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仮面ライダーオーマジオウ

かめんらいだーおーまじおう

本ページでは「仮面ライダージオウ」最終回に登場したオーマジオウについて記載する。
目次[非表示]

ソウゴ「…変身…!」

祝福の刻!
最高!最善!最大!最強王!
逢魔時王(オーマジオウ)!

ウォズ「…我が魔王…!?」

ソウゴ「ウォズ……祝え」

ウォズ「はっ?」

ソウゴ「祝えと言っている……!」

ウォズ「……祝え!時空を超え、過去と未来をしろしめす究極の時の王者!
    その名もオーマジオウ!歴史の最終章へたどり着いた瞬間である!」

概要

apocalypse
変身!!!.... 仮面ライダーオーマジオウ!!!


本ページでは2019年の常磐ソウゴが変身するオーマジオウについて記載する。
公式サイトでは「仮面ライダーオーマジオウ(2019常磐ソウゴ)」と表記されており、2068年の「オーマジオウ」とは別に記載されている。
元々同一の存在であるため、作中では「オーマジオウ」とだけ呼称されている。

ドライバーのセグメント表示=最初に変身した年代は「2018」となっていることから、通常形態の純粋な進化形態に位置している模様。

変身シークエンス

ジオウまとめ22


オーマジオウドライバーを身につけたソウゴが雄叫びをあげると共に、ソウゴの背後の地面に巨大で赤黒く燃え盛る時計が大地を裂きながら出現。
「変身」の掛け声と共にドライバーの両端を押しこむと「ライダー」の文字が溶岩で満たされ射出、無数の赤黒い帯状のエフェクトがソウゴを包んでオーマジオウの姿を形成し、「ライダー」の文字が顔部分にセットされることで変身が完了する。

変身完了時に発生する強烈な衝撃波はラスボス級の怪人たちですら軒並み後ろに吹き飛びかけるほど。
その禍々しい変身シークエンスは、文字通り「大魔王」と呼ぶにふさわしいものである。

本気で覚悟を決めたためか、変身後のソウゴは呆然とするウォズに祝辞を促すなど言動が2068年のオーマジオウに近いものとなっており、ドスの効いた声に変化している。

EP17では通常形態のジオウからオーマジオウに変貌するイメージが登場していた。

スペック

身長200.0cm
体重144.0kg
パンチ力108.3t
キック力324.9t
ジャンプ力ひと跳び240.6m
走力100mを0.1秒


キック力に関しては(「自由に設定可能」を除けば)オーマフォームに次いで平成ライダー第2位のスペックを持つ。
また走力に関してもドライブタイプフォーミュラを上回り歴代3位に。
さらに額の「オーマシグナル」が各種センサーの計測結果を統合・分析することで、どんな敵であろうとも変身者の力が上回るようにシステム歩度を調整
正に最大最強の仮面ライダーにふさわしい力を持っている

能力

最終回での登場により公式サイトでオーマジオウの持つ詳細な能力が明かされたが、その力はとにかく規格外の一言に尽きる。

スーツは四肢に内蔵された人工筋肉や形状変化機能によって装着者に超常的な運動能力を授け、歴代ラスボスを一撃で葬り去り、世界にあふれ出した怪人の群れを1人で圧倒する戦闘力を発揮。
各所の装甲は鋼鉄の1200倍の強度を持つ「ザバルダストグラフェニウム」や重量と密度を自在に変化させられる「ダークマターインゴット」などで作られ、さらに呪術的な力であらゆるダメージを萎縮させる機能を加えることで、ジオウトリニティグランドジオウと戦ってもかすり傷すら付かない極限の防御力を得ている。
また、因果律操作による物体の操作や空中浮遊・高速移動も可能。複眼部分は常に1000~1200℃の熱を発しており、その気になれば目からビームも出せる

そして最大の特徴が、サブアイテムの使用や変身といった特殊な過程を踏まずに強化形態やサブライダーも含む文字通り全ての平成ライダーの力を受け継ぎ、行使できる事であろう。
ン・ダグバ・ゼバを一撃で消滅させた巨大な封印エネルギーを見る限り、その力はオリジナルすら超えている可能性がある。
(もっとも、本来のオーマジオウは漫画・舞台・小説などのライダーの力まで受け継いでいるので、オリジナルの派生にライジングアルティメットやスーパーライジングアルティメットも含まれ、それらの力が相乗と発展した結果という可能性も否めないが。)

しかし上記の力ですらオーマジオウの力の本質ではない。
平成ライダーの力をすべて結集しそれらを超えた権能はもはや人智を超えた。
その結果、オーマジオウは複数の並行世界を含む時空の破壊・創造をも可能とするまでに至った。
すでに一個人が持つ力の範疇を遥かに超えているが、それこそ覇道を歩む王の証と表現すべきなのだろうか。
2068年のオーマジオウが時止めやライダー召喚等を行使していた事を考えると、これらの能力も使用可能であると思われる。

全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。
それこそが仮面ライダーオーマジオウなのである。

能力からの考察

  • スーツはドライバーから発生する無尽蔵かつ莫大なエネルギーを生体エネルギーに変換し全身に供給する機能があり、最高レベルの自己修復機能により身体にダメージがほとんど蓄積しないため、変身者の身体能力を遥かに上回る戦闘でも半永久的に続行可能。68歳という高齢にもかかわらず激しく戦闘を行っていたり、ほとんど変身を解かずにいたのはこのためだと考えられる。
  • たすき掛けした「メリディアンサッシュ」は半径4kmの物質を異次元へ転移することが可能であり、EP01でのレジスタンスの蹂躙も命までは奪っていない可能性がある。
  • 頭部の「パラレルラトラパンテ」は平行世界や別の時間に存在する変身者の意識と感覚を共有でき、おそらくこの機能によって未来のオーマジオウは現代のソウゴの動向の感知や精神世界での対話をしていたと思われる。また、この機能により現代のソウゴもウォズの正体や2068年のオーマジオウの真実などを変身直後に知った可能性がある。


使用アイテム

オーマジオウ


ジクウドライバーがソウゴの意志に呼応する形で変化した特殊形態。
時空を無に帰すほどの破壊力無から時空を生み出すほどの創造力を変身者に与え、時空の王たらしめる。
平成仮面ライダーの歴史から、この世の森羅万象を実体化させる事が可能。

ジクウドライバーと違ってユニット自体ではなく内部機構だけが回る構造となっており、これを「時計が回らない」と捉えると以降の歴史が存在しない「歴史の終着点」を表しているともとれる(このベルトだけで完結するという意味では、ベルト単体では新たなウォッチを読み込めない、過去のレコードを再生することしかできない、ともとれるか)。

普段は「メリディアンサッシュ」がドライバー右側に重なっているが、最終回の戦闘でのみドライバーの操作に干渉しないように「メリディアンサッシュ」がスーツとドライバーの間に挟む形で配置がズレている。
平成ライダーのベルトの中では、アギト以来となるスイッチ方式で、龍騎以降、特に平成2期に入って定番となっていた『ベルトにアイテムを読み込ませる』方式から、原点回帰したとも言える。

必殺技

  • 逢魔時王必殺撃
逢魔時王必殺撃


終焉の刻!
逢魔時王必殺撃!

全身に黒と金のオーラを纏うとともに、マント状に展開されている針「アポカリプス・オブ・キングダム」を上げてエネルギーを増幅、「キック」の文字を大量に出して敵を包囲して動きを封じ敵に飛び蹴りを放つ。要はオーマジオウ版タイムブレーク。
絶妙にシンプルなネーミングはやはりソウゴゆえだろうか。
「終焉の刻」は「フィニッシュタイム!」の直訳と思われる。

ベルトを操作して放った必殺技はこの一つのみだが、DXオーマジオウドライバーではクウガ~ジオウの必殺技を発動する音声も発動可能。

  • オーマハンマーパンチ
ベルト操作を用いない必殺技のひとつ。名称はシティウォーズで判明。
右手にエネルギーを纏い、火炎放射のようなパンチを放つ。劇中ではドラグブラッカーを一撃で粉砕していた。

活躍

  • LAST『2019:アポカリプス』

順一郎の尽力で復活したライドウォッチによりグランドジオウに変身し、アナザーディケイドとの最後の戦いに挑むソウゴだったが、解き放たれた歴代平成ライダーのラスボスとの強烈な連携攻撃で変身解除に追い込まれる。
倒れたソウゴにアナザーディケイドは最後の一撃を放つが、ゲイツリバイブ疾風がそれを庇い、致命傷を負ってしまう。

「オーマジオウになれ……!『時の王者』に……!お前ならなれる……最高最善の魔王に……」
「幸せだったぞ、この時代に来て……ソウゴ……お前の仲間に……友になれて……」

最期までソウゴが最高最善の魔王になれると信じながら息絶えたゲイツ。
ソウゴは深い悲しみと怒りと共に立ち上がる。
その思いを受けて、ソウゴのジクウドライバーはオーマジオウドライバーへと変化する。

ソウゴ「うおぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

雄叫びを上げる背後で、地面に目を開くかのような形で大時計が現れ、ひび割れと共に炎が吹き上がる。

ソウゴ「変身……!!」

そして灼熱の中、ソウゴはついにオーマジオウへと変身。
ソウゴがオーマジオウになる機会を虎視眈々と狙っていたアナザーディケイドは、その力を奪おうとするが……

「お前ごときが俺の力を受け止めきれると思うか…俺の力は、全てのライダーの力だ!」

ソウゴが変身したオーマジオウに宿るのは、全ての平成ライダーの力。そのあまりにも強大な力はスウォルツ程度には受け止めきれるものでは到底なかった。
怒るアナザーディケイドはラスボス達や怪人の群れを差し向けるも、圧倒的な力を誇るオーマジオウはかつて平成ライダー達を苦しめた彼らをそれぞれたった一撃で掃討していく。

スウォルツ「なんという力だ……ッ!」
ソウゴ「侮ったな。ライダーの歴史を……!」

焦燥するアナザーディケイドだが、その一部とはいえオーマジオウの力を吸収したことで元の世界に撤退しようとするも、その一瞬を突き仮面ライダーツクヨミが乱入。かつてオーラウールにしたように、手から出現させた光の刃でアナザーディケイドを刺し貫いた。
しかし致命傷には至らなかったようで、アナザーディケイドはツクヨミを振り払うとツクヨミを返り討ちにしてしまう。

それを見たソウゴは更に怒りを爆発させ、慟哭にも似た叫び声を上げながらアナザーディケイドにライダーキック「逢魔時王必殺撃」を叩き込む。

アナザーディケイドは跡形もなく葬られ、あふれ出していた怪人たちも消滅。
ツクヨミの世界をも取り込んだ世界は「オーマジオウの世界」として安定し、世界の崩壊は防がれた。

しかしソウゴはそれをよしとしなかった。改めて忠誠を誓うウォズの前で、ソウゴは王として君臨するのではなく、時空を破壊することを選ぶ
そんな彼の精神世界に、未来のソウゴが「お前には王となる資格がある」と語りかけたが…

「世界を救ったのは、ゲイツや、ツクヨミや、ライダー達みんなの力だ。
 みんなのいない世界で、俺1人王様になったって仕方ない」

ソウゴは世界を救った絶対王者となったものの、自分1人の力ではなく
仲間やライダーたちの力で王となったことを思い、自分1人が王となる事を拒否

未来のソウゴ「覇道より、王道を取るか……」

呟く未来の自分に、ソウゴは問う。

ソウゴ「オーマジオウの力って、破壊するだけ?」

オーマジオウの力は、本人曰く「時空を破壊する力」。だが、それは一面に過ぎない。
かつて紅渡が士に告げたように、創造は破壊からしか生まれない。

未来のソウゴ「創造の前には、破壊が必要だからな……」

無理やり一つにまとめられた世界という「今あるもの」を破壊し、それぞれの時間、それぞれの歴史という「新たなもの」を作り出す。
それこそ、オーマジオウの力の本質だった。
ソウゴはその力を使い世界を元通りに分離した上で、空白となる「ジオウの世界」の歴史を再構築することを選択した。

ソウゴ「じゃあ、創造させてもらう。歴史を……作り直す」
未来のソウゴ「二度と、王にはなれんぞ……?」

「なれるよ。“なんか、行ける気がする”」

「時計の針はさ、未来にしか進まない。ぐるっと一周して、元に戻ったように見えても、未来に進んでるんだ」

ここに来ていつものポジティブシンキングを発揮するソウゴ。
彼の言う通り、今ある歴史は「オーマジオウが辿った道の焼き直し」ではなかった。少なくとも、今ここにいるソウゴは「オーマジオウとは違う未来」を選択した。

「ハハハハハ……面白かったぞ、お前に会えて。若き日の、私よ……」

若き日の自分の新たな選択を受け、未来の魔王は笑いながら消えていく。
そして時空は破壊され、融合していた世界は新たな世界を加えた21個に分離し、新たな歴史が創られたのだった。

2018年9月、常盤ソウゴはいつものようにおじさんと朝ごはんを食べ、いつものように高校へと向かう。
そこには生真面目な親友男勝りな同級生彼に憧れる後輩ちょっとダウナーな少女がいる。
そして彼らを見守る謎の人影も。

平成は続く


「普通の高校生、常盤ソウゴ。
 彼には大魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っている…
 …かどうかは、まだ分からない。
 ここから先は、この本とは違う歴史が記される必要があるようです…」

歴史は書き換えられ、世界はリセットされたかのように見えても、確かに未来へと進んでいる。
普通の高校生「常磐ソウゴ」はまた、一から王への道を歩み始めたのだった。今度は最初から、仲間たちと共に。

補足

最終的に全てを創り直すという結末に至った『仮面ライダージオウ』だが、ソウゴから見れば「共に戦った仲間がいなくなった」「世界の融合に伴い平成ライダー達もいなくなった」「今までの戦いと託されたものを背負えば、2068年のオーマジオウと同じことになる=今まで受け取って来たものを背負い続けることで、結果的にそれが無駄になる」ため、背負ったものを再び返してでも世界を元に戻さなければならなかった。
仮にソウゴが時の王者として君臨したとしても、状況を鑑みれば2068年のオーマジオウと同じ道を辿るのは想像に難くないだろう。

しかし、改変を受けず逢魔降臨暦を携えたウォズ、創り直された世界においてスウォルツやそれ以外のと再び戦う可能性や、その力で世界を作り変えた事が逆説的にオーマジオウの存在を確立するのではないかという可能性等、火種は未だ存在しており、それにソウゴがどう立ち向かうのかはまた別の物語かもしれない。

また、このフォーム自体がある種の挫折の象徴であるとも取れる(事実、『孤独』こそが大事な力であるとウォズがキカイ編で呟いている)。守るべき仲間や民など、ソウゴの求めたものが失われた先に到達するのがオーマジオウであり、「ゲイツとツクヨミがオーマジオウ誕生を決定付けた」というミハルの証言も彼らとの絆の深さの裏返しだったと思われる。
変身した時点では確かにソウゴ自身の人間性と合わせて「最高・最善・最大・最強の王」だが、全平成ライダーの力を持つオーマジオウとは極論すれば「平成という、既に終わった時代の遺物」のようにもとれる。

そういう意味では、オーマジオウの力を受け継ぎながらもその力を世界を救う為に行使し「最終王者」と評されたオーマフォームこそが、ジオウという仮面ライダーの極地であるのかもしれない。
だが、それすらも「歴史の最終章」であるオーマジオウとなった時代のソウゴあっての存在であり、彼も歴史の修正をなし得なかったこと、ゼロワンがいなかったらいずれにせよオーマジオウの未来へ到達していた可能性が高いことを踏まえると、仲間を尊び救世を目指す王になろうとした時点でソウゴの運命は決定しており、それでも足掻いたギリギリの結末にして勲章こそが再び訪れた2018年だったのではないだろうか

世界観に関する考察

後日談を描いた二作品では、ソウゴがグランドジオウの力を保持していることが判明している。つまり、ソウゴはやり直された歴史においては既に平成ライダー達の力を継承した状態であり、世界観構造に関するループ説はここで否定できる(ループであればいずれにせよオーマジオウになることが確定するはず)。

では何なのかと言うと、OQの「真の最終回」という触れ込みや本編との差異、「ビルド」の面々の扱いからして、「仮面ライダーの登場の有無」を条件として時間軸が分かれる分岐構造ではないかと考えられる。
つまり平成ライダーたちが現れるか否かで時間軸が分岐し続け、2017年まで何も起きなかったのがジオウの世界であり、他の世界はそれぞれの「ライダーが現れた時間軸」となる。
そしてさらにアナザーライダーが現れたか否かで分岐し、「FOREVER」に現れたビルド組は「現れなかった」方の時間軸=ビルド本編側となる、と考えることで説明できる。

また、それら「時間軸」の統合を巡る戦いが本編であるが、その結末がOQに至らなかった要因としては門矢士の存在が影響した可能性がある。
ディケイドが「世界の破壊者」たる所以として、現れた段階で本来の結末から外れてしまうというものがある。本来ジオウにとっては「ディケイド編」に当たる事件をクリアし、力を継承するレジェンドの一人だったはずが、「ジオウのサブライダーのネオディケイド」として存在し続けていたためにその力だけ最後まで継承できず、結果「全ライダーの力を持つ」オーマジオウになることで事態を収拾せねばならなくなり、本来想定された結末=「真の最終回」たるOQに至らず終わった、という説である。

同時にオーマジオウが歴史から消えなかったのは、ゲイツ達の存在により「ソウゴがオーマジオウになって君臨した時間軸」の存在が確定していたこと、そしてソウゴがオーマジオウになる可能性が消えていなかったことの二つの理由からだろう。



余談

  • 劇中のオーマジオウに無数のライドウォッチが融合していく場面では、劇中に登場した主役ライダーの他、ゼロノスエターナルなど本編に登場したライダーだけでなく、王蛇ネクロムダークキバなどの本編に登場しなかったライダー、更にはタジャドルコンボクローズマグマなどのフォームチェンジ系のライドウォッチまでもが含まれていた。まさしくソウゴの言う通り、その力は全てのライダーの力であるといえよう。
    • グランドジオウを倒した2068年のオーマジオウが、自分に及ばない理由を「全てのライダーの力を集めたわけではないからだ」と述べていたが、まさに文字通りの意味だったことになる。グランドジオウは「平成の主役全ての仮面ライダーの力の集合体」だが、オーマジオウはその仲間や敵まで含めた「平成時代に現れた、敵味方問わず全ての仮面ライダーの歴史総ての集合体」である以上、グランドジオウで勝てなかったのも道理である。事実、最後に戦ったラスボス怪人はどれもライダーか否かを問わず仲間無しの主役ライダーだけの力では敵わなかった強敵である。
  • 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」にてフィーニスが、ソウゴから力を奪い、とあるアナザーライダーを生み出した様子から、以前から言われていた通りオーマジオウの力は昭和・平成を含めた全ライダーの力だと言う可能性がある。しかし、そのアナザーライダーはソウゴの持つ平成ライダーの力のうち、1号に通じる要素をツギハギして誕生した存在のため、この説にも不自然なところはある。また、仮にオーマジオウが昭和ライダーの力を含んでいた場合、何故1号とは無関係のはずの平成主役ライダーのみの力を持つグランドジオウを最終盤まで使わなかったのか(これに関してはゼロワンがアナザー新1号にロッキングストラッシュを当ててジオウに力が戻っているような描写がある事から、本当に奪われて取り戻すまで使うことが出来なかった可能性はある)、そもそも(特殊なケースとは言え)アナザーが現れてもウォッチが出てこなかった事や、アナザーディケイドですらその力の極一端しか吸収しきれなかった事から例え部分的であろうとオーマジオウの力をウォッチに入れることが可能なのかも疑問になる。加えて、あの時点でソウゴはオーマジオウの力を放棄しており、オーマジオウのウォッチもないソウゴの手元にオーマジオウの力が残っているのか、という疑問点もある。(オーマジオウの力の有無に関わらず単に「未来に君臨する魔王」としてソウゴをオーマジオウと呼ぶ人もいる。)
  • 奇しくも、平成最初のライダーの最終形態であるアルティメットフォームとは、「変身しないように警告されていた危険な姿だったが、最終決戦で見守られながら変身し、その力を正しく使った」という類似点がある。黒いボディに真っ赤な目である点も同じ。
    • 他にも、「相棒との死別」「敵がその力を吸収しきれない」など、歴代平成ライダーの最終決戦のオマージュが散りばめられている。
  • オーマジオウの変身時に出現した巨大な時計だが、その時計の針はよく見ると12:00、11:05、10:10を順番に指しており、これらの時刻は劇場版に登場した仮面ライダー達のOシグナルに該当する部分と同じ時刻を指している(勿論10:10はジオウの時刻でもある) 。
  • 真マジンガーZERO』に登場するマジンガーZEROはマジンガーZにおける最強形態で、性能や機能が似ている(体内にそれまでの全てのマジンガーZと兜甲児を内包しているなど設定が類似する点も多い)。
    • ただしこちらは「マジンガーZこそ最強」と言う自らの在り方を肯定しており自らより未来の歴史上に現れたスーパーロボット達に打倒されたとしても「自らの系譜を繋いだ者達が“勝った”」と言う結果を導ける。対して「なった瞬間から自らを否定する」こととなる仮面ライダーオーマジオウはこの結末を回避するために過去改変を繰り返し、より深みに嵌った者とも言える
  • 同じく世界を守ろうとしたが完全には叶わなかったと思われる2068年のオーマジオウが歴史改変を行っていないことや、彼が本気ではなかったとはいえジオウトリニティに不覚を取っていること、ゲイツの死という強烈なトリガーによる変身であることなどから、一部では2019年のオーマジオウの方が強いのではないかという意見も見られる。しかし前者がどのような過程を辿ってその未来に行き着いたのか明確には語られておらず、2019年以降の歴史に登場したライダーの力も使える可能性を考慮すれば結論は出すことは不可能であろう。


仮面ライダー表記に関して

「仮面ライダーオーマジオウ」の名は最終回放送及び公式サイトに明記される以前にも、トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』が仮面ライダーシリーズとコラボした際に収録されたオーマジオウのカード名として既に登場していた。
また、バンダイから発売されている各種グッズではオーマジオウの他に「仮面ライダーオーマジオウ」と記載してある商品もある(統一されていない理由は不明)。放送開始時からジオウの強化形態とされていたので、正式名称としてはこちらの方が自然でもあった。
ちなみにDXオーマジオウドライバー以外の商品で描かれている、もしくは立体化しているのは未来のオーマジオウである。

関連タグ

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極アームズ 仮面ライダーオーディン:『バトルスピリッツ』ではオーマジオウと同じくXXレアのスピリットとして登場した。
ウルトラマンノア:最終回で登場する究極フォーム繋がり。こちらも最終回以前にも登場し、神にも等しい圧倒的な力を持つ。
アルティメットまどか悪魔ほむら:最終局面で登場し、世界を作り直した究極フォーム繋がり。
シヴァインド神話:の破壊神にして時の王者であり、目からビームを出すなど性質も非常に似通っている。
大満開友奈:全ての平成ライダーの力を引き継いだオーマジオウと同様に、全ての勇者の力を引き継いだ主人公の強化形態。所謂全部乗せ繋がり。
仮面ライダーアークワン仮面ライダーゼロワンに登場したライダーで仲間を失うという点では共通点がある。但し彼の場合、最悪闇に堕ちず新たな意味を得た真の最終決戦たる姿への変身を果たした。

関連リンク

考察についてはこちらも参照。
オーマジオウとは(ニコニコ大百科)

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