滅亡迅雷ドライバー!
概要
『仮面ライダーゼロワン』のVシネマ作品『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』に登場する、仮面ライダー滅亡迅雷の変身に使用される変身ベルト。
全体的なシルエットは飛電ゼロツードライバーに似ており、同様に集積回路の模様が描かれたアタッチメントを展開することで待機状態に移行。
マスブレインゼツメライズキーを挿入することで変身が行われる。
展開されたアタッチメントには向かって左に蠍と隼、右にはニホンオオカミとドードーのキーのイラストが向かい合うように描かれている。
滅亡迅雷フォースライザーを用いて変身した形態でのキーの生物が描かれている点では、フォースライザーと組織のロゴをモチーフとして取り込んだ絶滅ドライバーとは対照的と言える。
使用者と機能
※この先、Vシネマの内容に関する重大なネタバレが含まれます
アズがリオン=アークランドに与えたゼロワンドライバーが元となっているようだが、仮面ライダー滅亡迅雷の変身プロセスの関係でいわゆる「変身ベルト」とは性質が全く異なる。
平時は迅がマスブレインゼツメライズキーと共に所持しており、現実世界における変身プロセスも迅の操作によって行われている。
一方マスブレインシステム内の空間ではゼロワンドライバーから変化したこのベルトを滅亡迅雷.netの4人が装着し、全員が変身操作を行うことで変身プロセスが起動。
ヒューマギアとしての4人の身体は機能を停止して昏倒し、4人から溢れ出たデータ(?)によって仮面ライダー滅亡迅雷が直接3Dプリントされるように出現する。
そのため変身後の仮面ライダー滅亡迅雷も装着してはいるが、実際に「『身』が『変』わる」という意味での「変身」には用いられていない。
技術的には、本編終盤の衛星ゼア・アークの力を持ったライダーが武器やベルトを3Dプリントにより創造していた技術の延長にあるものと考えられる。
当然ながらリオン本人ともアークとも関係のないこの使用方法はアズの想定していたものとはかけ離れており、アズも「そいつらに使わせるためにベルトを渡したんじゃない」と憤慨していた。
玩具
『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』のBlu-ray&DVDの初回生産限定版に同梱する「滅亡迅雷ドライバーユニット」を飛電ゼロワンドライバーに合体させることで再現される。
ユニットは形状そのものはゼロツードライバーユニットと同じくレールがあるタイプのリデコとなっているが、接続部が音声変更ボタンに干渉しないため音声は変更されない。
また必殺技「滅亡迅雷インパクト」の「滅亡迅雷」が他のキーと比べ非常にスローテンポな発音であるためにゼロワンドライバー側の「インパクト!」の音声タイミングと合わず、「滅亡迅インパクト!」と声が被さってしまう。
関連タグ
- 滅亡迅雷フォースライザー:滅亡迅雷.netの幹部が使用する変身ベルト。
- ザイアスラッシュライザー:ZAIAエンタープライズ製と公式で明言されている変身ベルト。
- ダブルドライバー:外見が似ていると話題になった。