時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達。今、その力が未来へと受け継がれる…
祝え!新たなる王の誕生を
俺は仮面ライダーの王となる!
概要
「平成仮面ライダーシリーズ」第20作目で、同シリーズの最終作。あくまで平成ライダー20"作品"目であって平成ライダー20"周年"ではないことに注意。
英語表記は“『KAMEN RIDER ZI-O』”。
2018年9月2日よりオンエア開始し、2019年8月25日に終了。
今作では『仮面ライダーディケイド』同様、過去に放送されてきた平成ライダー作品のキャラクター達が登場する作品となっているが、『ディケイド』との差異として原典に出演したオリジナルキャストの登板を重要視している点がある。
また、こうした作劇を取る関係上、これまで平成作品はそれぞれ独立した世界上で展開されていたが、今作に限ってはすべての平成ライダーの歴史が同じ世界・同じ時間軸上で起きたという前提で物語が構築されている(なお、どうしてそのような事態になってしまったのかは物語の終盤で明らかとなる)。
メインスタッフは白倉伸一郎が『ディケイド』以来久々にTVシリーズのチーフプロデューサーを務める他、戦隊シリーズでは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』や『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』にてメインライターを務め、ライダーシリーズでは『仮面戦隊ゴライダー』を担当した下山健人がライダーTVシリーズ初のメインライターを担当する。
パイロット監督には田崎竜太、音楽は『クウガ』『アギト』『響鬼』『電王』を担当した佐橋俊彦。
主題歌は同じく『電王』の主題歌を担当したAAAから末吉秀太と『555』の主題歌を担当したISSAがユニット『Shuta Sueyoshi feat. ISSA』を組んで手掛けることでも話題を呼んだ。
デザインモチーフは「時計」であり、ライダーデザインは「腕時計」、ライドウォッチは「懐中時計」と、時計要素がちりばめられている。
ちなみに、当初はロボットに乗る→ロボットを装着するライダーという路線で、ライドウォッチも腕時計であると構想されていたが、前者はアーマータイムへシフトし、後者はライドウォッチをホルダーに付けるという方針へ変更された(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。
一応、ロボットに乗るという発想もタイムマジーンという形で実現している。
あらすじ
第1章 レジェンドライダー編1 (EP1~16)
時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達
今、その力が、未来へと受け継がれる!
祝え! 新たなる王の誕生を!
王になることを本気で夢見る2000年生まれの高校3年生・常磐ソウゴ。
西暦2018年のある日、彼は謎の予言者・ウォズの予言通りに突如現れた赤いロボットに襲われ、未来から来た少女・ツクヨミに救われるが…
「これが未来のアナタ。最低最悪の魔王…」
ツクヨミが生きる2068年では50年後のソウゴが時の王者・オーマジオウとして君臨し、人々を苦しめ希望のない世界を創り出しているという。
そしてソウゴを消し未来を変えるため、ツクヨミと同じく2068年からやって来た青年・明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツがソウゴに襲い掛かる。
一方、時間を操る力を持つタイムジャッカーは、オーマジオウに代わる新たな王を擁立するべく、平成ライダーの力を宿す怪物・アナザーライダーを王候補として生み出していた。
現代で暴れるアナザーライダーを前に、ソウゴは「最高最善の魔王」になるべくウォズの差し出したベルトで仮面ライダージオウに変身を遂げた。
ソウゴが本当にオーマジオウになるのか疑問を抱いたツクヨミの説得により、ツクヨミとゲイツは2018年に残ってソウゴを監視することに。
ソウゴはアナザーライダーとの戦いに身を投じながら数々のレジェンド達と邂逅し、ライドウォッチを手に入れていくのだった。
第2章 「オーマの日」編 (EP17~30)
『オーマの日』
仮面ライダーの時代を画する審判の日!
それは歴史の終わりか? それとも始まりか?
選べ! 我々自身の未来を!
年が明けた2019年。
ソウゴ達の前に現れたのは、未知なる未来のライダーの力を持つアナザーライダーと、ゲイツを「我が救世主」と慕うもう一人のウォズ(白ウォズ)であった。
白ウォズはオーマジオウが生まれる「オーマの日」にゲイツがオーマジオウを倒して救世主となった未来からやってきており、自らの未来にゲイツを導くべく未来のライダーの力を集め始める。
一方のソウゴも自身の「最低最悪」の面を受け入れることで新たな力を手にするが、「時を操る」というオーマジオウと同質の力に恐怖したツクヨミまでが白ウォズ側に付いてしまう。
ソウゴとゲイツの決戦の時が迫る中、ソウゴの過去に関わりを持つ加古川飛流が現れたのを皮切りに、ソウゴの過去が紐解かれていく。
第3章 レジェンドライダー編2 (EP31~40)
時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達
全ての力を受け継ぎ、新たなレジェンドが始まる!
祝え! 真の王者の誕生を!
三位一体の力を得て、結束を固めたソウゴ達。
ソウゴ達はオーマジオウに対抗する力を得るべく、残る6つの平成ライダーのライドウォッチを改めて集める事にした。
だが、タイムジャッカーはソウゴがライドウォッチを揃える事を阻止する為、次々とアナザーライダーを生み出してソウゴに仕向けていく。
新たなパラドックスにより、オリジナルの仮面ライダーがアナザーライダーと同時に現れ、ソウゴはレジェンド達と共闘してアナザーライダーに立ち向かう。
そして全てのライドウォッチが揃った時、ソウゴはついに王の力を手にしたのだった。
一方でツクヨミも"力"に目覚め始め…。
第4章 最終決戦編 (EP41~LAST)
時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達
彼らの力を集め、最後の戦いが幕を開ける!
切り開け! 真の王となる未来を!
ついに野望の為に動き始めた黒幕。
蘇った裏の王との戦いを経て、ついに明かされるツクヨミの正体。
君臨する最後のアナザーライダーを前にライドウォッチは壊れ、ジオウの世界に平成ライダーと対峙した怪人達が溢れ出し、世界は急速に崩壊へと向かい始める。
世界の命運は、ソウゴの選択に託された。
ソウゴの選ぶ道とは?ソウゴは何を捨て、何を守るのか?
物語の特徴
ストーリー面
医療ドラマや国家間紛争といった日常と離れた要素を含んだシリアスかつハードな作風が目立った前々作や前作とは趣が異なり、「平凡な暮らしを送る主人公が突然やってきた未来人とともに怪人と戦う」という普通の日常の延長線上を舞台に様々な事件に立ち向かっていくという作風に回帰している。
主人公のエキセントリックさや過去ライダーの力を使うという設定、レジェンド達の客演などの要素が目立つため一見明るい作風に見えるが、物語の根本的なストーリーは『最悪の魔王となる主人公の未来を変える』というタイムスリップ物であるため、「過去への干渉が予測していなかった事態を引き起こす」「干渉自体が変えようとした歴史の原因になる」「異なる未来へと至った時間軸からやってくる」など、複雑な物語となっている。
怪人たるアナザーライダーを生み出すタイムジャッカーですら、「オーマジオウを君臨させない」という目的では主人公サイドと一致しており、「誰が誰と敵対するかわからない」状態になっている。
この点においては、変則的ながらも『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー鎧武』のようなライダーバトルの要素を強く押し出しており、序盤から中盤にかけては20作目のお祭り的な明るさは薄く、むしろ前二作とは違ったベクトルのシリアスで重いストーリーを展開している。
この元々敵であったライダーや胡散臭い人間との間に絆を育むという構成は、前二作のライダーの関係性を踏襲しており、平成ライダーの物語の特徴である「二話構成」、「一般人が敵組織によって怪人化する」、「悪のライダーが登場する」等も合わせると、平成ライダーシリーズの集大成とも言える形となりつつある。
なお、これらに関しては初期構想からはかなり変化した様子。
物語の完結がアレを想像した人が多数いたという。
なお、主人公の夢を王様としたのは過去キャラを立てるために主人公が弱く見えてしまうのを防ぐため(※)であり、ソウゴは未来の勇者であり、度々天道語録のような名言を口にするという構想もされたが、やがてはその逆である魔王路線へと変更された。タイムトラベル要素とレジェンド要素はどちらかを削る予定だったが、田崎監督の提案で両方入れる事となった(顔が時計のライダーだった為)。
他にもウォズが中ボス、ツクヨミとスウォルツはソウゴの子供達であるなどなど様々な案が考えられていた(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。
(※)参考までに白倉P曰く、『ディケイド』は過去キャラを立てる為に「物語や記憶がないキャラクター」と位置付けたと語っている。
クロスオーバー作品として
『ディケイド』とは全く異なり、原典と同じ過去作のキャラクターが登場する一方、時間移動モノにありがちな「歴史改変」の要素により生死を始め運命が変わった者達、本編後の新たな物語が描かれた者達など扱いは様々。
物語前半では「運命が狂わなかったベストマッチ」「巡り合わせが違えばありえたかもしれない戦友関係」「仮面ライダーにならずとも変わらない信念を胸に歩く者達」「ジオウの運命を大きく変えるきっかけを作ったかつての運命の勝者」といった形で、レジェンドキャスト達の「本編とは別の未来」を歩んだ姿が描かれている。
物語中盤以降からは「原典作品におけるビターエンドや不条理な戦いに対し、原典の結末とは違った答えを提示する」「心の闇を受け入れて前に進む」「運命との戦いに勝利する」「宿命とも呼べる力を手放してもなお己を貫き通す」「かつては受け継げなかった仮面ライダーの力を今再び受け継ぐ」「偽りの歴史から甦り試練として立ち塞がる」など、原典における命題に対し原典とは違った方面から立ち向かう展開が多く見られ、ある意味で「平成ライダーの『物語』の総決算」とも言うべき物になっている。
さらに「未来の仮面ライダー」という名目で本作オリジナルのライダーとその変身者までも登場しており、『クロスオーバー作品にして時間物』である本作の内容に幅をもたせるとともに、主役ライダーたちの強化や物語の展開に大きな役割を果たしている。
一方「平成ライダーの総決算」と言う面に重きを置いているためか、本編では昭和ライダーに関しては一切触れられてなかったが、劇場版やファイナルステージでは昭和ライダーが重要な役割を果たしている。
登場人物
詳細は「仮面ライダージオウの登場人物一覧」を参照。
主要人物
- 常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ…演:奥野壮
- 明光院ゲイツ / 仮面ライダーゲイツ…演:押田岳
- ツクヨミ / ???…演:大幡しえり
- ウォズ(黒ウォズ) / 白ウォズ / 仮面ライダーウォズ…演:渡邊圭祐
周辺人物
タイムジャッカー
『仮面ライダーディケイド』の登場人物
- 門矢士 / 仮面ライダーディケイド…演:井上正大
- 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド…演:戸谷公人
その他
各話リスト
話数カウントはEP+(数字)。サブタイトルの法則はストーリーに関する西暦4桁がつくこと。
EP29までは「文章 西暦4桁」だったが、「オーマの日」を迎え新たな歴史が描かれるEP30からは「西暦4桁:文章」に形式が変化している。
EP | タイトル | レジェンドゲスト | アナザーライダー | その他怪人 | |
---|---|---|---|---|---|
01 | キングダム2068 | 桐生戦兎、万丈龍我 | アナザービルド | ストロングスマッシュハザード | 2018年9月2日 |
02 | ベストマッチ2017 | 桐生戦兎、万丈龍我 | 〃 | - | 9月9日 |
03 | ドクターゲーマー2018 | 宝生永夢、鏡飛彩 | アナザーエグゼイド | - | 9月16日 |
04 | ノーコンティニュー2016 | 宝生永夢、鏡飛彩 | 〃 | アランブラバグスター、バグスターウイルスA | 9月23日 |
05 | スイッチオン!2011 | 乾巧、草加雅人、大杉忠太、近藤大太、根津誓夫 | アナザーフォーゼ、アナザーファイズ | スコーピオン・ゾディアーツ | 9月30日 |
06 | 555・913・2003 | 乾巧、草加雅人、大杉忠太 | 〃 | エレファントオルフェノク突進態 | 10月7日 |
07 | マジック・ショータイム2018 | 仁藤攻介 | アナザーウィザード | ミノタウロス(回想シーン) | 10月14日 |
08 | ビューティ&ビースト2012 | 仁藤攻介 | 〃 | フェニックス、グール(回想シーン) | 10月21日 |
09 | ゲンムマスター2016 | 檀黎斗、火野映司、泉比奈 | アナザーオーズ | 屑ヤミー | 10月28日 |
10 | タカとトラとバッタ2010 | 檀黎斗、火野映司、泉比奈 | 〃 | 屑ヤミー、ネコヤミー | 11月11日 |
11 | ジオウ・オン・パレード2018 | 葛葉紘汰、駆紋戒斗 | アナザー鎧武 | 初級インベス | 11月18日 |
12 | オレ×オレのステージ2013 | 葛葉紘汰、駆紋戒斗 | 〃 | - | 11月25日 |
13 | ゴーストハンター2018 | 天空寺タケル、シブヤ、ナリタ、門矢士 | アナザーゴースト | - | 12月2日 |
14 | Go!Go!ゴースト2015 | 天空寺タケル、深海マコト、ナリタ、門矢士 | 〃 | 眼魔コマンド | 12月9日 |
15 | バック・トゥ・2068 | 門矢士 | - | カッシーン、ドラグレッダー | 12月16日 |
16 | フォーエバー・キング2018 | 門矢士 | - | カッシーン | 12月23日 |
17 | ハッピーニューウォズ2019 | 神蔵蓮太郎 | アナザーシノビ | ダスタード | 2019年1月6日 |
18 | スゴイ!ジダイ!ミライ!2022 | 神蔵蓮太郎 | 〃 | - | 1月13日 |
19 | ザ・クイズショック2040 | 堂安主水 | アナザークイズ | - | 1月20日 |
20 | ファイナルアンサー?2040 | 堂安主水 | 〃 | - | 1月27日 |
21 | ミラーワールド2019 | 城戸真司、鏡像の城戸真司、大久保大介 | アナザーリュウガ | ドラグレッダー&ドラグブラッカー(回想シーン) | 2月3日 |
22 | ジオウサイキョウー!2019 | 城戸真司、鏡像の城戸真司、大久保大介 | 〃 | - | 2月10日 |
23 | キカイだー!2121 | 真紀那レント | アナザーキカイ | ヒューマノイズ | 2月17日 |
24 | ベスト・フレンド2121 | 真紀那レント | 〃 | - | 2月24日 |
25 | アナザージオウ2019 | アナザージオウ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーオーズ、アナザーファイズ | - | 3月3日 | |
26 | ゲイツリバイブ!2019 | アナザージオウ | - | 3月10日 | |
27 | すべてのはじまり2009 | 門矢士 | アナザージオウ、アナザーゴースト、アナザー鎧武 | - | 3月17日 |
28 | オレたちのゴール2019 | 門矢士 | アナザージオウ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーウィザード、アナザーフォーゼ、アナザーオーズ、アナザーファイズ | - | 3月24日 |
29 | ブレイド・ジョーカー!?2019 | 剣崎一真、相川始、栗原天音、海東大樹 | アナザーブレイド | - | 3月31日 |
30 | 2019:トリニティはじめました! | 剣崎一真、相川始、栗原天音、海東大樹 | 〃 | ジョーカー、ダークローチ(回想シーン) | 4月7日 |
31 | 2001:めざめろ、そのアギト! | 津上翔一、風谷真魚、尾室隆弘 | アナザーアギト | - | 4月14日 |
32 | 2001:アンノウンなキオク | 津上翔一、風谷真魚、尾室隆弘 | 〃 | - | 4月21日 |
33 | 2005:いわえ!ひびけ!とどろけ! | 桐矢京介、トドロキ | アナザー響鬼 | - | 4月28日 |
34 | 2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ | 桐矢京介、トドロキ | 〃 | - | 5月5日 |
35 | 2008:ハツコイ、ウェイクアップ! | 次狼、ギンガ | アナザーキバ | ガルル、バッシャー、ドッガ | 5月12日 |
36 | 2019:ハツコイ、ファイナリー! | 次狼、ギンガ | 〃 | - | 5月19日 |
37 | 2006:ネクスト・レベル・カブト | 加賀美新、矢車想、影山瞬、門矢士 | アナザーカブト | サナギ体、グリラスワーム | 5月26日 |
38 | 2019:カブトにえらばれしもの | 加賀美新、矢車想、影山瞬、門矢士 | 〃 | サナギ体 | 6月2日 |
39 | 2007:デンライナー・クラッシュ! | 桜井侑斗、デネブ、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス | アナザー電王 | モールイマジン | 6月9日 |
40 | 2017:グランド・クライマックス! | 桜井侑斗、デネブ、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス | 〃 | - | 6月23日 |
41 | 2019:セカイ、リセット | 門矢士 | アナザージオウⅡ、アナザー鎧武、アナザーオーズ、アナザーキバ、アナザー電王、アナザーアギト | - | 6月30日 |
42 | 2019:ミッシング・ワールド | 門矢士、海東大樹 | アナザージオウⅡ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザーカブト | 7月7日 | |
43 | 2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル | 門矢士、海東大樹 | アナザージオウⅡ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーウィザード、アナザーフォーゼ、アナザーオーズ、アナザーW、アナザーキバ、アナザー電王、アナザーカブト、アナザー響鬼、アナザーブレイド、アナザーファイズ、アナザー龍騎、アナザーアギト、アナザークウガ | - | 7月14日 |
44 | 2019:アクアのよびごえ | 湊ミハル、門矢士 | アナザーディケイド、アナザードライブ | - | 7月21日 |
45 | 2019:エターナル・パーティ | 湊ミハル、大道克己、門矢士 | 〃 | パラドックス・ロイミュード | 7月28日 |
46 | 2019:オペレーション・ウォズ | 湊ミハル、大道克己 | アナザーディケイド | - | 8月4日 |
47 | 2019:きえるウォッチ | チェイス、門矢士、海東大樹 | アナザージオウⅡ | ストロングスマッシュハザード、ガーディアン、魔進チェイサー、ゴルドドライブ(回想シーン)、下級ロイミュード、シカインベス、初級インベス、オリオン・ゾディアーツ、ダスタード、バイソンヤミー、屑ヤミー、バイオレンス・ドーパント、マスカレイド・ドーパント、バケガニ、アミキリ、オオアリ、ウブメ、イッタンモメン、ワーム(隕石)、ダークウイング、ボルキャンサー、エビルダイバー、メタルゲラス、デストワイルダー、ギガゼール、メガゼール、オメガゼール、バイオグリーザ、ドラグブラッカー、レイドラグーン、ハイドラグーン | 8月11日 |
48 | 2068:オーマ・タイム | チェイス、門矢士、海東大樹 | アナザーディケイド | リボルバグスター、バグスターウイルス、刀眼魔、眼魔コマンド、魔進チェイサー、下級ロイミュード(バット型)、シカインベス、初級インベス、アルゴス、グール、オリオン・ゾディアーツ、ダスタード、バイソンヤミー、屑ヤミー、バイオレンス・ドーパント、マスカレイド・ドーパント、バケガニ、アミキリ、オオアリ、ウブメ、イッタンモメン、ダークウイング、エビルダイバー、ドラグブラッカー、レイドラグーン、ハイドラグーン | 8月18日 |
LAST | 2019:アポカリプス | 門矢士、海東大樹 | 〃 | ゲムデウス、リボルバグスター、刀眼魔、眼魔コマンド、ライオンインベス、アルゴス、サジタリウス・ゾディアーツ、ダスタード、ユートピア・ドーパント、マスカレイド・ドーパント、バケガニ、アミキリ、オオアリ、ウブメ、イッタンモメン、ドラグブラッカー、レイドラグーン、ハイドラグーン、ン・ダグバ・ゼバ | 8月25日 |
音楽
OP
歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA 作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀
作曲:MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada
OP映像の前には「平成仮面ライダー20作記念番組」と表示される。
BGMはインド音楽調になっている。これは白倉Pが当時、バーフバリにハマっており、佐橋氏にインド音楽調のものを依頼した為(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。
また、アギトからは挿入歌「BELIEVE_YOURSELF」、響鬼から前期OP「輝」、キバからは紅音也のエチュード、カブトからはOP「NEXT_LEVEL」のイントロおよび「ライダーキック」などのBGM、電王からBGM、更にWよりBGM「ハードボイルド」が使用されている。
挿入歌
- 『ジオウ 時の王者』
歌:常磐ソウゴ(演:奥野壮)作詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦
EP16とEP22で挿入歌として流れた。
歌:明光院ゲイツ(演:押田岳)作詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦
EP19で挿入歌として流れた。
歌:ウォズ(演:渡邊圭祐)作詞:平井眼鏡 作曲:坂部剛
EP38で挿入歌として流れた。
歌:風雅なおと 作詞:藤林聖子 作曲・編曲:三宅一徳
『仮面ライダーアギト』の挿入歌。
EP32で挿入歌として流れた。
- 『Next New Wφrld』
歌:REDER CHIPS 作詞:Ricky 作曲・編曲:nishi-ken
EP40で挿入歌として流れた。
関連作品
劇場版
2018年8月4日公開。前作『仮面ライダービルド』の単独作品。TVシリーズ放送開始に先駆けて仮面ライダージオウが先行登場。
白いパンドラパネルを調整中、エグゼイドら平成ライダーと幹部怪人達が戦う世界に飛ばされた桐生戦兎の前にタイムマジーンから現れ、ビルドアーマーで怪人達を一掃した。
2018年12月22日公開。本作と『仮面ライダービルド』をメインとした平成仮面ライダーシリーズのクロスオーバー作品。
2019年7月26日公開。本作の単独作品。「『仮面ライダージオウ』真の最終回」、「平成ライダーの最終回」となる物語。
2019年12月21日公開。本作と次回作『仮面ライダーゼロワン』メインとしたクロスオーバー作品。
2021年7月22日公開。『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』をメインとした仮面ライダー50周年&スーパー戦隊45作記念作品。
本作から常磐ソウゴ/仮面ライダージオウとオーマジオウが登場。
Vシネクスト
2020年2月28日より期間限定上映、同年4月22日にDVD&Blu-rayが発売。
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツを主人公としたTVシリーズ最終回後を描く物語。
スピンオフ
2018年9月2日よりTTFCにて配信。全16話。
本編中に語りきれなかった「ジオウ」の世界や、キャラクターの設定などをタイトル通り「補完」していく。
大人の事情に容赦なくツッコんだり、放送開始直後でキャラが定まっていないからとゲイツやウォズを弄るなど全体的にメタ要素が強い。
2019年3月31日よりTTFCにて配信。神蔵蓮太郎/仮面ライダーシノビが主人公のスピンオフドラマ。全3話。
2019年3月31日よりauビデオパス(現TELASA)にて配信。城戸真司/仮面ライダー龍騎が主人公のスピンオフドラマ。全3話。
『仮面ライダー龍騎』のTVシリーズ最終回から16年後を舞台とした物語。
2021年2月9日よりTTFCにて配信。常磐ソウゴ/仮面ライダージオウと門矢士/仮面ライダーディケイドをW主人公としたスピンオフドラマ。全3話。
2021年2月9日よりTELASAにて配信。常磐ソウゴ/仮面ライダージオウと門矢士/仮面ライダーディケイドをW主人公としたスピンオフドラマ。全3話。
2022年8月7日よりTTFCにて配信。『仮面ライダーリバイス』のスピンオフドラマ。全3話。
本作からツクヨミ/仮面ライダーツクヨミが登場。
2023年よりTTFCにて配信予定。本作及びスピンオフ『RIDER TIME SHINOBI』と『仮面ライダーギーツ』のクロスオーバー作品。
超バトルDVD
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダービビビのビビルゲイツ』
てれびくん2019年9月号の応募者全員サービスDVD。
公式小説作品
2021年7月28日発売。著者は下山健人。
本編の補完要素が含まれた内容となっている。
仮面ライダージオウスペシャルイベント
2019年5月3日〜4日にかけてグランドプリンスホテル新高輪で開催。
スペシャルショー(脚本:吹原幸太)と番組キャストトークショーの2部構成。
スペシャルショーの時系列はジオウトリニティ誕生後となっており、ショッカー高輪支部の戦闘員とジオウの交流を描く。
冒頭でウォズの語りがあるが、ジオウ史に組み込まれているかは不明。
ちなみに、本作でのジオウ組はウォズを含めてショッカーを全く知らないという設定。
登場キャラクター
- 仮面ライダージオウ/常磐ソウゴ(演:奥野壮)
- 仮面ライダーゲイツ/明光院ゲイツ(演:押田岳)
- 仮面ライダーウォズ/黒ウォズ(演:渡邊圭祐)
- ツクヨミ(演:大幡しえり)
- ウール(演:板垣李光人)
- オーラ(演:紺野彩夏)
- スウォルツ(演:兼崎健太郎)
- ショッカー戦闘員(CV:杉田智和)
- 老ショッカー(CV:比嘉良介)
- タイムショッカー/オーマショッカー(CV:関智一)※オーマショッカーはマスク以外は大蜘蛛大首領の流用。
- 星屑忍者ダスタード
- 仮面ライダーシノビ
- 仮面ライダークイズ
- 仮面ライダーキカイ
- 仮面ライダー1号/仮面ライダー2号/仮面ライダーストロンガー/ライダーマン※回想で登場。
余談
「フィギュア王」260号の「魔王降臨歴」は2019年10月時点での作品設定の背景や変遷を解析する上で最適の資料となっている。今後発表されるであろう商業資料群と合わせて関連記事の編集に役立てられたい。
関連動画
関連項目
関連・類似作品
- 仮面ライダーディケイド:平成10作目記念作品として作られたクロスオーバー作品。平成20作目記念作品として作られた『ジオウ』自体が『ディケイド』の企画コンセプトのリメイクという側面がある。白倉プロデューサー曰く「(ディケイドは)物語の劇薬となる」と放映開始前から予告されていた。
- 仮面ライダー電王:タイムトラベルするライダー。『ジオウ』と絡むことでややこしいことになるのではと思われていたが、白倉Pからはディケイド同様に「物語の劇薬になる」作品と予告されていた。劇中ではイマジンの多さから主要キャスト出演が最多となっており、劇場版でも重要な役割で登場する。
仮面ライダービルド → 仮面ライダージオウ
外部リンク
※旧「仮面ライダー20作品記念公式サイト」