エージェント・アブレラ「この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪は無くならない!!誰の中にも私と同じ欲望があるのだ!!」(Episode.50)
曖昧さ回避
- 『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する宇宙人犯罪者の総称。アルファベット表記は「Alienizer」。本稿で解説。
- 天之有氏のオリジナルキャラクター。画像掲示板群ふたば☆ちゃんねるを発祥とするメカ娘。この名前は元々同キャラクターのファン達により呼ばれていた愛称である。アルファベット表記は『Elienigzer』。
概要
アリエナイザーとは、特定の組織ではなく、惑星間において犯罪に手を染めた宇宙人を指す言葉である。
いわゆる「今週の怪人」であり、単語の由来は無論「エイリアン(Alien)」と「あり得ない」にかけられているが、これは脚本家の荒川稔久がalienをエイリアンと読めず、「ありえん」と読んでしまった事に由来する。ありえん(笑)
アルファベット表記は「Alienizer」で、直訳すると「余所者(エイリアン)と化す人」を意味するため、英語圏ではアカウント名に使用する人やエイリアン声に変わるボイスチェンジャーの玩具名などに使用されている。
アリエナイザーの出身星の住人には「地球にはあるがその星にはないこと(物や施設、慣習等)」が設定に加えられている。
例えば、水芸に秀でた住人の多いボクデン星の消防署には消防車が存在しない、四千億年の食の歴史があるオズチュウ星人には食べ物の好き嫌いが無い、各々の個性が突き抜けすぎているレイン星人には「統一性」という概念が無い、といった具合である。
なお、犯罪行為をしていない一般宇宙人は、普通に「エイリアン」と呼ばれている。
もちろん地球人でも異星人からすれば宇宙人なので、地球とは違う別の星では「エイリアン」と呼ばれる。
本編にはいなかったが、「地球を飛び出して惑星間で犯罪を行った地球人」がいれば、その者もアリエナイザーということになる。
種族的に悪人が多そうな問題を抱えていても、それだけで一方的にアリエナイザー扱いするようなことはない(現に侵略者だらけのリドミハ星人には改心した善人もいた)。
デカレンジャー本編に出てくる怪人に限らず、過去作のベーダー一族、大星団ゴズマ、改造実験帝国メス、銀帝軍ゾーン、宇宙暴走族ボーゾック、宇宙海賊バルバン、宇宙忍群ジャカンジャ、次作以降の宇宙虐滅軍団ウォースター、宇宙帝国ザンギャック、宇宙の無法者デスガリアン、宇宙幕府ジャークマター、宇蟲王、大宇宙侵略大走力団ハシリヤンなどといった宇宙規模で犯罪行為を行っている者達もおり、デカレンジャーの基準では彼らもアリエナイザーに該当する可能性が高い(ゴーカイジャーに登場した一名は行動隊長として登場している)。
戦隊側の人物でも例外ではなく、敵組織に対し窃盗行為を行っていた怪盗BN団、生きる為とはいえ地球を飛び出した後に犯罪行為を行っていた疑いがある地球人の焔先斗や彼を宇宙に連れて行ったビュン・ディーゼルも該当する。
本作は警察をモチーフにした作品であるため、敵を「犯罪そのもの」とし、明確な敵組織が設定されていない。
アリエナイザーも様々な宇宙人がいるので、姿に統一性がないのはもちろん、共通した巨大化手段を持たず、一部の巨大化能力を持つ者を除き、大半は巨大ロボット「怪重機」に搭乗して巨大戦を行う。
デカレンジャー達がアリエナイザーを倒すためには、SPライセンスによるジャッジメントを行い、宇宙最高裁判所からデリート(死刑執行)の許可をもらう必要がある(特に凶悪な犯罪者の場合は既にデリート許可されている場合もある)。
ただし、少数だが器物破損やストーカー等の軽犯罪でデリート不許可となり、逮捕されて一件コンプリート、というケースもある。
ジャッジメントで判定されるのはあくまで「即時死刑執行が可能かどうか」であり、デリート不許可だからといって無罪とは限らず、不許可の場合はその時点での罪に応じて逮捕・拘束され、その後改めて裁判を受け、判決が下される。ジャッジメントを受けた者で完全無罪だったのはゾイナー星人ベートニン(冤罪)の一人だけである。
本作の前後のシリーズで度々見られた罪の意識を感じて死を選ぶ戦隊怪人がいる中、デリート許可が下りたアリエナイザーで自ら倒されたり自害する者はいない模様(ティタン星人メテウスは自害したふり、どう見てもデリート不許可の軽犯罪しか行っていないポッペン星人ハイマルは自害しようとして白鳥スワンに阻止された)。
ついでにデリートされた後に生き返ったからと言って罪が帳消しになる訳でもない。
デリート許可確実の相手で警察であってもジャッジメントが実際に行われていないまま殺害すれば犯罪者扱いになる。
ただ、捜査中・戦闘中の事故死や正当防衛に関してはある程度許容され、ヌマ・O長官によるデカベースごとアブレラを抹殺しようとした件も最早彼を普通の犯罪者として裁こうとせず、これまでやらかした犯罪が宇宙の厄災レベルの扱いであることから強硬手段に興じたりもしている(後付けで正当性が認められると言うノリだろうか)。
ジャッジメントが行われ、デリート許可の判決が下されてさえいれば、変身前の状態で相手を殴る等の行為は罪に問われないようで、Episode.46ではセンちゃんがスケコ星人マシューを生身の状態でボコボコにしていた。
なお、宇宙最高裁判所が置かれているゴワシチョル星は、時間の流れが通常の200万分の1と非常に遅く、地球人からしてみれば僅か1分間で判決が下されるジャッジメントタイムも、ゴワシチョルからすれば10秒は8ヶ月に及ぶ。
この間、裁判官や検事、弁護士がじっくり話し合って公平に判決を下しているのである。
もっとも、登場するアリエナイザーのほとんどは銀河系を破壊した、文明を滅亡させた、利益のために戦争をけしかけた、十や二十ではきかない数(ヘタをすれば億単位を優に超える)の殺人を犯してきた等々とんでもない極悪人ばかりであるため、ほとんどはデリート許可が下りて消し炭にされてしまうのだが。
構成員
武器商人(中枢人物)
エージェント・アブレラ(声:中尾隆聖) |
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犯罪を斡旋する武器商人。顧客にドロイドや怪重機を販売する。 |
罪状:銀河消滅及び惑星間戦争における大量殺人の罪。ジャッジメント:デリート許可。 |
エージェントX / 冥獣人デーモンのアボロス(声:竹本英史) |
外伝に登場。アブレラの意思を継ぐ新たな武器商人。元々は地底冥府インフェルシアの冥獣人だったが、インフェルシアを抜け出してアブレラの弟子に下る。 |
罪状:大量の武器密輸、違法開発及び惑星破壊による大量殺人の罪。ジャッジメント:デリート許可。 |
ドロイド(戦闘員)
アーナロイド |
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顔に幾つかの穴があるドロイド。人間に変身可能で、言語は「ウィーン」のみ。安価のため、大量に登場する事も。 |
バーツロイド |
○に×の形状の頭部のドロイド。一定の知能を有し、怪重機の操縦も可能な中級モデル。言語は機械ボイス。 |
イーガロイド(声:中井和哉) |
栗のイガのような頭部のドロイド。最高級だが戦闘力は高く、地球の言語も話せる。ウニーガがモデル。 |
兵器
怪重機 |
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アブレラがアリエナイザーに提供する巨大メカ兵器。アリエナイザーやドロイドが操縦する。 |
一般のアリエナイザー(怪人)
※太字はアブレラと直接関わりがない実行犯及びただの一般犯罪者。エージェントXとアリエナイザーXはアブレラの後継者及び継承者、アブレラを一時的に蘇らせた扱いで含めない。
名前 | CV/人間態 | Episode | 罪状 | ジャッジメント |
---|---|---|---|---|
ラブーリ星人バラン・スー | 無し | 01 | バスジャック | 現行犯逮捕 |
ディアマンテ星人ドン・モヤイダ | 菊池隆則 | 01・02 | 警察官に対する殺人、危険運転致死、地球資源強奪 | デリート許可 |
グローザ星人ヘルヘヴン | 酒井敬幸 | 03 | 営利誘拐、29の惑星における殺人罪 | デリート許可 |
リコモ星人ケバキーア | 戸部公璽 | 03・04 | 営利誘拐 | デリート許可 |
アンリ星人ベイルドン | 三宅健太 | 05 | 5つの星における殺人、人間ガソリン化未遂 | デリート許可 |
ドルトック星人マノマーク | みのすけ | 〃 | 薬物取締違反及び殺人予備罪 | 逮捕 |
ジューザ星人ブライディ | 沼田祐介 | 06 | 器物破損、殺人罪 | デリート不許可(逮捕) |
リドミハ星人カーミア | 福田峰子 | 〃 | 不明 | 無し(殺害された) |
リドミハ星人カーサス | 林知花 | 〃 | 数々の星の侵略、殺人罪 | デリート許可 |
クウォータ星人ダゴネール | 高戸靖広 | 07・08 | 24の星における人間フィギュア化致死罪 | デリート許可 |
通り魔の男 | 岡元次郎 | 08 | 目が合った人間の体を炎上させ殺害した罪 | デリート許可 |
ザムザ星人シェイク | 日下秀昭 | 09・10 | 監獄衛星プリズロン爆破事件の主犯として宇宙騒乱罪及び大量虐殺の罪 | デリート許可 |
ギガンテス | 郷本直也 | 11 | 複数の星における広域殺人の罪 | デリート許可(ジャッジメント無し) |
カジメリ星人ベン・G | 檜山修之 | 13 | 13の星における宇宙地上げに関する大量殺人及び宇宙警察官略取の罪 | デリート許可 |
クリスト星人ファーリー | 江川央生 | 14 | 19の星における合計257件の強盗殺人罪 | デリート許可 |
ティタン星人メテウス | 小谷津央典 | 15・16 | 34の惑星で発明した兵器を使い破壊活動を繰り返した上大量殺人を犯した罪 | デリート許可 |
パーフェク星人サークルバ | 無し | 17 | 悪魔のスパイス密売の罪 | 現行犯逮捕 |
オズチュウ星人イーアル | ダンディ坂野 | 〃 | 宇宙薬物取締法違反及び35の星における大量餃子化殺人の罪 | デリート許可 |
ゾイナー星人ベートニン※1 | 岩尾万太郎 | 18 | 地球文化財窃盗 | デリート不許可(冤罪) |
ウージョン星人ジンチェ | 堀之紀 | 19 | 窃盗、建造物破壊、7つの惑星における58の連続強盗殺人の罪 | デリート許可(ジャッジメント無し) |
ゲルマー星人バイズ・ゴア | 関智一 | 20 | 15の惑星破壊罪、騒乱罪、及び地球破壊未遂の罪 | デリート許可 |
ドラド星人ゴルドム | 黒田崇矢 | 24 | 子供を誘拐し罪のない宇宙人を騙して利用した罪、99の星における銀行強盗、その際の大量殺人 | デリート許可 |
スピリト星人ビョーイ | 塩野勝美 | 25 | 48の惑星において住民に乗り移り、破壊の限りを尽くした罪 | デリート許可 |
バンダレ星人ジーバ | 高階俊嗣 | 26・45 | 常習賭博罪及び薬物取締法違反 | 逮捕(後に出所) |
ビース星人ビーリング | 下山吉光 | 26 | 薬物取締法、常習賭博罪、器物損壊罪並びに迷惑防止条例違反 | 現行犯逮捕 |
バリゲ星人ミリバル | 大林勝 | 27 | 48の惑星における窃盗と大量殺人の罪 | デリート許可 |
ワンデ星人ニワンデ | 津久井教生 | 〃 | 41の惑星における122の窃盗の罪 | デリート不許可(現在服役中) |
パウチ星人ボラペーノ | 坂口候一 | 28 | 様々な凶悪犯に変身し、コピー犯罪を犯した罪 | デリート許可 |
プコス星人ジャッキル | 遠近孝一 | 31 | 57の星における殺人罪及び王女様の殺人未遂罪 | デリート許可 |
トカーサ星人マチカ | 河野しずか | 〃 | 王女様へ対する殺人幇助罪 | 現行犯逮捕 |
カラカズ星人サノーア | 田中総一郎 | 32・33 | 組織犯罪による大量殺人及び宇宙警察官略取の罪 | デリート許可 |
ボッツ星人ゾータク | 川津泰彦 | 〃 | 組織犯罪による大量殺人及び宇宙警察官略取の罪 | デリート許可 |
サウザン星人ギネーカ | 山口勝平 | 34 | ゲームと称して多くのエイリアンを殺害した罪 | デリート許可 |
ハンドレ星人デーチョ | 高瀬右光 | 〃 | ゲームと称して多くのエイリアンを殺害した罪 | デリート許可 |
テンテ星人シロガー | 北島淳司 | 〃 | ゲームと称して多くのエイリアンを殺害した罪 | デリート許可 |
テラン星人チョウ・サン | 加藤精三 | 35 | 押収物横領及び私刑による殺人罪 | 現行犯逮捕 |
テンカオ星人ラジャ・ナムナン | 田中亮一 | 〃 | 103件の連続強盗殺人及び殺人未遂罪 | デリート許可 |
テンカオ星人ゴレン・ナシ | 藤田清二 | 〃 | 不明 | 不明(殺害された) |
テンカオ星人ヤム・トムクン | 七枝実 | 〃 | 不明 | 不明(殺害された) |
ポッペン星人ハイマル | 龍田直樹 | 36 | 怪重機を利用した器物損壊罪 | 現行犯逮捕 |
マイク星人クロード | 辻本祐樹 | 37 | 7つの惑星において人体実験を重ね数十人を殺害した罪 | デリート許可 |
アラドン星人ギャンジャバ | 岡本美登 | 38 | 三千以上の金庫を破った強盗及び両親を殺害し幼いヤーコを誘拐し、使役した罪 | デリート許可 |
ユイルワー星人ミーメ | 富沢美智恵 | 39 | 宇宙薬事法違反及び若返り薬製造を目的とした大量殺人の罪 | デリート許可 |
アサシン星人ジンギ | 高山みなみ | 41 | 殺し屋として千人以上のエイリアンを殺害した罪 | デリート許可 |
ギラーク星人ドン・ビアンコ | 江川大輔 | 〃 | 不明 | 無し(殺害された) |
ザブン星人ドン・ブラコ | 宗矢樹頼 | 〃 | 不明 | 無し(殺害された) |
スマスリーナ星人ニカレーダ | 柴本浩行 | 42 | 殺人及び危険生物繁殖条例違反にまつわり七つの星を滅亡させた罪 | デリート許可 |
ボクデン星人ビスケス | 草尾毅 | 44 | 決闘を装い999人の剣士をだまし討ちし殺害した罪 | デリート許可 |
アモーレ星人バーチョ※2 | 松野太紀 | 45 | 強制わいせつ罪と公務執行妨害 | 不明 |
スケコ星人マシュー | 細井治/松本博之 | 46 | 結婚詐欺及びピュアハート吸引による273の殺人の罪 | デリート許可 |
ダイナモ星人テリーX | 浜田賢二 | 47 | 445の惑星における人間乾電池化殺人の罪 | デリート許可(ジャッジメント無し) |
クラーン星人ジェリフィス | 塩屋浩三 | 48 | 8つの惑星を水没させた罪、並びに人の体を操って犯した673件の窃盗と214件の殺人の罪 | デリート許可 |
アブレラ傭兵軍団 | 各項目を参照。 | 49・50 | 各項目を参照。 | デリート許可 |
ガスドリンカーズ | 各項目を参照。 | 劇場版 | 各項目を参照。 | デリート許可 |
グリンカ星人チイタ(アリエナイザケンナー) | 小村哲生 | ドラマCD | みんなの楽しいクリスマスを邪魔した罪 | デリート許可 |
ギンジフ星人カザック | 大友龍三郎 | VSアバレンジャー | 179の星における殺人及び数々の悪行三昧 | デリート許可 |
再生アリエナイザー(サキュバス、ジェニオ、ベンG、ボンゴブリン、ミリバル) | 蒲生麻由、穴井勇輝、長嶝高士、塩野勝美、緑川光 | 〃 | すぐに倒されたため読み上げられず | 生前に済ませたためか行われず |
チグカデ星人ビルヂーク | 無し | VSマジレンジャー | 618件の営利誘拐の罪 | 無し(殺害された) |
アルゴル星人バボン | 長嶝高士 | 〃 | 営利誘拐及び数々の犯罪における惑星破壊の罪 | デリート許可(ジャッジメント無し) |
トリガー星人ブラムド(行動隊長) | 桐井大介 | 『海賊戦隊ゴーカイジャー』第5話 | 幾つもの惑星を破壊した罪 | デリート許可(ジャッジメント無し) |
アリエナイザーX | 小山力也 | 10 years after | 宇宙マフィアと結託して犯した機密漏洩及び数多の殺人の罪 | デリート許可 |
キュルリアンファミリー | - | 〃 | 機密情報漏洩 | 無し(殺害された) |
ニタズミー星人イペット | 無し | スペース・スクワッド | 連続吸血鬼事件 | 逮捕 |
バーグ星人クローネン | 関智一 | 〃 | 88の惑星で犯した大量ライフル殺人の罪 | デリート許可 |
チーマ星人タレワラーネ | 真野恭輔 | ファイヤーボール・ブースター | 不明(読み上げられず) | デリート許可 |
ジウジッソ星人ロットメン | 福山潤 | 〃 | 組織犯罪による大量殺人、並び3件の大規模爆破及び宇宙薬物取締法違反の罪 | デリート許可 |
凶悪犯イヌヅッカー※3 | 無し | withトンボオージャー | 不明 | 不明 |
タイラー星人ドンキング | 林剛史 | IN SPACE | 窃盗、違法賭博、誘拐及び監禁罪 | デリート許可 |
※1 誤解から女子高生の携帯電話を一刀両断した位で悪事らしい悪事は一切行っていない
※2 本人に悪意は無く、アリエナイザー扱いされるほどの重罪でもない
※3 ストーリー終盤で存在が語られたのみで本人は未登場
特キョウ指定
名前 | CV/人間態 | Episode | 罪状 | ジャッジメント |
---|---|---|---|---|
ヘルズ3兄弟 | 各項目を参照。 | 21~23 | 大量殺人、破壊、略奪の限りを尽くし79の惑星を消滅させた罪(ブリッツはここに地球に混乱を巻き起こした罪を追加) | デリート許可 |
タイラー星人ダーデン | 佐藤正治 | 26 | 賭博場開帳図利罪、薬物密売罪及びそれにまつわる大量の殺人罪 | デリート許可 |
スペキオン星人ジェニオ | 野田圭一 | 28・29 | 124の惑星で一万人以上の人々の自由を奪い、鏡の世界に閉じ込めた誘拐及び幽閉罪 | デリート許可 |
パイロウ星人コラチェク | 島田敏 | 40 | 23件の惑星放火を含む4103件の放火の罪 | デリート許可 |
番外
名前 | CV/人間態 | 登場話 | 罪状 | ジャッジメント |
---|---|---|---|---|
爆竜戦隊アバレンジャー | 西興一朗、冨田翔、いとうあいこ | デカレンジャーVSアバレンジャー | 市街地での大規模戦闘、器物損壊、警察車両強奪、公務執行妨害 | 逮捕※後に黒幕の存在が発覚し釈放 |
海賊戦隊ゴーカイジャー | 小澤亮太、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、田村ゆかり | 海賊戦隊ゴーカイジャー第5話 | 海賊行為 | 無し※宇宙警察が把握していた犯罪歴は宇宙帝国ザンギャックの捏造と判明し釈放 |
アサム・アシモフ | 栩原楽人 | 10years after | 重要参考人誘拐、情報漏洩幇助 | 読み上げられず※マッスルギアに吸収されたため死亡扱い |
ムギ・グラフトン | 秦瑞穂 | 10years after | 重要参考人誘拐、情報漏洩幇助 | 読み上げられず※マッスルギアに吸収されたため死亡扱い |
宇宙戦隊キュウレンジャー | 岐洲匠、中井和哉、山崎大輝、大久保桜子、神谷浩史 | キュウレンジャーSpace.18 | 地球への不法侵入(1名は窃盗罪?) | 無し※素直に逮捕・勾留された上、レジェンド戦隊の居る宇宙とは別宇宙の存在な為、「違法性の意識」が無い |
マーダッコ | 喜多村英梨 | 〃 | ドルギラン強奪 | 行われず |
ラーズ/マッドギャラン | 崎本大海/春田純一 | ギャバンVSデカレンジャー | 宇宙警察官略取、監禁、暴行致傷、クローネンと共謀したサタンゴース復活による大量殺人(未遂)、それにまつわる大量の傷害、冤罪 | サタンゴースに踏みつぶされたため死亡 |
リタ | 浅川梨奈 | スーパー戦隊最強バトル!! | メビウス・コネクトの守り人の追放、究極大サタンの復活、全宇宙の破壊(未遂) | 逮捕 |
ヤンマ・ガスト/トンボオージャー | 渡辺碧斗 | withトンボオージャー | 銃刀法違反 | 逮捕(釈放された) |
ヲゲラジーム | 松田健一郎 | 〃 | 不明 | 行われず |
アリエナイザーの武装
アリエナイザーの戦闘強化スーツ。パワーと防御力のみならず、ステルス機能も搭載。
初登場した回ではデカマスターやデカブレイクが苦戦する程の強さを発揮した。
これに対抗すべく、デカレンジャーは新たな力・SWATモードを習得する事になる。
終盤で、アブレラ傭兵軍団が、更に強化されたハイパーマッスルギアを使用。
備考
上記の理由で、TV本編終了後もアリエナイザーは出現し続けている(マジレンジャーVSデカレンジャーなど)。
海賊戦隊ゴーカイジャーでもアリエナイザーが宇宙警察によって取り締まられている描写がある。
そのうちの1人であるトリガー星人ブラムドはデリート許可は下りているが警察ではないゴーカイジャーに撃破されている事についてはツッコまない方がいいだろう。デカレンジャーが戦闘力を事実上失っていたことが大きいのかもしれないが。
『パワーレンジャーS.P.D』では
さすがに警察作品で犯罪者をデリートしてしまうのは(お国柄上)まずいと思われたのか、カードに収監されるというどこかで見たような演出を取っている。が、単純にモーラ(サキュバス・ヘルズ)が描いたモンスターとして登場した場合はあっさりデリートされる事も。
原作の立ち位置を踏襲したキャラクターが多い一方で、1つのエピソードで複数のアリエナイザーが纏めて登場したり、登場順が原作から入れ替わっていることも珍しくなく、デリートされるような罪状を持っていなかったキャラクター(アモーレ星人バーチョ・バンダレ星人ジーバ・ワンデ星人ニワンデ)が単なる敵キャラとして登場したり、マイク星人クロードが特に悲しい背景が無かったり、ユイルワー星人ミーメに男性声優が充てがわれたりと原作から扱いが大きく変わったキャラクターも多い。
関連タグ
バトルフィーバーJ:怪人が巨大化せず、巨大ロボットに搭乗して巨大戦を行う最初の戦隊。
轟轟戦隊ボウケンジャー、天装戦隊ゴセイジャー:同じくメインの悪役が一つの組織ではなく複数の勢力である戦隊。ゴセイジャーに出て来るウォースターはある意味では元々巨大化する手段を持っていないなどとアリエナイザーと共通する点がある。
海賊戦隊ゴーカイジャー:第5話の行動隊長・トリガー星人ブラムドがアリエナイザーとしてデリート許可が下されていた。また、劇場版2作目では、アブレラが再登場した。
ロンダーズファミリー:未来戦隊タイムレンジャーに登場する敵組織。同じく犯罪者で構成されているが、こちらは犯罪規模が小さい場合が多く、撃破ではなく封印(圧縮冷凍)される点で異なる。
異世界犯罪者集団ギャングラー:快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーに登場する敵組織。同じく犯罪者で、こちらも負けず劣らずおぞましい凶悪犯罪を起こすが、初めから組織で動いている。
アンデッド、ドツクゾーン:ニチアサ同期作品に登場する敵対勢力。
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