概要
『仮面ライダーアギト』の主人公である津上翔一が仮面ライダーアギトに変身するためのベルト。中央には賢者の石が埋め込まれており、賢者の石の左右にはフォームチェンジの力を秘めたドラゴンズアイが埋め込まれている。
ベルト左右のスイッチを同時に押すことで変身する。変身した状態で左右どちらかのスイッチを押すことで武器を呼び出しフォームチェンジする。
バーニングフォーム・シャイニングフォームといった強化フォームへの変身時には、オルタリングを掴み保護するかのようにドラゴンズネイルという爪が出現する。
前作のアークルと異なり変身者の意志に呼応して出現する。第14話にて翔一がレントゲン写真を撮った時にこのベルトは写らなかった。
『小説 仮面ライダーアギト』ではベルト型の変身器官だと説明されている。
玩具
プラデラ
2001年1月下旬に「仮面ライダーアギト プラデラ 変身ベルト」の商品名で発売。
上部のスイッチをONにすることで中央が発光し音声が鳴るが、いずれも劇中を再現したものではない。
DX
2001年3月下旬に「トリプルフラッシュ DX変身ベルト」の商品名で発売。
スイッチをONにすることで左右のライトが交互に発光しながら変身待機音が鳴り、待機状態で左右のスイッチを同時に押すことで変身音が鳴ると同時に中央部が回転しながら発光しグランドフォームに変身する。左のスイッチを押すことでストームフォームに、右のスイッチを押すことでフレイムフォームに変身する。
2001年9月下旬に発売された「シャイニングカリバー」に同梱されているオルタリングアーマーを装着することで、バーニングフォーム・シャイニングフォームの状態を再現可能であり、この状態で左右のスイッチを同時に押して変身音が鳴る。
レジェンドライダーシリーズ
2009年8月8日に「レジェンドライダーシリーズ 変身ベルト 仮面ライダーアギト」の商品名で発売。
スイッチをONにすることで起動音が鳴る。
上部のレバーを動かすことでグランドフォーム、ストームフォーム、フレイムフォームの変身音が順番に鳴る。中央部の発光パターンも変化するが発光色は1色である。左右のライトも発光しない。
2023年に発売されたリニューアル版は造形がDX版、変身音がCSMに近づき、トリニティフォームの変身音も実装された。
CSM
2021年1月21日の発表でアギト20周年としてオルタリングがCSM化されることが決まった。
DX版が有していた各フォームへの変身を表現する中央部の発光だけでなく、本編序盤に見られた白い発光を超高輝度LEDにより再現している。
音声面でも、津上翔一役の賀集利樹による新録セリフの他、多数のBGMを収録している。
また、赤外線センサーにより変身モーションに合わせて動作するようになっている。