以降は長らく使用されていなかったが第36話で久しぶりに登場。光実の変身する斬月・真と戦った。
両者の間には大きなスペック差があったのだが、貴虎の戦闘スキルにより互角以上(優勢とすら言える)に立ち回った。
しかし、光実へのとどめを躊躇った瞬間、反撃を受けて敗北してしまった。
この戦闘により、戦極ドライバーとメロンロックシードが共に破壊されてしまったため、サガラが見せた戦国乱世のイメージがテレビ本編作中での最後の登場だった。
ちなみに戦極ドライバーのライダーの中でバイクに乗らなかったのは彼とナックルだけである。
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変身ポーズ
右手に持ったロックシードを「変身」の掛け声と共に起動。
上空に投げ落ちてきたところをキャッチしすぐさまドライバーに装着、カッティングブレードをおろす。
形態
本編に登場
「天・下・御免!!」
基本形態。
専用武器はメロンディフェンダー。
『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』に登場
※リンク先ネタバレ注意
仮面ライダーフォーゼの能力を持つ形態。
『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダー鎧武 フレッシュオレンジアームズ誕生! 〜君もつかめ!フレッシュの力〜』に登場
だいぶコミカルな要素が多いが、この時期の本編では斬月・真が登場していたため久々の通常斬月の登場である。
DVDの選択項目の時に一度だけ変身。銃より剣の方が使いやすいという理由から戦闘では使用されなかった。
DVDの選択項目の時に一度だけ変身。かわいすぎるという理由から戦闘では使用されなかった。
『ガンバライジング』に登場
第4弾に登場。
Vシネマ『鎧武外伝』に登場
試作品の小玉スイカロックシードを使用して変身した姿。
専用武器はウォーターメロンガトリング。
『小説 仮面ライダー鎧武』に登場
斬月がスイカロックシードを使用して変身するスイカの鎧を装備した重装備形態。装着時の音声は鎧武と同様のスイカアームズ! 大玉ビッグバン!。劇中ではジャイロモードとヨロイモードが使用された。
セイヴァーとの決戦のために使用されたが、蓮華座偽神セイヴァーの攻撃で動力系に大きなダメージを受けたのち、無数の蔓に貫かれ大爆発を起こした。
劇中ではメロンディフェンダーを足場にし、スイカアームズの爆発の勢いを利用して空中でのサーフィンを披露した。
舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-に登場
舞台版にて登場する斬月の新たな強化形態、現状の最強形態。
本編後
MOVIE大戦フルスロットル
機械生命体メガヘクスが造り出した黒影トルーパーのうちの一体の戦極ドライバーを光実が回収したものと、チーム鎧武のガレージに一つだけ存在していたヘルヘイムの果実(劇中の描写から、恐らく始まりの女の力によるもの)がメロンロックシードへ変化したものを使い、貴虎が変身。
コピー元が量産型ドライバーの為、TV版とは異なりフォールディングバンドが銀色になっているが、貴虎が装着しメロンロックシードを入手したと同時に斬月のフェイスプレートが出現した。仮面ライダーデュークドラゴンエナジーアームズと交戦し、苦戦しながらも撃破した。
鎧武外伝
Vシネマ『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/バロン』の斬月編、および舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-では主役を務める。
ガンバライジング
ガンバライジングではプロモーションカードで先行登場し、3弾から正式に参戦。
同じく3弾に斬月・真も登場したのでメロンアームズはR止まりだった。フォーゼアームズはSRで登場。
一部のカードはバーストすると斬月・真にチェンジする。
4弾にてCPとして登場。マンゴーアームズ、ブドウアームズ、イチゴアームズ、ディケイドアームズにチェンジできるカードが登場。
5弾では何とメロンアームズが2弾遅れでまさかのLR化(しかも新ライダータイプ「パッション」枠)、アビリティも鎧武指定だがかなり優秀。また極極ゴールドカードキャンペーンでも次世代を差し置いて枠を獲得している。
4弾までは敵対バージョンのセリフであったが、5弾以降排出のカードはセリフが変更された。
6弾の「伝説ロックオン! キャンペーン」ではカブトアームズで登場。
ND4弾では外伝に登場するウォーターメロンアームズが登場。
因みに、あの明日のパンツさえあればどこまでも行けるライダーとチームを組むと「タカトラ!」というダジャレのような(というかダジャレだが)ボーナスが発生する。
演じた俳優
映像作品
CV
- 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダー鎧武 フレッシュオレンジアームズ誕生! 〜君もつかめ!フレッシュの力〜』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』
- 『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』
- 『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』
- 『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』
スーツアクター
- 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』
- 『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』
- 『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』
岩上弘数
舞台
CV
- 舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-
丘山晴己
- 舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-
備考
実はデザインのかっこよさとは裏腹に、子供達にはトラウマを植えつけた存在で、第10話の斬月を見た子供たちから「かめんらいだーめろんにおいかけられるゆめをみた」と言わしめたほど。
子供たちにインパクトを残すなんて、さすが呉島主任だ!
関連タグ
仮面ライダー鎧武 鎧武外伝 舞台仮面ライダー斬月-鎧武外伝-
呉島貴虎 アーマードライダー
戦極ドライバー ロックシード
メロンアームズ ウォーターメロンアームズ ジンバーメロンアームズ カチドキアームズ(斬月)
仮面ライダー斬月・真
サブライダー おっさんライダー メロン
仮面ライダー一覧
関連・類似キャラクター
- オルタナティブ・ゼロ、仮面ライダーサイガ、仮面ライダーガオウ:変身アイテムを投げて変身するサブライダー。サイガとはカラーリングが白、大企業によって開発された変身ベルトを使用する、遠近両用武器を使用する、変身者が大企業のエリート、最終的には変身ベルトを破壊される点も共通する。ガオウは敵組織の長。ただし、彼らは主人公と和解せずに死亡した。
- 仮面ライダー斬鬼:主要ライダーの中で最年長で「斬」から始まる漢字2文字の4号ライダー。
- 仮面ライダーサソード:ノブレス・オブリージュの信念・精神を持つ人物が変身する剣使いのサブライダー。スーツアクターも共通。
- 仮面ライダーサガ:敵組織のトップが変身する白いサブライダー、「敵組織によって最初に開発された変身ベルトを使用する」「複数のモードを持つ剣型武器を使用する」「ライダーマシンを持っていない」「圧倒的な実力で主役ライダー達を追い詰めた事がある」「主役ライダーに怪人を嗾けた事がある」「当初はお互いの正体を知らずに弟が変身するライダーと対立していた」「最終的には変身者が生存するが、このライダーは物語終盤で戦いに敗れてからは登場しない」「月が関係する(こちらは必殺技の際に月が出現する)」「変身者は別のライダーにも変身し、こちらはその力を入手するまでの代用品である」といった多くの共通点がある。
- 仮面ライダーエターナル、白い魔法使い:敵組織のトップが変身する強力な白いサブライダーで、大切な女性を失った点やスーツアクターも同じ。エターナルは外伝作品で主役を務めた。
4号ライダー
ダークキバ → 斬月/斬月・真 → レーザー/レーザーターボ
○号ライダー
龍玄(3号) → 斬月/斬月・真(4号)