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刃唯阿

やいばゆあ

刃唯阿とは、『仮面ライダーゼロワン』の登場人物である。
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「道具は使い様だ」
「ヒューマギアとどう付き合うのかは、要は人間次第!」
「バックアップさえあればいつでも復元できる。それが人工知能、それがヒューマギアだ!」

演:井桁弘恵

概要

内閣官房直属の対人工知能特務機関A.I.M.S.の技術顧問であり、仮面ライダーバルキリーの変身者。
A.I.M.S.特殊技術研究所の最高責任者も兼任している。1995年4月18日生まれの24歳。

技術顧問としてA.I.M.S.に支給されているエイムズショットライザーや、プログライズキーの使用許可を一任されているが、好戦的な不破諫はほとんど指示を聞かず、彼女の苦労も耐えない。
後に新たなプログライズキーアタッシュショットガン等の、テスターとして利用する方針に切り替えた模様(不破は「暴走ヒューマギア」と見れば身の危険も顧みず突撃していくので、使用にリスクを伴う新型武器の使用も躊躇わない、テスターにはぴったりの人材である)。

戦闘力も高く、自ら変身してマギア相手の戦闘にも積極的に参加している。
作中で当初から「仮面ライダー」の名を使っている唯一の人物。

ヒューマギアに対する考え方

「ヒューマギアはあくまで人間を補佐する“道具”でしかない、ましてやそれが自我に目覚めるのは好ましくない」という、良くも悪くも非常にドライな考えのもと行動している。もっとも、無常が横行するゼロワンの世界においては、そうした価値観を持つほうが生き易いのかもしれないが……。
尚、ヒューマギアの自我に関しては不破も同調しており、唯阿がコントロールの効き難い不破の面倒を見ているのは、この点で「彼が自分を裏切らない」と言う確信があるからだろう。

第6話では、違法ヒューマギアである香菜澤セイネを或人が庇った結果、セイネはガエルマギアに変貌し被害を出した事を「早く(セイネを)廃棄すればこんな事にならなかった」と、上記の「ヒューマギアは道具」と言う考えに沿って注意している。

その一方で、第9話では滅亡迅雷.netにハッキングされながらも不破の命を助けたヒューマギアを知ったことで、ヒューマギアにも善意が宿るのかもしれないと、考えをやや軟化させていることをイズに語っている。その変化からか、後述するようにヒューマギアを庇う、ヒューマギアの貢献を尊重しようとする、無抵抗なヒューマギアを現場の判断で破壊することなく引き上げるなどといった行動も見られるようになる。

人物像

女子らしい見た目とは裏腹に非常に勝ち気かつ男勝りな性格で、任務に対しては忠実で冷徹な印象が強いが、腹芸が意外にも苦手で、自分が飛電インテリジェンスの情報をリークした事や、飛電インテリジェンスを卑劣な手段で追い詰めている事を指摘された時には、ろくな反論も出来ずにその場で黙り込んでしまっている。

劇中を通して所属の変遷が最も激しく、それに伴って人物像そのものが大きく変化している人物である。

人称・呼称・言葉遣い

  • 一人称は一貫して「わたし」
  • 二人称は上司・天津には「アンタ」、彼以外なら「おまえ」、さらに機嫌が悪かったり激昂すると「きさま」に変わる。
  • 呼称も天津を「社長」と呼ぶ以外は、敵味方・相手の年齢・身分に関係なく呼び捨てで呼ぶ。なお、或人のことは距離を置く為にも「社長さん」と敢えて呼んでいる。ただし第33話で、天津と袂を分かって以降は彼にも呼び捨てにする。
  • 言葉遣いは天津に敬語を常用する以外は、男寄りで尊大な口調に終始し、タメ口で接する。ただし第33話で、天津と袂を分かって以降は彼にもタメ口に変わる。


滅亡迅雷.net編

名目上はA.I.M.S.の指揮権を有している人間であるが、ヒューマギアへの敵意から暴走しがちな不破をはじめとして、A.I.M.S.の現場部隊の指揮統率をとれているとは言い難い面が目立つ。
その一方で、不破の変身に驚きながらも、しっかり彼の戦闘データを記録する。真意を隠して或人達に接触してヒューマギアに密かにプログラムを仕込む。等、頭脳派故の抜け目のない強かさを見せる事もある。
後述する項目に詳しいが、第7話ではA.I.M.S.ではない黒塗りの車から現れたりと、その真意には謎が多い。
また、強かで不審な行動が多く、ヒューマギアに対しては単にモノとしか見ていない側面が強くもち、「ヒューマギアは道具」「壊れたら作り直せばいい」というドライで冷徹な考えの元、ヒューマギアの可能性に理解を示しつつも、或人のような情は一切抱いていない。

このように、冷徹で計算高い側面が強く押し出されていたものの、第7話では戦闘に巻き込まれた女子生徒を身を挺して庇う。第8話では滅・迅・暗殺ちゃんに対して3対1という圧倒的劣勢になりえるとわかっていながら戦いを挑む。第9話では瀕死の不破を助けるために無理を承知で飛電インテリジェンスに直訴に出向く、ヒューマギアの再起動をしてもらった後に勝算が無い状態でギーガーに挑みに行った或人の身を案じてイズに対して「勝算も無いのにどうして社長を止めないんだ!?」、「社長が死んでも良いのか!?」と問い詰める等、表面上の言動とは裏腹に、冷酷な訳でも自分本位な訳でもない面が垣間見えていた(或人曰く「ヒューマギアのように機械的に見えて実はアツい人」

また、自分自身の行動に対して何の疑問も抱いていない訳ではなく、不破に対して「いつかお前を裏切るのかもしれない」とこぼしたり、或人に対しても任務とは言え不破の命を救ってもらった事に対し、恩を仇で結果的に返す形になっている為、或人がラボの事をばらした事を指摘された時には何も言い返せず動きが止まったりする等、自身の行動に対して後ろめたさや罪悪感に苛まれている様子も見せている。

第15話、第16話において滅亡迅雷.netの殲滅に成功し、A.I.M.Sでの自身の役目を終えたとしてZAIAに戻り、ZAIAエンタープライズジャパンでの本来の役職である、社長直轄開発担当へと復職した。

第一部での謎の行動

刃唯阿(刃姐)


上記の様に、基本的にはA.I.M.S.の所属として暴走ヒューマギアに対抗していたその一方で、第7話ではA.I.M.S.とは別所属の自動車から現れ、フリージングベアープログライズキー暗殺ちゃんを鹵獲。
「ゼロワン、あんさつ」と暗殺ちゃんの目的を知った上で、「道具は使いようだな……」と呟きつつ何らかの細工を施した後に解放、ドードーマギアに変貌するまでの一部始終を記録し、そのままゼロワンに向かっていったのを見過ごした(この時、暗殺ちゃんの目が暴走状態の赤ではなくになっていた)。その上、記録した映像を謎の人物に転送し報告していた。

一方、フリージングベアープログライズキーを「あのマギアは氷が弱点だ」と自分で使わず、わざわざゼロワンに渡してマンモスマギアを撃破させ、密かにマンモスゼツメライズキーを回収(後にブレイキングマンモスプログライズキーの作成に活用される)。

第8話では、報告していた謎の人物がかつて、飛電インテリジェンスと共にヒューマギアの実験都市計画に参加していた「ZAIAエンタープライズ]」の人間であったことが判明。暗殺ちゃんの映像を彼の許に渡す。 A.I.M.S.の技術研究所ではZAIAエンタープライズ製の破壊兵器が建造され、アタッシュウェポンが量産され、滅亡迅雷.netによって強奪されてしまう。

第9話では、自身が細工を施した暗殺ちゃんが、「青い目(正常な状態)でマギアへ変貌し人を襲う」上記の記録が報道番組に流れた。
彼女が暗殺ちゃんの付近にいた事を、イズに看破されるや、この時ばかりは明らかに動揺して「私じゃない」とはぐらかしていた。
一見すると見え透いた嘘を吐いているようにしか見えないが、唯阿の他に、上記の映像を知っていたのは、例のZAIAエンタープライズジャパンの人物であり、彼女の知らない所で彼がリークした可能性もある。
いずれにしろこの行為は、飛電インテリジェンスやヒューマギアへの信頼を完全に下げる、工作行為としか言いようがなく、それはA.I.M.S.の任務ではないと不破に指摘された時には、飛電インテリジェンスを潰すのが自分の任務であると言い、不破を困惑させた。

その後、彼女は不破にいずれは自分が彼と敵対するであろうことをほのめかしながらも、A.I.M.S.の人間として滅亡迅雷.netの壊滅のために戦い、ゼロワンとともに彼らを壊滅することに成功し、元々の所属であったZAIAエンタープライズジャパンへと帰還する。
そして、唯阿が状況を報告していた謎の人物の正体が、ZAIAエンタープライズジャパンの社長・天津垓であるのが判明すると同時に、天津が唯阿に与えていた指示は、やはり全て飛電インテリジェンスを壊滅させる為の策略だった事が明かされる。

だが、そこで帰還した唯阿を待ち受けていたのは、天津による「自身がかつてアークの製造に関り、更に人間の悪意をアークにラーニングさせた」=「天津こそがデイブレイクや滅亡迅雷.netの出現を間接的に招いた元凶」と言う衝撃的な事実だった。
そして、飛電やA.I.M.S.も結局は天津の目的の為に利用されていた事を知り、動揺を露わにする。

この時の言動から、A.I.M.S.への出向は彼女なりに正義感を感じる仕事として誇りを持っており、天津の行動やその目的は自身が信じる正義とはあまりにも乖離していたものであったことが伺える

この時期を境として、彼女の人物像は180度転換する。

ZAIA編

天津の提案した「お仕事5番勝負」にて、その勝負の補佐などを主に担当させられることになる。
表面上は天津に従っているものの、上記の事実を知った上に、彼の常軌を逸した飛電への工作と執着も合わさって、声には出さないが困惑するシーンが度々挿入されるようになる。
その様子から少なからず、以前のように「任務」と簡単に割り切れず本心では天津への不信感を抱いているようで、以前とは違い必ずしも天津に対する忠実な部下として動く事はなくなっている。

第23話における、天津と海老井千春のお見合いの席で天津のプロフィールを紹介した際には、視聴者からも明らかに分かるような「棒読み」で紹介しており、或人からは「言わされていない?」と言われている。
その上、縁結びマッチ(視聴者の気持ちを代弁したかのような)端的かつストレートな天津の紹介に対して笑いを堪えており、更に第25話終了後の公式の人物相関図では天津に対して「複雑な感情」と記載されており、彼に良い印象は少なくとも持っていないらしいことが見て取れる。
なお、この件については総集編の「超お仕事大戦」にて言わされていることは否定しなかったため、言わされていた可能性が一気に高まっている。

そんな複雑な感情を抱える一方で、躊躇はしつつも天津の命令には従っていた。
しかし回が進むにつれ、火災現場の負傷者の手当をしようとして天津に止められて以降不破に連れられるまで無関心を装ったり、天津に言われるがまま消防士ヒューマギア・119之助にゼツメライザーを取り付けてマギア化させたり、お仕事勝負の勝敗について天津に進言するも「意見など求めていない」と一蹴されやや怯えた様子で引き下がったりと、自分の価値観を押し殺しながら上司の理不尽な命令に従うブラック企業の社員のような不憫な立ち位置に晒される場面が目立ってきている。

その後の第28話では、お仕事勝負5回戦「演説対決」の最中にとある事情からマギアと化したMCチェケラを撃退しZAIAのデモンストレーションを行うため、自らファイティングジャッカルレイダーに変身。高い戦闘力を見せつけてチェケラが変貌したドードーマギアを破壊した。
なお、同話にてショットライザーを使えるのは脳内に特殊なチップを埋め込んだ人間のみだという事実が判明し、彼女もその1人であることがわかった。

天津に逆らえなかったのもこのチップが埋め込まれていることが理由と考えられていたが、続く第29話では「あくまで自分の意志で従っている」と言及している。
しかし不破からの「だったらなんのためにZAIAにいるんだ。お前はどこに向かっているんだよ」という問いには答えることが出来ず、「私は道具じゃない」と自分に言い聞かせるように返すのが精一杯だった。
のちに天津が不破にイズの破壊を命じた際には、必死で抵抗する彼を前に「お前がやらないのなら、私がやる」と迷いをのぞかせつつもレイダーとなり、天津の命令を代わって実行しようとした
このことから、自分や不破が天津により「人間」から外れ「道具」として扱われていることに強い恐怖を感じており、ヒューマギアを単なる「道具」として見ていた彼女こそが、皮肉にも天津にとって最も便利な「道具」として使われているという現状がクッキリと浮き彫りになってしまった。
彼女自身はそんな自分の現状を否定しているものの、明確な夢を持つ或人やブレない信念を持つ不破と異なり確固たる自分の在り方を見いだせないために現実に向き合えず、「天津の部下」としての現状維持に徹するしかないため深い葛藤を抱えることになる。

その後、天津との連係で或人の変身するゼロワンを追い詰めてイズを破壊しようとするが、ランペイジバルカンとなった不破に阻止される。
彼からの「お前の夢はなんだ」という問いに答えられぬまま襲い掛かるが、戦力的にも精神的にもまるで歯が立たず、「お前が本気の夢を語るまで、俺はお前を認めない」と突き放される。
そして、ランペイジバルカンの圧倒的な力の前に天津ともども敗北。天津とともにその場を去っていった。

第二部での彼女の立ち位置

A.I.M.S.に所属していた時点では、飛電ともA.I.M.S.とも言い難い第三勢力的な立ち振る舞いと、冷徹で感情を差し挟まず、忠実に任務を果たす、見ようによってはヒューマギア以上に機械的な人間性が描写されていたが、正式に天津の部下としてZAIAに帰還して以降は、天津の意向に絶対服従する人物として、わかりやすい立ち位置に収まっている。しかし、それに伴って彼女自身の信条であった「ヒューマギアは単なる道具」、「道具は使いよう」という言葉が、痛烈な皮肉となってブーメランのように彼女自身に返ってくることになった

不破や或人、上司の天津を筆頭に劇中の様々な人やヒューマギアが独自の思惑で動く中、あくまでもZAIAという巨大組織に所属する一個人として、ひいては天津の部下としてしか動けない彼女は、便利な「道具」に過ぎないと天津に明言されてもなお彼に従うほかなく、故に「汚れ役」として一線を越えた行動に出て自分を壊しかねない危うさを抱えている
ライダーとして積極的に戦う機会が減少した末にライダーとしての力すら手放し怪人と化した姿はその象徴とも言えるが、当の本人はその現状には決して納得していない。自らの在り方に苦悩する側面が劇中で最も強く描かれている人物と言えよう。

飛電製作所編

ZAIAによって飛電インテリジェンスが買収されるとともに、A.I.M.S.も完全にZAIAの傘下に置かれることになり、彼女は新生A.I.M.S.の隊長として配属される。
残されたヒューマギアを廃棄処分するためにバトルレイダーに変身する隊員たちと共に奔走するが、或人や不破にそれを阻まれてしまうことが多々あった。天津垓から「仕事が遅いぞ」と不満を漏らされることも。

第31話では、ヒューマギアの廃棄にあくまでもこだわる天津によって、衛星ゼアとの接続ができずに街中をさまよっていた森筆ジーペンを破壊しようとするが、そこに現れた或人によって、ジーペンが道具としてではなく、石墨超一郎のパートナーとして必要とされていることを知る。
葛藤の末「人類に害悪をもたらす可能性は低い」と独自の判断を下してジーペンを見逃した。
そんな唯阿の判断に対して、天津は「君の判断は聞いていない」と怒りを露わにしていた。

第32話では前話で強奪したアサルトウルフプログライズキーに再調整を施し、不破を強制的にアサルトウルフへと変身させる事で不破の頭の中の亡を覚醒させる。
不破からは「遂にZAIAに魂を売ったのか!」と強く非難されるが、アサルトウルフに変身した不破をザイアスペックによってコントロールする事で、ヒューマギアデルモを襲撃させた。
その後の戦闘中では、シンギュラリティに達した亡が不破と同調して天津と闘い、彼と決別する様子を目撃。人間の道具としてではなく自我のある存在として戦う亡の姿に思うところあったのか、ジャッカルレイダーから変身を解除し戦線を自ら離脱していた。

その後、夢を応援する企業として世間に改めて認知され始めた飛電製作所のニュース映像を街で見ながら、何か思うことがあるのかのような様子を見せながらも、一人どこへともなく歩み去った。

天津への反抗

第33話では、天津から「自身に逆らった亡を不破もろとも始末しろ」と命令されるが、同時に不破の戦う動機だった「暴走ヒューマギアに襲われた記憶」自体が天津によって捏造された偽りな記憶であることを聞かされたことで、強く動揺。

「不破!おまえは仮面ライダーになるべきじゃなかった!!」

ランペイジバルカンとの戦闘で不破から半狂乱になりながらベルトを取り外そうとする、夢を語る或人や不破の前に自身の劣等感を否定するのかの如く声を荒げながら現れる等、今までにない程に感情的な行動に出始める。

その後、不破に対し自身の野望のために不破の記憶をチップを用いて改竄した事実を明かし、呆然とする不破を道具呼ばわりして嘲笑うという所業に及ぶ天津を前に、唯阿の怒りはついに頂点に達し…

「わたしに夢はない…。でも信念がある…」
「技術者としての信念が!」

天津「何だと?」

「テクノロジーは、人に寄り添ってこそ意味がある!」

天津「わたしに言っているのか!?」

「アンタは!テクノロジーで人の夢を弄んだ………」

「わたしは………」


「わたしはアンタを絶対に許さない!!」

「変身……!」

天津からの離反をついに決意し、バルキリーに久しぶりに変身。天津が変身したサウザーによるチップからの干渉に苦しみつつも、援護に加わった不破との見事な連携で追い詰める。

天津「お前自身が、テクノロジーに負けるんだ!!」

「知らないのか?『思いはテクノロジーを越える!』…らしいぞ」

「ZAIAをぶっ潰す!!」

最後は不破から聞かされた言葉を口にしつつ必殺の一撃を食らわせ、ついにサウザーと決別したのだった。
撃破後、彼女をなおも従わせようと足掻く天津に対し、「これがわたしの辞表だ」怒りの鉄拳を食らわせ、ZAIAを自ら辞職。彼女を認めたように笑顔を見せる不破を後ろに、その場から去っていった。

第34話では、本編で初めての私服を披露し、滅亡迅雷.netの面々と(一応)結託。
不破に「本当の過去を取り戻す」為に自分についてくる様に言い、強引にデイブレイクタウンまで連れていった。
その後、不破の頭の中のデータから亡を復元させることに成功し、不破の「普通でつまらない」過去と、彼の意外な一面について亡の口から知る事になる。

第36話では(色々な事情により)なぜ滅亡迅雷に協力していたかという理由が判明した。
その理由は、手の届かないところにいるアークを破壊するためであり、アークの破壊は『人類を脅かす危険な存在の排除』という自身の信念と『ZAIAの存在意義を消滅させる』という天津への復讐心を同時に満たすことができる物であった為である。

ただ、仮面ライダーアークゼロに変身したアークの強さは想定外だったようで、迅と共に戦ったものの歯が立たずに圧倒され、アークが直接干渉した事で精神的ダメージを与えられた事で意識を失ってしまう。

咄嗟に助けに入った迅によって病院に搬送された後は意識を取り戻し、アークの強さに対して、破壊するという目的があったとはいえ結果的に滅亡迅雷以上の脅威を復活させてしまったことを後悔している事を或人達に話している。
その後、不破から託されたアイちゃんとの対話を通してこれまで自分が彼にしてきたことを恥ずかしがりつつも謝罪。不破自身もそのことに関しては気にしておらず、互いのわだかまりは解消された。同時にアイちゃんとの対話を経て、その存在を「これはもう道具とは言えないな」と評するなど、それまでヒューマギアを道具としてしかみていなかった彼女の価値観にも変化が起きようとしていた。
その後はまだ安静していないといけない身でありながら退院し状況打開を目指して不破と奔走することになる。

アーク編

本格的に或人側の協力者となる。
第43話では最悪の事態に陥った或人を不破・天津と共に協力して止めようとしたが、変身が出来なくなってしまう。
第44話では、変身出来ずとも自分に出来る事をするために暴徒化したヒューマギアとそれを排除しようとするA.I.M.S.を説得していた。その際に暴動に加わっていたメイド型ヒューマギアに看板で殴打されるが、チェケラの時とは逆にヒューマギアの怒りを受け止めるかのごとく敢えて無抵抗で対応。直後にメイド型ヒューマギアが我に返った様子に安堵していた。

最終話では迅の復活に助力。或人と滅の最終決戦にはボディが間に合わずデータのみだったが、最終的にはボディも復元され、これによって滅の心は救われた形になった。全てが終わった後はA.I.M.S.の新隊長となり、技術顧問として亡を招き入れた。

「人間であれ、ヒューマギアであれ、心の自由は尊重されなくてはならない。
   互いの垣根を越えて自由のために戦う限り、お前達は仮面ライダーだ!」

人間関係

不破との関係

先述の通り、自身の指示をほとんど聞かず、実力行使に走る事の多い不破とは口論が絶え無いが、第8話での仮面ライダー滅との戦いで、彼が重傷を負った際には普段の冷静さをかなぐり捨てて、彼に声を荒らげて呼び掛け続けており、飛電インテリジェンスが二次被害を恐れてヒューマギアをシャットダウンした際には、社長室へ一人猛抗議に出向く等、普段は全く見せなかった「熱さ」を大きく表へ出していた。
この様子から、本心では不破を決して嫌ったり見下したりしている訳では無く、大切な相棒として認識している事が分かる。
また、彼女がZAIAを辞職することになった最後のきっかけこそ、天津によって偽の記憶を植え付けられた事に絶望する不破の姿であった。
その一方で、第34話では亡を解放する為に不破を背後から不意打ちでうなじに手刀を喰らわせて気絶させ、その後も亡が復活するまで何度も不破を気絶させる扱いの荒らさを見せた

或人との関係

或人に対しては「社長さん」と呼び何度かサポート等しているが、数件の例外(後述の「早く(セイネを)廃棄すればこんな事にならなかった」と言う注意、マンモスゼツメライズキーをイズに渡した件)を除いては、自分や不破の利益になるようにやっていると言え、或人自身をどう思っているのかは現状不明。だが、上記のように自分達の勝手で死ぬのかもしれない事は良しとしていないようなので、少なくとも全くどうでも良い訳ではない事は窺える。
第23話では自らが製作した物によって暴走しているメタルクラスタホッパーの変身を不破と共に解除したり、第27話ではまだ安全とは分からない火災現場に取り残されている119之助の所に向かう或人を追いかけたりしている。
また、第42話でイズを失い茫然自失になっている彼に何か声をかけようとしたが、不破に止められ、その場を去る形になってしまった。この不破の気遣いが逆に裏目に出てしまった。それもあってか続く第43話ではザイアの指示に従わず、彼を止めようとしていた。
一方で、何が何でも相手の意志を基本的に聞き入れようとしない天津と違い、或人やヒューマギアの意志を尊重したこともあった為、或人の方も「刃さん」と呼び敵意などは抱いておらず、ある程度の信頼も寄せている。
レイダーとして活動してた時期に何度か交戦しているが、或人はサウザーにするような強力な攻撃をしたことは一度もない。
『テクノロジーは人に寄り添ってこそ』という彼女の信念は実は或人に近しいものがあり、彼女自身は或人が飛電製作所社長として制作に関わったアイちゃんに救われている。

迅との関係

基本的に人類滅亡を目論むテロリスト、もしくは暴走したヒューマギアとしか見ていなかったが、迅からの説得に応じ、不破から亡を解放すると言う目的の為に手を組む事になる。
あくまでも「ヒューマギアに自由を与える」と言う目的を持つ迅の正義観から協力する事には応じたものの、一方で、彼女自身は「テクノロジーは人間に寄り添ってこそ」と言う信念を持っており、人類滅亡を掲げるヒューマギアの集団である滅亡迅雷.netを復活させる事にどう言う思いがあるのかは語られていなかったが、第36話で手の届かない所に存在しているアークを完全に破壊するために協力していた事が判明した。

余談

  • A.I.M.S.や不破の名前を見るに、下の名前(唯阿)の由来は「You are」と思われる。不破を「Who are」とすると、組み合わせる事で「Who are you?」と言う文章も成り立つ。


  • 唯阿を演じる井桁弘恵氏は早稲田大学出身であり、不破役の岡田氏と同じ大学である。
    • また、前作の2号ライダー・ゲイツを演じた押田岳氏と同じ学部である。

  • 上述通り、指示を聞かない不破に頭を悩ませているが、当の本人も彼の熱意に感化なり呆れ果てて不本意ながらでも許可を下ろすなり、こじ開けても誤作動しない様に細工するなりすれば良いだろうが、何故かその様な素振りは(現時点で本編を見る限りは)見られず、見る人が見れば「口でああ言う割には現状を黙認している」と言われても仕方のない様な言動しかとっていない。バンダイのYouTubeチャンネル(と、東映特撮YouTubeのチャンネル)にアップロードされたプレミアムバンダイ限定商品のPVにて「唯阿がウルフプログライズキーに空けにくい様な細工をした」くだりがネタにされている


※また、タイトルが異なるだけのほぼ同内容の動画が東映特撮YouTubeチャンネルにもアップロードされている。

  • 第3話にてお寿司をとても美味しそうに食べているため、pixivでも「唯阿といえばお寿司」という風潮が一部で見られ、公式側もそのネタを関連商品(例:上記の動画のAIMSなりきりセット)に取り入れたりしている。

  • 唯阿がバルキリー変身する際にプログライズキーを手のひらで回す動きだが、前述のなりきりセットではどうやらプログライズキーを何回転までまわせるかチャレンジしているようで、意識が飛びかけるまで回し続けるというもはや奇行としか言いようがないネタを公式が提供してしまっている(不破も不破で、ライズキーをこじ開ける奇行を見せるためこのコンビはどこかしら波長が合うのかもしれない。)

  • 実は映画特別に変身したなどといった条件を除けば本編で命を落とすことのなかった本編における正式な女性ライダーとしては稲森真由に続いて2人目(ある意味専用ではあるが素体は量産型ライダーと全く同じである西馬ニコを含めた場合は唯阿は3人目)となる。本編終了後に登場する女性ライダーとしてはなでしこマリカポッピーツクヨミなどがいるが、唯阿と真由以外は全員一度は何らかの理由で命を落としており神の策略により死者の世界で呼び出されたマリカ以外は何らかの形で蘇っている。因みにライドプレイヤーニコに関しては本編終了後の物語では一切変身していない。

関連タグ

仮面ライダーゼロワン 仮面ライダーバルキリー ファイティングジャッカルレイダー
A.I.M.S. 不破諫 絶対に許さない
ZAIAエンタープライズ 天津垓 井桁弘恵

不破刃:不破諫とのカップリング・・・と見せかけた合体事故

不破と刃



湊耀子/仮面ライダーマリカ・・・ワンマンな上司の秘書である女子ライダー繋がり。こちらも途中で上司を見限ったものの、自分の信念を見つめ直し最後まで生き残った唯阿と違い、主と認めた者に仕える生き方を捨てられなかった事が原因で最終的に破滅した。

ウォズ刃唯阿富加宮賢人














































本編終了後のネタバレ注意


























『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』

「流石はアーク…一筋縄では行かないな…」

本編後と劇場版の間に起こった出来事
本編後同様バルキリーには変身出来ないままだったが、サウザー課が或人からゼロツープログライズキーを預かり、ゼアを介してショットライザーのチップのデータを復元したため、再びバルキリーに変身できるようになり、アークゼロワン率いる「暗殺亡雷.net」との決戦に挑む。
不破「サウザー課長に一応、礼を言っておくよ」
天津「礼?君が?」
不破「これで俺はまだまだ仮面ライダーでいられる…夢を追いかけていられる…」
「私からも、A.I.M.S.を率いていく力を取り戻せた」
全てが終わった後は、再び変身が可能な状態に戻してくれた天津に対して、不破と共にお礼を言ったため、天津からは驚かれる。

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