タイラー星人ドンキング
たいらーせいじんどんきんぐ
王様戦隊キングオージャーin SPACEに登場するキャラクター。
かつてデカレンジャーが戦った、禁止薬物を用いた違法賭博格闘技大会「イリーガルマッチ」を開いたアリエナイザー・タイラー星人ダーデンの同族。
ただしダーデンと違いカイゼル髭がない、つり目になっている、耳から角が生えておらず髪も赤みがかっているなどの細かい差異がある。
作中ではアイハブが盗んだオージャクラウンをイリーガルマッチの優勝賞品としてケースに厳重に保管し優勝者をマシン獣バラブレイカーにより処刑しようとしていた。
尺の都合上、同胞のように怪重機に乗ったり、マッスルギアを装着するような展開はない。
一方で戦力として兵隊を大勢揃える余裕があったらしくアーナロイド、バーロ兵、ヤートットといった戦闘員の軍団を所持している。
自身の故郷であるタイラー星でイリーガルマッチを開きドリンを人質に取ってリキを強制参加させその裏でアイハブと手を組んでシュゴッダムからオージャクラウンを盗みギラ・ハスティーとプリンスにも参加を強要して同士討ちを仕向ける。
優勝したプリンスをバラブレイカーにより処刑しようとするもギラに隙を突かれ奪ったオージャクラウンのケースを開ける鍵である額の宝石を奪い取られクラウンを取り返された挙げ句、潜入捜査をしていた宇宙警察と銀河連邦に現場を抑えられる。
ドリンも宇宙警察と協力体制をとっていたヤンマとジェラミーに救出されて後がなくなり、「スタッフ～!!｣とバーロ兵、賊兵ヤートット、アーナロイド等戦闘員達を差し向けてその間に逃亡を図るが、ドギーとリタにジャッジメントにより「窃盗、違法賭博、誘拐及び監禁罪」でデリート判決、死刑宣告を受けギラ、プリンス、リキ達三人の王様の同時攻撃を受けてバラブレイカー共々デリートされた。
CVの林氏は『特捜戦隊デカレンジャー』本編にて戸増宝児(ホージー)/デカブルーを演じており、今回は刑事から一転してアリエナイザー役としての出演となった。何の因果か、ドンキングの同族ダーデンの登場回であるEpisode.26「クール・パッション」はホージー回（それも林氏のお気に入り回）であり、かつて自身がメインとなって倒したアリエナイザーの同族を演じることに。
元ネタは恐らくアメリカのボクシングプロモーターである「ドン・キング」からと思われる。ボクシングのやり手プロモーターであったが様々な不祥事を起こし現在は全盛期から大きく力を落としているとのこと。その為「ドンキング」という名前であるが間違ってもこいつらとは関係ない。あとこれも恐らく関係はない。
スーツも新造と思われる。
