概要
『仮面ライダースーパー1』第42話「悪魔元帥の大仮装パーティー」に登場。
どの幹部の配下なのかは不明だが、ジンドグマに資金などの援助などを行っている者たちを招待して開催する仮装パーティーの秘密を守る事を使命としており、その重要な役割や描写からジンドグマの首領・悪魔元帥直属の怪人ではないかと推測される(ちなみにDVD収録の怪人図鑑によれば魔女参謀配下の怪人らしい…)。
全身にバスケットボールが付いており、そのボール一個一個が強力な爆弾『爆弾ボール』となっており、戦闘の際はこれを投げつけて敵を攻撃する。
また、『ドクロネット』という名のネットを敵に投げつけて動きを封じて捕えることも可能。
更に自身を巨大なバスケットボールへと変化して敵を押し潰す事や、無数のバスケットボールに分裂して敵を攻撃、攪乱する事も出来る。ちなみに後者の能力を応用して配下のジンファイター達の武器となったり、敵の攻撃から身を護る事や敵の追撃をかわす際にも使用される。また、ジンファイター達もまたバスケットボールに変身できる。
悪魔元帥の仮装パーティーに出席しようとしたライダー青年の死体を配下に処理させようとするが、配下のジンファイターが沖一也にうっかり招待状の事を話してしまったが為に救急車を爆破。
しかし、いとも容易くスーパー1に脱出される。スーパー1との初戦では攻撃を小さなバスケットボールに分裂、ジンファイターと連携、巨大なバスケットボールに変形するといった戦法で翻弄するも、スーパー1になんども踏みつけられて変形を解除した。この時にスーパー1は「キックが効かない…」、ドクロボール本人も「貴様の力が通用するかァッ!」と言っていたが、明らかに踏まれている時のドクロボールは痛がっている素振りを見せていた。
続いて腰のベルトを操作して爆弾ボールを発射するが、スーパー1にキャッチされて頭のバスケットに直撃、撤退を余儀なくされた。
悪魔元帥の正体をつかむべく、男の残した招待状を持って潜入したスーパー1に仮装したスポンサー「No.0044」(に変装した谷源次郎)と狼男に変装した本物のスーパー1を幹部連中が会場に引き入れてしまった事から、パーティーは強制的にお開きとなり、スーパー1を始末するために再び送り込まれた。スーパー1との二度目の戦いでは巨大なネットに変形して、ジンファイターとの連携でスーパー1を苦しめたが、ボールと化したジンファイター達がネットに絡め取られ、地面に何度も叩き付けられてダメージを負い、最後は“冷熱ハンド”の冷凍ガスで凍らされ分裂能力を封じられた所へ『スーパーライダー月面キック』を受け爆死した。
余談
このドクロボールが仮面ライダーシリーズ第一作目から怪人を演じてきた梶氏による最後のライダー怪人である。
関連項目
仮面ライダースーパー1 ジンドグマ ジンドグマ怪人 バスケットボール
アナザービルド:同じくバスケットボールを武器にする怪人。