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「私は、何者なんだ…?」

演:中山咲月

概要

滅亡迅雷.netに所属するヒューマギアと同様、旧世代型ヒューマギアである。
天津垓によれば、元々は兵器開発を担当していたヒューマギアであるらしい。
余談の項で詳しく書かれているが性別は設定されていない。しかし、便宜上二人称では『彼女』と称される。

組織内での立ち位置や動向についてなど、不明な点が多い。
詳細についてはスピンオフ『プロジェクト・サウザー』にて明かされるとのこと。
ただし、スピンオフ解説によると本編に登場するフードの人物と似た人物という扱いでありフードの人物が亡であるとは言われていない。わざわざ「テレビシリーズでも???の声を演じている」という記載がなされている。

『プロジェクト・サウザー』のPVでは、自分が何者なのかが分からず葛藤している場面がある。

黒フードの人物

フードの|男||:女:||



「人類を導く者…ですよ」

第17話の終盤より登場した亡き同志と呼ばれる謎の人物で、亡と同一人物とされている存在。

女性の声で喋るが、素顔はフードで隠れており不明。
ZAIAエンタープライズに保管されていたプログライズキーを盗み出し、変身ベルトの一種であるレイドライザーを所持しているようだが、その入手経路については分かっていない。

自らを「人類を導く者」と称しており、まるで亡霊の様に神出鬼没に出現しては、様々な理由で悪意に囚われ心が壊れかけている人物にレイドライザーとプログライズキーを渡してレイダーに仕立て上げている。

第18話では1人自室で悩み苦しむ立花蓮太郎を見つめる不気味な視線が描かれたほか、滅が不破にその存在を仄めかした直後に不破の背後に現れ一瞬で姿を消す。
第20話ではスプラッシングホエールレイダーである新屋敷達巳を監視する不破の目の前に現れ、彼を現場から遠ざける様に仕向けるような行動を取るなど、あたかも天津の計画に加担しているかのような行動をした事もあったが、その真意は全く不明。

第20話で不破が後を追跡すると、不気味な声が聞こえノイズが走り、なぜか不破の視界が揺らぐといったホラー映画さながらの演出が入る等、不破の前ではまさしく亡霊のような存在として描かれているが……。

正体

「ZAIAの…意志のままに…。」

第28話にて、亡と思われていた黒フードの人物の正体が不破であることが明かされた。
不破に事実を明かしたによれば、不破の脳内に仕込まれたチップに滅亡迅雷.netがハッキングした影響で現れた二重人格であることが示唆されていたが、続く第29話でより詳しい詳細が天津の口から語られた。
実は不破の脳に埋め込まれたチップは、元々は亡の人工知能チップであり、不破はこれを埋め込まれたことで、時には天津の命令(一般人に対するレイドライザーの授与)、時には滅亡迅雷.netの命令(滅の脱走の手引き)を実行していたことが判明した。

なお、亡本人の自我は存在するが「子供が親に従うのは当然の事」と考えており、創造主である天津の操り人形という状態だった(第29話での描写を見る限り、プログライズキーを盗み出したのも、レイドライザーの性能テストを天津から指示されて行っていた可能性が高い)。

覚醒

第32話においてZAIAの迎撃に現れた不破だが、亡の人格を復活・コントロールするよう再調整されたアサルトウルフプログライズキー唯阿によってショットライザーに装填され、強引にアサルトウルフに変身させられた上、ザイアスペックを装着した唯阿にコントロールされてしまう。

そのままイズデルモを破壊すべく攻撃を開始し、ゼロワンとの交戦に入ったが、乱入して来た迅によって変身解除され、そのままデイブレイクタウンに連れ帰られた。
そこで迅によって人格を励起された亡は、シンギュラリティへの到達による解放と「ヒューマギアの夢」について説得されるが、目を覚ました不破によりそのまま脱出(この時の発言において、亡の開発に携わったのは天津らしいことが判明)。

フラフラになりながら或人の前に現れるが、そこでも「ヒューマギアだって夢を見ていいんだ」と言われる。
そしてショーの直前、ZAIAの襲撃を察知してデルモを探していた不破が、アークから「滅亡迅雷を復活させよ」という指令を受けた滅と迅の接触を受ける。
それによって何か起こったのか、アサルトウルフの状態で飛電製作所とZAIAの交戦の現場に現れ、サウザーから「ゼロワンを潰せ」と命令されるが…

「私も「夢」を見たい。でも、「夢」が何なのか、私にはまだわからない。だから、代わりに「ヒューマギアの夢」を叶えたい」
「誰か、デルモの夢を叶えてあげて」

苦しみつつも天津の命令に背き、足を負傷してしまったデルモの夢を代わりに誰か叶えてほしいと周囲に投げかける。

天津「亡ぃ…。お前に夢などいらない。お前は私の道具だ!」
「私は…何者なんだ…。私は…ヒューマギア。でも、道具じゃ無い!」

と訴え、その意志に呼応した不破がランペイジバルカンに変身。

不破「俺にも聞こえた…!亡の声が!」

不破「俺たちは…」
「道具じゃない!」

そのままサウザーを圧倒し、変身解除に追い込んだ。

「「私/俺は道具じゃない!!」」






だが第34話、滅亡迅雷と何らかの接触を得た唯阿によって不破がデイブレイクタウンに連れて行かれ、アジトの施設を利用してAIチップをハッキングされる(衝撃で不破が何度か目を覚ましたが、その都度チョップで昏倒させられた。見ていた迅は「そうやればよかったの?」と唖然としていた)。
そしてCパート、用意されていた第4世代型ヒューマギアの素体にデータがダウンロードされ、ヒューマギアとして完全に復活。

「人類は滅亡させる……アークの意志のままに」

既にアークに接続していたのか、瞳は赤いがアラートは青のまま呟き、ザイアスペックをハッキングし装着者を暴走させるという大惨事を引き起こした。




不破「おい、亡…!これが、お前の夢なのか!?」

「私の…夢は…」

しかし、続く第35話にて、一時的に目を覚ました不破により説得されたことで、ザイアスペックの暴走を止める。
その後、説得した後に再び気を失った不破が意識を取り戻すまで、不破の病室に滞在し、彼が意識を取り戻した後に不破と同席していた唯阿に、脳内で知ったという不破の過去を語った。加えて戦いに絡まない中では一番重要な不破に纏わる事実を唯阿に教えた。

その後、不破達とは別れて、サウザー及びZAIAの私兵達と戦う仮面ライダー滅とゼロワンの元に現れ、滅の夢を叶える為に滅亡迅雷.netに協力する事を宣言した。

この時、天津によって調整され、長らく「道具」として動いていた関係でZAIAのセキュリティに詳しく、どれだけハッキング対策を講じてもZAIAのテクノロジーはすぐ様ハッキングする事ができる事を明かした。


余談

  • 中性的な容姿が目を引く亡だが、設定上性別は存在しない。より正確に言えば「男性型でも女性型でもない」「性別が設定されていない」ということであり、ヒューマギアでは初の事例(滅亡迅雷.netのインタビュー&ビジュアルブック『滅亡迅雷.book』にて、演者の中山氏や大森プロデューサーの証言で判明)。
    • 演じる中山氏もメンズライクな容姿からジェンダーレスモデルとして知名度を上げている人物であり、亡に打ってつけの配役と言える。
    • 第33話では天津垓が「彼女」と呼称しており、(少なくとも天津の中では)扱いは女性寄りの模様。


  • 第32話における戦闘は、仮面ライダーと敵幹部が同じ体を使って戦うというライダー史上初、しかも極めてイレギュラーなケースである。変身シーンは不破と亡が入れ替わるように変身し、サウザーとの戦闘もアサルトウルフと亡が入れ替わるように戦ったり、不破が亡に語りかけながら戦う演出が行われた。

関連タグ

仮面ライダーゼロワン 滅亡迅雷.net
アサルトウルフ 不破諫
フィーニス劇場版で登場した、亡と同じジェンダーレスのキャラクター。

仮面ライダー亡:存在するかもしれないと予想されている仮面ライダーだが果たして……。

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