「超越感覚の赤」「赤い炎の剣」
概要
『仮面ライダーアギト』の主役ライダーである仮面ライダーアギトの派生形態の1つでメインカラーは赤。
炎の力を宿したパワー重視の形態であり、特に右腕の力はクロスホーン未展開状態のグランドフォームを上回る。
その代わりスピードでは劣っているが視覚や聴覚といった感覚が極限まで研ぎ澄まされている。
外見/能力
アーマーとオルタリングが赤い。
右肩がグランドフォームのよりさらに隆起しており、手甲部分の「バーニングナックル」の力により発生させた炎を自在に操る能力を持つ。
スペック
身長 | 195cm |
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体重 | 95kg |
パンチ力 | 10t(右)/5t(左) |
キック力 | 7t |
ジャンプ力 | 20m(一跳び) |
走力 | 5.5秒(100m) |
フレイムセイバー
オルタリングから出現する刀。
必殺技時は鍔が展開する。
劇中では1振りしか生成していないが、設定上は複数生成する事も可能(ハイパーバトルビデオにて二刀流を披露している)。
パワーと感覚能力が高く、機動力が低い、という特性を生かすためか、居合いに近い戦術で使う。
『仮面ライダージオウ』では、仮面ライダーディケイドアギトがグランドフォームの姿のまま使用した。
必殺技
セイバースラッシュ
フレイムセイバーに炎を纏い、敵を一刀両断する。
回によってはフレイムセイバーが炎上しない事も。
クロウロード コルウス・クロッキオとの戦いでは子供たちが遊んでいた紙飛行機の動きにヒントを受け、突進して来る勢いを利用して真っ二つに切断した。
『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』では大量のアントロード フォルミカ・ペデスをコンテナの間に誘い込み、まとめて切り倒していくという戦法を披露している。
『バトライド・ウォー』シリーズでは炎で包んだ刀身が伸びて敵を切断する技として描写されている(突きや薙ぎ払いも可能)。設定では手甲部分の「バーニングナックル」の力により発生させた炎を自在に操る能力を持つとされる為、そこまでおかしい事ではない。
ダブルセイバースラッシュ
『仮面ライダーアギト 3大ライダー超決戦(バトル)ビデオ』で使用。
フレイムセイバーを二本生成し、敵を連続で切り裂く。
セイバーブレイク
急加速したマシントルネイダースライダーモードから飛び出し、敵にフレイムセイバーを突き立てる。
設定のみ存在する必殺技。
余談
同じ炎系であるバーニングフォーム誕生以降は、劇場版や客演など以外では使用されなくなってしまった。(しかし、設定上の特性を鑑みると、属性以外はほぼ上位互換に当たるシャイニングフォームの登場の影響も少なくないと思われる)
またオープニングに登場するイコンではフレイムフォームらしき姿の戦士が描かれており(DCD版のイコンではグランドフォームらしき姿)、アギトに(水のエルに対応する)水に関するフォームがないことから、「アギトの本来の基本フォームはフレイムフォームだったのでは?」などの意見もある。
関連タグ
外部リンク
仮面ライダーアギト フレイムフォーム | 仮面ライダー図鑑 | 東映