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アナザービルド

あなざーびるど

仮面ライダージオウに登場する怪人「アナザーライダー」の1人。
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「テニス… 空手… ベストマッチじゃない…」
「俺、ビルド。お前、クローズベストマ~ッチ!!」

演/声:森大成

データ

  • 身長:196.0cm
  • 体重:99.0kg
  • 特色/力:人体を取り込んだ能力吸収/ビルドのフルボトルのようなその吸収した能力に応じた特殊攻撃


概要

仮面ライダージオウ』第1話「キングダム2068」より登場するアナザーライダー。TV本編で最初にジオウと対決した。
タイムジャッカーであるウールに見出された、車に轢かれて選手生命を断たれるはずだったバスケット選手が変身する
モデルは仮面ライダービルドラビットタンクフォーム

ラビットタンクフォームの能力である左足のバネによるジャンプ強化や右足の無限軌道の回転によるキック力の向上といった原典のライダーの力も扱えるほか、物理学者だった本家とは違い、変身者がバスケット選手だったためかバスケットボール型の火炎弾を生み出しての遠距離攻撃を行うことも出来る。

また固有の能力としてボトルにスポーツ選手を吸収し、スポーツの力(水泳なら地面を液状化させて地中を泳ぐ、野球なら剛速球を投げる、など)を持つボトルに変えることができる。劇中ではテニス空手野球水泳弓道などの選手を吸収している。

能力はボトルを食べることで使用でき、さらに相性の良い“ベストマッチ”を見つけ出す事で自身の戦闘能力を上昇させることが可能(ベルトを使わないためか自力でベストマッチを判別できる模様)。
海外に起原がある所謂『スポーツ』と、日本にもともとある『武道』の組み合わせがベストマッチということなのだろうか。意味不明なのは本家と変わらず。

その行動原理はひたすら人間を襲って能力を奪い取り、ベストマッチを判別するというもので、言ってみればビルドたる戦兎が持っていた「ベストマッチを見つけることに対する好奇心」。
「ラブ&ピース」を掲げ正義のために戦っていたビルドとは全く異なる性格となっている。
後のアナザーライダー達と違って変身者たるバスケ選手本人の人格が残っているようには見えないが、これは何かしらの事情で現状を変える為にライダーの力を求めたのではなく、彼の場合アナザービルドになる過程で「事故を回避する」目的を達しているためにライダーの力に呑まれてしまったのかもしれない。
後に登場したアナザーゴーストも本人の人格を無視した暴走をしているが、変身者の要素が暴走しているあちらと比べるとこちらは戦兎の要素も強く影響している点で少し異なるとも言える。

この他、アナザーライダー共通の性質として、元となったビルドの力で倒さない限り、撃破しても何度でも復活する。

容姿

Another Rider BUILD 仮面ライダージオウ
アナザービルドさん


  • しかめっ面の人間のような不気味な顔だが、新たな能力を手に入れた際などは両目と口を大きく拡げてくしゃっとした(?)表情を見せることもある。
  • 瞳はよく見るとビルドの象徴とも言うべき歯車の形状になっていることがわかる。

アナザービルド
アナザービルド
アナザービルド Another Build


  • 右胸に刻まれたBUILDのロゴがバスケットボールのユニフォームを思わせる。なお、背中には2017の年号が刻まれている。
  • 腰に歪んだビルドドライバーがあるほか、体の所々に「戦争」の象徴ともいうべき弾痕のような意匠があり「ラブ&ピース」の為に戦うオリジナルとは真逆の存在だと言えよう。

誕生による改変


活躍

  • 第1話

2017年、とあるバスケット選手が屋外で練習中に車が突っ込んでくる。その瞬間、時を止めたウールが現れ、このままだと車に轢かれて今後の選手生命を失うが、契約すれば事故を回避できると持ちかけられ、それを呑んだバスケット選手はアナザービルドに変身させられる(この際、彼に衝突するはずだった車はウールにふっとばされ別の車に衝突して大破しており、「この車が事故を起こす」歴史自体は保持された)。
その後1年間スポーツ選手を襲い続けていたらしく、連続行方不明事件として新聞にも取り上げられていた。

2018年、常磐ソウゴと同じ高校の空手部員に襲い掛かっていたところをソウゴに発見され、ジオウの初陣の相手となる。バスケットボールの能力で翻弄するも、最後はジカンギレードによる「ジオウギリギリスラッシュ」を喰らい爆散。元のバスケット選手の姿に戻ったが…。

  • 第2話
ウールが気を失っていたバスケット選手に再びアナザーウォッチを埋め込んだ事で復活。戦闘中のジオウとゲイツに襲いかかり、何度倒されても復活を繰り返して2人を苦しめる。

2017年、生まれたてのアナザービルドはビルドクローズと遭遇。この時、本記事冒頭2つ目の台詞を言いながら万丈に抱きつこうとするも…

万丈「気持ちわるっ!」
戦兎「なんか妬けるな」

ここでタイムマジーンで時を越えジオウ・ゲイツが合流、アナザービルドと4vs1の戦闘を開始する。
しかしビルド・クローズは歴史改変の影響で力を失い、さらに地面や壁を水中のように潜りながら弓を撃つ「水泳選手×弓道」のベストマッチを発見し戦闘を優位に進める。

だが2018年の戦兎との会話からソウゴが攻略法を思いつき、ジオウ ビルドアーマーの「ボルテックタイムブレーク」とクローズライドウォッチを使ったゲイツのギワギワシュートを同時に食らい爆散。アナザーウォッチは砕け散って消滅、バスケット選手も元に戻った。
なお、元の時間に戻った際もウールがふっ飛ばした車はそのままだったため、結果的にバスケット選手は事故には遭わずに済んでいる(代わりに巻き添えになった別の車は悲惨なことになったが……)。

  • 第25話
冒頭にて何者かが変身したアナザーオーズがかつてアナザービルドの変身者であったバスケ選手を襲い、彼から力を奪って入手したアナザーウォッチでアナザービルドに変身。襲われたバスケット選手は意識を失い、病院に搬送されてしまう。

飯田が救急車で搬送している所を目撃したソウゴと黒ウォズがそこでかつてアナザーライダーだった変身者が次々と襲われていた事について話していいた。

ソウゴ「過去の契約者を襲うアナザーライダーが現れたって事?」
黒ウォズ「分からない......。だが、とても嫌な予感がするよ.....。」

すると突如として何者かが変身したアナザービルドが襲い掛かる。ソウゴと黒ウォズは倒したはずのアナザービルドが登場した事に対して動揺しつつもソウゴはビルドアーマーに変身し、アナザービルドに対してボルテックタイムブレイクを喰らわせるが、撃破されたと思った束の間今度は撃破した炎の中から何者かが変身したアナザーエグゼイドが現れる。

  • 第28話
飛流ことアナザージオウが率いるアナザーライダー軍団の一員として再び出現(アナザーオーズの描写を見るに、恐らく無関係の一般人が変身させられたと思われる)。他のアナザーライダー達と共にソウゴに襲い掛かるも、ジオウⅡが繰り出した覇王斬りでアナザーエグゼイド共々倒された。

余談

  • 水泳と弓道のベストマッチ戦法の元ネタは「水中戦が得意」で「弓を使う」ベストマッチということで海賊レッシャーフォームを想起させる。
    • ただし、あちらは地面を泳ぎ回ることはできず、水中戦が得意というのも設定のみだが。
    作中初めて登場したアナザーライダーだけあって他のアナザーライダーと異なる点が多く、作品初期にありがちな設定が固まっていなかったゆえの描写が散見される…と思いきやよくよく見てみるとあちこちにビルド本編の要素が散りばめられており、リアルタイムでビルドを視聴していたならばピンときた人も多いことだろう。
    • 後のアナザーライダーと異なり、自在に変身と変身解除ができず、変身しているうちは言語どころか人格すら失われる。→ビルド本編の「スマッシュ」に近い性質
    • ウールに言われるがままにアナザービルドに変身してしまうバスケット選手→本編における仮面ライダービルドの成り立ち、そして「再始動」の経緯と対照的
    • ひたすらにベストマッチを求め彷徨う姿→見方によっては記憶喪失(自分が何者か見失った)のままの戦兎
    • 仮面ライダービルドが「創造」の象徴であったように、アナザービルドはアナザーライダーの概念、「今日から君が仮面ライダー〇〇だ」という決め台詞、しいては仮面ライダージオウの物語を「創造」するきっかけとなっている。
    理不尽な出来事に巻き込まれて人生が終わりかけたスポーツ選手という設定は、戦兎の相棒である龍我に共通するところがある。龍我に抱きついたのも単に設定上の相棒というだけでなく、同じ体育会系として何か感じるところがあったからなのかもしれない。
    • また、変身者がバスケット選手である事も、肉体派のスポーツ選手と頭脳派の天才物理学者との対比によるものだろうか?
    • なお、加えて「龍我に親しげに駆け寄り抱き着くビルド」という構図はちょうど一週間前に放送されたばかりのビルド最終回のラストシーンをなぞっていることがわかる。
    他のアナザーライダーの契約者達は名前が明かされているのに対し、何故か彼だけは公式でも単に「バスケット選手」としか表記されておらず、個人名が明かされていない。
  • 交通事故の救出を盾にアナザービルドを生み出したウールだったが、第17話では白ウォズによって、時間を何度も止めても再び動く車に轢かれそうになるという因果応報を受けている。


関連項目

アナザーライダー ビルド(仮面ライダー)
バスケ 
ドクロボール

ダイバー・ダウン 「水泳選手×弓道」のベストマッチ能力が似ている。
リューグ・タマテバッコ ニチアサで少し前に登場した、地面を泳ぐ怪人。ただしこちらは弓矢で射られる側であった。

デストロン怪人機械合成怪人 似たような種類の怪人たち

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