データ
- 全長:53m
- 全幅:34m
- 重量:5500t
概要
元宇宙警察のメカニックで、白鳥スワンに恨みを持つポッペン星人ハイマルがエージェント・アブレラにそそのかされて製作した怪重機。
事前にハイマルが購入したデビルキャプチャーがデカレンジャーロボと戦った戦闘データをもとに、これまでデカレンジャーたちが戦ってきた怪重機のパーツが使用されている。ただしスカラベーダーやビグドローワー、メガロリアやナイトチェイサー、ハンタージェットやキャノングラディエーターなど使われていない怪重機もある。
部位 | 元になった怪重機 | 備考 |
---|---|---|
頭部 | オリジナル | 額には本来の顔とは別に人型の顔の装飾が見られる |
胸部 | ミリオンミサイル | 無尽蔵のミサイルを発射する |
腕 | テリブルテーラー | 強力なドリルを持つ |
腹部 | ファンクラッシャー | なんでも破砕するファンを持つ |
尻尾 | デビルキャプチャー | 先端にデビルクロウが装備されている |
肩 | ゴッドパウンダー | パワフルな高速タックル用ブースター装備 |
下半身 | シノビシャドー | 非常に身軽 |
合体している怪重機の能力を余すことなく使用でき、体を高速回転させながら各パーツで相手に大ダメージを与える「フランケンハイパークラッシュ」という必殺技を持つ。コックピットはなく外部からリモコンで操縦する。
その動力源には地球の半分を吹き飛ばせる威力の大爆発を起こす危険性のあるハイマルリアクターという物質が使われており、うかつな攻撃は地球を破壊しかねない。
そのすさまじいパワーでスワン不在で調子の出ないスーパーデカレンジャーロボを圧倒し、最終的には破壊する。これにはアブレラも「私にもやらせてくれ!」と大興奮。
しかし追い詰められたアブレラによりハイマルリアクターが暴走させられ、地球の半分を吹き飛ばす規模の爆発を起こしかねない状態になったが、スワンがそろばんを使った計算によってハイマルリアクターは無力化。
その後デカウイングロボに宇宙に運ばれ、ファイナルバスターで破壊された。
余談
動力源のハイマルリアクターは「大爆発を起こす危険性がある」という点では機体のベースの一つであるミリオンミサイルに搭載されたアンチグラビトンエネルギーと性質が似ており、ハイマルはアンチグラビトンエネルギーを基にハイマルリアクターを製造した可能性がある。
デザイン画(メイン画像参照)では頭部と尻尾は赤が、下半身のシノビシャドーの足は青と黄色がメインカラーであったが、劇中では頭部と尻尾は銀色に、シノビシャドーの足は元の機体と同じ配色になっている。