演:石野真子
概要
チーニョ星人で、地球署のメカニックを担当する女性技術者。ドギー以外のデカレンジャーからは「スワンさん」と呼ばれている。以前は本部で科捜研で働いており、メカニックだけではなく、鑑識やプロファイリング等の仕事もこなし、地球署のみならず全宇宙警察でも引く手あまたの有能な人材で、ヌマ・O長官直々に科捜研所長のスカウトを受けるほどだが、本人は特に出世には興味はなく、地球署での仕事と生活を楽しんでいる。
そろばん一つで計算を完遂し、ハイマル・リアクターの暴走を止めていることからもその頭脳が飛び抜けていることが分かる。逆を言えば、メカのメンテナンスは彼女に頼りきりのため、サイタク賞授賞式のためにニューウェル賞に行った際にはシューティングマシンやデカマシンの不調が起こり、デカレンジャーはフランケンザウルスとの戦いで苦戦を強いられた(これにはフランケンザウルスに搭載されたハイマルリアクターを下手に刺激できなかったという事情もある)。
デカレンジャーを母親のように優しく見守る存在で、厳格な父親のようなドギー・クルーガーとはいいコンビ。
戦闘要員ではないものの、デカスワンに変身して戦うこともある。ただし「4年に一度しか変身しない主義」とのこと。
Episode.18では東映太秦映画村の中村座をロボに改造したというジョークを披露している(このためにわざわざデザイン画が起こされ、映像まで作られた)。
余談
チーニョ星人の彼女だが、名字は地球人(日本人)のそれであるため、地球人との混血あるいは地球(恐らく日本)に帰化していると思われる。
演じる石野氏は女性戦士としては歴代最年長(43歳)の変身者である。
ちなみに海外版では猫の異星人に変更されており、石野氏は日本語吹き替え版のオープニングナレーションで参加している。
関連タグ
マジマザー/小津深雪:次年度の熟女ヒロイン。ちなみに彼女とは親友。
五色田ヤツデ:上と同じく熟女系ヒロインにして主人公の祖母。中の人は石野氏を超える歴代最年長ヒロインとなった。
佐々木カナ:こちらも特撮の熟女ヒロイン。中の人は過去にデカレンジャーの劇場版でマリー・ゴールド役を演じていた。
ウルトラの母:熟女ヒロインの大先輩。
葉月孝太郎:獣戦機の生みの親と同時に二代目獣戦機隊長官。スワンさんと同様、メカに妥協をしないのと、超絶な技術を持つ共通点がある。