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仮面ライダー滅

かめんらいだーほろび

仮面ライダー滅とは仮面ライダーゼロワンに登場する仮面ライダーの一人。
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「歴史に刻まれるのは、我々『滅亡迅雷.net』の勝利だ…」

CV:砂川脩弥
スーツアクター:高岩成二

概要

仮面ライダーゼロワン』に登場するダークライダー
滅亡迅雷.net滅亡迅雷フォースライザーで変身する。
12年前のデイブレイク発生時には、既にこの姿に変身していた。
第4話で初登場したが、本格的に姿を見せたのは第8話から。

評価

単純なスペックだけで言えば、恐らくは作中でも最弱クラスになるだろうが、それにもかかわらず、後述のラーニングと変身者である滅の実力だけで格上の仮面ライダーとも渡り合えるだけの実力を持ち続けている実力者。
また、物語登場直後からヒューマギアを人類から解放する為に戦っており、終盤の展開においては、ヒューマギアと人間の最終決戦の指揮を執って本編のラスボスと戦っており、ある意味では彼もまたラスボスと言える存在である。
基本的な戦い方は、相手からの攻撃を受けてからのカウンターが主となり、アタッシュアローで相手へ追撃するスタイル。パワー系の猛勢を行うよりかは、相手の動きを見切って反撃することによる中国拳法や柔道のような動きが目立つ。(スーツアクターの高岩氏もまた、それを意識している。)

元々、仮面ライダー滅の変身デバイスは12年前に製造された旧式の物であり、一部のスペックこそゼロワンをはじめとする人間側の仮面ライダーより優れているものの、基本装備もない状態で物語序盤は人間側の仮面ライダーを圧倒している。
その後、ZAIAエンタープライズから強奪する形で装備した基本装備であるアタッシュアロー以外は追加の武装を使用することもなく、敵対した仮面ライダーを圧倒しており、物語中盤に復帰して以降も、追加装備や強化形態もなく常に基本装備と基本形態のみで戦いながら勝利を収めている。

555Wエグゼイドなど、科学の力で戦うライダーが主人公の作品においては後発の変身システムや追加武装が旧式に勝るのは暗黙の了解と化しているところがあるが、そんな中で、特別な素養を持たない普通の変身者と拡張性のない旧式の戦闘システムの組み合わせであるにもかかわらず強者として君臨し続ける仮面ライダー滅は相当に珍しいタイプであると言える。
なお、滅自身、元は量産型の飛電製ヒューマギアのため当然人間に危害を加えられる機能はなかったとされるが、おそらくアークのハッキングや改造によりバトルセンサーを特化した個体(第35.5話参照)になった可能性は高い。しかし、同じくヒューマギアである迅は変身前より人間に危害を加えて生身でも変身者複数人と戦って撒くことはあったが、変身前の滅については、機動力も遅く目立った戦闘シーンはないためその戦闘力は測れなかった。
そのため、滅の生身そのもののパワーやスピードではなく、仮面ライダー滅としての実力も、カウンターを主にした戦闘方法のラーニングによる強さであることが分かる。
(ちなみに、旧式の戦闘システムで強者として君臨する前例として仮面ライダーエボルがいるが、こちらは変身者のエボルト自身が不死身の完全生物じみた存在であること、ドライバーにエボルトリガーという拡張機能がある点で滅とは異なる)

実力

滅自身の戦闘力を差し引いてもライダーとしての基本性能が高く、パワー・防御力に優れるバルカンパンチングコングの攻撃を必殺技含めて軽くあしらい、自身よりはるかに巨大なブレイキングマンモスの必殺技をもサソリのライダモデルを防壁として真っ向から受け止めてみせた。
また、その強さはライダーとしての基本スペックの高さだけでなく、AI特有のラーニングによる成長性にも支えられており、後続の高性能ライダーを相手にしても、ラーニングによる学習能力によって互角に戦う。
このラーニングによる学習能力の高さは、作品後半においても仮面ライダーとしての滅の最大の武器となっており、基本的には基本フォームである「スティングスコーピオン」でのみ戦い、滅亡迅雷.netのライダーの中では基本スペックが最も低く、武装もアタッシュアローのみでありながら、テレビ本編終盤に入っても尚、目立った敗北が少ないのは、このラーニングによるものであると言っても、過言では無い。但し、極端なスペック差や高性能な予測、特に滅自身の心の揺らぎがあるとラーニングをもってしても対抗できない場合があり、動揺した後のサウザー戦や攻撃を喰らっても怯まず向かってくる相手に対しても不利になってしまうことが多い。

活躍

第8話で本格的に登場を果たすなり、仮面ライダーバルカンを瀕死に追いやる強さを見せた。
第9話ではザイアの開発していた軍事兵器であるギーガーを起動して病院を標的にテロ活動を行い、仮面ライダー迅と共にゼロワンと交戦した末に、撤退する。その後、ブレイキングマンモスを獲得したゼロワンにギーガーの集団を壊滅させられた後に、圧倒されるものの、スティングスコーピオンのライダモデルによってトドメの攻撃を防ぐ。
第13話ではドードーマギア改の進化態にまで強化された暗殺ちゃんは、多数のドードーマギア・ヒナを引き連れ、仮面ライダーに変身した二人と互角の戦いを繰り広げた上で逃走される。
第15話では、滅亡迅雷.netの拠点がデイブレイクタウンであることを突き止めたA.I.M.Sが攻め込んで来たことで、ライダー迅と共にバルカンやバルキリーを迎え撃つことになる。自身はバルキリーと戦うも、そこへゼロワンシャイニングホッパーが乱入。オーソライズバスターの一撃を受け大ダメージを負いながら、バルカンとの戦闘で迅がトドメを刺されそうになっている場面を目撃する。アークの司令のもとアサルトウルフの攻撃から迅を庇い、機能停止して敗北。
その後は、滅が監禁状態に置かれた事もあってしばらく登場する事はなかったが、第28話で、バルカンとサウザーが交戦している所に、バルカンに加勢する形で登場する。自身の強化フォームなしかつスペック差がある仮面ライダーサウザーに対し、ヒューマギアの長所であるラーニングを活かし「遠距離攻撃手段を持たない」というサウザーの弱点を突いたアタッシュアローによる射撃戦を展開、互角以上に渡る強さを発揮した。プログライズキーもベルトもサウザーよりスペックが下というハンデがあるにも関わらず、アタッシュウェポンとラーニングによるフットワークを駆使して互角以上に渡り合う戦闘力を見せつけ、形勢不利と見たサウザーを撤退に追い込んだ。
第34話では、ゼロワンと久々に再戦する。かつて圧倒されたシャイニングホッパーとはラーニングの影響か動きを見切りつつ圧倒しており、メタルクラスタホッパー相手にはスペック差に加え或人を怒らせてしまったこともあり力及ばず変身解除されたが、ある程度喰らい付くという恐るべき戦闘力を見せつけた。
第35話ではサウザーと再戦。当初は互角に戦ったもののサウザンドジャッカーの能力に翻弄され一度変身解除に追い込まれたが、ゼロワンの加勢やのハッキングにより形成逆転したことで再変身、サウザーがゼロワンやハッキングされたバトルレイダーなどとの戦闘で消耗していた事もあって戦闘を優勢に運び、サウザーを変身解除に追い込んだ。
第36話では仮面ライダーアークゼロに率いられ、と共にサウザーと三度激突。
抜群のコンビネーションを発揮してサウザーと互角に渡り合うが、亡をジャックライズして放ったジャッキングブレイクでまとめてなぎ倒されてしまう。
だがサウザーがアークゼロと戦っている間に戦線に復帰し、亡の必殺技をくらい、続けて放たれた雷の必殺技を受け止めているサウザーを「後ろだ…!」と背後から放ったスティングディストピアで吹き飛ばし、アークゼロの大技へと繋げた。
第41話では同じ滅亡迅雷である迅と激突。
スペックでは大きく劣っているにもかかわらず、互角以上に戦い、変身解除にまで追い込んだ。
物語後半では仮面ライダーゼロツーと共に仮面ライダーアークゼロに挑んだ。
流石にアークゼロの圧倒的な力の前に苦戦を強いられるがゼロツーの協力もあってなんとか撃破に追い込んだ。
第42話では滅の人類滅亡の呼びかけに応じたヒューマギア達と共にランペイジバルカン仮面ライダーバルキリーと激闘を繰り広げ、数の差もあって格上であるランペイジバルカン相手にも互角の勝負を繰り広げた。
その後、他のヒューマギアを引き連れ、街中でテロを行って大暴れしていたが突如そこに仮面ライダーアークワンが現れる。
周囲のヒューマギアを一瞬にして撃破され、自らも果敢にこれに挑むも、アークワンの圧倒的な力には敵わず、一方的に叩きのめされてしまった。
第43話では全ヒューマギアに向け「人間の悪意がアークを生み出すことを飛電或人が証明した」と煽動。これまで或人を信じていたヒューマギアも不信感を募らせ滅の元に結集し、人類への戦争布告を行う。
「人類の悪意を滅ぼすまで俺は戦う!それが…仮面ライダー滅だ!」
アークの意志でなくヒューマギアの安息のため、ヒューマギア側の正義として、アークワンとの戦闘を開始した。圧倒的なスペック差と憎悪に身を任せた猛進により追い込まれ、イズの仇討ちのため滅を破壊せんとするアークワンの「悪意」の技「パーフェクトコンクリュージョン・ラーニングエンド」を受けそうになるが寸でのところで迅に庇われる。心を大切にしてほしいと言い残し爆散した迅を失い、否定したはずの心からの悲しみで滅は涙を流すこととなった。そこにアズが姿を見せ、悪意は伝染することに…
最終回では最強フォームであるアークスコーピオンへと変身し宿敵である仮面ライダーアークワンと激突。
能力によって産み出された大量のアタッシュウェポンを次々に引っ変えながら互角の戦いを繰り広げるも、途中でアークワンが自ら武器を捨てた事により優勢になり、必殺技のヘイトレッドインパクトによってドライバーを砕き変身解除に追い込んだ。
その後リアライジングホッパーへと変身したゼロワンと再び対決。
必殺技の打ち合いでは互角だったが一瞬の隙を突かれ、空中に打ち上げられ連続攻撃をくらい、地面に叩きつけられ、ゼロワンのリアライジングインパクトを受け、ドライバーが破壊され変身解除した。

劇場版

歴史改変された世界では治安維持部隊としてと共にレジスタンス相手に猛威を奮い、バルカンバルキリーを圧倒する相変わらずの高い戦闘力を見せつけた。
終盤ではと共に大量のバトルマギアを引き連れ、魔王の愉快な家臣達(しかもこの内2人は強化フォームにすらなっていない)とも激突するが、バトルマギアを殲滅され、やがて自身らも圧倒されていき、最終的に不利を悟って撤退する。
一応フォローしておくと迅やバトルマギアがウォズやツクヨミに手も足も出せずにやられていく中、唯一滅だけは(さほどダメージは与えられてないが)ゲイツにカウンター攻撃を喰らわせたりと一人食い下がっている。
ゲイツが武器を持ち出してからは他と同じように押されていったが、相手が悪すぎただけでやはり滅がかなりの強者である事には間違い無いのだろう。

  • 『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME
迅の司令のもと行動役も行い、不破達ともエスの率いる仮面ライダーアバドンの軍団と交戦。
高所からの変身や、天津・迅・不破・刃という並びにおいてセンターに立ち同時変身を行った。また、本編にて最後に使用したアークスコーピオンではなく、再びフォースライザーでスティングスコーピオンに変身し、本編と劣らぬ高い戦闘力を発揮している。そもそもアークスコーピオンは最終回でゼロワンに破壊された上に、滅の選択を考えたら再登場してはいけない代物でもあるのも理由だろう。
アタッシュアローによる広範囲の攻撃やアシッドアナライズによる防御、本編中にはなかった仮面ライダー迅バーニングファルコンとのライダーキックも披露している。

ゼロワンにおいて、単なるスピンオフや外伝ではなく本当の最終回にあたる劇場版となり、上記においての圧倒的な風格を未だに放つ滅の活躍や、最終話をうけての心の変化が大いに描写された作品となるため、必見である。
ちなみに、この劇場版の滅の活躍については、杉原監督によると「滅役砂川氏の終盤の演技の熱量に感化され、ご褒美の意味合いもあり力をいれた」とのこと。

形態

フォースライズ!スティングスコーピオン!Break down.

基本形態。スーツカラーはバイオレット。

プログライズ!アーク! アークスコーピオン!

"The conclusion after evil climbs
the top of the highest mountain of rocks."

強化形態。スーツカラーはバイオレットと黒。

使用アイテム

プログライズキーの強制展開を行う変身ベルト。

  • プログライズキー
変身に使用するスティングスコーピオンと必殺技で使用するアメイジングヘラクレスを所持。

A.I.M.S.から強奪した弓形のアタッシュウェポン

ガンバライジング

バーストライズ(以降BS)2弾から登場。また、ゼロワンと共にプレミアムバンダイのバインダーに限定でガンバレジェンドレアとしても登場している。

余談

仮面ライダー滅の中身の歴史


  • スーツアクターを担当する高岩成二氏は、「ジオウ」までの殆どの平成主役ライダーを務めた「ミスター平成ライダー」であり、主役ライダーのSAを引き継いだ縄田雄哉氏とダークライダーとして対峙することとなった。
    • 高岩氏は過去にもダークライダーを演じた経験があるが、その当時の演技は当人の納得できるものでは無かったとの事。それから約11年、更なるキャリアを積んだ氏がダークライダーを演じるのは、自分が苦手としていた役へのリベンジとも言える。

  • 今まで平成ライダーを観てきた視聴者からは「動きがカブト」「弓攻撃の構え方がジンバーアームズ」「必殺技の蹴りがハザードフィニッシュと言われることもある(一応スーツアクターこそ違うものの1つめはサソリモチーフのライダーが登場するのも共通する)。一応ジンバーアームズ以外は悪役っぽい動きをするのである意味でダークキバのリベンジは成功したと言えるだろう。
  • 奇しくも、紫のベーススーツと装甲が少ない外見は、過去に縄田氏が演じた仮面ライダーゲンムを連想させる。

  • フォースライザーによるスーツは「もっている力を拘束する拘束具」をイメージされている。

  • プロデューサー大森氏によると、仮面ライダー滅のデザインにあたってはサソリだけではなくヘビなどの悪役らしいモチーフ例があったが、戦闘スタイルを加味する上でサソリに決定したとのこと。

関連タグ

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チートライダー

仮面ライダーゾルダ仮面ライダーエスパーダ:劇中4番目に登場した仮面ライダー達。公式の順番では滅が5号に対し、ゾルダとエスパーダはいずれも3号ライダーであるが、内エスパーダは皮肉にも、迅より少し前のタイミングで退場しており(迅は後にバーニングファルコンとなって復活。)、ゾルダも放送時期が違えど迅の2回目の退場と同じタイミングで完全に退場している。
仮面ライダー王蛇:「メインカラーが紫」「有毒生物がモチーフ」「犯罪者が変身する」「スーツアクター主役ライダーを務めた経験を持つ人物などの点が共通している。
仮面ライダーサソード:メインカラーが紫、がモチーフ、変身者人外であるといった共通点あり。
仮面ライダークロノス:敵として登場した先輩の父親ライダー。こちらのスーツアクターはバルカン役の浅井宏輔氏その人で、彼もスーパー戦隊シリーズで数々の戦隊レッドを担当した後に仮面ライダーシリーズに活動の場を移し、次作で初めて主役ライダーを担当した。さらに、別ライダー扱いにはなるがこちらの3号ライダーの強化形態としても使用していた(この場合は、スーツアクターは本家の浅井氏ではなく迅・サウザー役の永徳氏が演じた。)。
仮面ライダーバスター:公式の順番より先に登場した後輩の父親ライダー。登場順はバルキリーと同じ3番目だが、迅と同じ4号ライダーに当たる。
仮面ライダー剣斬:次作における5号ライダー。こちらは、先述のバスターを差し置いて制作発表会で発表されていた観点から一時期4号扱いされていた。

5号ライダー
仮面ライダーエボル仮面ライダー滅仮面ライダー剣斬

○号ライダー
(4号) → (5号) → サウザー(6号)

アークライダーの一覧

アークゼロアークワン滅 アークスコーピオン
アークゼロワンエデンルシファー

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