絶滅ドライバー!
概要
『仮面ライダーゼロワン』に登場する「仮面ライダー滅 アークスコーピオン」専用の変身ベルト。
滅が受け取った飛電ゼロワンドライバーが、アークスコーピオンプログライズキーから流れ出した流体金属に覆われ変化する形で登場。
その中央には、滅亡迅雷.netのロゴと酷似した白亜のユニットが確認できる(ゼロツードライバーユニットが「2」を模していたように、この部分を畳んだ状態が数字の「3」になっている)。
機能
元になった飛電ゼロワンドライバー同様、右側には認証装置「オーソライザー」やキー装填スロット「ライズスロット」が設けられているが、左側の保安機構「ライズリベレーター」には表面を覆う形で滅亡迅雷フォースライザーに酷似した起動装置「滅亡迅雷リベレーター」が形成されており、その隣には配色が紫と白の特殊レンズが設けられている。この折り畳まれた特殊レンズを展開すると、滅亡迅雷.netのロゴを連想させる正方形が現れ、変身待機状態へと移行する。また、内部の反応炉「プログライズリアクター」も、絶滅ドライバーでは「プログライズアークリアクター」へと変化している。
総じて「滅亡迅雷.netに浸食されたゼロワンドライバー」とでも言うべきベルトだが、音声自体は変化前のゼロワンドライバーと変わらず、「プログライズ!」の音声もそのまま。
それだけに、まるでかつて或人が使っていた頃の残照のような明るい音声が寂寥感を誘う。
装填されたプログライズキーを再度押し込む事で必殺技「(~)インパクト」が発動。敵対する仮面ライダーのベルト同様、10段階の悪意を由来とする必殺技が発動可能と思われるが、劇中では「ヘイトレッド(憎悪)」、「エクスティンクション(絶滅)」の2発のみに留まっている(これは下記のDX版においても同様)。
立体物
プレバンの「DXメモリアルプログライズキーセット SIDE 滅亡迅雷.net」のセット内容として「絶滅ドライバーユニット」が発売され、飛電ゼロワンドライバーにユニットを合体させることで再現される。ただし飛電ゼロツードライバーの「ゼロツードライバーユニット」とは異なり、機能拡張用のスロットを用いらず上部カバーの交換だけで良い(実際劇中を見るとスロットが空いていたり、ゼロワンドライバー同様「プログライズ」や「○○インパクト」の音声が流れている)。
このユニットそのものは劇中用語では無く、実際の劇中の設定としてユニットが存在しているわけではない。ゼロツードライバーの「ゼロツードライバーユニット」と同様にあくまでDXのための便宜上のものである。
ちなみに、仕様上電源を入れても「ゼツメツドライバー!」とは鳴らないが、代わりにアークスコーピオンプログライズキー側にこの音声が収録されている。
余談
滅がこのドライバーを使うようになったことで、本作におけるオープニングの最後に映っているメインライダーの5人の中で、変身ベルトを1つしか使ったことがないのは不破だけとなった…のだが後に不破も別のドライバーで変身する事になった為、メインライダー5人全員が一度は別のベルトを使用して変身する事になった。
関連タグ
ザイアスラッシュライザー:同じ組織のライダーのパワーアップアイテム繋がり。形態ごとにベルトが違うのはこの2人のみとなる。
絶滅ドライバー→ドゥームズドライバーバックル