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「それなら、俺は今ここでお前の道を終わらせるだけだ!」

この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。消えてもらう!」


演:押田岳


変身する仮面ライダー

仮面ライダーゲイツ


概要編集

仮面ライダージオウ』に登場する2068年からやってきた青年。18歳。

ジクウドライバーを用いて、仮面ライダーゲイツに変身する。

元々はレジスタンスとしてオーマジオウと戦っていたが、その凄まじい力の前にレジスタンスの部隊はほぼ壊滅。その為、魔王として覚醒する前の常磐ソウゴを倒そうと、彼の命を狙って2018年の世界に姿を現した。

しかし、同じ世界からやってきたツクヨミに説得され、彼女の提案に渋々了承。しばらくの間は監視も兼ねてソウゴと共に行動する事にし、ツクヨミと共にクジゴジ堂の二階に入居して、ソウゴと同じく光ヶ森高校に通うことになる(学生のフリをしているだけで、実際に入学している訳ではない)。


容姿編集

学生服であろうと常にハーネスを着用し、平時からゲイツ・バイクライドウォッチをセットしたライドウォッチホルダーを左腕に装着している。

これを見た人物が自身の持つライドウォッチとの関連性に気付き、ライドウォッチを譲渡されるきっかけになる事も多い。

学校には常磐順一郎の手作り弁当をハーネスの真ん中にぶら下げるという何とも大胆な持ち運び方法を取っていた。これが2068年スタイルなのだろうか?


人物像編集

基本的にクール。無愛想な言動が目立ち、ほとんど笑顔も見せる事がない(それだけに、EP28のとある場面でソウゴと共に大笑いしたシーンはとても印象深いものになっている)。

ツクヨミと違って、「馴れ合う気はない」という理由でソウゴのことは最終回まで「ジオウ」としか呼んでいない(ただゲーム『クライマックススクランブルジオウ』では何故か普通にソウゴ呼びである)。

しかし、一度は目的優先でアナザーライダーを無視しようとするも、悲鳴を上げる一般人を見捨てられず結局は戦いを仕掛けたり、戦死した仲間に対して涙を流す等の描写があり、最悪の未来を変えるという使命感ゆえに自分を厳しく律しているだけで、根は心優しい普通の若者である模様。


当初はソウゴを倒すべき敵としか認識しておらず、「お前を消したくてウズウズしてる」と耳打ちしたり、「バターナイフ取って」と言われて、トーストを串刺しにして壁に突き刺さるほどの勢いで投げつける等、敵意を剥き出しにしていた。

しかし必要とあらば、多少煽ることこそあれど文句一つ言わずに共闘する(それどころか「行くぞ」と自分から共闘を呼び掛けたことさえある)、困っている彼に助言する、そのことを感謝されると狼狽して否定するなど、所々でツンデレを匂わせる面もある。上の言葉通り現代のソウゴには恨みがない為、冷徹になりきれていないと言える。


ソウゴを倒しに来たと直接本人に告げたにもかかわらず、そんな自分達を信じてライドウォッチを託したり頼み事をしたり、自らの命運さえも託そうとしている彼の言動には戸惑っている。ゲイツ自身も、まだ何も知らず世界に影響を与えるような行動を取ってもいないソウゴを一方的に抹殺する事には躊躇いを感じており、ビルドライドウォッチを奪って使用した後、それがジオウの強化に繋がる(オーマジオウへと近づく)事を認識しているにもかかわらず律儀に返却するなど、2018年時点でのソウゴとどう接すればいいか決めかねている様子も見られた。しかしアナザーウィザードの一件でのソウゴの飛びぬけた行動力を目にして以降は、彼に対して単純な敵意のみならず一種の畏敬の念も覚えるようになった。


少なくともソウゴよりは頭がいいようで、ドイツ語を読める、ビルドアーマー時の数式が本家同様のちゃんとした数式かつ放物線のグラフ、といった描写がある。また、エグゼイドアーマーのエフェクトもジオウとは違い、ちゃんとアルファベットの「HIT!」で表示されている。もしかしたらゲームも得意なのかもしれない。

ただし、どちらかと言えば短絡的思考タイプで、事件の解決の際には「アナザーライダーを倒せば全て解決する」と実力行使に走ることが多く、アナザーライダーの変身者の事情を根本から解決して救おうとするソウゴとは度々衝突していた。前述の通り、勉強は苦手だが機転が利いて察しの良いソウゴとは対照的とも言える。


また、本人達は至って真面目なのだが、学校にいる際には先回りして男子トイレの個室で待ち伏せするなど、ツクヨミ共々ストーカーレベルでソウゴにつきまとっており、そのシュールな姿をネタにされることもある。直情さ故か、ソロでも時折突拍子もない行動に走ることもあり、未知のアナザーライダーの情報を得るために(留年の危機につき、寝ずの勉強をしている)ソウゴを快眠作用のあるラベンダーを室内に大量に持ち込んで寝かしつけようとしたこともあった。

更にEP27でソウゴとLINEのようなアプリでやり取りを行っていることも判明した。


一方、ソウゴを魔王に仕立て上げようとするウォズ黒ウォズ)に対しては、EP04で同じ空間にいたにもかかわらず全く眼中になかったが、EP07で元仲間である事、EP29で上司と部下の関係(ウォズが隊長)であったことが判明。スウォルツの攻撃からゲイツを守り、魔王の為に再度仲間になる事を言われるがその魔王に仲間を殺されたゲイツは断固拒否する。

EP28の終盤でウォズがクジゴジ堂に厄介になることになり、彼と相部屋になることが決まった際にはお互いにとても嫌そうな表情をしていた


また、仮面ライダーウィザード仮面ライダーアギト仮面ライダーゴーストの存在を知っていることから過去のライダーについてもある程度は知っているようだが、仮面ライダーディケイドアギトを仮面ライダーアギトと勘違いするなど、仮面ライダーディケイド仮面ライダーゲンムといった本来の変身者サブライダーとその変身者の事まで詳しく知っているわけではない様子。

これらのことから、アナザーライダーが誕生せず、各平成ライダーの歴史の後、2019年にオーマジオウが生まれた時間軸から来た模様。


こんなゲイツだが、意外な弱点として心霊現象の類が苦手。

おまけにその苦手ぶりが尋常ではなく、ハイパーバトルDVDでは完全にキャラ崩壊を起こしてビビりまくっていたばかりか、恐怖心にゴーストライドウォッチが反応し「ビビルライドウォッチ」に変化した。

一応TV本編内でゴーストアーマーを最初に使ったのも、アナザーゴーストディケイドゴーストと対峙したのもゲイツなのだが、ゴーストの力やゴーストを模したライダーはゲイツの中で心霊現象にカウントされていないのだろうか?(でもその割には本編ではアナザーゴーストに対しては特にこれと言った反応はしなかったのにDVDだとアナザーゴーストと他二体のアナザーライダー相手にビビり散らかしてたのはどう言うことだろうか……)

ちなみにDVDのみの設定と言うわけではないらしく、劇場版で『ドライブ』面子と対面した際にこれを思わせる反応を見せていた。


序盤の動向編集

EP09「ゲンムマスター2016」編集

檀黎斗王ことアナザーオーズの軍門に下ったソウゴが「魔王に近付こうとしている」と判断し、彼に戦いを挑むも敗北してしまった。


EP10「タカとトラとバッタ2010」編集

ソウゴと袂を分かち、クジゴジ堂を出て行ってしまう。もっとも、第9話でのソウゴの行動は檀黎斗王を反面教師とするための行動であり、ゲイツもそれを理解してはいるのだが、彼に戦いを挑んだことで後戻りできなくなったと感じているらしい節があり、この時代に来た目的を自分に言い聞かせるように口にしつつクジゴジ堂を後にしている。


EP11「ジオウ・オン・パレード2018」編集

スウォルツオーラと接触。2人から共にオーマジオウを倒さないかと提案されるも、ゲイツは「好き勝手に未来を作り替えようとするお前等とは違う」と拒否する(オーラからは「未来を作り替えようとしてる時点で同じよ」と言い返されてしまったが)。その後はアナザー鎧武によってヘルヘイムの森に送られてしまい、そこで同じくヘルヘイムに送られ5年間も彷徨っていた駆紋戒斗と対面する。


EP12「オレ×オレのステージ2013」編集

運命を変える覚悟があるかどうかを戒斗に試され、覚悟を決めたゲイツはヘルヘイムから脱出。ヘルヘイムに放り込まれていた鎧武ライドウォッチをジオウに送り届ける。

その後、唐揚げ用の鶏肉を手に、あくまでも「ジオウを倒す」という己のスタンスは曲げないままながらも、再びクジゴジ堂へと戻って来るのだった。

しかしその一方で、ウォズが手にする「逢魔降臨暦」には今まで載っていなかったはずのゲイツの名前が刻まれており、その事にウォズは驚きを隠せないでいた。


EP13「ゴーストハンター2018」編集

通りすがりの仮面ライダーからの妨害の末、ソウゴがアナザーゴーストによって体と魂が分離する事態に陥り、ソウゴが死んだと思ってかツクヨミと共に動揺する。


EP14「Go!Go!ゴースト2015」編集

「アナザーゴーストを倒せばジオウは元に戻る」と判断、ジオウを助けるようにアナザーゴーストを追いかけるも、その先で再びディケイドの妨害に遭い、ディケイドゴーストによってゴーストライドウォッチが失われてしまう。しかしその際、代わりに手に入れたとあるライドウォッチをジオウに渡すなど、ジオウがオーマジオウにならないかどうかを見定めようとしていた。


EP15「バック・トゥ・2068」編集

朝食前に寝起きのソウゴにフランスパンを突きつけつつ「今からでも遅くはない。ベルトを捨てろ」と忠告する。しかし、現代に現れた複数のダイマジーン、更にオーマジオウの兵士であるカッシーンが未来からやって来た事で、ソウゴがいずれオーマジオウになると確信。いつしかソウゴに情が移って最低最悪の魔王になるとは思えなくなっていて、彼にベルトを捨てさせて未来を変えようとした自分の甘さを自覚し、改めてジオウを倒すと宣言する。しかしソウゴは、門矢士によって2068年の未来に送られ、オーマジオウとなった自分と対面し、「最悪の未来を変えたければベルトを捨てろ」と究極の決断を迫られていた……。


EP16「フォーエバー・キング2018」編集

カッシーンの猛攻で絶体絶命に陥るも、未来から帰還したソウゴはジクウドライバーの放棄を宣言。驚きながらも、言われるがままジクウドライバーを破壊し、オーマジオウを消滅させる。同時にカッシーンも機能停止し、辛くも難を逃れた。

その結果に忸怩たるものを感じつつ、未来へ帰還しようとするも、タイムジャッカーに操られたカッシーンがソウゴを殺害しようとするのをツクヨミが発見。引き返してカッシーンに挑みかかるも、そこへタイムジャッカー側についたディケイドが現れ、2対1では勝負にならず、変身解除まで追い込まれる。

ソウゴに自分のジクウドライバーを渡し、「あいつらに好き勝手やらせるつもりか!」と変身を訴え、魔王となることへの恐怖から拒絶するソウゴに「お前は最高最善の魔王になると俺に言った。だったら問題ない!最低最悪の魔王になったら、俺が倒してやる!…必ずな。」と檄を飛ばして、ソウゴの決心を促す。そしてウォズが用意した予備のベルトを、ジオウがウールから取り戻し、それを受け取って再び変身。ジオウと共にディケイド、カッシーン、ウール、オーラを退けた。



中盤の動向編集

EP17「ハッピーニューウォズ2019」編集

本来のゲイツやツクヨミ、ウォズが存在していた時間軸とは異なる未来から来たウォズ(通称「白ウォズ」)が新たに登場。彼はゲイツのことを「我が救世主」と呼んでいる。

白ウォズのいた未来では、ゲイツリバイブなる存在となり、「オーマの日」にてゲイツがオーマジオウを倒したためオーマジオウがいない世界となっていると語られている。


白ウォズは、ゲイツを救世主ゲイツリバイブへ進化させる為に行動を開始。

その中で、“慈悲なき選択”を迫られる死を覚悟する力を手にすることへの躊躇が最悪の事態を引き起こしてしまう(この事態はソウゴによって回避された)など、数々の試練がゲイツに降りかかった。


EP24「ベスト・フレンド2121」編集

シノビクイズキカイミライドウォッチが集まった事で遂にゲイツリバイブライドウォッチが完成。白ウォズからゲイツの手に渡った。


EP25「アナザージオウ2019」編集

かつてのアナザーライダー変身者がアナザーライダーに続々と襲われる事件が発生、その際に加古川飛流の存在を知る。ゲイツリバイブライドウォッチを使えばどんなアナザーライダーも倒せると白ウォズは言うが、そのウォッチは魔王=ジオウを倒す思いがなければ起動しないとも告げる。飛流のことを調べ始めたツクヨミから、ソウゴの両親は10年前に亡くなっていること、ソウゴと飛流は同じバスツアーで起こった事故の生還者という事実を知らされる。


その後、ジオウが飛流の変身したアナザー鎧武と交戦している所へ、白ウォズの変身する仮面ライダーウォズと共に乱入し交戦するが、アナザーゴーストへ変身した飛流に圧倒される。そこでゲイツはゲイツリバイブライドウォッチを起動しようとするも、覚悟が決まっていなかった為にウォッチは反応しなかった。それを見た飛流はアナザージオウへと変身し、2人を変身解除させた。


EP26「ゲイツリバイブ!2019」編集

ゲイツリバイブライドウォッチを起動出来なかったことを白ウォズに指摘され、「牙を抜かれた獣」と言われてしまう。その後、2009年へ行ったツクヨミと情報を交換する。ソウゴの力に恐怖心を覚え、ゲイツリバイブへの進化を望んでいたツクヨミにも残念がられてしまう。直後に敵ながらも未来への不安を見せたウールと合った後、事件当日に行ったというツクヨミを追いかける。


そこでゲイツは、暴走するバスの中でソウゴの名を叫びながら、幼少期の彼に向かって発砲するツクヨミの姿を目撃する。そしてバスはツクヨミを乗せたまま爆風に包み込まれた。自分が変身出来なかった為に、ツクヨミは幼いソウゴを襲い、そのまま事故に巻き込まれてしまった……。

この一部始終を見たゲイツは呆然としたが、このツクヨミの姿を前に覚悟を決める。


そして、ジオウⅡと交戦するアナザージオウに向かって、自分の手が怪我をするほどのパンチを仕掛けて乱入。常磐ソウゴは俺の倒す相手だという飛流に、冷ややかに言い放つ。


「違うな。ジオウを倒すのはお前じゃない……俺の使命だ」


ゲイツの覚悟に応えるように、ゲイツリバイブライドウォッチが遂に起動し、ゲイツリバイブ剛烈への変身を果たす。その力と防御力でアナザージオウを圧倒し、スウォルツが介入したことでアナザージオウは取り逃がすが、すかさず本当に戦うべき相手であるジオウと戦闘を開始。ジオウⅡの未来視もゲイツリバイブ疾風で完封するという圧倒的なスピードを見せつけた。


EP27「すべてのはじまり2009」編集

お互いの必殺技をぶつけ合った後も戦闘を続行しようとするゲイツを黒ウォズが制止し、ゲイツを連れてその場から移動。邪魔された事を怒るゲイツだったが、その際にゲイツの目から血が流れる。黒ウォズはゲイツリバイブの力は命を削るというリスクを明かし、危険性を指摘する。

それでも、この時代に来た時からこの道しかないと語るゲイツ。これに加えて黒ウォズから「ゲイツはソウゴとの友情を感じている」と指摘されるも、前回目撃したツクヨミの行動と結末に触れながら、やはりジオウを倒すのは自分の使命だと語り、ゲイツリバイブ剛烈へ変身。生身の黒ウォズへ襲いかかる。黒ウォズの攻撃を物ともせず、更には逃走する黒ウォズを疾風にフォームチェンジする事で難なく追いつき、黒ウォズを斬りつけてからその場を後にする。

その後に現れた白ウォズに対しては「お前の救世主になるつもりはない」と語っている。


ジオウの元へ向かう最中、「ソウゴを倒すのは俺だ」と告げた飛流がアナザージオウに変身し立ち塞がるが、ゲイツリバイブ疾風であっさりと返り討ちにする。その副作用で今度は耳から血が流れるも、それでもゲイツは歩みを止めなかった。

すると今度は再び黒ウォズが現れる。ウールと協力し、白ウォズから仮面ライダーウォズの力を奪っていた黒ウォズはゲイツの目の前で変身。ゲイツに戦いを挑む。


EP28「オレたちのゴール2019」編集

ゲイツリバイブの力にものを言わせて仮面ライダーウォズすらも圧倒するゲイツだが、長期戦に持ち込まれたことで反動が限界に達し、自滅する形で変身解除。

それでも「ジオウとの約束を破る訳にはいかない」とジオウの撃破を諦めず、決着をつけるべくソウゴを呼び出した。


そのソウゴは(順一郎の説教を受けた後に)即座に応じてクジゴジ堂を飛び出したが、飛流率いるアナザーライダー軍団の待ち伏せを受け、ボロボロになりながらもこれを振り切ってゲイツと再会、彼と対峙する。


しかしウォズの指摘通り、ゲイツはソウゴに友情を感じていた上、ゲイツリバイブとなったのはツクヨミの意志に報いるためであって、ソウゴが本当にオーマジオウとなるのかどうかについては全く結論が出ていなかった

そのことに対する答えが出る前に追いついてきた飛流がアナザージオウに変身してソウゴに襲い掛かるが、割り込んだゲイツはソウゴを庇い、ついに自身の本音を叩き付ける。


「こいつが魔王になるだと? そんな訳があるか! こいつは誰より優しく、誰より頼りになる男だ!! そして、俺の友達だ...!」


これまで見てきた常磐ソウゴという青年が、彼のままである限り、決してあの魔王にはならない。そう確信したゲイツは、アナザーライダー軍団を相手にソウゴと共闘、アーマータイムを駆使したコンビネーションで軍団を殲滅。

アナザージオウに対しては、ジオウⅡの未来予知に対してアナザージオウも未来予知で対抗してきたが、それに対して未来予知を上回る速度で行動できるゲイツリバイブ疾風の力を駆使することで妨害に成功。不意打ちを防がれたアナザージオウをゲイツリバイブ剛烈のパワーで投げ飛ばし、そこにジオウⅡのキングギリギリスラッシュを叩き込むという連携を決めて勝利した。


飛流が去った後、改めて決着をつけようとする二人だが、そこにちょうど士によって救出され、「オーマの日」から送り帰されたツクヨミが帰還。

それによりソウゴと戦う理由がなくなった為、思わず揃って笑い出した二人は、結局そのままクジゴジ堂に帰還する。


「あいつは魔王になどならない。俺達がさせない」


ソウゴが仮面ライダージオウである限り、いずれ必ずオーマジオウと向かい合う日は来る。

その時、魔王となった彼と対するのではなく、仮面ライダーである彼と共に魔王と戦うために、ゲイツとツクヨミは決意を新たにするのだった。


ゲイツリバイブについてはその後、ジオウトリニティの登場により反動ダメージをある程度フォローすることが可能となったが、ゲイツ自身もこの反動については気にしているらしく、第33話ではトレーニングに励んで反動の軽減を試みていた。


EP29「ブレイド・ジョーカー!?2019」編集

クジゴジ堂にてソウゴ、ツクヨミ、そして黒ウォズとともに朝食をとっていたが、その朝食を作ったのは一同の知らない人物だった。その人物が出ていった後、ソウゴがライドウォッチが全て盗まれていることに気づき、ゲイツとソウゴは彼を追いかける。


ウォズから、その男は仮面ライダーディエンドだと聞かされる。2人はウォッチを奪い返すようにウォズに要請し、ウォズと海東大樹は変身し戦闘に入る。

その結果、ウォズはゲイツライドウォッチとジオウll、ゲイツリバイブのウォッチ以外のウォッチを奪い返すことに成功する。

ゲイツは何故自分のウォッチを奪い返さなかったと問い詰めるが、ウォズは「何故君の言うことを聞かなければならないんだ?昔は君が私の指示に従っていたのに」と返し、これにゲイツは、昔の話をこの時代に持ち込むなと憤慨していた。


そんな中、ツクヨミからアナザーライダーが現れたと知らせを受け、現場に急行。ウォズによれば、あれはアナザーブレイドだと言う。仲の悪い2人を見ていたソウゴは、多少強引にでも2人の中を良くする為に、ゲイツと黒ウォズの2人でディエンドを探すようにと指示。やはりというか、2人はかなり嫌そうだった。


かなり距離を開けて歩いていた2人だったが、黒ウォズは白ウォズの未来ノートによってディエンドの元へ導びかれてしまう。追いかけた先で黒ウォズとディエンドが交戦する中、ゲイツは白ウォズと再会する。白ウォズは今一度ゲイツを救世主へ導こうとするが、やはりゲイツはきっぱりと断る。

それを聞き、「私の望む未来が訪れないのなら、世界を破滅させるしかない」不穏な発言をした白ウォズを見送る。

フューチャーリングシノビの活躍でウォッチを奪い返すチャンスが訪れるも、何を思ったかゲイツはこれを傍観。その後、召喚されたアクセルバースの攻撃とディエンドの必殺技を受け倒れてしまうが、これは黒ウォズの作戦であり、ゲイツもこれを理解していた上での行動だった。それでも、黒ウォズはゲイツを囮にすることを考えていたようだったが。

ゲイツはウォッチを取り返して変身し、黒ウォズと共闘する。


EP30「2019:トリニティはじめました!」編集

ジオウllとゲイツリバイブのウォッチも取り返そうとするが、既にその二つは白ウォズの手に渡っていたことを告げられ、ディエンドもアタックライドブラストを使い撤退する。

その後、ソウゴとツクヨミが出会った剣崎一真から、2人のジョーカーとバトルファイトについて、アナザーブレイドである栗原天音のことを聞かされ、ここで白ウォズの思惑に気づく。


白ウォズを問い詰めると、やはり彼は世界を滅ぼそうとしていた。そこで白ウォズは三度ゲイツに救世主にならないかと問うが、ゲイツは平然と言い放つ。

「俺は今のジオウがどんな未来を創り出すかが楽しみになっている」

「それは、俺自身の未来でもある」

こうして、ゲイツは白ウォズから完全に離反したのだった。


一同は世界の破滅を防ぐ為、天音と関係している相川始の捜索を開始。始の居場所を見つけるが、そこに白ウォズが立ち塞がる。その直後、アナザーブレイドは剣崎と始からジョーカーの力を奪う。これにより、ジョーカーが地上に1人というバトルファイト終了の条件が揃ってしまい、統制者が出現。世界の破滅が始まってしまう。白ウォズの相手は名乗り出たソウゴに任せ、黒ウォズとゲイツは奥へ向かう。


直後アナザーブレイドの放った衝撃波により共に吹っ飛ばされるも、世界が滅ぶかもしれないという危機的な状況の中、ゲイツは黒ウォズに言う。


ゲイツ「俺はお前が気にくわん。しかしいつまでも過去にこだわる自分も気にくわん」

「だから、ジオウと共に、まだ知らない未来を創るのも悪くない。奴と俺たちとでな。お前も見てみたくはないか?」


黒ウォズ「確かに…興味深くは、ある…!」


黒ウォズもこれに感化され、未来を守る為にゲイツとともにアナザーブレイドに立ち向かう。

その後、追いついたジオウがゲイツとウォズを巻き込んでジオウトリニティに変身。ジオウトリニティの活躍によってアナザーブレイドは撃破され、3人は世界の破滅を阻止することに成功した。


こうして、歴史の大きな転換点であった「オーマの日」は、「オーマジオウが誕生せず、ゲイツリバイブも救世主とならない」という全く新しい形で迎えられることとなり、救世主ゲイツリバイブが存在していた未来は立ち行かなくなり、白ウォズは消滅していった。(詳しい状況は白ウォズの項を参照)

それでも、同話のラストでオーマジオウが登場したことから、ソウゴがオーマジオウとなる未来はまだ存在しているようである。


終盤の動向編集

EP44「2019:アクアのよびごえ」編集

ツクヨミとゲイツを迎えに来たという湊ミハルと出会う。ミハルはゲイツたちが過去を変えようとしているのは間違いだと断言し、「それはスウォルツと何も変わらない」「常磐ソウゴが最低最悪の魔王になった未来から来た2人がここにいること自体がその未来を招く」と説く。

それを受け入れられず怒るゲイツ。

同じ頃、ツクヨミもまた、士から「お前がここにいること自体が、時空の歪みそのもの」「お前はこの世界にいちゃいけないんだ」と告げられ呆然としていた。


そんな中、ウールとオーラがクジゴジ堂を訪れ、追っ手から匿ってほしいと懇願される。当然ゲイツは「今まで散々敵対していながら虫が良過ぎる」と早々に追い出そうとしたが、ソウゴの一存により2人をクジゴジ堂に入れることに。

ソウゴは彼らの、彼らなりに未来を変えようとしていたという所に理解を示しており、ソウゴがウールを受け入れる姿勢にゲイツも動揺の色を見せる。


翌日、クジゴジ堂からオーラが姿を消してしまい、街に探しに行ったウールはまたもアナザードライブに襲われてしまう。そこにミハルが仮面ライダーアクアに変身し立ち向かった。その後ジオウとゲイツも合流し、アナザードライブの相手を引き受けるとこれを撃破。しかし、その爆炎から現れたのはなんとオーラだった。一同は驚きを隠せなかったが、そこにスウォルツまでもが現れた。


彼はジオウ達のアナザージオウⅡとの戦いの最中に、士から仮面ライダーディケイドの力を奪うことでアナザーディケイドウォッチを生成しており、それを使いアナザーディケイドに変身。オーロラカーテンを用いてジオウとゲイツをワープさせるなり、爆破能力や最大の武器であるダークライダーの召喚を駆使し、ジオウとゲイツを圧倒する。


EP45「2019:エターナル・パーティ」編集

駆けつけたウォズによって辛くも離脱。戻るなりゲイツはウールが自分たちを騙していたと怒り、知らなかったと言うウールの言葉も聞かずに彼を追い出してしまう。

これにはソウゴも苦言を呈するが「人は簡単には変わらない」「どこまでいっても、敵は敵」と返し、(この時かなり苛立っていたこともあるが)あろうことかソウゴに対し「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!!」とまで言い放ってしまう。

流石のソウゴもこれには気落ちして1人ゲイツから離れていった。


クジゴジ堂に戻ったゲイツは、既にミハルと会っていたツクヨミから「オーマジオウのいる未来から来た2人がいるとその未来が確定してしまう」という事実を聞く。ゲイツもミハルが言うことは正しいと判断し、ツクヨミと元の時代に帰ろうとするが、やって来たミハルから「ツクヨミとゲイツは住んでる時代の時間軸が違うから一緒には居られない」と告げられる。それを聞いたゲイツは、ただ1人クジゴジ堂を後にした。


その後アナザードライブと戦うウォズに疾風で加勢。助けてくれるのかと聞いたウールには「お前に助けられっぱなしも癪なんでな」と返した。

しかしその後、士によりアナザーワールドかた帰還させられたソウゴ、ウォズと共にウールがオーラに殺され、時間停止の力を奪われる様を目撃。この状況で「私以上に私」と大笑いしたアナザードライブにソウゴは激昂。怒りのままグランドジオウの拳を打ち付けるソウゴを見て、ゲイツはその場を離れる。


同じ頃、ミハルとツクヨミは彼女の力をスウォルツから取り戻そうと独自に行動しており、その中でツクヨミはアナザーディケイドに追い詰められてしまうが、ゲイツが駆けつける。しかし、スウォルツの標的はゲイツであったようで、隙を突かれたゲイツはアナザーワールドに閉じ込められてしまう。

そしてそのアナザーワールドから入れ替わるかのように現れたのは、なんとオーマの日に消滅した筈の白ウォズだった。


EP46「2019:オペレーション・ウォズ」編集

白ウォズがゲイツを救うべく提案した作戦が進み、白ウォズによってアナザーワールドへと送りこまれるウォズとツクヨミ。


そこで2人が見たものは、


「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!!


……だが俺は、そんな時代から逃げ、この時代に来た


帰らなきゃいけないのはわかっている……


でも俺は、この時代で生きていきたいんだ!


お前と一緒に!新しい未来を作っていきたいんだよ!!」


と、本心をソウゴに暴露し、その時間を延々と繰り返すゲイツの姿だった。


その後、ソウゴが仮面ライダーエターナルの必殺技を受け止めるためにジオウトリニティのウォッチを起動した事でそちらに招集され、ジオウとウォズがゲイツの元(アナザーワールド内)へ行くという変則的なプロセスでジオウトリニティに変身。一緒にアナザーワールドに突入したエターナルの必殺技をアナザーワールドにぶつけることでこれを破壊することに成功する。


アナザーワールドが破壊されたことで、そこから出てきた白ウォズは消滅し始めてしまう。消滅の間際にスウォルツに関する情報を渡そうとしたが、口封じとばかりにアナザーディケイドの放った攻撃を受けてしまい、早々に消滅させられてしまった。

アナザーワールド消滅後はウォズと共にダークライダー達を殲滅。その後、スウォルツが一見バラバラに人を襲っているように見せかけていたのが、実はソウゴに接触した人間を優先して襲って回っていた事に気付く。


ジオウトリニティの力を誰よりも信じていた白ウォズだったからこそ、このようなゲイツ救出作戦を立て、実行に移すことができた。


ゲイツ「白ウォズに感謝だな」


黒ウォズ「その言葉、彼にも伝えてやりたかったね...」


EP47「2019:きえるウォッチ」編集

ライドウォッチの破損により世界中に怪人達が溢れる中、突然現れたチェイス魔進チェイサーと戦うが、彼の「仮面ライダーは敵」という言動に対し、彼を友として蘇らせようと尽力し続けている詩島剛仮面ライダーマッハの存在を突き付け、


「存在しないはずの仮面ライダーが何故敵になる!?」


という致命的な矛盾を示し、彼が混乱している隙に他の怪人軍団を倒すためにその場を後にした。

しかしウォッチが次々と破損したことで街中、そして空一面に出現した怪人と怪物軍団の数に圧倒され……。


EP48『2068:オーマ・タイム』編集

ライドウォッチの破損に伴い、ジオウの世界は滅びに向かいつつあるなか、全てを解決するためにソウゴ達と門矢士の提案した作戦に乗る。

そしてディケイドと共にアナザーディケイド率いる怪人軍団と戦闘に入り、ツクヨミこそが世界を救う鍵であることを告げ、逆上したアナザーディケイドに迫られるが、ジオウトリニティの召喚により2068年に呼び出され、共にオーマジオウと対決する。しかし、オーマジオウがソウゴが犠牲となるという真実を明かしてしまい、それにウォズ共々驚愕し問い詰めようとするも、真意を聞かせまいと意図的にジオウトリニティを解除したソウゴによってウォズと共に2019年に戻される。


そして、ツクヨミをアナザーディケイドから庇い致命傷を負ったチェイスの今際の間に駆けつけ、彼に友がいたことを伝えその最後を看取った。


LAST『2019:アポカリプス』編集

士の作戦でソウゴ達と共にツクヨミを仮面ライダーツクヨミに変身させるが、ツクヨミが裏切ってスウォルツ側に着いてしまったため、一旦その場を離れる。


そして順一郎が修理したしたことで復活したグランドジオウとアナザーディケイド率いるボス怪人軍団との戦いで、痛恨の一撃を喰らい変身解除したソウゴにアナザーディケイドがとどめの一撃を放ったところにゲイツリバイブ疾風で駆けつけ、ソウゴを庇い致命傷を負ってしまう。

(奇妙にも、EP48にて、看取ったチェイスの本来の最期と重なる部分がある。その後、剛は友情がきっかけでパワーアップした一方で、ソウゴは孤独がきっかけでパワーアップしたと、どちらも、友の死が敵を倒す為のパワーアップに必要な事柄だったが、その理由は真逆となった。)


号泣するソウゴに対し、その命が尽きようとしている中、力を振り絞るように語りかけた。


「オーマジオウになれ……『時の王者』に……お前なら、最高最善の魔王になれる……」


「幸せだったぞ、この時代に来て……ソウゴ…お前の仲間に…友になれて…」


今まで『オーマジオウにさせない』という決意を胸に戦ってきたゲイツ。彼は最期にソウゴを『オーマジオウにさせる』道を選び、彼の腕の中で息絶えたのだった。

そしてソウゴの腰にある、かつてはゲイツのものだったジクウドライバーは、その最後の想いを汲み取ったように禍々しい光に包まれ、ソウゴは仮面ライダーオーマジオウに変身した。


全てが終わり、ソウゴがオーマジオウの破壊と創造の力で融合した世界を再度分離し、歴史をいちから作り直したことにより、時間はEP1の2018年9月に戻った。そこにはソウゴの同級生として柔道部の格好をしたゲイツとツクヨミ、ウールとオーラが存在していた。

ライダーとしての力と記憶は失われたが、安らかな平和とまだ見ぬ未來が、確かにそこにはあったのだった。


学生証によると、名前は「明光院景都(みょうこういん けいと)」。


これからが仮面ライダーゲイツの真の物語の始まりである。

映画での活躍編集

平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER編集

本作の世界におけるとあるギミックの影響により、それまでは他のレジェンドライダーのそれを見る側だったソウゴらジオウ組にも「ライダー記憶の喪失&バックボーン改変」の事態が発生したのだが、ゲイツの場合はその影響により時計屋から喫茶店「モジモジ堂」に変貌したクジゴジ堂の客席のひとつに教科書や参考書を山と積み上げ、受験へ向けて必死に勉強するですます喋りのガリ勉高校生になっていた。本編での姿を考えるとギャグレベルの変わりぶりではあるが、これも「もしもライダーにならず、その原因となったオーマジオウとの戦いとも縁のない平和な世界でゲイツが育ってきたら」という、明光院ゲイツ本来の気性の表れなのかもしれない。ちなみに記憶改変以前にも、記憶を失ったツクヨミ(および彼女に起こった出来事)に対してキャラ崩壊レベルの反応を示していた。


劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer編集

突如長篠合戦図屏風に変身した自身とタイムマジーンが現れたことに大きく動揺、クリム・スタインベルトに助けを求められたこともあってソウゴ達と共に戦国時代にタイムスリップする。


そこで本物の織田信長牛三クララ・スタインベルトと出会うが、信長によって勝手に影武者に仕立て上げられてしまう。

そうこうしているうちにクララを殺そうとする仮面ライダーザモナスと彼に焚き付けれた武田軍が襲来。

のぼりを片手に織田軍を指揮した。


その後、現代に戻り、詩島剛からマッハライドウォッチを受け取るが、その直後に黒幕の存在と自分たちの知る歴史が創作物に過ぎなかったことを知る。


その後、牛三から教わった織田流忍法でライドウォッチを取り戻そうとするが、その最中、自分達を裏切ったウォズと対峙。

結果として彼との戦闘には敗北してしまうが、ウォズに自身の体験も合わせて「いつしかソウゴ自身を認めていた」ことを指摘し、その場では一蹴されるも彼の心に大きな変化をもたらした。


その後の最終決戦では、ソウゴを真に王と認め、民衆を先導した。


しかし、その戦いの後、彼の体はツクヨミ共々消滅へと向かっていた。

オーマジオウの未来から生まれた彼らは、その未来が否定されたことで、彼らの存在もまた無かったことにされたのだ。

だが、本人たちはその運命を受け入れ、笑顔でソウゴに別れを告げ、消えていった。


……と思われたのだが、程なくしてツクヨミ共々復活。

クジゴジ堂にてソウゴの帰りを迎えたのだった。


疑惑編集

ジオウと同じくジクウドライバーで変身するゲイツだが、彼自身がジオウ同様オーマジオウのような危険な存在になるかもしれない点については劇中で一切触れられておらず、また登場人物の誰も(ゲイツ本人でさえ)全く気にしていないなど、逆に不自然なほどこの件についての言及がない。


ゲイツの名前は「王」由来とも取れるため(後述)、「私は生まれながらの王である」というオーマジオウの言葉にも合うなど、そのほかの要素でも何かしらの繋がりらしさを見出せるのだが……。


また、ゲイツライドウォッチやジクウドライバーの出自や何故彼のみ専用のタイムマジーンなのか、2068年時点での唯一のライダーである点など彼の特異性についても全く言及がない。(そもそもレジスタンスとして戦っていた2068年の時点で変身したシーンが全くない)

そのため、この物語で最も謎の多い人物である



EP17にて、もう一つの時間軸においてオーマジオウを倒し「救世主」となったと白ウォズから語られている。ただし、救世主となったゲイツが未来でどうなっているのかはまだ描かれていない。(ジオウトリニティとの関連を見るに、ゲイツリバイブとなること自体は2018年に来た時点で確定の模様)


これらをまとめると


  • 何故未来人たちの中で唯一苗字があるのか?
  • 何故ジクウドライバーを使うことが出来るのか?
  • ジクウドライバーとゲイツライドウォッチはどうやって入手したのか?(ウォッチの方はジオウのものともレジェンドのウォッチともミライドウォッチとも形状が違う、独自のものである)
  • どの時点から仮面ライダーとして活躍していたのか?(2068年で変身した描写がない)
  • なぜ一人だけ専用のタイムマジーンを持っているのか?(ソウゴが使っているのは、ツクヨミが乗っていたレジスタンスの量産型仕様がジオウの力で変化したものである)
  • これだけソウゴに密接に関わる人物でありながら、元の歴史でソウゴの未来に何の影響もない人物と語られる理由とは?
  • そもそも「明光院ゲイツ」とは何者なのか?

アーマータイムのスペックがジオウよりわずかに劣ること、使用する武器のモチーフがジオウより原始的であること(剣と銃⇔斧と弓)、インジケーションアイの文字がひらがなであることから、「用いているライダーシステムはジオウのエミュレーターではないのか」という説もある。


また、Over Quartzerまでその事が言及される事は無かったのだが、彼の行動は自身が2018年に来たという事象も消滅させることになるのだが…?(ジオウを消す→オーマジオウが生まれなくなる→オーマジオウが原因で起きた事象がなくなる)


担当俳優について編集

演じた押田岳は『ジオウ』当時はエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属しており、当時の事務所の先輩であった仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳が、名前繋がりもあってTwitter上で祝福コメントを出している。『ジオウ』は過去作のライダーもオリジナルキャストで登場させる方針であるため、本編でのダブル岳出演にも期待がかかっていたが、(直接の共演こそなかったものの)EP11・12にて実現した。


視聴者からは『仮面ライダー龍騎』の秋山蓮/仮面ライダーナイトとは容姿もキャラも似ていると言われることが多い(ゲイツの方が童顔だが)。序盤で主人公と戦いに進展しながらも、その後結果的に同居する点も共通している。→秋山リリィ

蓮と似ているというのは演じる押田も認知していたようで、その後『RIDER TIME 龍騎』で秋山蓮を演じる松田悟志と遂に共演を果たすことが決まり、その際にはTwitter上で「やっとお会いできましたね。」という呟きと共に松田とのツーショット写真を掲載し、ファンを沸かせた。更に『RIDER TIME 龍騎』劇中でゲイツの顔が蓮の顔に変わるシーンがある。


余談編集

  • 「ジオウ補完計画」でのウォズの説明によれば、名前の由来は古代文明で「王」を表す言葉として使われていた「門(gate)」を複数形にしたものとされている(ツクヨミに「なぜわざわざ複数形にしたのか」と突っ込まれた際には「ゲイトよりゲイツの方が金持ちっぽいから」と投げやりに返していた)。また、本作のテーマが時間である事から、ツクヨミ同様「月」に掛けている可能性もある。さらに、ゲイツの英字表記である「GEIZ」はドイツ語で「ケチ」や「欲深い」といった意味があるが、ゲイツ本人との関係性は今の所不明・・・と思ったら、Vシネの強化形態のウォッチの展開音でさり気なくネタにされていた。
    • また、名前発表時から視聴者も連想していたのか、さっそくネタにしていた。

おジオウ魔女ゲイツ

  • (ほぼ毎年恒例の)変身講座では、その場にいた何かをオーマジオウと間違えて必殺キックを見舞うという豪快過ぎるミスをしでかしており、故に一部のファンからはポンコツ扱いされている。
  • ファンの間では序盤早からツンデレキャラとしてのイメージが定着した感があるが、この種のキャラの定番の台詞である「勘違いするな!」は実はTV本編中一度も言っていない(EP03の「助言したっ……助言したわけじゃない!」とEP14の「馬鹿な事をいうな、別にお前のために戦ったわけじゃ…」など、よく似たシチュエーションはあるが)。しかしその「言っていない」こと自体までネタにされるようになっていた。結局ゲイツの口からこの台詞が聞けるのは本編後である『ゲイツ、マジェスティ』になってからであった。

ゲイツくん

  • ツクヨミやウォズ、タイムジャッカーと違って名字がある。また、ドイツ語が読める、ビルドアーマーの数式が本家と同じ式になっている(ビルドアーマーは変身者がイメージした数式を実体化する機能がある)点から、ゲイツは未来では上流階級の家の出身ではないかと予想する人もいる。
  • 主にオーズ編やディケイド登場前後からはかなり戦績が悪い時期があり、視聴者から「負け癖」がついている(プロデューサーの武部直美からも「えー!? そうですか? だって弱いですよ、ゲイツって(笑)。噛ませじゃないですけど、ジオウはあんまり負けられないので。何かというとゲイツが飛ばされて、変身解除してる(笑)」などと言われてしまったほど)などと言われてしまっていたが、ゲイツリバイブ入手後は打って変わって戦績がよくなったため「ライダー史に残るレベルは伊達じゃない」など評価が逆転していっている。

関連タグ編集

仮面ライダージオウ 仮面ライダーゲイツ ゲイツリバイブ

もう一人の主人公 ツンデレ


FUTURE_GUARDIAN:挿入歌。



2号ライダー変身者

万丈龍我明光院ゲイツ不破諫



外部リンク編集

明光院ゲイツ | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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